2018年10月30日火曜日

グルーヴ昔話

午前中、寝坊したけど取りあえず病院へ。はあ
病院ってどうして予約してもあんなに待たされるんだろう。
寝坊したのは夜中ふと思い立ったルーファスを聴くのをやめられなかったから(笑)

このジャケット写真のアルバムは本当に思い出深く。
これ、フルアルバム全曲入ってます。。YouTubeのおかげで全部聴くことができる。すごい。
これとっても良いおすすめのアルバムです。ほんと良く聴いた。

まだ自分が23、24歳くらいのとき、バンドメンバーから教えてもらったもの。

当時ブラックミュージックにハマり、漁るようにいろんなソウルものを聴いていました。
この頃は、グルーヴっていう言葉より
なんて気持ちのいいリズムなんだろう、っていうほうが先だってました
自覚はなかったけど、横揺れが肌に合ってたんだと思います。

頭では理解できてたので、自分でもそのリズムを出したくて
ずいぶん、個人でもバンドでも練習したのは覚えています。
ギターも始めてから年数も浅くて 今よりたぶんずっとつたなかったけれど。

バンドのリズム練習では、ワンコードやツーコードにしてコード進行に気を取られないようにして
適当にひとつのリフでリズムを決めて、リズムが安定してきたら
ソロを各パート回していったり、演奏の中でブレイクを勝手に入れたり
アクセントをつけたりとかしていきました。
不思議なもので、やっていくうちにみんな予測がついて合ってくるんです

そのうち、合図でリズムを途中で変えてみたりテンポを早めたり遅くしたりとか
応用みたいなこともやったりしていました。

ドラムが「早めるのはまだいいけど遅くするのは大変なんだよ!!」って
キレてたな(笑)

当時友人の友人ファンクバンドがとても小さな音でやっていて音が聞き取りやすかったので
それも真似してできるだけ小さな音でやったりもしていました。

当時のスタジオには生ピアノもあったので、ピアノがちゃんと聴こえる音量にして。
リズムも各パートわかりやすいので。

書けば数行で終わってしまうんですが、これを皆でずーっと毎週何年もくり返してました。

どんなに突っかかっても、とにかく演奏を止めない、ってのがコツです。
バンド全体がリズムに乗れてきたら、そのまま曲に入るとかして。
マイクもボーカルだけじゃなくて何本も立てて。

誰かにとっさに合図を出したり、ソロやブレイク振れるように。
無茶振りしてたのは主に私でしたけども。いまだにオニ~~!!と言われるゆえんです
若い頃はSだった。

こういう練習を続けていると
次なにやってくるんだろう、とか構えるので

最初はリズム練習のためだったんですが
必然的に相手の音や周りの音をみんな聴きながら
演奏できるようにもなるんですよね 信頼感も生まれて。
最後の頃は本当にこのバンドなら演奏の中でいくらでも遊べるっていう感じでした。

スタジオも楽しかったですよ。失敗してもしょっちゅう笑いが起こる感じで。
全員の演奏レベルは組んだ頃と比べてかなり上がってたと思います。
組み始めのころは、今思えば自分も含めひどかった(笑)

このバンドのおかげで、最初の頃はソロとかぴしっと決めて弾いてたのが
長さも展開も時々で変わるため、どんどんソロがテキトーになっていきました。
みんな慣れてきて、どんどん調子に乗っていろんなことやりだすから。

リズムがしっかりしてくると、少しずつ気持ちの良いリズムがみんなわかってきて
これがグルーブってやつなのかな、ってみんなで共有できるようにもなり。

だから走らなくなる。はしるとグルーブが消えちゃうから。
音符の最後まで待つようになります
熱くなって早くなるのと、走るのは一見おなじようなことみたいだけど
全然別物です

ハーフムーンっていう曲なんですが、これ当時バンドでやってたんですけども

当時も難しくてめっちゃ練習したけど、今聞き直しても難しそうで。
ユニゾンのリフとカッティング。今思えば割と忠実にコピーしてました。

決まればとってもカッチョイイ曲なんですが
ライブのときに、自分がやらかしてしまい。弦切れちゃった。切れた反動でチューニングも狂って。

しかも最初の一発目の曲だったのと、ギター後半にソロ的なものもあって
曲自体も短いので、台無しになったの覚えてます。。
これをきっかけに弦のゲージを太いものに替えた。(苦笑)


まあ、、この頃はリズムを出そうと必死に練習していて
このアルバム含め
数枚のアルバムに限定して曲とできるだけ一緒になって
リズムを合わせて弾くことばっかりやってた気がします。


この頃、、今思えば誰かに基礎をきちんと習っていたら
今は違っていたのかも。とか思いつつ。




2018年10月23日火曜日

この時期恒例のやーつ

秋の発表会でした。
私が通っているギター教室は、、
「発表会」っていうと
なんか、趣味でお遊び的な楽しく~的な ふわっとしたイメージを持つと思うんですが、、
たぶんそれはかなり違ってます

それは置いておいて
今回も、ですけれど今回、、本当に聞き応えのあるクラスが多かった。
しかも皆お世辞抜きにさらに上手くなってて 自分ももっと練習しなければと
聞きながら思ってしまった。。

日本歌謡の名曲をジャズアレンジして演奏されていたクラスがあって
すご~~く良くて。演奏と一緒に気がついたら歌ってました。
(録音に声入っちゃった すみません…)

毎回なんですけれど、ドラムとベースのホストの方々。
長時間大変だと思いながら見ています。いつもありがとうございますって心の中で。

自分のクラスの演奏の時もそうだし、他のクラスを見ていても
いつも思うんですけれど本当にホストの方々がひとりひとりに合わせてくださって。
今までも、有難かったって思ったことが演奏中たくさんありました
仕事とはいえギター弾きばかりが何十人といるなか大変です

先生は先生で課題曲決めてアレンジ考えて譜面に起こして指導して。きっと大変です。


そんな中、(ってどんななか)指弾きの練習を地道に少しずつではありますが。
ピックもそうなんですけど
こりゃ年数かかるなあ、、と思いながら。

最近、自分であれって思ったのが
ベースにリズムが出てきたこと。
今まで出したいリズムを出せたことが、ただの一度もなかったんですけど
偶然かな、、曲調によるのか。
弾き続けた方がいいな、とか思いながら。

あと、指のタッチ、右手なんですけど
これも指の腹のどのあたりかで、なんだかすんごく音質が変わるみたいで
これもまだ全然コントロールできません。。

自分の場合は頭で考えるとごちゃごちゃしてしまうので
右手はあえて見ないようにして感覚で覚えて癖をつけることにしています
そのほうが自分にはいいみたい。



今回の課題曲はとっても優雅~っていうかじゃず~~っていうか。(個人的なイメージ)
苦手な雰囲気の曲でした
聴く分にはとても良い曲なんですけど、自分がやるとなるとって感じです

どこまでゆったりと優雅な感じでできるんだろう、って思いながら練習してました
苦手だから逆に合いそうなフレーズや習ったこととか、本当にいろいろ考えたりしてましたが
結果的にはあんまり自分が想像してたような感じにはならず、、、。
こんなこともあるって思いつつ。

打ち上げが楽しかったので いいや。

(よくないけど)


同じ先生クラスの生徒さんが写真撮っていてくれてました
せっかくなので(っていうかここくらいしか載せる機会ないもんで)。
















そうそう、今回はストラト弾きさんが自分の他に何人かいました。
見ていて思ったのはストラトの人、みんな手首が柔らかかったな。
やっぱりギターの特性というか使うジャンルの特性というか。
そういうのがあるのかもなーって思いました。





2018年10月11日木曜日

ジャズフェス


先日横浜ジャズ見てきました。





















昨年はギター教室の人が出ていたので見に行ったのですが
今回はアマチュアの人たちの場所中心に歩いて見て回ってきました。

横浜は規模も場所も広いので、見て回るのは本当に大変。
事前にある程度決めて行かないと、疲れて何も見られなくなる感じ(苦笑)

数えてみたら 9ヵ所くらいかな、見てました。
アマチュアブースはバンド(ドラム有)演奏が中心、という印象でした。
どこのバンドも上手くて、さすがでした。


こちらはジャズ喫茶でやっていたプロの方々の演奏。(ほんとは有料)
窓が全開になっていたので、道から普通にタダで見ることができました。













ジャズフェスはそれぞれ色があったり多少開催側のフォローが違っていたりするので
実際に見に行ったり、出てみたりしないとわからないことも多いです。
演奏場所によっても状況とか雰囲気が変わったりします
機材やPAもあったり、なかったり。

よく知らない人に話して驚かれるのは
応募期間は開催日の何カ月も前、下手すると半年くらい前から始まること。
抽選とはいいつつ、演奏動画も必要なこと。でしょうか
今はもうほとんどがYouTubeにアップする形です

ジャズフェスに出たことある人はご存じだと思います
よく知らない人からはこういうこと、けっこう驚かれます。
だから参加できるかわからなくても開催日はスケジュールを空けておく、みたいな。

抽選結果はだいたい1ヵ月くらいあと。ドキドキひやひやしながら待ちます。

意外と大変なのは応募の際、記入欄が多くて思ったより時間がかかること。
ちゃんとした写真がない~~って慌てる(苦笑)

今年のジャズフェス応募はぜーんぶデュオのお相手にお任せしました。ありがとう
自分は前のバンドの時に応募記入を経験したので
何事も経験だ~~と言いくるめ やっていただきました

そして冬から春、夏と各ジャズフェスのサイト。
サイトチェックを怠ると、募集期間が過ぎていた、みたいなこともあります。
そして応募後も
抽選結果の日をちゃんとチェックしておかないとマズイです。
参加の意思確認が数日中にあったりするので、忘れないようにしなくてはなりません。。

アマチュアがメインのジャズフェスはだいたい限られているので
時々知り合いにも遭遇します

都内や都内近郊のジャズフェスはだいたい春から始まって秋まで。
春のジャズフェスの応募は冬から始まるので、冬はそれぞれ準備です。
意外と時間があるようでなかったりします。
日々に追われながらも選曲や構成、アレンジ いろいろ考えて。

社会人であれば、週末しかリハできないしスケジュール合わせるだけでも大変で
バンド単位での練習時間がなかなか取れないことが多いのではないでしょうか
動画も撮らなくてはいけないし。

自分たちやまわりのジャズフェス常連の人たちも
「落ちた!」「出られる!」とか情報交換してます 自分たち含めみんなで悲喜交々です(笑)

アマチュアっていうのでみると
都内で一番大きいのは夏開催のすみだ(40ヵ所くらい)、
国内ではたぶん秋開催の仙台の定禅寺、なのかなあ
仙台はほんと、都内からの参加も多いようです

地理的な規模は横浜は広いんですが、チケットがあり
有料でプロがメイン的なところがあるので、また違う感じです。
ちなみに横浜以外のジャズフェスは、ほぼ観覧無料で見てまわれます
(これもそういえばよく聞かれるんだった)


ジャズフェスと謳っているものの、ロックやポップスも参加できるところがあります。
音量の大きさは重要ですが(大音量は街中なので嫌われる)、
音量さえ気をつければ、ジャンルは気にしなくても参加できるところあります。

今までも、ブルースロックやポップス、ファンクやソウルなど
ジャズの要素がなくても、いろんなジャンルのバンドが出ているのをみました。
個人的にはそのほうが純粋に楽しかったりしますけども。

自分たちも去年から、、ジャズフェスにトライしてみようってことで
今年やってきて、また来年も出られるよう少しずつ腕をあげていけたらいいなと
思いつつ。