2025年6月25日水曜日

指板でパズルゲーム

いつも指板を見ながら

ずっと今も私がしてる練習です。




以前からここにもこれの練習の説明とか書いて来たけど

やっぱり文字だけだと伝わりづらいなと思ってて

やっとこういうの、って動画にできたので載せました

あるある練習だとは思うんですけどね


テロップだけなので、最小限のことしか文字にできなかったんだけど

この練習が効くなって思うやりかたは

フレーズ弾いて、最後の音は鳴らしたまま、次のコードの音の一部に

なるように一緒に次のコード鳴らすのがよくて

フレーズの最後の音の周辺で次のコードの音を探すんです

えーっとえーっと、ってね


リズムはつけず、考える練習。ゆっくりでね

だから最初のうちは、突っかかってばかりでした

弾けなくていらいらしたりね

だから「これは指板のゲームなんだ」って自分に言い聞かせてさ 笑


練習のとき

私自身はフレーズも最後の音は~…とかまったく考えてなくて

行き当たりばったりで弾いてみて

次のコードの音~~って指板みながら探してます

だって実践の時にそんなこと考えて弾けないから。

そういうのも想定して

逆算みたいな弾き方はやめよう実にならないって私は思った


今日弾いてみて動画見てて思ったんだけど

フレーズの最後の音が、知らず知らずにコードトーンの音(ドミソシ)になってて

へええええ でした

そして次のコードの音も自然とコードトーンの音に行き着いてます


なんか理屈があるんでしょうが まあ私はあとから理屈学ぶタイプなんで

いろいろまたわかってくることもあるんだろうと思いました。

でもコードの音が感じられるのはドとミとシが強いからなあ

っていうのは弾いててわかるのですけども。

全部フルでコード弾かなくても、それ感が出るですよね


この練習の決まりとしては、フレーズの終わりにコードっていうこと。

小節は別に何小節ずつでもいいんです


これをやることで

自分が今どこにいるのか とか フレーズ弾き続けない とか

いろいろ効果はあったんですが

何より自分が弱い度数。

度数がね、コツコツやってるうちに弾いてる最中に指板で見えるように

なってきたんです

フレーズのあとに次のコードの音探すでしょう?

探してるうちに

コードの何度かってのが見えてきて、見つけられるようになってきたんですよね

頭でわかってても私はダメだったから

ようやく弾いてる最中にちゃんと見えてきたことが嬉しくてですね…

これをずっと続けるようになって今に至ります


自分でやっててものすごく効いたんで

短い尺でわかりやすい動画にしたいなって

ずっと思ってたんですよね


最初から度数は…とか コードトーンめがけて…みたいな

考えでやるとまあ、まず長続きしないので

とりあえずはコードの形は頭に入れておいて

フレーズは気の向くまま自分がよく弾いてるものを弾いていくのが

いいと思います。自分もそうです。

「フレーズの最後にコード弾く!」これだけ決めてね


やってるうちにコードは全部押さえなくても2音でもちゃんと聞こえるなあとか

フレーズの最後になると次のコードは…って考えるようになったり

つなぎを考えて弾くようになったりして

自然と頭はフル回転してくるので大丈夫かと思います

自分がコード進行覚えてる曲とか

数曲でどんどんやってみるといいですよね


わたしはなかなかコード進行覚えられなかったりするんで

ひきつづき地道にがんばります…。





2025年6月20日金曜日

音を抜く

 

ここ数年、ずっと思ってたことで

まだ上手くはできないことも多いんですが

音をあえて1音だけにしてみたり、あえて弾かないところを作ったり

言葉を換えれば「間」ともいえるかもしれませんが

それが空気をつくるなということが実感できるようになってきました。

ソロもバッキングもです


最初の頃は、意図的に感覚を掴もうと思ってそうやってたんですが

最近は自然にできることが時々あったりして

こういうのが大事なんだなと思うように。

特にデュオでやってるときにそういうことを感じるようになってます


それはジャズという狭いジャンルに限らず

いろんなジャンルで こういうのね~って

聴くことができるので、ポップスや弾き語り他

いろんな音楽を聴くのがいいんでしょうね


自分がそうだから、なんですが

音を空けるってけっこう怖かったりします

最初は特にね

埋めてくほうが、精神的にはだんぜん気楽なんですよね

そして、こういうのはね

口で言うは簡単ですが、実際は難しかったりします


少しずつ、ですね


どうでもいいんですけど、これ思った以上においしかった!


またまたカツオドリ。なつこいね。


2025年6月16日月曜日

週末は

 一気に真夏って感じの今日でした

土日2日間連続の外出で、身体が疲れまくっていて

頭はものすごく冴えてるんですけどね


土曜日は久々にデュオ練習でした

これやろうって言ってた曲があって、ある程度できあがるといいなってことで

いろいろ話しながら合わせながら。

ギターが2本なので

ハモりをどうしようかっていうところをメインで練習に入ってました

お互い音考えて合わせてみて

なんかいまいち、とか

効果的じゃないかも、とか

音は間違ってないんだけど、とか それきれいね~~、とか

試行錯誤しながら。

まだ録音は聞けてないんですけど

結果、わりといい感じになったなと思うんだけどな。


デュオの相手とはこういうことも含めてですけど

現場でアイデア出してせーので弾いたり、構成考えたり

試してみることができるので とてもありがたい存在です

音楽の理論的には

私よりもずっと完璧なのでそこらへんもこういうとき助かっています


私はけっこう想像でいろいろ考えたりしちゃう場合がけっこうあるので

(理屈より頭に浮かんだ音優先にしがちなんです

 鼻歌とかね 理屈はあとからっていう)

なので

音うっかり間違えたりしやすいのです

よく言ってるんですけど 感覚派と理論派ってやつです

でも同派同士よりは全然いいんじゃないかと個人的には思ってます


ちなみに彼とは長い付き合いで

ギター道場では14年半くらいかな 入ったのも数カ月差でほぼ同期で

同じクラスになって話すようになり

一緒にカラオケでギターの練習入るようになってデュオに発展して。

いろんなことを教えてもらったりもしてもう丸10年、11年目になります


年齢はずいぶん開きがあるものの、これだけデュオが続いているので

性格的な相性もギターの相性もいいんだと思います

その当時を思い出すとお互いに

当時よりはギターは弾けるようになってると思いますね

デュオでそれぞれ、できることが増えてるなって思うから。

私のほうは少しずつですが

人と一緒に演奏するってこういうことっていうのを

デュオを通してすごく学んできた気がする

これからもいろんな曲をギター2本で弾けたらいいなと思ってます


日曜日はレッスンで、同じクラスには

これまた道場でほぼ同期、付き合いの長い生徒さんがいます

レッスン後軽く一杯っていうことでいろんな話をしてきました

結局長酒に。


土曜日も日曜日も、ここずっと

それぞれとじっくり話す機会がなかったので

私自身はとても楽しかったのです

きっと月曜日は身体しんどいだろうな…と覚悟はしつつ。

でも悔いなしって感じ。いろんなことをいっぱい話して聞いて

頭が冴えたまま今に至ってます笑

ふたりとも長い時間付き合ってくれてありがとね


先日生徒さんに教えてもらった曲。









2025年6月3日火曜日

懐かしシリーズ ブルースの世界

 前回、懐かしシリーズということで

私がどういう音楽を聴いてきたか

ざ~っと(私の中ではかなり省略して)懐かしくて書いてしまったんですが

ブルーズのことは省略しました

ブルースを書き出すと文章があの倍くらいになるので。

20歳前後でしょうかね 途中からレコードからCDになった記憶があるので。


レコードで借りたり買ったりしていた記憶があるので

10代終わりから20代入るあたり

いろんなロック音楽を聴いていくうちにブルースというジャンルに

自然と入っていきました。

ブルースっていう音楽は最初 成り立ちとかバックボーンを知らないまま

純粋に音楽として聴いてて

まあ当然ですけど周りに音楽を教えてくれる人はいなかったので

自分で探してジャケ借り・ジャケ買いしてました


ブルースはそれまで聴いていた音楽と比べて

暗かったり、鬼気迫るものがあったり、楽しい感じ、燃えるような感じだったり

また違うジャンルなんだな、という記憶が残ってます

ほんとに同じ3コードなのに こんなにバラエティ豊かなのかっていう


当時レコードにはライナーノーツというミュージシャンに関する

情報が書かれてあって

私にとってはその人を知る唯一の情報。もしくは紹介されてる雑誌の

ライナーを読むくらいしか情報を得ることがなかったんですよね

顔写真もなかったりして。

だから今も顔と名前は一致しなかったりします

声とか何か音的に特徴がある人だと、今聴いても

ああ~~…ってなるけど 笑


もともと私はエピソード云々とか年表や形態に興味はなかったので

そういう類いの覚えは今も悪いですね

ただブルースにもハマった時期があってよく聴いてましたね。

ギターを始めた時期でもあったと思います


あれだけハマった割に名前とか系統とか全然詳しくないんですが

(まあ他のジャンルもそうなんだけど)

歴史や成り立ちは結構な冊数の本を読んだりしてました。知りたかったのです

そこから教会音楽へ流れることになったり

あとから、ああ全部繋がってるんだ、ということを理解したりしました


ただね、ブルースはだんだん長く聴けなくなってきて

徐々に聴く時間は短くなっていきました。

そのあとR&Bやファンクなんかの、ブルースから少し未来の音楽に

はまっていくことになるんですけどね


今でも名前を覚えてるのは

ジュニアウェルズ、マディウォーターズ、ジョンリーフッカー

ハウリンウルフ、ロバートジョンソン えーっと

もっともっとたくさん、たーくさん聴きまくってたはずだけど名前が…

YouTubeで出てきたヤツで、そうそうこのサウンド!このフレーズ!…ってのを

ここに載せておきたいと思います。ごく一部だけど懐かしいね~



アメリカ音楽のルーツはブルース

ギターのコピーだけじゃなくて

聴きやすいものだけでもいいので、ブルースを聴いたりブルースのいきさつや

成り立ちを知っておくと後の自分の音楽に深みが増すのかもしれないなあと。


(あんまりサウンドが古いと聴けないってのはあると思うんですが

 でもできるだけ ブルースの場合は

 当時のブルース全盛時期を聴くほうが伝わるものがたくさんあると思うですよ)

 それはなぜかというと

 ブルースは表面の音楽だけ聴くと

 全部1コード、3コードで一見単調に聞こえがちだから。

 でもブルースはそういう世界ではないのです


ブルースに詳しい人にいろいろ教えてもらって

おすすめのレコードとか聞けるといいですよね。


私の持論なんですけど

ペンタトニックを弾いたからブルースになるわけではないって思ってます

実際そのペンタ別にブルースじゃないなって思うことあるしね


ブルース=ペンタとチョーキングみたいなイメージはありますけどね

ペンタトニック(形式)がブルースではないのです


最後に私の大好きな曲。