2024年7月18日木曜日

ピッキング

 今日は久々に太陽と暑さが戻りました

関東梅雨明けかもって予報だったけど 今日明けるのかな


今ずっと続けていることから 昔のことを思い出したので

書いてみようかなと。


私が23~25歳くらいのときの話。

人からの紹介で初めてギターを習うことになりまして。

習った期間は短くて、1年半くらいのことなんですけども。

それまでは周りのひとたちの見よう見まねでギターを弾いてました


プロと言われる人のプレイを間近で見たのは これがはじめてのことで。

その先生は、その頃はスタジオ仕事がメインと言ってたように記憶してますが

今でも覚えてるけど

音がめちゃくちゃきれい。当時すごく驚きました。

それはエフェクターから出るギターサウンドもそうだったけど

ピッキングがね、とにかく無駄がなくてきれいだった。

私の周りとは明らかに違うギターの音色で それに驚きました

プロはこんなに違うって思ったな


今もあらためて思うんですけど

スタジオ仕事、いわゆる録音がメインで仕事をしている人たちの音って

すごくきれいで。サウンドももちろんそうなんですけど

自分がすごく感じてるのはピッキング。

ピッキングのときのちょっとしたノイズとかアタック音とか

たぶんものすごく気を使ってて

最小になるように弾いてるんだと思います

録音だとそういうのが目立つから。

アタックの瞬間の丁寧さ、音の切り方なんかも。最後までちゃんとしてて。


20代に習った先生がそんな感じで

当時そういうのをすごく真似て、自分もこういうふうに

きれいに弾けたらって思ったりしてました

以前から時々ここにも書いている、音の入りと切りの大事さみたいなのは

この経験から来てるんですよね


音のアタック、入り~音の伸ばし~音の切り

どれも一瞬のことなんで

無意識・無自覚になるまで、普段からの練習が必要だけど

これがちゃんとしてるだけで

聴いてる人の聞こえが格段によくなると言いますか。


自分の場合でいえば、何度も書いてますが

もう5~6年くらい続けてて、まだ続くと思いますが

ピッキングを変えていってまして

昔から比べればずいぶん変わってきたな~と思えるようになってますが

理想はね、まだまだまだなので

これからも続きます。少しずつしかいけないけど

何より習慣化させるのがね 難しいんです。無意識になるまで。


ピッキングはリズムにもおおいに関係してるので

これからも本当にすこしずつ。


そういえば、20代の頃の先生に一番最初に教えてもらったことは

ピッキングでした

ピックの当て方、角度とかどれくらいの深さで、とか。

その先生は逆アングルでしたけど 私に教えてくれたのは弦に対して平行に

ピックを当てるっていうことでした。

当時、逆アングルなんて言葉すら知らなかったけどね。

今思うと面白いなって思います


関連動画で出てきた演奏。


回復を願います





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