2015年5月31日日曜日

昔を思い出した


先日のスタジオで昔やっていたバンドを思い出しました。

自分が若い頃やっていたバンドでは主にオリジナルだったのですけれど

1曲だけ、大雑把に決め事をいくつかだけ決めておいて
あとはその場の感覚で自由にできるよう、時間がかかってもいいから
試していこうという曲がありました。

やる度に雰囲気も変わったり、曲の長さも変わったりして
今思えばジャズみたいなやり方と流れでした。
当時、ジャズのいわゆる テーマ~アドリブ~テーマ~終わり みたいな流れなんて

自分も含め、全然誰も知らないのですが
結果、同じような展開になってたと思います

最初は当然ながら上手く進めていけず、手で合図したり声だったりで
上手く行かないときもありましたが

ライブやスタジオでの成功と失敗を繰り返していくうちに
なんとなく メンバーみんなが感覚というかコツみたいなものを掴んできて

自然に盛り上げる、盛り下げる、音でソロ交代する、掛け合い、みたいなことが
少しずつですが出来てくるようになり

あとは同じ曲でもリズムを変えると曲の印象が またがらっと変わるので
リズムをよく変えていました。

演奏が新鮮に感じたりしたので面白く、楽しかった記憶が残ってます。


先日のスタジオでも
いくつかリズムで試してみたいことがあって、時間を割いてみんなに試してもらいました。

すごく面白かったです。

あとアイデアも所々それぞれ出し合い。
ダメかもしれないけど、取りあえず試してみる、っていうの 良いです

頭の中であ、良さそう~~って思っても今ひとつなこともあるし
試してみたら思った以上に良かったり
自分では思いつかないアイデアやコメントを言ってくれたり。

そういう作業は 正直時間も取るし、それぞれが考えなくてはならないので
譜面通り、スタンダード通りにやったほうが
絶対簡単で早いのですけれど

ためしてみることで すごくみんなの良さが出たり
演奏に勢いがついたりしてくると
やっぱり楽しいなと思えます。

自分がこういうのが好きだから、だけではダメで。
曲とかメンバーのことも想像しながら、考えながら。

このバンドにしても
今やっているデュオにしても

こういうことを普通にお互いそれぞれ受け入れる雰囲気があって
それが面白かったり楽しかったり魅力を感じるところです

すぐそれが出来ないときもあるし、出来るときもあるしでいいんだと思います

間違ったら間違っても良いし
失敗したら失敗しても良し
イマイチならイマイチで仕方なし、みたいな。

自分は最近、少しだけウォーキングベースができるようになったので
リズムをベースで伝えることができるようになってきました。

昔は口で 「ダダーダーダー」とか言ったり 自分の感覚の言葉で伝えていたので
スムーズに伝わりにくかったと思う。。。(まあ今もそんなのがありますが)
なので伝える方法がひとつできて すごい進歩です。(苦笑)


バンド、デュオ、なくならない限りは
どっちも自分は同じようにがんばりたいなと思ってます



「 急がず騒がず 時を待て 」 

今年引いたおみくじにありましたがホントだな


6月からは音楽以外で 何かと実は忙しくなってしまうんですが

ちゃんと練習できるよう がんばらなければ。

今週から、、なかなか書く時間が取れないかもしれないので
今のうちに書き残しておきました






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