2009年6月30日火曜日

UNDERSTANDING ( Bobby Womack )

東京は、雲が多かったものの、結局は晴れましたね~~~
(夜からは、雨降ってます~~…)

日曜日のブログに、耳のことを書いたら
親切な方が、アドバイスをくださったこともあって
昨日、さっそく病院へ行ってきました

(ありがとうございました おかげで病院行く決意できました)^^;

診察では、異常は見つからなかったのですけど
耳の痛みは、炎症以外にも、例えば

かみ合わせとか、虫歯とか、顎関節とか、、、
耳と近いし、つながっているので、原因はいろいろなんだそうです。

わたしは、今のところ、ちょっと思い当たる節はなかったんですけど
あごの関節診てもらったら
ちょっと、ガコッガコッ…って口の開閉時になるもんで
アゴ、気をつけて下さい、って言われました(笑)

あとは、痛みが自然になくなるのを待つしかないみたいです。
まれに、痛みがひどくなるヒトがいるそうなので
痛みが消えなかったら、来週また来て下さい…と言われました。

(ペインクリニック行きも、ありうるんだそう…)

でも、一応、耳が悪いという線は、消えたので
正直、ホッ…としています

みなさまも、お気をつけくださいネ~~~~

それでは!(笑)
前置きが長くなりましたが、さっそくボビーウーマックさんへ!!

ボビーウーマックさんのことは
最近でも、書いたりしてたんですけれど

前回の記事を書いたことがきっかけで
あらためて 「 UNDERSTANDING 」(1972年)を聴き返してました。

ボビーウーマックさんのアルバム、
もちろん、全部持っている・・・・・と言いたいところですけど
たくさんある中の、数枚だけです。

その中で、よく聴いていたものが、このアルバムでした。
声も、若いですよね

まあ、相変わらず…このアルバムは、どう評価されているかは、知りませんけど
ライブ盤の次に、個人的には、好きです。

プロデュースやアレンジは、前回も書いたとおり、ご本人です。

80年初頭のアルバム…
「 THE POET 」 のキラキラ具合、あれはあれでいいと思うんですけれど

個人的なサウンドの好みは
やっぱり70年代? …あたりの古めのものが好きなんですよネ

あんまり、アレンジとか曲とか、歌とか・・・・なんかが
甘すぎたり、クサくなりすぎてないもの…と言いますか。

まー好み、でしょかネ(笑)


それでは、また、全曲載せます。計9曲。
全曲で、36分チョイ… と短めではあります。

You Tube にあったものは、そのままで。
なかったものは、Blogger から、アップしますが

例によって、曲の最後までは流しません~~
雰囲気だけ、分かってもらえたら、、、と思います
あとは、実際のアルバムをご自分で聴いてくださいまし~~~


01. I Can Understand It ( Womack )

1発目にふさわしい、「行くぞ!」…って感じの、明るい雰囲気。
ストリングス隊も良い感じで、ライブ盤にも入ってましたが
ライブは、テンポが速過ぎて!(笑)

この曲、これぐらいのテンポで、
ちょっと揺れて流れる…
ジャズソウルっぽい感じのアレンジもできそうですよね~~ 
(ダニーハサウェイみたいな雰囲気)
そういうグルーヴ加減のアレンジでも、聴いてみたいなあ
I can Understand It - Bobby Womack



02. Woman's Gotta Have It ( Womack/L.Womack/D.Carter )

これは、前回も紹介した曲。
Aメロのベースラインとか、サビのコード具合が
やっぱり好きなんです
個人的に、サビで明るくなるってイイ~~

まさか、ライブでああいうアレンジになるとは思いませんでした(笑)
スタジオ盤には無い、キメフレーズもあるんですよネ
A Woman's Gotta Have It - Bobby Womack



03. And I Love Her ( J.Lennon/P.McCartney )

これは、言わずと知れたビートルズの曲。
歌は、基本的には忠実ですけど、ちゃんとボビー節に。
And I Love Her - Bobby Womack



04. Got To Get You Back ( J.Lewis )

個人的には、さほど興味は感じないんですけれど
ボビーウーマックさんの歌なので、最後まで聴ける・・・という感じです



05. Simple Man ( Womack/J.Hicks )

これは、もうこの、なんていうか…攻撃的な曲調がたまりません!
歌がジェームスブラウンさんのような雰囲気も。

ほとんどワンコードですけれど、
ワンコードは、使い方によっては

疾走感とか、グルーヴ感とか、攻撃的雰囲気、とか出すこともできて
効果的ですよネ



06. Ruby Dean ( Womack/J.Hicks )

これは、ちょっとカントリー調の曲。
カントリーは、若い頃の苦い思い出のせいか・・・・
あんまり好みでは、ないんですけど
曲によっては、聴けたりすることもあります。
ボビーさんは、カントリーちっくな曲、意外と多いんですよね



07. Thing Called Love ( E.Wright/J.Hicks )

スタンダードソウル、と言っても良いのではないでしょか
こういう曲調は、ホッ…とします。

時々・・・むしょうにこういうの、聴きたくなる~
また、歌もいいんですヨ



08. Sweet Caroline ( N.Diamond )

これも有名な曲。
ニールダイアモンドさん他、エルビスプレスリーさんの動画もありました
SWEET CAROLINE- BOBBY WOMACK


09. Harry Hippie ( J.Ford )

これは、もう、大好き!(笑)
やさしい歌い方、肩の力を抜いた感じ、歌詞は知らないですけれど
気持ちがよく伝わってくるような気がします。
こういう曲を、サラッ…と、しみったれずに演奏してみたいものです
bobby womack-harry hippie-1973-


以上、全9曲、勝手なわたしのコメント入り…ですけれど^^;
ベースラインは、当時けっこう勉強になってました。

曲とか、アレンジとか
やっぱり土台である、ドラムパターンやベースラインは
とっても重要、、、なので

このアルバムに限らず
ベース、ドラム、ストリングス(弦楽器)、管楽器などはよく聴いてました。


それでは、また!

2009年6月24日水曜日

スタジオ盤とライブ盤 ( Bobby Womack )

久しぶりに、ボビーウーマックさんのライブ盤( CD )を
聴き返していました。

これは、当時なんとなく…

ボビーウーマックのライブ盤、聴いてみたいなあ、、と思って
レコードショップに行ったら
これ1枚だけ、おいてありまして。

(イイ、と思った人のライブ盤は、やっぱり聴きたいじゃないですか)

でも、、、

なんだか、当時は気がつかなかったんですけれど
アルバムのジャケット…

ボビーウーマックさんが写っていますが
バックの模様の上に、明らかにボビーウーマックの写真を
どこからか、持ってきて
切り抜いて、貼り付けている感、、、、^^;

しかも、本人の画質、すんごく悪くって(笑)
安っぽい感じがします、、、
 

「 THE COLLECTION LIVE 」(1994年)というタイトルの、ライブ盤です


また別の「 UNDERSTANDING 」という、ボビーさんのアルバムで
「 Woman's Gotta Have It 」、という曲があるんですけど

WOMAN'S GOTTA HAVE IT - Bobby Womack

スタジオ盤、「 Woman's Gotta Have It 」。

こちらは、ハネが微妙な感じで。
キメも、ハネが弱いんですけれど、雰囲気は良い感じ。


この曲、スタジオ盤を先に聴いていまして
ライブ盤にも、この曲が収録されてました。

ライブ盤の1発目に、「 Woman's Gotta Have It 」。
あれれ、、、

(ええ~~~…ってケッコー、驚いた)

なんでか、と言いますと、、、
よく、スタジオとライブは、別物だ…とは、言いますけれど

違いすぎるよ!!(笑)…って感じでした

(ライブでは、ちょーハネハネ、キメキメ! キツイくらいです!)

でも、聴いててすんごく良くって!

当時やってたバンドで出来そうかも、、、と想像したり
アレンジしたら、面白いかも、、、なんて思いながら聴いてました

今改めて、このアルバム見てみると

このライブ、いつやったものかも分からないし
ジャケットは、バッタもんみたいだし…(笑)

しかも、どうやらアメリカではなく、イギリスから出ているものみたいで。
(ちょっとこの CD 検索して探してみたら、たたき売りされていた、、、)
(かなしー)

また音楽を聴くようになってから、
ボビーウーマックさんの動画を、いろいろと見ていたんですけれど

昨年ですが、本当に、偶然…
この「 THE COLLECTION LIVE 」が音源と思われるライブ動画を
見つけまして!!

このライブアルバム、ムラはありつつも、ホント良く聴いていたので
動画の音を聴いた瞬間、

あれ??
これって、自分が持っているライブ盤と
同じ音源じゃないの??って感じで。

自分が持っているライブ盤は、CD で

えっ?! 映像があったの?? …って感じで驚いて。

それが、コレ。
かなり、映像カットされて、短くなってるんで
ここが良いのに!…って、思うところが聴けなかったりするんですけど、、、、
Bobby Womack - Woman's Gottta Have It (live)



こちらは、最近探して見つけたもので
このライブアルバムの7曲目に入っている、ハリーヒッピー。
音源は(絶対)同じです
Harry Hippie BOBBY WOMACK



これは、明らかに… 同じライブの時の演奏ですけれど、
ライブアルバムには、入っていません
(曲名もわからないよー)
Bobby Womack


ザッ…と探して、これだけですが出てきました。

このライブ、DVD とか出てるのでしょーか??
何となく検索も、してみたんですけれど
結局、わからなかった、、、、

知ってる方、いつまででも待ってますので^^;
どうぞ、教えてくださいませ。

検索していたときに
ここ数年前かな? ライブ DVD が出ていたみたいで。

なんだか、ボビーウーマックさんも
スタジオ盤よりも、絶対にライブ盤の方が
個人的には、好きなもので
興味あるなあ~~~

このライブアルバム、上記の「 Woman's Gotta Have It 」動画は
カットされていますが

本当は「 Woman's Gotta Have It 」から、
「 That's The Way I Feel About Cha 」につながっています。

また、Blogger から、ですけど
完全なものを、2曲続いたままアップしましたので

興味のある方は、是非どうぞ。(音声のみですけど)

Woman's Gotta Have It ~ That's The Way I Feel About Cha


最後に、このライブアルバムのラインナップを。

01. Woman's Gotta Have It ( B.Womack )
02. That's The Way I Feel About Cha ( Womack/Hicks/Grisby )
03. Inherit The Wind ( Nix/Felder )
04. You're Welcome , Stop On By ( Featuring Paul Young )
  ( Womack/Thomas )

05. It's All Over Now ( Womack )
06. I Wish He Didn't Trust Me So Much ( Eubanks/Payne/Luboff )
07. Harry Hippie ( J.Ford )
08. No Matter How High I Get ( Womack/Kisch )
09. Love Has Finally Come At Last ( Womack )
10. I Can Understand It ( Womack )

以上、全10曲です

ボビーさん、UNDERSTANDING のアルバムクレジット、ふと見たら
アレンジが、全てボビーさんになってました
(今まで、全然見てなかった…)

このライブ盤も、特にクレジットはないんですけど
ボビーさんがアレンジに大きく関わっているのではないかなあ、、

改めて、アレンジャーとしても、素晴らしいなあ、と思いました


手前味噌…で、オチとして… (最近多い)
自分たちなりの、「 Woman's Gotta Have It 」です
お暇な方は、どうぞ

ライブバージョンを聴いて、この曲をやりたくなったんです
Escapade sisters - WOMAN'S GOTTA HAVE IT

なので、このライブ盤は、
わたしにとっての思い出深いアルバムでも、あるんですよネ


今回は3曲しか、このアルバムの音源載せていませんけれど

もし全曲…ちょっとだけでも、聴いてみたい、という方が
いらっしゃったら、コメント欄にでも書いていただければ

改めて、全曲ブログに音源アップいたしますので
遠慮無く、どうぞ~~~

あっ!
この曲「 Woman's Gotta Have It 」、
アメリカンアイドルで過去優勝した、テイラーヒックスさんも
歌っている動画が出てきましたけど

残念ながらやっぱり、、、、

ボビーウーマックさんの歌にはかなわないかなあ、、、と
正直感じてしまいまして…

ボビーさんは、やっぱすごい!ダイスキです


それでは、また!

2009年6月23日火曜日

THE SOUL SEARCHERS ( 1st )

今日も、(もう昨日か)東京は雨…

でも、もう寒くはないですよね~~~ じめじめ~~~
夕方には、上がりましたけど
今日も曇りの予報みたいで。


なんだか、ずいぶん遅くなっちゃいましたが^^;

やっとソウルサーチャーズのファーストの記事が書けた(笑)
以前、GO GO とか、チャック・ブラウンさんの記事から始まって…

このアルバムにたどり着きまして。

セカンドアルバム「 SALT OF THE EARTH 」 (1974年) は、
すでに書いております。
(過去記事を参照くださいませ)

今回は、CHARLES ( CHUCK ) BROWN & THE SOUL SEARCHERS の
ファーストアルバム「 WE THE PEOPLE 」 (1972年) です。

クレジットには、本名かな?
チャールズ・ブラウンともありまして

セカンド、と共に2006年に、やっと CD 化されて
一般的に聴けるようになったアルバムみたいです。

購入の参考にでも、していただければ…と思いますが
勝手に私の感想書いておりまして…

好みなど…あると思いますので
ご自分で聴いて、確かめてくださいネ

ザッ…と探して見つかった動画も、一緒に載せます~~~~
全8曲。

01. We The People ( J.Buchannan/C.Brown )

アルバムタイトルの同名曲。
1番最初の曲にふさわしい感じでノリノリです。
攻撃的な雰囲気の曲調やユニゾンのキメとか、みなさんのかけ声、とか
とってもイイ感じです!
The Soul Searchers "We The People"




02. Your Love Is So Doggone Good ( D.Ervin/R.Love )

チョイ…オトナのムード漂う…(笑)
そんなイントロから始まりまして、チャックブラウン節です。
怪しげな雰囲気も何気に感じる、落ち着いたバラード曲です。
The Soul Searchers- You're Love Is So Doggone Good




03. It's All In Your Mind ( C.Brown/J.Buchannan )

こういうリズム、やっぱりイイですよね~~~~
これも、ライブだと盛り上がる曲なのでしょうネ
ドラム・ベース、大好き!
The Soul Searchers- It's All In Your Mind




04. Soul To The People
  ( C.Brown/J.Buchannan/L.Druitt/H.Selton/      
   H.Brock/L.Pinchback/K.Scoffibs/J.Euell III/ D.Tillery )

これも、ド・ファンクなんですけど、なんたって明るいパーティ!…って
感じなので、個人的には大好きです!
みんなのかけ声なんかも、曲を盛り上げてる感じで。

これは、できるもんなら、自分でも演奏してみたいなあ
(いろいろ、ライブアレンジかけられそうで面白そう!)
インスト曲です



05. Think ( J.Brown )

これは、ジェームス・ブラウンさんの曲ですが
Lynn Collins さんのバージョンをカバーしてるみたいです。
ゲロンパ!…とか、かけ声も入ってますけれどネ
こういうゆったり目のミドルテンポ、難しそうですよね~~
Soul Searchers - Think James Brown





06. 1993 ( J.Buchannan )

イントロのドラム、イイです~~~(笑)
これも、個人的にはけっこう好きな曲調ですけど
You Tube には、なかったんですよね
みなさんで(?)歌っております



07. When Will My Eyes See ( D.Tillery )

これは、曲は別にキライじゃないん…ですけど
歌が、なぜか…生理的に、あんましダメ…なんです、、、、



08. Blowout ( J.Buchannan )

こい~~ん…(楽器名忘れた)の音が、えらい大きく入っております(笑)
でも、こういう流れるリズム、大好きで
このアルバムでは、唯一のジャズソウルっぽいリズムでは
ないでしょか

ベースの流れるライン、たまらない…
こういうグルーヴは、何度も書いておりますけど
私のツボ、なので、文句なく、たまりましぇん! インスト曲です。


以上、全8曲をご紹介しました。

You Tube で見つからなかった曲は、
わたしが Blogger から直接、アップしてみました

非常に画像・音、ともに かなり雑ですけど…ご勘弁くださいませ!!^^;
雰囲気程度は、十分わかるのではないかなあ、と思います。

あと、Blogger でアップしてある曲は、どれも2分前後で切っています。

中には、6分くらいある曲もありますけど
続きが聞きたい方は、アルバムで直接、聞いてみてくださいネ

メンバーは…

CHARLES BROWN - Lead Vocal, Guitar
JOHN BUCHANNAN - Trombone, Piano
LINO A. DRIUTT - Conga Drums, Perc
HILTON C SELTON JR - Organ

HORACE BROCK - Organ ( on We The People only )
LLOYD PINCHBACK - Flute, Tenor & Soprano Sax, Vocals
KENNETH SCOGGINS - Drums
JOHN EUELL 111 - Bass, Vocals
DONALD TILLERY - Trumpet, Perc, Vocals …で9人編成です。


それでは、また!

2009年6月20日土曜日

ノリを出す、って

久々に、音楽についてのことです~~

今までの記事でも、、、、

さんざんノリだの、グルーヴだの、
オウムのように、連呼してきた訳ですが ^^;

とりあえず、えらそうなことを言うつもりは、サラサラありませぬ。
あくまでも、自分の体験と思ったことを。


ファンクやソウル、ロックやジャズなど…
ジャンルに限らず、ノリは、とても大事なものだと
思っています。

日本人は、とかく技術を追求しがちなのですけれど
(また、悲しいかな、またそれがカッコイイ…とされてしまう)

ちゃんと弾ける、ちゃんと叩ける…
それだけで満足してしまってる人も、多いのかな、、、


たくさんの音楽人口の中で
早くから、それに気がついている人…どのくらい、いるのだろう…


こんなこと書いてる私も、やっぱり気がつくのが遅くて
かなり苦労してましたけども、、、


ミスしないように、とか
コード間違えないように、とか
ソロの流れ、とか、、、、、
どこそこを弾く…などなど

最初は、そんなことばっか、考えてました。

上手くみせたい… そういう理由からです。
(そういうふうに思うから、緊張するんですよネ、余計)

少なくとも、私の場合はそうでした


でも、本当は、そういうことと同時に
いかにグルーヴを出していくか、ということも
考えて行くべきで

技術的な練習と同時に、ノリを出す練習も
もっと早くから、気がついて、、、するべきだったんですよネ

ちょっと私は、気がつくの、遅くて
最初のバンド、次のバンドの途中で気がついて
そういった練習始めました…


ファンクの本当の難しさは
リズムグルーヴ、起伏と、いかに効果的に音数を減らすことができるか…
だと、個人的に思ってます

決して、手数の多い技術では、ない。
必要ないです。
1音、ワンフレーズ、ミュートバッキングでも十分ノリが出せるから。

でも、そこまで行くには、またそういう技術が必要で。

ギターを始めた頃は
上手く弾こう、って誰でも思いますよね~~

コードもたくさん、覚えたいし
ソロだって、カッコよく弾きたい。

私も、まさにそんな感じで。

だんだんそれなりに弾けるようになってくると
セッションも、楽しくなったりして。

そして… 弾きまくりの時期がやってきますよね~~~

なんでも、かんでも、これでもか!! …っていうくらい
弾きたい~~~…って感じで。

まわりなんて、おかまいなし^^;

とにかく、音数が、「うるさいよっ!!」…ってくらい
多くなった時期、ありませんか~~~
(わたしは、そうでした)

そういう時期を通り過ぎ、、、、

ようやく、自分の演奏に余裕ができて
他のパートの演奏を、本当の意味で聴くことができるようになり…

はじめて「ノリ」ってことを考えられるように、、、、。

自分の演奏で、イッパイ、イッパイなうちは
まだ、ノリだの、グルーヴだの、なんて難しいのかも。

みんな、こういう時期を体験してるはずだと思うんですが

あせって、演奏ハシっちゃったりとか、、、
初めのうちは、よくありますよね

私も、もちろん例に漏れず、そういう時期があって。
それが過ぎると、
きちんと音を、待てるようになって。

今度は、リズムを正確に弾くことの欲求が高くなってきたので
メトロノームを使い始めて。

きちんと一定のリズムに、合わせられないことに愕然とし、、、。
練習するようになり、、、、

しばらくそれが続くと
だんだんと正確に弾けるようになってきて。

そうすると、ある日、突然気がつくわけです。
「間」とか「タメ」が大事なのか…って感じで。

一定のリズムの中で、弾いてて
そういうものが、実はすんごく大切で
それが、グルーヴを作り出してることに気がついて

今度は、メトロノームに合わせて
いかにノリを出すことができるのか、練習を始めるように
なっていき。

でも、、、

実際、人間が演奏すると
リズム… 場合によっては、かなり揺れる場合がありますけれど
グルーヴが出ている場合は、大正解、ですよネ

揺れて、当然。
一定の正確なリズムテンポが、正解じゃない。

面白いのは、みんなが同じように、お餅みたいに、揺れること。
1小節が、みんなで伸びたり、縮んだり、、、
一体になってる証、でもありますよね

そういう時には、打ち合わせもしてないのに
小節小節のあいだに入ったりする
ちょっとした、オカズやリズムなんかも、ぴったり合っちゃったりして。

不思議ですよね

おおきなうねりが出来てくると、本当に演奏していて気持ちいい。
聴いてる方も、自然と聴きやすく
同じ気持ちになるんじゃないかと思います

また、最近…音楽を聴くようになって
いろいろとバンドを見に行くことも増えましたけれど

指の動きを気にしたり、わりと技術的なことを
気にしているところを、見かけまして、、、

きちんとノリとか、グルーヴを考えて演奏しているバンドは
正直、ほとんどなかったもので、、、

(上手いヘタとか、そうじゃないんです)

ちょっとそういうこと思い出したので、この機会に書いておこうと
思いました。

ミスタッチは、リズムさえ合っていれば
あまり、気にならないものです

(逆にリズムとズレてると、より目立つかも…)

これは、ロックでも同じ事で
ロックのきちんとしたリズムグルーヴを出さないと

いくら弾けようが、叩けようが
極端に、へったくそに聞こえてしまう…

演奏間違えずにできた、ということよりも

ノリを、バンドで徹底的に作ってほしいなあ、と
感じたりしました。

その方が、バンドとしての印象や聞こえがいいんです、実際やっぱり。


前回、取り上げた、エアロスミスの生演奏の動画…

本当にロックの、ドン、パン、ドンパン…といった、
重いタメとノリ、
良い、お手本なんじゃないかと思います。

エアロスミスは、一見コピーもしやすい曲もあり
かっちょいい曲も、たくさんあるので
よく、バンドでやる曲に選んだりすることも、多いですけれど

何よりも、ボーカルは、多分すんごく大変だし
(コメントでも、OTOZOさんが書いてました)

リズムのノリをバンドとして、きちんと出せなければ

ああいうふうには、なかなか…
意外とエアロスミスは、聴いてるよりも、実際は難しいかも、、、


ちなみに
エスカペイドシスターズという、私がやっていたバンドの
メンバーたち、6人いましたけれど

6人とも、楽譜上の音符の位置が全員、違ってます、、、

それだけ、人が感じるノリの位置が、違うってことなんですが

ドラムは、チョイ後ろ。調子が良いときは、良い意味でハネ気味に。
ベースは、ドラムより、ほんのちょっと後ろ、なんです

キーボードは、実はかなり前ノリで、
初めの頃はだいぶズレがありましたけど、かなり合ってきた
記憶があります

ハネた3連のリズムが上手で、メンバーの中では
一番、ジャストに近かった。

パーカスは、ちょっと後ろなので、もう少しみんなに合わせて
前に行くようにお願いして、練習してたかな、、、

ボーカルは、本来はジャストに近い感じですけど
今、聴き直してみると、グルーヴまで、あとちょっとかなー、、、と
いう感じがします

ギターは、、、自分のことは、わかりませぬ。
ただ、最初の頃は、私が積極的に(というか勝手に)
リズムの波を作っていました。

こんなふうに、同じバンドメンバーでも、ノリの位置が違っているので

バンドで、本当の意味で合わせる、、、ということは
とても大変な作業です

そのかわり、全員が合ってきて、、、、

大きなグルーヴが作り出せたときの気持ちよさは、
言葉にできないほど半端なく、感動したりします

「 グルーヴ 」という言葉の意味は
別にファンクやソウルに限ったことではないんですよね


とりとめのないことを書いてしまいましたが

すごい演奏者…と言われる人たちだって、
みんな最初は、ヘタクソだったはず!(笑)


オチ…として

わたしたちが、思いっきりハシってたり、モタってたり
してる動画でも、いかがでしょか。
笑ってやってください。
Westward's Sun - SUMMER TIME BLUES



それでは、また!

2009年6月18日木曜日

円熟、AEROSMITH!

いや~~~~(笑)

実は、やっとデジタル化して、
You Tube にアップできた、エアロスミスの映像を

ブログに載せたいが為に、この記事を書いております^^;

(私がアップしている動画は、すべて埋め込み OK にしてありますので
 お好きに貼り付けて、楽しんでくださいませ)

※あと、私がブログで貼り付けている全ての動画は、自分の動画や
 他の方がアップされたものも、多いですけれども
 タイトルをクリックしていただければ

 You Tube にアップされている、もとの動画アドレスへ
 リンクするようにしています。

 一応、動画を貼り付けさせていただいていますので、
 ありがとう、という気持ちと
 その動画の情報も見られますし、動画を貼り付けやすいように、と
 いう理由で、です。

 ですので、元のサイト You Tube で見たい方は、タイトルを
 クリックしてくださいませ

話を元に戻しますと(笑)

私が契約しているケーブルテレビでは、
もうなくなってしまったチャンネル…

「ミュージックエアー」…という
チャンネルで放送されていたものです

売り文句が、「オトナの音楽番組」…と謳っているだけあって
けっこう、落ち着いた雰囲気のものが多く

シブめの選曲や、70年代活躍された方々の
ライブを放送することも多くて、良かったのに、、、、

なくなっちゃった、、、 ( がくっ… )


今回、紹介する動画は、、、
もう去年録画したもの、、、かな

「ジュールズ倶楽部」というイギリスの番組でやっていた
エアロスミスのライブ映像です。

3曲しか、やってなかったんですけど
見た瞬間、、、

一発目が、NINE LIVES という曲で。
全然知らない曲でしたが
鳥肌たったくらい、カッチョよくって!!! もうびっくりでした

AEROSMITH - Nine Lives ( LIVE )

なんてかっちょいいんだ!!!

歳を取って… というか
歳をとればとるほど、このバンドはカッチョよくなって行きますよね~~~~

エアロスミスが、お好きな方や、この番組を見てる方は
もちろん、ご存じの曲、だとも思いますけど

ずいぶん長く音楽を聴かなかった時期があった
わたしにとって

久しぶりに見た番組でのエアロは、チョー衝撃!だったんですヨ(笑)
(しかも、PV ではなくライブだし、動いてたし)

このエアロのスタジオライブが、あまりにも良かったので
You Tube で、同じ映像かなり探したんですけど、、、

NINE LIVES だけはありましたが、、、

映像が、あまりにも荒すぎて、イマイチだったので

じゃあ、私がアップしよう!…な~んて思いまして
早数ヶ月が経ち、、、、

(そもそも、腰を上げるのが遅い)

うちは、デジタル環境が、整っていないのと
録画した当時は、「ダビング10」が、まだ施行されていない頃でしたので
ビデオテープ以外に、コピーはできなかったんですヨ

なので、相方さんに頼み、会社でチョコチョコと…
(内容は言えませぬが…)

DVD に落としてもらい、やっと You Tube にアップできました
(目的達成感、すごくアリ)(笑)

まあ、動画・音共に、元よりも当然、劣化はしてますけど
なんとか見られるレベルでは、ないかと思います

2曲目は、ピンクという曲でした。
これも、私は、この番組で初めて聴いたんですヨ
AEROSMITH - Pink ( LIVE )


エアロのイメージ、、、というと

やっぱりウォーク・ディス・ウェイ、とか
あそこらへんの、古いサウンドのイメージも
私の中では、いまだ強くって

あとは、パンプ、とかパーマネント・バケーションとか?あたりは
まだ音楽やってましたので
もちろん、聴いてましたけど…


そして3曲目は、やっと聞き覚えのあった曲でした(笑)

でも、私はスタジオ盤のイメージしか、
なかったので
どうやって、演奏するんだろう、、と思ってたら
AEROSMITH - Love In An Elevaator ( LIVE )

なんというか、このテレビスタジオの雰囲気に
ピッタリな感じで。 とっても良かった。

重いドラムのノリ。ゆったりした間のテンポもグーです
スタジオ盤の、ノリとはまた違った感じで
これは、これで、好きでした。

ちょっと聴き直してはいないので、
昔…この曲、聴いた時を思い出しながら、ですけど

この曲は、随分音を重ねていたような記憶があって
豪華絢爛、贅沢なほど、、、だったと思うんですけど

こうやって、曲のイメージを損なわずにアレンジして
シンプルに演奏することもできるんだあ~~ な~んて
思いながら、コレ聴いてました

センスいいですよネ

スタジアムクラスでも、十分大きく見えるバンドなのに

こういう小さめのスタジオでは、
スタジオなりのアレンジで
しかも、ニクいくらい(笑)、カッチョよく演奏でき、、、、

本当に、継続は力なり、だなあ、と。

ちょっと、エアロスミスは最近聴いていないので
この3曲の映像だけで言うと

自分が若い頃は、気づきませんでしたけど
ベース、かなり要になってる感じがしました

(ベースがとっても良かったので、音だけ分離させて
 低音、これでもケッコー上げてます)
(他もチョコチョコと…)

この人のベースと(名前忘れた)、スティーブン・タイラーさん、
このふたりが、バンドのカギになってる、、、

そんな印象受けました

でも、みなさんオリジナルメンバーだから
きっと誰が抜けても、
もうここまで来たら、バンド成り立たなくなるでしょうね~~~

(もう誰かが抜ける、とかは…ないんじゃないかしらん…)

たまたま、何かの記事で見たんですけど
ベースの方が、喉頭ガン?…か何かだとか…

治療中、、みたいなことが書いてありました
十分静養して、完全に治して欲しいなあ、と思います

まだまだ、このメンバーで続けてほしいから~~~

ちなみに
エアロは3曲で終わってしまいまして

その次は、ロバートプラント&ジミーペイジのライブ
だったんですけど

ジミー・ペイジは、ツェッペリン!…って感じのギター、
良かったですけど

ロバートプラントは、多少衰え気味、、
ベースは、全然ダメ~…で
ドラムは、物足りなくって、、、

バンドとしては、イマイチでしたので
デジタル化はしませんでした^^;

今回は、是非、3曲の動画見ていただけたらなあ、と
思います

You Tube にアップしたら
わずか2時間ほどで、★5つとコメントが入っておりまして、、
かなり驚きました、、、

(海外の方と思われる)
(3曲の中では PINK の再生回数が、一番多いです)

エアロ人気って、すごいのね、、、



それでは、また!

2009年6月12日金曜日

THE SOUL SEARCHERS ( 2nd )

以前、チャックブラウンさんの事を取り上げたことが
ありまして

そのときに、初めて「 THE SOUL SEARCHER 」という
バンドのことを知ったのですけれど

そのセカンドアルバムを聴いてみました。

You Tube で、何曲か探して聴いてみたら
とっても良かったから。

ファーストも、一緒に購入したのですけれど
最初に聴いたのは、セカンドアルバムの
「 SALT OF THE EARTH 」です。

(ファーストから聴けばいいのに!…と思ったでしょう?(笑)
 私も、そう思いました…)
(適当に手を伸ばしたら、これだった…)


聴いてみて、最初に思ったのは、、、

サウンドの悪さ…
なんて言いますか…

このアルバムは1974年に出たアルバムで
2006年に、CD で改めて発売されたそうなんですけど

まるで当時のレコードを、スピーカーから流して、
それを、そのまんま録音して CD にしたよーな…

それくらい、サウンドが気になりました、、、
音も、ところどころ、割れているというか…
ゲインオーバーというか…

( CD の意味なし)

変な全体に薄~く漂う、ノイズも気になるかも…

(効果として使うものとは、当然、別もの)

多分、レコードで聴いた方がよっぽど良いと思います、、、。


そして肝心の曲!…ですが

全体的には、ファンクアルバムで
身体が揺れるもの、たくさんありました。

セカンドも、ファーストも、正直言いますと
私の個人的な好みの曲と
そうではない曲と… けっこう別れましたけれど

全体的には
スタジオ盤では、なんとなく聞き流してしまっても
(音も悪いし)
アルバム曲をライブで生演奏を聴いたら、

きっと実際の演奏は、聞き流せないくらい、
多分すごいグルーヴになるんではないかしら…

そう感じました。
(ライブで聴いてみたかった)

ソウル・サーチャーズは
「 BUSTIN' LOOSE 」(1979年)というアルバムが
興行的には、ヒットして、一番売れたアルバムでしょうけれど

こちらの方は、ディスコサウンド…というより
リズムとグルーヴを意識した、攻撃的な感じ…とか
スリル…とか

そういった割と硬派?…っていうんでしょか
そんな感じでは、ありました
昔の、スタンダードファンク。


それでは、曲、タイトルと共に、動画も載せますので
よろしければ、購入の参考にでもしてくださいませ。

(動画は、ザッ…と探してあったものだけ)

01. I Rolled It You Hold It
   インスト曲です
   個人的には、スリルがあって好きです。これ音が悪いですけど
   多分、すごく本来は身体が揺れるグルーヴのハズ!です
   リズム隊、イイですよねー ボンゴ目立ってます
The Soul Searchers - I Rolled It, You Hold It


02. Blow Your Whistle
   チャックブラウンのボーカルが入ります
   これも、すっごくグルーヴしてます
   攻撃的な雰囲気が好き。ギターのチャカポコが効いてます
Soul Searchers - Blow Your Whistle


03. Close To You
   カーペンターズでお馴染みの、です
   もっとリズムがゆったりとジャジーな雰囲気もありまして
   オルガンのベニーさんとデュエットしています。

   (…でいいと思うんだけど…クレジットでは、
    この人しか考えられないんだけどなあ、、、)

   チャックブラウン独特の、あのちょっとネチっこい(笑)
   歌が情感たっぷりのアダルトな…感じ?

04. Funk To The Forks
   打って変わって、チャックブラウンのダミ声から始まる
   ファンクナンバー。

   アルバム通して、あんまりドラムやベースは一見目立たない感じ
   なんですけれど、けっこうウネってまして
   この曲に限らず、ベースライン、ドラム…
   所々、すんごく、かっちょいかったりします
soul searchers - funk to the folks


05. Ain't It Heavy
   コーラス取れる人全員で歌ってます。
   1人ワンフレーズずつとか、順番に歌ったりしてます。
   ミドルテンポのゆっくりめ。オルガンやシンセが目立ってます

06. Windsong
   ボサノバちっくなリズム…といった雰囲気がある曲ですが
   あくまで、ファンクバンドらしく仕上がってます。

   風とか、ストームみたいな、効果音が入ってまして
   最後は少々、うるさいくらい(笑)
   歌の間奏部分のエレピソロのグルーヴ感、ベース、大好き!

07. Ashley's Roachclip
   こういう雰囲気の曲は、もともとすっごく好みなので
   大好きです。
   こういったグルーヴが、個人的にはたまらなく好きなのですヨ!
   フルートも好み~~~
Chuck-Brown & Soul-Searcher - Ashley's Roachclip


08. We Share
   え~…っと すみません…正直、歌が生理的にダメです…
   なので、別に悪くないですけど、個人的にはあんまし、、、
Chuck Brown & The Soul Searchers "We Share"


09. If It Ain't Funky
   こちらは、後のアルバム「 バスティン・ルース 」からですけど
   セカンドアルバムバージョンがなかったので。同じ曲です。

   セカンドの方が、もっとアレンジがシンプルですけれど
   雰囲気は、わりと似た感じです。
   これも、けっこう攻撃的な雰囲気がして、好きです
   インスト曲。グルーヴ、真似るのは大変そう。
Chuck Brown & The Soul Searchers - If It Ain't Funky (1979)


以上、全9曲でした。

メンバーは…

Chuck Brown / Vocal,Guitar
Bennie Braxton / Organ,Vocalz
John Buchannan Jr / Trombone,Piano,Perc,Vocals,Synthesizer
Lino A .Driutt / Conga Drums,Perc
Lloyd Pinchback / Flute,Tenor & Soprano Sax,Perc
Kenneth Scoggins / Drums,Perc
John Euwell Ⅲ/ Bass
Donald Tillery / Trumpet,Perc,Vocals

ソウル・サーチャーズの曲は、
ヒップホップなどのサンプリングに、よく使われているそうで
人気なのだそうです。

次は、できればファーストを!


それでは、また!

2009年6月3日水曜日

バー紹介 ( Bar MEMORY RECORD )

今回も、またまた池袋のお店です~~

あ、ちなみに
今まで、紹介しているお店の数々、、、、
個人的な関係は一切、ありません~~

(ほとんどは、一見さんの状態で行ってますから)

お店の回し者ではありませんので、ご安心を(笑)

あくまでも、飲みに行ってみて
個人的に、良かったなあ、、、と思ったお店を

時には、マスターに承諾をもらったり
時には、勝手に(!)
載せています

でも、大抵のお店は、快く承諾いただいたり、してます
(…というか、特には気にしない、みたいですネ)


んで、今回は
西口、丸井のところ、立教通り沿いにあるバーです。



ネオンがけっこう目立つので
わりと歩いていくと
「 ああ~~、あそこだね~~ 」…ってわかります


メニューも、入り口にちゃんと書いてありますので
良心的。



入り口の雰囲気は、けっこう入りやすい感じでした。

入ってみると
かなり暗い照明と、ジャズの音楽。
物腰の柔らかい、マスター。

ここは、20代の若者には、
入った雰囲気、キツイでしょうネ~~~(笑)
30代後半~上…が、似合うお店だと思います。

とても落ち着いた雰囲気、古いジャズの音楽、
決して広くはありませんけれど
落ち着きます。

ここは、もともと輸入盤のレコードを扱っていたお店で
輸入レコード屋さんとして23年、
ジャズバーとして12年、続いているんです、と
マスターから、教えていただきました。

ちなみにこのマスター、ここの2代目、なんだそう。
(けっこう若く見えました)

先代から、引き継いだお店なんだそうです。

(あの、不況を乗り越えてきたんですから、スゴイですよね!)

ここは、古いお店にありがちな
据えたニオイ…とでもいうんでしょか

ちょっと古さで許されているような、小汚さ…といいますか
(失礼!)

そういうものが、一切ありません。
古さはそのままに… とっても清潔。

食べ物の食器ひとつ、取っても
ガラスの器や、少し凝った感じのもので、とても綺麗でした。


写真だと、実際よりもっと暗くて、わかりにくいですよねー

グラスに関しても、きれいで清潔、冷やすべきものは
ちゃんと冷やされて出てきました。

トイレの洗面所には、氷が張ってあって
やっぱり、とてもきれいにされていました。

こういうの、わたしが女性だから…という訳ではなくって
飲食業なのですから、大事なことだと思います。
とても、気を遣ってらっしゃるなあ、、と。

そして肝心のドリンクは、気持ち高め…かな?
ですけど、種類には困らないくらいたくさん。

フードの方は、乾き物メイン、なので
ここも、2軒目、3軒目に行かれるのが、良いのでは。

わたしたちが来ていたときには
女性2人、男女2人が飲んでいました。

1人、2人、多くても3人くらいまで…という感じです。

席は、カウンターが8~10席くらいかな?
テーブル席2人がけが、二つ
4人くらい座れるちょっと広めのソファー席がひとつ。


レコード屋さんの時も、
ジャズ専門だったんですか?…と聞いたら、

そうではなかったけれど、
僕がジャズが好きなので…ということで
今は主にジャズのレコードしか、置いていないそう。

もちろん、リクエストにも応えてくれますので
マスターに気軽に声をかけてみても
良いんではないでしょか

ちょっと、1杯… 
雰囲気とジャズを楽しみに行ってみては?

お店の HP も、作ったそうなので、良ければどうぞ。

BAR MEMORY RECORD

ジャズは詳しくないですけれど
聴いていて、お店の雰囲気と合っていて
とても、落ち着きながら楽しむことができました。


それでは、また!

2009年6月1日月曜日

SOUL MEN - Terence Trent Darby 2

前回は、「 WILD DARD 」という
2001年発売のアルバムについて書かせていただきました

前回の記事のとおり、
この「ワイルドカード」、というアルバムから
アーティスト名が
サナンダ・マイトルーヤ( SANANDA MAITREYA )という名前に
変わったわけですが

一応、ワイルドカード、というアルバムには
「 SANANDA MITREYA AKA TERENCE TRENT D'ARBY 」(長い…)
という名前でクレジットされています

AKA という意味は
レゲエやヒップホップカルチャーの中では
「生まれ変わり」とか「再生」を意味する言葉らしく
人名とか、曲名に使われているそうです


1962年3月15日ニューヨークのマンハッタン生まれ。
お父さんは、教会の伝道師。
お母さんは、ゴスペル歌手で教師。
6人兄弟の長男、だそうです

大学時代は、ライト級のアマチュアボクシングのチャンピオン(!)
アメリカ陸軍にも入隊した経験を持っています

除隊後は、ドイツでファンクバンドをやったり

( The Touch というバンドで、83年音源のものが
「 アーリー・ワークス/テレンス・トレント・ダービー&ザ・タッチ 」と
いうタイトルで、89年に CD 発売されてるそうです)

その後、イギリスに渡りシングルデビュー、
そのシングル曲が大ヒットして
本国アメリカでは、グラミー新人賞にもノミネートされたそう。

私が、彼を知るきっかけになった
映画のサウンドトラック、ビバリーヒルズコップ3…の他にも

サントラは、けっこうな数、手がけていて
いくつもの作品に、曲を提供してるみたいです

(中には、役者として出演したりもしてる、とのこと)

ライナー読んでいて
本人は、サムクックやマーヴィンゲイなどと比べられたり

例えられるのは、あまり好きではなさそうな
雰囲気があったんですけど

わたしの個人的感想なんですけど…

(まあ、今まで知らなかっただけに、先入観もないので)

テレンスさんの、外見や雰囲気をみてると

ルックスも良いし
ブリティッシュな雰囲気の漂う人…
とってもスマートな感じが、するんですけれど

外見とはちがって、歌は、とっても泥臭い!(笑)

とてもソウルフルで、感情がけっこう、あらわになってる感じ、、、

表現力とか、歌の技術、持って生まれた歌声…
歌が、すんごく泥臭いので、

正直言いますと、初めて歌聴いて、動画で外見みたとき…

外見のスマートな雰囲気と、実際の歌の泥臭さのギャップに
少々…ビックリしたりしましたデス

[LIVE 1987] Wonderful World - Sananda Maitreya
サムクックの曲で、ギター1本と歌。ライブです。

サムクックさんとは、
やっぱり声質が少し似ている感じなので
よく引き合いに出されるようですけど
あくまで、テレンスさん…という感じはしました。

これだけソウルフルなのですから
引き合いに出されても、仕方がない…といえば、そうなのかも。

Who's loving you . Terence Trent D'Arby-Sananda Maitreya
この曲も、少し古くさいゴスペルの雰囲気も漂う
ソウルバラード、です


ちょっと彼の詳しい音楽は、アルバム全部聴いたわけではないので
分からない部分もありますけれど

テレンスさんが、例えられるのがイヤだとしても

彼には、こういうソウルミュージックの素養が
もともとあるのではないかなあ、、、なんて思ったりします。

じゃないと、
彼のパワフルでもあり、ソウルフルな歌とか
ライブでの選曲、とか
彼自身が作っている曲調、とか…説明がつかないです


動画でしか、知ることはできませんけど
昔のいわゆる R&B やソウルミュージシャンのカバーも
ライブでは、けっこう歌ったりしてるんですよネ

HOLDING ON TO YOU . TERENCE TRENT D'ARBY - SANANDA MAITREYA
彼のパワフルで、深い歌声。ライブです。
ギターが前に出た、ロックソウルバラード。
歌の技術がすごい…

この動画では、髪の毛を金髪に染めていて
顔立ちも、もともとオリエンタルなので

中東、なのか、黒人なのか、白人なのか、、、
とても不思議な雰囲気です。

Terence Trent d Arby - A Change Is Gonna Come.
サムクックさんの曲、かな?
こちらは、スタジオ盤。


他にも、ウィルソンピケットさんの曲を歌っていたり
ファンクナンバー、ソウルマンを歌っている動画もありました


Late Night w/ David Letterman "Vibrator"
Sananda Maitreya aka Terence Trent D'Arby

こちらは、テレビ番組でのライブです

この曲は、とてもストレートなロックナンバーです。
個人的には、こういった空間を空けた
リズムを効かせたロック、好きです


今回は、たくさんある動画の中から、
いくつか引っ張ってきましたが

個人的な好みを元に、R&B ソウル的要素の強いものを選びました。

なので、ピコピコ音とか、複雑なプログラミングものや
ポップス系は、一切なし!…です(笑)

テレンスさんは、音楽的にはいろいろやってらっしゃるけれど
芯の部分は、けっこうひとつだったりして…

この方が、どういう評価をされているかは
正直、わからないまま書いておりますが(笑)

個人的には
歌に関して、とても魅力ある人だなあ、と感じました。

テレンス・トレント・ダービーを
知っていた友人からは

この人、まだ活動してるの? …と聞かれたりしたほど^^;

過去の人になりつつあるよう(?)なのですが
現在も、もちろん活動されているみたいです

改名しても、いまだにテレンス・トレント・ダービー、という
名前は顕在で、この名前で検索かけても
ちゃんと出てきます。

あ、もちろん、サナンダ・マイトルーヤでも出てきますヨ

この「ワイルドカード」、というアルバムが
思いの外、好みだったのと

見た動画の、いくつかが、とても好みだったので
どっちを書こう…と、迷ったりしたんですけど

結局、どっちも書いちゃいました(笑)

良いものは、良いですから!

長くなりましたが
最後まで、読んで下さってありがとうございました。


昨日の東京は、雨がザンザン降りっぱなし…でしたが
今日はお天気、少しは回復するようで。

(洗濯大変だよう~~)


それでは、また!