2022年12月31日土曜日

2022年から2023年へ

 今年が終わります

早すぎますね ほんと早い。

ビールでちょっとほろ酔いです 普段ほとんど飲まないですがたまーに晩酌します

大晦日だし。

そういや先日ちょっとだけいただいた スパークリングワイン美味しかったなあ

甘くない口当たりさっぱりが好み。お酒の甘いの、ほんとダメですね。


お酒じゃないけど

さきほど輸入食料品店で懐かしさについ手に取ったやつ!

スイスミスのココア。


日本のものより少し甘いけど、まろやかで胃に優しいから好き

牛乳で作ると一層おいしいよ~


20代にちょっと身体を壊してから

チョコレート類は胃の調子が悪い時はあんまり食べられなくなりました

そういや

食べもので言えば今年自分の中で流行ったものは

日本そばとポテチ。自分で不思議に思うほど食べ続けました。


おそばは、本当は外で食べたいんですが 私は小食で普通の量が食べられないので

自分で作って。いやほんと食べまくりましたね。

おそばも生そばから乾麺まで。ちょっと値段高いやつとかにも手をだしたりして。

味や口あたりとか、食べ比べるとこんなに違うっていう驚きもありました

つくづく思ったのは

おそばって 味も大事なんだけど

口に入ったあとの口当たりみたいな感じってすごく大事かもって。

つるつるすぎるのもあまり好みじゃないし、ぼそぼそすぎるのも好きじゃないな。


ポテチはのり塩限定。なぜかのり塩が美味しく感じて。ハマりました。

不思議ですけども。

湖池屋グレイト。のり塩はぜったい湖池屋。

ああなんか食べものの話ばっかだ。



わたしにとって音楽やギターは もはや生活の一部になっていて

でもそういうことを自覚できるようになるまですごく時間がかかったけど

やっとね 自覚できるようになりました

いままで自分がギター自体好きなのかも 正直よくわからなかったけど。


きっと私は、今の生活環境であるかぎり ずっとギターと向き合うことに

なるんだと思う。

経済状況が変わったり、病気になったり

いろんな理由で続けられなくなるときが来るまで。


ギターや他の楽器を始めた頃からいままで 一貫してまったく変わらないのが

自分が楽器を演奏することで、自分はこういう人間だっていうことを

他人に理解してもらえたら って思って

音楽という手段をつかっているということ。ほんと昔から変わらない。

音楽をやってる理由というか根源です


わたしは元来、ものすごく人見知りだったり、うまく言葉で説明ができなかったりして

性格的に世渡りとか下手で、いろいろと器用ではないほうだったので

曲を作ったり、楽器を演奏することで 自分をわかってもらえる手段を

見つけたって感じなんですね

昔はそういう人が私の周り、ぽつぽついたんですけどね。

人にいちいち言ったりしないけど、これはずっと思ってることで。


だからここでも時々書いてるように

表現するための手段として技術を身につけようとかね。そういう言葉になるわけです。

音楽に対しての考え方は、たぶん昔から何も変わってないと思うな。


ジャズっていう知らないジャンルに踏み込んで 

私自身今までいろんなことをいわれたりしたけど

どうしてこんなこと言うんだろうっていうのもけっこうあったけど。

自分の考えはやっぱりどうあっても曲がらないです。

なるほどっていう部分は素直に聞いてきたけど。


12年、ジャズのジャンルの中に片足くらい突っ込んでみて

ひとつほんと思ったことは

ジャズのひとたち、いろいろ頭固いひとたち多過ぎ!

これに尽きるかなー(笑) そうじゃない人もいるけど、まあ多いよねー

だから一般的に広がらないんだよ~

一番むかついたのは

女性ギタリストにジャズは無理っていわれたこと。

まあ、いろいろあります 

音楽的及び性別的マジョリティの立場にいる人たちにはにはわからないことですよ


マジョリティ立場の人(主に男性)にこういう類いのことを話すと

そんなことあるわけないじゃない、被害妄想だよ っていわれますけども

自分がそういう目に遭ったことないからって他人も遭ったことがないって思うのは

浅はかすぎますね。不愉快以外のなにものでもない。

あの、あれですよ 自分がそういうふうに考えるからって

他人も同じように考えるだろうって思って軽々しい発言するヤツと同じ。


反面教師として、自分自身は気を付けようと思います

女性ギタリストは、管楽器や鍵盤楽器に比べて まだまだマイノリティなのです

時代錯誤も甚だしいですけど。

でも だから

私はすこしずつ何年もかけて今後も技術を身につけていき 

そうじゃないことを証明していかなくてはなりません

そういうのもいい加減、疲れますけども。

世の女性ギタリスト、がんばろうね。


だいぶよっぱらってきました


私自身、今年は悪くない年でした。ジャズフェスも今年から復活したし

人に聴いてもらえる機会も持てて、普通であるありがたさを感じました。

ギターも一年前と比べて、少しは弾けるようになってるって実感もあって。

来年も根気強くギターを弾いていこうと思います


そして今年もこのブログを読んでくださってほんとにありがとうございました。

気が向いたら、来年も読んでみてください

ためになることはないかもしれないけれど

自分の経験をこれからも書いていこうと思ってます

2008年からだから、けっこうコレ続いてるなー。我ながらすごいぞ。



来年まであと数時間。

どうぞ良いお年をお迎え下さい!


Tackerne




2022年12月21日水曜日

A Very Special Christmas

 クリスマスシーズンですね。

いまひとつ体調が良くないなか、音楽で気分をあげようかなーと

私にとって、私の世代にとってもかもしれない… 懐かしいクリスマスソングを。

ほんとに久しぶりにいろいろ聴いてるところ。


A Very Special Christmas というアルバム、このジャケットも懐かしい。

持っているんですが、他のレコードと一緒に(まだレコードの時代だよ!)

家の奥深くで眠っていて聴けないので、YouTubeで聞き返しているところ。


この「さあ、始まるよ!」みたいな入りの感じが好き。


U2もアルバムに入ってると思いますが、ミュージックビデオのほうで。


マライアキャリーの曲はず~っと毎年何十年とかかり続けているので

懐かしい感じはしない(笑)

これもこのアルバムに入ってたと思ったんですけど。思い違いかな?




同じ曲だけど最後はマイケルジャクソンの天使の歌声で。


完全に今の気分でチョイスしました。

また日にちが変われば違うものを選んでいただろうな。

この時期は年末進行でお忙しい時間を過ごしている人も多いでしょうが

どなたさまも気持ちの良い日々をお過ごしください。メリークリスマス!




2022年12月14日水曜日

音楽的思いやりの話

 秋口くらいから…ふとこういうことを考えることが多くなって

ジャズフェスという経験も含めて 思ったことを書いておこうかな、と。


思いやりとか気遣いの話で 人間関係と同じことなんですが

音楽にも相手に対しての思いやりがあると演奏が円滑に進むという話。


今はデュオという形態なので自分のことでいえば

ここは相手が弾きやすいようにここもバッキング入れよう、もしくは抜こうとか

フレーズの最後はアイコンタクトが(自分が)取れないから

終わりってわかるフレーズ入れようとか もしくは続けるから小節またいで弾こうとか

ここはフレーズ食い込んじゃってもルートか3度に辿り着くようにしよう、とか

ぱっとあったことを書きましたが

もっと地味なことは、たくさんありますけども。

相手も同じように 地味なことをいろいろやってくれています


文字で書くと長々と感じますが

実際は書いたこともですが もっと小さな誰も気がつくことがないような、

地味すぎるような事柄ばっかりです だからわざわざ言うこともないし

すぐ忘れてしまうんですが。


デュオではこういう地味すぎる小さなことをお互いにやりながら演奏しているから

上手くいってる側面もあり。

当然これだけじゃないですけど

こういうほんの少しの相手への思いやりというか気遣いはひとつの大事な要素だと

わたしは思ってます。


こういうのも楽譜には載ってないことなので

「感じ取る」っていう意味で いろいろと難しいところではあるんですけれども。


人間関係と同じように、自分に余裕がないときは人への親切は

なかなか難しいと思いますが


演奏や曲に余裕が出てきたら

自分のパートだけじゃなくて相手や周りへの気遣いが考えられるようになると

円滑に曲が進行して終われるのではないかと思ったりします

その場合 気遣いは「気持ち」じゃなくて「音」で伝わるように弾くってこと。


こういうことは例えばセッションホストをやってる人たちや

レッスンで教える立場の人なんかは、慣れすぎて

もはや意識なくやってくれているんだろうなと思います


ホストがいるセッションではうまくいった曲なのに、

どうしてバンドでやると上手く行かないんだろう みたいなことがあったりするのは

そういうことも多々関係あるんじゃなかろうかと思います

ほんとに地味なことなんですけど。


根本は

相手が弾きやすいように、相手にわかってもらえるようにするには

自分はどう弾けばいいのか っていうところから派生しています。

自分にとっても大きな課題で

上手くいくときも、いかないときもあるんですけど。

気遣いのつもりがミスって仇になっちゃって ありゃ~すまん みたいなこともあります


でもまあ

「ああ、気使ってくれてるなあ」っていうね。

そういうことに「気がつく」っていうのがものすごく大事で。

(気がつかないといつまで経ってもそういうこと考えて弾かないから)


すぐにできなかったとしても

何年後かにはその地味な気遣いが自然にできるようになってくると思うんです

それは相手のためだったはずが 結果自分のためになってるんです


ギターというパートは アドリブやソロに目がいきがちだけど

本当にギターの上手い人っていうのは

そういうところもめちゃくちゃ上手いと思います

上手い人の底力のひとつ。


まあ、、ギターというパートに限らずなんですけど。


口で言うは簡単なんですけども 意外とこういうことに気がつける人も

そう多くないような気がします。




関連動画ででてきた曲。ブルージーなイメージだったんですけど

ボッサバージョンも良い感じ って思った曲。




2022年12月6日火曜日

余裕を持つために

 

急に冷え込んで師走にふさわしい気温。寒いのは苦手ですがしょうがないですね

サッカーを観ていてこの時間。朝になってしまった…。

また4年後です。少しずつ着実に実力がついてきている気がしました すごいです


そして自分も最近思うのは

もっと余裕を持ってギターを弾けたら、余裕を持つためには

結局もっと技術を上げるしかないということで

地道に自分のペースでギターを弾いています


最近は少し思うことや考えることもあったりして

その中で 結局は言葉ではなくてギターで証明するしかないということで

自分の中で結論がでたのでさっぱりした気持ちでもあり。



先々月の演奏で、ジャズイン府中。


今年は池袋、横浜、府中の各ジャズフェスで演奏させていただくことができました。

お天気と場所にも恵まれて本当にありがたいことです


池袋では出演人数の関係で一人入ってもらって3人だったので

自分の感覚としてこのときはまだ確信は持てなかったのですが

全部終わってみて

今年はどの演奏も、以前に比べてデュオとしてお互い少し成長できてる感覚がありました。

リアルタイムでもそう感じることがあったりして。

だから2人で演奏することが以前よりも もっと楽しく感じてました。

継続は力なりっていうのは本当だなと。


もっと余裕が持てたら、きっと今よりもっと楽しい世界が広がってるんだろうな。

地道にがんばります




2022年12月1日木曜日

裏切りのサーカス

 

天気はいまひとつですが一気に観てしまった「裏切りのサーカス」。

期待していなかったのですが 全てが私の好みだった

冷戦時代、ロシアがまだソ連だった頃の背景、

スパイを「もぐら」といっていた時代。

私が過去に読みあさっていたスパイ小説の時代背景や色、匂いがまさにこの映画の雰囲気。

イギリス諜報部が舞台の実話をもとに作られた映画だそうです

ながら見していると、わからなくなるので

飲み物や食べものを準備して観ることをおすすめします


こういう類いの小説が好きな人なら わりとすぐに事情が飲み込めるけど

なんとなく観てると少しだけ難しいかもしれません

現在の、というか ここ最近の時代背景のスパイ映画とは違って

説明や相関など決して親切ではない感じです 

(そこがまたいいんですが)


派手さはないし、淡々と進んで行くし、アクションもない。

物語は静かに進んでいきます。

(個人的にはすごく好き)

少しずつパズルのピースが揃いはじめるところは一気に物語が動いていって

いっそう引きこまれていきます。

欲を言うなら

もう少しだけセリフでの各所説明が欲しかったけれど

演技や話の流れがとてもきめ細かくて 最後まで飽きずに観ることができた。

「もぐら」探しというのはわかっているんだけど 面白かったです


イーブリン・アンソニーの小説を思い出しました。感じが似てる。