2023年3月22日水曜日

間とタイミング

 暖かくなってきて、春本番。うれしいです

今年に入ってすぐ体調が急下降したり

バタバタしていたりしてた日々が嘘のような最近。

私は本来のんびりとした性格なので 純粋にうれしい。

こういうときに、音楽の理屈とかじっくり考えてやりたいと思うようなことを少しずつ。

いまだ終わらないレッスンのプリントも、です



ギターの話なんですけど

昨年あたり、やっと「間をあける」という意味がわかってきた気がして。


それは言葉として理解できたっていうことじゃなくて

体感であるとき、「あ、こういうことか」って思えた時期があって。去年。

なにかコツを掴んだというか そういう感覚です


理論的にどう、ってことじゃないので

説明ができないんですが。ある日突然やってくるんですよね、こういうの。

誰しも経験あると思うんですが

弾き続けてるといいことあるなって信じられる、自分の中のひとつの例です。


ギターに限らずなんですけど

「間を空ける」っていうのは わたしは以前からよく言われていて 

先生もそうだし いろんな人が言うんですけど

実際は意識して弾くの、けっこう難しい。

少なくとも私は意識してはいまだにできないです。

だから、無意識の状態でコツを見つけた感覚なんで 説明できないのです。


よく聞かされていたのは、ギターは弾き続けようと思ったら

いくらでも弾き続けられる楽器なんですよ、っていう。

まあ自分はずっと弾き続けられる技術もないんですけれども。


でも確かに リスナー側に立ったとき

間が空くことで、余計耳が惹きつけられたりすること、ありませんか。

間を空くことで、フレーズが際立って聞こえることもありますよね。


最近あんまり言われなくなってきたけど

以前はよく先生に

「小節の頭から入りすぎ」って言われてましたね。

今もけっこうやっちゃってる気がするけど…

(これもね、他ジャンルの私にはそもそも難しいんです)


言われて、自分でも気になったこととか

昔っから目がいくところにこういうの、メモ貼ってるんですけど

いろんなジャズのアドリブソロを聴いていると

やっぱり1拍目から入ることは少ない。というかほぼなさそう。

どこかの拍の裏から入ることが多いですよね


フレーズの頭の入りを小節の頭じゃなく 前の小節からとか その裏から、とか。

フレーズの終わりも次の小節に食い込んで終わるようにするだけでも

ジャズの4ビートと馴染んできますよね。ジャズらしくなると言いますか。

なるほど~って感じでした。

ちなみに

フレーズの入り・終わりのタイミングと 間を空けることは

密接に関わってると思うので 私は一緒に考えちゃってます。


私はそういうの全然気がつかずに何年も来ていたので

指摘されて、そうなんだ~っていうか。

それが間にも繋がってくるんだろうと思うんですけど。


「小節感をなくして大きくフレーズを弾く」ってPCに貼ってあるメモに

書いてあるので、よく言われてたんだと思います…

実際今もまだまだなので、何年もずっと貼ってあります


でも、間のタイミングみたいなものが全部いつもではないものの

体感とか感覚で理解できるようになってきてるっていう感じなんですよね


もちろん 突っかかったり、フレーズが出てこなかったり、間違えたりっていう

ときは自然な間は生まれないので、ダメダメですけど…


それでも、あとから自分のギター聴いてみて

自然な間が作れるときが以前より増えたので 

このまま 今まで通り、少しずつがんばろうと思います


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