2026年7月28日火曜日

「はしる」という行為

 昨日から涼しくてエアコンつけなくても過ごせてしまう東京地方。

昼間30度届かず夜も24度くらいまで下がりました


練習でも何でもいいんですけど

演奏終わって「はしっちゃた、てへ」で終わらせる人、

多くありませんか


はしるっていう行為、けっこう甚大な被害を周りに与えてるという

自覚を持つべきかなと思っています

自分からすれば

平謝りしてほしいくらいです。土下座とかね 笑

だって一生懸命演奏したって全部が「無」になるんだからね

ため息しか出ない


それくらい、すべてをぶち壊しにしてるんですよね

曲の良さとか雰囲気や空気感、安心感、各自ソロパート 諸々

聴いてる人からすれば

いったい何を聴かされてるんだろうってなると思います

被害は演奏してる人たちだけではなく

聴いてる人も。全体に及ぶんです ぜんぶが台無しになるんです


まだ「はしっちゃった」って自覚のあるひとはましかも。

タチが悪いのは

自分が走った原因であることに気づかず、周りが走ったと思い込む人たちかな

つける薬はありません

そっとその人から離れていくか、距離を取るだけっていう


ちなみにこれはきっと全世界共通だと思うんですけど(おおげさねぇ)

リズムがちゃんとしてる人ほど

「はしる」行為を嫌うと思います

たぶん何よりキライ。間違いなく。

なぜかって

前述したとおり、すべてがぶち壊しになるからです

そして「はしってるひと」にすべてを合わせなくてはならなくなること。

これもけっこう苦痛であることは間違いないです


ギターは楽器の種類で言えば「上物」だから

ドラムやベースがちゃんとしてくれれば

多少リズムが前後しようが…みたいな

無責任なことを思ってる人もいるようだけど

反対の立場ならどう思います? 周りからしたらどう感じると思います?

はぁっ?!

ってなりませんか

周りの音を全部聴きながら演奏してるリズム隊、および一緒に演奏してる人は

そういうヨタヨタ走る「上物」にも合わせて演奏してることをちゃんと知るべきです


だからこそ

ここでも何回か書いてますけど

自覚を持ってリズム練習すべきだと思ってるんですよ

走る人はなにより真っ先に嫌われます、まちがいなくね

嫌われたくなければ、少しずつでも

ちゃんと取り組むべきです 「音楽」として聴いてもらうためにもね


1拍の長さが短い人は総じて走りやすいので

音譜上で合っていたとしても、何かのきっかけで速くなっていきやすい。

1拍の終わり、1小節の終わり、フレーズの終わりに

「タメ」をつくるクセをつけたり

ふう、って呼吸の「間」を取るっていう意識をしながら

演奏する「習慣」をつけていくのは大事かなと思います


それは普段からの練習でやっていく必要があると思ってます

ただ音譜上の4分や8分に合ってりゃいい、っていうのとは全く違う。

そういう考えのまま進んで行くと

拍の長さは短くなり、走りやすくなっていきます

だから

ギター上手いけど、走るよねあの人 っていうひと多いと思います

まあギターに限らずですけどもね


リズムがちゃんとしてる人や、スイング感なんかのグルーヴを大事に

当たり前に思ってる人ほど

1拍の長さも長く大きく、ぎりぎりまでゆったり取っていきます

というか「取りたく」なるんですよ

テンポのことを言ってるわけではなくて。

そうしないとグルーヴが生まれないことを知ってるから。体感でね

良い演奏に繋がっていかないってことがわかってるから。


ぎりぎりまで取っていくと

だんだん、次の拍や小節にまで食い込んでいって

それが「結果的」にいわゆる「後ろ」になっていくわけです

レイドバックっていうのかな

そういうのがわかってるもの同士だと

いわゆる「ここだ」っていう共通の「ポケット」に入っていって

それがノリとかグルーブを作っていくんです

私が若い頃ポケットなんて言葉なかったけどね…


こういう流れがわかると

いかに「ただ遅く弾く」ことがレイドバックとはほど遠いってことが

わかるんじゃないでしょうか

ただ表面的に似せて遅く弾いてるだけにしか聞こえないっていう理由です

それはすぐにわかるんですよ、グルーブを知ってる人からすればね

ズレて気持ち悪いだけなんです


拍とか小節を大きくゆったり取っているからこそ生まれる現象なので

以前も書きましたけど

それがないままレイドバックの練習をしようが

無駄な練習でしかなく

それ以前にやることいっぱいあるよね、近道はないよっていう話です


そして

人間だから走ったり遅くなったりすることはあれど

全員がポケットの認識を共有できていれば

たとえテンポが早くなったとしても

それは「揺らぎ」として聞こえたり「うねり」として聞こえたりも

するんですよね

面白い事に「走ってる」とは聞こえない。

一定のテンポよりも、もっともっと魅力的な音楽に聞こえることだって

あるんです

ここが音楽の不思議なところと言いますか

面白いところといいますか。



もうね、一拍目の頭ハットからすでに後ろになってますよね

そういうことなんだと思います

そしてバーナードパーディはもはや関西弁のおっちゃんとしか思えなくなってます








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