2024年2月19日月曜日

セッションとかバンドとか

 

ジャズの世界というんだろうか…


ジャズギター道場に通うようになって、初めの頃特に言われたのが

とにかくセッションに行け でした。

ジャズの世界の肌感覚というか 右も左も知らなかった頃は

この他にもいろいろと これが正義みたいないわれかたをして

戸惑うことも正直多かったな。

何が当たり前なのかっていうのがわからず。音楽ブランクも長かったし。

今思えばけっこう惑わされましたね。


いつフルアコに持ちかえるの、とかもね ず~~っと言われ続けてきました。

正直心の中では

自分の好きにさせてくれよ!他人に関係ないだろ ってずっと今も思ってますよ。


今いろいろ少しずつわかるようになってきて

フルアコの音は確かにね、ザ・ジャズギターのサウンドですよ

でも自分のギター聴いたらわかるように

私は別にザ・ジャズを目指してる訳でもなければ

わざわざ弾きにくいフルアコを弾きたいわけでもないのです。

何がしたいのかっていうのはここで何回も書いているので割愛しますね。

あとまあ あるあるで

これは聴かないとダメだろ、とかね。


すべてにおいて

親切心でいってるのか、ジャズマウントかさえもわからない微妙な感じが

ジャズの人たち感覚ですね。言い方。

私から見れば、けっこうジャズの人たちって

いろいろ凝り固まってるよね、って感じです。


ジャズギターを習う目的っていうのは人それぞれで

もちろん上手くなりたいとか、プロになりたいとか

精進系の人もいますが

一人で弾ける楽しみとか、ジャズ音楽を楽しみたいとか趣味としてっていう

そういう人もいるわけで

どんな目的かはさておき、とにかくセッションに行くのがいいみたいなことを

自分に限らずみんないわれてました。間違いではないんだけど。言い過ぎ。

言い過ぎくらい言うくせに

具体的な方法はあんまり説明なし。不親切極まりないです


セッションに行く事は確かに勉強になるし

誰かと演奏することはすごく大事だと思ってるし

失敗できることも後々からみれば 大きな収穫だと思えて

良いことは確かにたくさんあって

行ってみたからこそわかることもあるんだけど


私の場合に限っていえば そういう良いことの何十倍も

お金払って嫌な思いばっかりして

それは演奏のことではなく演奏外の不快な思いのほうが大きすぎて

セッション行った割に後の自分のギターはさほど手応えもなく、

終わってみれば 理不尽さと不快感だけ。


バンドで自分と合う人たちとのアレンジやギターを演奏する方が

ギターの向上や弾けるようになってる感覚を感じたりできて

実際結果としてできてるので

私自身は自然とセッションからは遠のいています。


もちろんそんなセッションの空気やそういうホストばかりではなく

真剣にお相手してくださるホストのかたはちゃんといます。

それからセッションが大好きな人たちもいるから、人それぞれ。

私自身は 少しでも自分のギターが良くなっていくための方法を

選びたいのですよ。


ここ何年かは、他の生徒さんからセッションに行こうかどうしようかと

話を聞く機会が時々ね、あるんですけど

無理して行く事はないってことと 自分の準備や自分のタイミングで

いくのがいいっていう、ごく当たり前のことを話します。


セッションにいってないことをコンプレックスに感じる必要はなくて

行く事が必然ではないっていう。

別にいいじゃんっていう。他に誰かと弾く方法はいくらでもあるんですから。


まあそれくらい昔は追い詰められたりそういう空気があったんですよ

弾かない、って言ってるのに無理矢理誰かのギターで弾かされたりとかね。

ありえないでしょう。

そんな逃げ道を塞ぐ空気感や雰囲気の現場を2回くらい私自身が経験してます。

今のご時世なら完全になんたらハラスメントってやつですね


そんなことがありつつも、

誰かと弾くことはとても大事だなと思ってて

自分以外の音を聴く、一緒に合わせる楽しさとかそういうのは

誰かと演奏しなきゃ得られない。

練習でも飲み会でも何でもいいので、誰かと一緒に演奏する機会は

あったほうがいいのかなと思ってます

一人で弾くのが好きなら、それはそれでよし。

そういう人も実際いるのでそういう楽しみ方もありますね。

そうじゃなければですが

ぜひ誰かと演奏する機会を持つことをお勧めします。

ギターほんとにいろんなことが上手くなると私は思う。自分がそうだから。

それで少し弾けるようになるともっと音楽が楽しくなるんだよね っていう。



相変わらず仲いいな(笑)





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