2022年11月21日月曜日

スタンダード

 お天気回復!


そもそも私はジャズスタンダードをほとんど知らなくて

習い始めたのを機に少しずつ曲を知っていきました


まだまだ知らない曲が多すぎて っていう感じではありますが

ここ最近知らなかったスタンダードに触れることが多くなって

新鮮な気持ちでギターを弾いています

求めよさらば与えられん ってやつですね きっと


スタンダードも、いろんなコード進行で演奏されている曲があって

それが通例、みたいな感じになってるのもあれば

独自で変えて演奏されているものとかあって

このコード進行で演奏されている意味ってなんだろうとか考えたりすると

時間があっという間に経ってしまう。

ギター弾く時間は確実に減りますが

こういう時間も大事だって今はわかるので大切にしています


曲を黒本なんかで見ていくとき、、

まあやっとこういう見方ができるようになったんですが


このコードに対してメロディはこの音か、とか

このコード進行とは違うけど結局同じなんだ、とか

ベースを半音とか全音で上げていきたいからこういう進行に変えてるのか、とか

コード進行を変えてる意図が理解できると、そういうことかあ みたいな

発見があってすごく面白かったりします


ここ数日も ほぼ知らない曲だったんですが

何の脈絡もなく、スタンダード曲のタイトルを思いだして

黒本のコード進行見ながら

いろんな人のバージョンの同じ曲のコード進行聴いてたりして

ここは違うけど…なるほど~みたいな。


その曲は、演奏している人によってかなり変わってたりしてたので

こんなに違うのかという発見でした

ただ、メロディから見ても コードの意味からみても 結局同じなんですけども。


先生に聞く機会もあったので、それを話したら

さらにいろんなバージョンの同じ曲を教えてもらったり

先生が演奏するときはこういう進行でやってる、みたいな話とかきいて

深夜ひとり、驚きと凄さを感じてました


だってこんなコード進行絶対にわたしには思いついたりできないから。

素直にすごいなあと思いましたね


コード進行も、こうやって少しずついろんなバージョン聞いて

ここは違うけどこういうこと、みたいなのをたくさん発見していくことで

きっとこの先、自分で自分の馴染むコード進行を思いつくことができると

思うので

ここ数日のスタンダード曲に関しての考察的なのは

ものすごく為になってる気がします アレンジに今後 必ず役立つことだと。

でもただ純粋に

YouTubeで、いろんなバージョンを聞くのがとても楽しいのです。


こういうことに気がついて、そのコード進行の意味がわかるようになってきた

自分にほんの少し成長を感じてます

以前だったらこういうことに気がついてないから。


がんばろう。少しずつね


関連動画ででてきた動画。この曲はこれからもずっと好きだろうなあ




2022年11月7日月曜日

技術の習得

 今日は暖かい一日でしたが相変わらず土日の疲れがどうにも取れず。

普段からの身体の重さ+土日の疲れ みたいな。

もちろん悔いはないんですけどね 楽しかったから。

やっぱりどうにも体力がない。


昨日はギターのレッスン。

レッスン中、同じクラスの生徒さんがものすごく良い演奏をしたんですよね

ものすごく盛り上がりました。

ソロに熱が入るとその熱がみんなに伝わってバッキングにも熱が入ってアツくなり。

なんかいいですよね


他のクラスのひとたちも、周りにいる人たちも

もちろん皆仕事があり、趣味という領域ではあるんですけど

だけど上手くなりたいって思ってるひとたちばかりで

練習方法を話し合ったり 練習時間が足りないだとか

なんかそういう少しでも向上したいっていう人たちの中に身を置ける自分は

ものすごくラッキーだなって しみじみ思いました


現に、今朝なんか昨日のレッスンに刺激を受けて16分フレーズとか

ずっと練習しちゃったもんね すごい疲れてたんですけども


16分も…すこしずつやってはいるんですけど

やっぱりリズム良く弾けるようになるにはもう少し時間がかかるのかなあ という。

昨日も話してたんですけど

技術の習得は、できるだけ若いうちにやっておいたほうが良いです


自分もそうだし、周りの人たちも見ていて思うんですが

若い頃に習得した技術って たとえブランクができて弾かなくなっても

身体が覚えているっていうか

指さえまた動くようになればまた思い出して弾けるようになるんですよね

過去の遺産、大事な遺産。


私は若い頃、16分って練習すらしたことがなく、40歳も半ばを過ぎて

意識し始めたので

今もすんごく時間がかかってます まだちゃんと弾けない。地道にやってるのに。


先日のジャズイン府中の演奏で、ここだけ絶対狙うって決めて

やっと人前で16分フレーズが入った。家で弾けてもダメなんです

人前で弾けないと。

最近少しだけ16分の練習にも進歩が自覚できるようになったんで

練習の甲斐がありました でもまだすらすら自然にとはいかない。全然。

こういう感じで、習得が本当に若い頃の何倍もかかる感じです


逆に若い頃習得したことは、私のように13年くらいブランクがあっても

わりと苦もなく指さえ動くようになればまた弾けるようになってるんですよね


過去の遺産でいうと

たとえば3連符があまり得意ではない、もしくは苦手というひとは

ちょいちょいいるけど 私にとってはなんにも考えなくても

無意識っていうくらい自然に出てくるリズムで

若い頃はそういうリズムは普通に聴いて普通に弾いてたなという。


最近言葉を知ったんですが、ポケットとかいうやつ。

私の20代にこんな言葉はなかったけど

いわゆるグルーヴポイントっていうやつですが

これも若いときにさんざん修行僧のようにやってきて こういうことかと

体感できるようになったりして

こういうのも やっぱりいくらブランクあっても忘れないんですよね。


でもこうやって書いてて

自分はずいぶんリズムを気にしてきたんだなって思います

20代はリズム、ブランク挟んで40代以降は音階。私の音楽人生って極端。

音階もがんばらないとなあ。


グルーヴということでルーファス&チャカカーン。