2020年10月12日月曜日

続き。

こういう話は初めて書きます。


 前回節目の10年と書きましたが

そもそもジャズを習いたい、とは思ってませんで。


当時ギターブランクが12~3年あって、しまい込んでいたギターは音が出ず。

完全に電気系統がダメになっていてオールリペアに出して復活させました。


家で少しずつ弾くようになって

ちゃんと習おうかなって思ってたところで

たまたま見学にいったジャズセッションのホストが宮之上先生で。


私はジャズを知らなくて聴いたりもしていなかったので

先生の名前も知らなくて。

というか ジャズミュージシャンの名前も顔も知らなかった。

宮之上先生がギターを弾くってことも知らなかった。。。


(すみません… それくらい何も知らなかったってことです)


セッションのとき

ステージ前でひとり座って見ていたら

「こんばんは。あなたはボーカル?ピアノ?」 と先生が声を掛けて下さいました。


「ギターなんです。でも今日は初めてで見学です」って言ったら

秋合宿のチラシをくれました(笑)


ちょうど習おうかなと思っていたところで、ギターを教えているということを知って

じゃあ良いタイミングだからと申し込んだのがきっかけです。


入ったら、何それ みたいなことばっかりで。

ジャズをガッツリ習うつもりではなく あんまり深くも考えてなかった。

だってろくろく聞いてもいないスタイルの音楽を習うって。

誰が考えても無謀じゃないですか。

ギターを習うつもりだったのですが フタを開けてみたらば ガッツリジャズ。

我ながら「続くんだろうか…。」っていう感じで。


時間が経っていくうちに、道場はグループレッスンなので

いろんな生徒さんと話すようになりました。

最初は、レッスンの内容も「わからないことがわからない」という有様なので

人に疑問とかわからないことを聞きたくても、うまく言葉にできず聞けなかった。


さらに時間が経っていくうちに、わからないことや定型パターンとか

フレーズに関してとか 諸々

聞くと誰でも、親切に教えてくれることを知って有難かった。


今でもそうですね。

どの先生も生徒さんと同じく、レッスン時間外でも 聞けば丁寧に教えてくれます。


私よりずっと長くレッスンに通っている生徒さんも多くて

そういう方々が道場のムードメーカーになっています。


あのとき、ジャズセッションに行ってなければ、道場に入ることもなく

他のギター教室に通ってたと思います。こういう縁があるんだなとしみじみ。


今までここではギターを習っていることは書いても、どこで習っているのか

ちゃんと書かなかったのは、なんか私みたいなギター弾きが、、っていう

後ろめたさみたいなのがあったから。


丸10年っつうことで、もういいかな って思いました。


今は道場の先生のひとり、中根一城師範代に習っています。

10年のうち、7年、ついているので長いものです。

たぶん、おなじ説明とか何百回も私に言ってくれてると思いますが

それくらい、しつこく言ってくれてちょうどイイ感じです。理屈がどうもダメなので。


この先生はわかりやすいです。

理屈の説明が宇宙語に聞こえてた私でも、基本的なことが理解できるようになりました。



これから先、どれくらい続ける事ができるか不明ですが

まだ教えてもらうことがたくさんあるので、環境や身体や、気持ち、、

今の状況が続けられる限りはレッスンを続けたいと思っています。


あのとき声をかけてくださった宮之上先生に感謝です。ありがとうございます。






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