今日は久々に太陽と暑さが戻りました
関東梅雨明けかもって予報だったけど 今日明けるのかな
今ずっと続けていることから 昔のことを思い出したので
書いてみようかなと。
私が23~25歳くらいのときの話。
人からの紹介で初めてギターを習うことになりまして。
習った期間は短くて、1年半くらいのことなんですけども。
それまでは周りのひとたちの見よう見まねでギターを弾いてました
プロと言われる人のプレイを間近で見たのは これがはじめてのことで。
その先生は、その頃はスタジオ仕事がメインと言ってたように記憶してますが
今でも覚えてるけど
音がめちゃくちゃきれい。当時すごく驚きました。
それはエフェクターから出るギターサウンドもそうだったけど
ピッキングがね、とにかく無駄がなくてきれいだった。
私の周りとは明らかに違うギターの音色で それに驚きました
プロはこんなに違うって思ったな
今もあらためて思うんですけど
スタジオ仕事、いわゆる録音がメインで仕事をしている人たちの音って
すごくきれいで。サウンドももちろんそうなんですけど
自分がすごく感じてるのはピッキング。
ピッキングのときのちょっとしたノイズとかアタック音とか
たぶんものすごく気を使ってて
最小になるように弾いてるんだと思います
録音だとそういうのが目立つから。
アタックの瞬間の丁寧さ、音の切り方なんかも。最後までちゃんとしてて。
20代に習った先生がそんな感じで
当時そういうのをすごく真似て、自分もこういうふうに
きれいに弾けたらって思ったりしてました
以前から時々ここにも書いている、音の入りと切りの大事さみたいなのは
この経験から来てるんですよね
音のアタック、入り~音の伸ばし~音の切り
どれも一瞬のことなんで
無意識・無自覚になるまで、普段からの練習が必要だけど
これがちゃんとしてるだけで
聴いてる人の聞こえが格段によくなると言いますか。
自分の場合でいえば、何度も書いてますが
もう5~6年くらい続けてて、まだ続くと思いますが
ピッキングを変えていってまして
昔から比べればずいぶん変わってきたな~と思えるようになってますが
理想はね、まだまだまだなので
これからも続きます。少しずつしかいけないけど
何より習慣化させるのがね 難しいんです。無意識になるまで。
ピッキングはリズムにもおおいに関係してるので
これからも本当にすこしずつ。
そういえば、20代の頃の先生に一番最初に教えてもらったことは
ピッキングでした
ピックの当て方、角度とかどれくらいの深さで、とか。
その先生は逆アングルでしたけど 私に教えてくれたのは弦に対して平行に
ピックを当てるっていうことでした。
当時、逆アングルなんて言葉すら知らなかったけどね。
今思うと面白いなって思います
関連動画で出てきた演奏。
回復を願います