2020年10月27日火曜日

ひとりの時間

 最近、また一人の時間が好きになっています。

一週間のうち、半分くらいは昼夜逆転になったりしますが

夜の深い時間、静かなときがとても落ち着きます。


誰でもあると思うんですが

こういうときって不思議と寂しさは感じなくて この状況にとても満たされてます。

むしろ人混みや人を避けてるって感じ (苦笑)

こういう時間も必要。


つい先日

自分の趣味というか ただ好きで書いているこれとは別のブログがあるんですが

それを見たその関係の企業さんから軽いオファーをいただきました。

ギターが弾けなくなるので丁重にお断りしましたけど

認めてもらえた気がして 嬉しかったです。


ちなみに音楽とはまったく関係なし、誰にも探せないと思うけど (笑)


話は変わって。


たまたまですが

最近、とある演奏動画を 関連動画の関連動画で見て感じたこと。


すごくテクニックがあるおふたり、デュオだったんですけども

リズムが微妙になんかずれていて すごく残念な感じでした。

ひとりはちょっとつまらなそうに見えた。。


お相手の音が聞けない人たちでは決してないのに。どうしてなんだろう。

わりとこういう動画を時々見かけます。





明け方。先週かな ふと外を見たら 真っ赤な朝焼け。きれいでしたが

数分で明るくなってしまった。



2020年10月16日金曜日

良い副作用

 何カ月も前から少しずつですが

アッパーストラクチャーのプリントをずっと考えながらくり返し見ては

弾いたりしてるんですが

なんだかアッパーストラクチャーそのものより、他の事で

今までのことと繋がったり、理解できるようになってきてる気がします。


プリントには様々なスケールとか

それに沿った分かりやすいフレーズが載ってるんですけど

最初の頃はもう

ひとつ、ふたつくらいで手一杯、頭ぐるぐる って感じで

いまひとつ、手応えみたいなものとか つながるものが全くなかったけど


ずっと少しずつやっていくうちに

これとこれは同じラインを通ってる、とか 

このコードとこのコードはまとめて弾けるとか 置き換えられるとか

ここのテンション使うときれいだな、とか

度数の把握とか、何かいろんなことが繋がってきていて

自分でも意外な感じになってます。


フレーズ例を見て弾いたりしてると

…ってことは、、、 これはこんな感じでも弾けるんだな、とか

自分で考えてみたりとか


アッパーストラクチャーそのものより

他の事で なるほどと思えることがたくさん出てきて。


去年の夏辺りにレッスンで教えてもらったフレーズとか

ようやく表に出て来るようにもなり。(どんだけ時間かかってんだ)


ひとり そっかー へええええ なーるほどー とか

何かと独り言が多くなってます。


まあ、、今やってることがちゃんと理解できるようになり

実践で出てくるようになるには きっとものすごく先だと思うんですが

思わぬ副産物があって

ちょっとだけ嬉しい今日この頃です。



2020年10月12日月曜日

続き。

こういう話は初めて書きます。


 前回節目の10年と書きましたが

そもそもジャズを習いたい、とは思ってませんで。


当時ギターブランクが12~3年あって、しまい込んでいたギターは音が出ず。

完全に電気系統がダメになっていてオールリペアに出して復活させました。


家で少しずつ弾くようになって

ちゃんと習おうかなって思ってたところで

たまたま見学にいったジャズセッションのホストが宮之上先生で。


私はジャズを知らなくて聴いたりもしていなかったので

先生の名前も知らなくて。

というか ジャズミュージシャンの名前も顔も知らなかった。

宮之上先生がギターを弾くってことも知らなかった。。。


(すみません… それくらい何も知らなかったってことです)


セッションのとき

ステージ前でひとり座って見ていたら

「こんばんは。あなたはボーカル?ピアノ?」 と先生が声を掛けて下さいました。


「ギターなんです。でも今日は初めてで見学です」って言ったら

秋合宿のチラシをくれました(笑)


ちょうど習おうかなと思っていたところで、ギターを教えているということを知って

じゃあ良いタイミングだからと申し込んだのがきっかけです。


入ったら、何それ みたいなことばっかりで。

ジャズをガッツリ習うつもりではなく あんまり深くも考えてなかった。

だってろくろく聞いてもいないスタイルの音楽を習うって。

誰が考えても無謀じゃないですか。

ギターを習うつもりだったのですが フタを開けてみたらば ガッツリジャズ。

我ながら「続くんだろうか…。」っていう感じで。


時間が経っていくうちに、道場はグループレッスンなので

いろんな生徒さんと話すようになりました。

最初は、レッスンの内容も「わからないことがわからない」という有様なので

人に疑問とかわからないことを聞きたくても、うまく言葉にできず聞けなかった。


さらに時間が経っていくうちに、わからないことや定型パターンとか

フレーズに関してとか 諸々

聞くと誰でも、親切に教えてくれることを知って有難かった。


今でもそうですね。

どの先生も生徒さんと同じく、レッスン時間外でも 聞けば丁寧に教えてくれます。


私よりずっと長くレッスンに通っている生徒さんも多くて

そういう方々が道場のムードメーカーになっています。


あのとき、ジャズセッションに行ってなければ、道場に入ることもなく

他のギター教室に通ってたと思います。こういう縁があるんだなとしみじみ。


今までここではギターを習っていることは書いても、どこで習っているのか

ちゃんと書かなかったのは、なんか私みたいなギター弾きが、、っていう

後ろめたさみたいなのがあったから。


丸10年っつうことで、もういいかな って思いました。


今は道場の先生のひとり、中根一城師範代に習っています。

10年のうち、7年、ついているので長いものです。

たぶん、おなじ説明とか何百回も私に言ってくれてると思いますが

それくらい、しつこく言ってくれてちょうどイイ感じです。理屈がどうもダメなので。


この先生はわかりやすいです。

理屈の説明が宇宙語に聞こえてた私でも、基本的なことが理解できるようになりました。



これから先、どれくらい続ける事ができるか不明ですが

まだ教えてもらうことがたくさんあるので、環境や身体や、気持ち、、

今の状況が続けられる限りはレッスンを続けたいと思っています。


あのとき声をかけてくださった宮之上先生に感謝です。ありがとうございます。






2020年10月5日月曜日

ジャズギターを始めて丸10年。

 今年は自分のギターに関してですが、節目になります。


宮之上ジャズギター道場に入って、今月でまるまる10年経ちます。

イコール、ジャズに触れたり、ジャズギターを最初から教えてもらって10年。


ここに入るまで

正直、ジャズをちゃんと聴くこともなく

ジャズスタイルのギターはおろか 基礎的な理論も知らないまま

無謀にもここまで来ました。


入った当初は、びっくりするほど何もわからず。先生が言ってる意味すらわからない。

オルタードの音並びは気持ち悪くてなかなか馴染めなかった。

「ビバップ」の定義は今もわからない。


ジャズのフレーズは弦飛びも多くて弾けるようになるまで何年もかかった。

ジャズのコードは指使いが慣れなくてずっと音が出なかった。

でもあとから なんでこんな押さえ方をするのか納得出来た。とても合理的。


4ビートっていう独特のリズムにも、てこずった。

どうしてもファンクやソウルのタイムが消えず。


思い出せば

スケール・ポジション・指の使い方、全部直した感じです。

最初の数年は、今の先生にイチから教えてもらっていたので

こういう基本的なところは、全部先生のポジショニングと同じような感じなのかしら。


次についた先生は、自由に好きなように弾かせてくれた。それがとても嬉しかった。

何を弾いても受け入れてくれて、あの時期は

今思い起こせば、私にとってはすごく必要なことだったと思う。

周りにも上手い人がたくさんいて、いろんなことを教えてくれた。


で、今はまた最初の先生にもどって、またひとつのことに取り組むようになってます。


これがまた、、自分にとっては時間がかかることで

クセをつけるために反復です。コード進行覚えている曲に当てはめていったり

いろんなところで使う練習。


私くらいの年齢になってくると

もう、気力ややる気ということよりも 身体的に何が起きてもおかしくなくて

いつギターとか音楽ができなくなるのかっていう比重のほうが大きいんです


だから、ここ数カ月 取りあえず弾けるときはできるだけ弾いてみようって

がんばってみました。どれだけ自分は頑張れるんだろうっていうのも知りたかった。


道場の先生がた、歴代一緒になった生徒さんには

ほんとに感謝しかありません。おかげでここまで続けられた。

特に今の先生とデュオの相手には すごく助けられて付き合いも長いです。

これからもマイペースで。がんばります。


で (笑)


すみだジャズに参加しています

今年はオンライン祭りという形で、サイト上にはたくさんのバンドの動画が

掲載されていてわたしたち「オオカワオオタ」も今回参加させていただけました。

よろしければお暇な時にご覧下さい。

「なりひらステージ」 https://sumida-jazz.jp/sj/stage03.php


動画はこちらにも載せようと思います。ギターデュオでAll The Things You Areです。