2022年7月18日月曜日

ピッキング

3連休、晴れて良かった~~

とはいっても

わたしは洗濯に明け暮れておりました はは


弾きたいとき、聴きたいとき、洗濯したいとき などなど

そういう自分の気持ちに なるべく素直に従おうと日々暮らしてるんですが

この数日は、時々来る「聴きたい」という気持ちに従って

動画を聴きまくっています


きっかけは岡田治郎さんで いろんな動画を見続けてるうちに

やっぱピッキングきれいなのはいいな っていうことで

ふたりのギタリスト。ここ数日よく観ていた方々。




個人的に初めて聴いてすぐ、この曲がとっても好きに。

メロディが好きなんだと思います 何回も聴いてる。





どちらもベースは岡田治郎さんです


いずれのギタリストの方々も ピッキングがきれい。

きれいっていうのは、アタックが軽くて鋭いので音の粒が抜けるっていうか

アタックから音を出して、その音を切るまでの一連の動きが

軽やかで素早いっていいますか だけどタッチはやわらかくて。

だから全体的にクリアできれいに聴こえるんだなと思って。


音の切り方とか音を伸ばして切るタイミングもさすがって感じで。

これだけでも聴こえかたは全然変わると思う。


私は右手(ピッキングのほう)が上手ではなくて

ずっと少しずつ、コツコツだけど ピッキングを意識しながらやっているので

こういうふうにできたらいいんだろうな、としみじみ思いながら。


粒立ちも一定で 音を出した後のノイズもなくて。

観てるだけだと簡単そうに見えるけど

こんなふうにきれいに弾くことはなかなかできない

ピッキングは奥が深い。 うーん

一度ついたクセを直すのもなかなか大変なことです


ギターだけではなくて

ベースの人も、いろいろと聞き比べてたりしてました


ベースも、当然と言えば当然なんですが

やっぱりひとそれぞれちがーう、という感じで

この連休中は岡田治郎さんを中心に、主に日本の人を聴いてました。


こういう連休もあっていいのかな。






2022年7月13日水曜日

UPROAD

 「アップロード」。アマゾンプライムビデオから。


このドラマの世界は2033年。

さほどの未来ではないのがちょっとゾワっと。

世の中は現実世界と仮想現実世界に別れています


人間の死後は

普通に肉体と共に死ぬか、脳の意識をコンピュータにアップロードして

仮想現実の世界へ行くか選ぶことができる世の中に。


そしてクローン技術で人間の身体は まるまる再生できるようになったけれど

意識をそのクローンの肉体にダウンロードできる技術は実験段階。成功例なし。

そういう世界観。


デジタル化が今よりもっともっと進んでいて

人は脳から意識をコンピュータに移して、本物の現実世界のような身体を持ち

場合によっては現実世界より美しい世界で

永遠に暮らすことができるようになってます


なかなかのブラックな笑いもあって、一話30分弱と短いのもいいかもしれません

何年も前から仮想現実の世界はいろいろとニュースになってますが

いま言われてるような世界が実際にできたら

へえ~なるほど確かに、みたいなことが 

けっこう話の中にいろいろ出てきたりして、面白い。


こういう世界設定の中で、主人公の死の謎が少しずつ見えてきたり

いろんなキャラクターが入り交じり、話は進んで行きます

ポップでブラックなところや

時間があればサクサク見れちゃう面白さはありました 

一話が短いので、見やすい。


個人的に好きなのは

一話に一回はくすっと笑えるところがあるのがいいかな

あとはまあ実際にこんな世界あったら当然なのかもですが

貧富の差、みたいなところもブラックで笑わせています

地獄の沙汰も金次第ってことでしょうね

今はシーズン2まで。


余計なお世話ですが ひとつこのドラマの心配は

シーズン2の途中あたりから、正義VS悪、みたいな、何かと何かの対立っていう

海外ドラマにありがちな構図、雰囲気が色濃くなってきて、

それが話のメインになったら、たぶん一気につまらなくなると思われます

今までそういう流れになって面白くなったり

見続けたドラマは残念なことにひとつもない。どれも同じになっちゃって。


あくまでもブラックでユーモラスなところを軸に進んで行ってほしいな




2022年6月30日木曜日

THIS IS US

 先週あたりからちょっと体調が谷にはいってしまい

気持ちを紛らわせるためにドラマを観ていました

動けないときはドラマもダメなんだけど、今回は身体はまあまあ動くので

そんな気分転換をしていました。


数年前に初めて観たドラマで「THIS IS US」。

シーズン3までは観ていたんですが、アマゾンプライムでシーズン5まで

進んでいることを知り、少しずつ観ています。


ジャンルで言えば、ヒューマンドラマとでも言うのかな

ピアソン家という普通のひとつの家族のお話。

パパがいて、ママがいて 3人兄弟。ひとりは養子。


3人兄弟たちが36歳といういろんな意味で

人生の分岐点を迎えた(迎えるだっけ)ところから話は始まります


親、親の親からその子供、子供の子供、など3世代くらいの家族、

家族と関わるキャラクターも含めて

一つの家族を中心に、家系図のように枝分かれしていきつつ

それに関わる様々なエピソードを挟みながら 現在の話が少しずつ進んでいきます


それぞれのキャラクターの人となりというか、

どうしてこの人がこういう考え方をするようになったのか

誰に影響を受けたのか、どんな問題を抱えているのか

過去にさかのぼって細かくエピソードとして描かれてます

ひとりひとり丁寧ですよね つじつまも合う感じ。


このドラマ、現在だけじゃなくて、過去、未来、また現在って感じに

ぴょーんと一話のなかでも自由に行き来していくところが

このドラマの最大の特徴かと。

今までこれほど過去や未来を頻繁に行き来して描くドラマも

なかったんじゃないかと思います

SFとかファンタジーとかでもないし。


現在の話からいきなり過去に飛んだり未来に飛んだりして

ややこしいかと思いきや、意外と誰が観てもわかりやすく描かれています

それも人気のひとつかと。


シーズン4,5では3兄弟は40歳間近。次回のシーズンがどうやらファイナルのようで

いろいろ話も展開していくんじゃないかと楽しみです

(現在シーズン5まで)

個人的には決して好みのジャンルではないんですが

面白いと素直に思えるドラマです。オススメ。


時系列がぴょんぴょん飛ぶので

興味が持ててまだ観ていないなら シーズン1から観るといいかなと思います


あと 前回にも載せたジャネットジャクソンのドキュメンタリー。

たぶん2話目、リズムネイションエピソード。
こういう兵隊さんルック的な衣装もたぶんジャクソン兄弟が初めてじゃないかな。

特に女性がこういう衣装を着て歌うってことは
まずなかったと思う。

どちらかというと肌を見せたり
身体のラインを出して女性を強調させる、みたいなのが主流だったから。

今見ても、曲からダンスから衣装から 斬新でぜんぶ格好良いですよね
これは売れるよね って感じ。



めちゃめちゃ暑くなりましたね
ひまわりは暑くなった途端、終わっちゃったけど…残念
あんまり育てるの上手くないけど たくさん咲いてくれました

熱中症はかなりしんどいらしいので
どなたさまも気を付けてお過ごしください




2022年6月20日月曜日

レッスンにて

 

昨日からようやく 今までより、暑さがひと段階あがって

夏に近づいてきたという感じ。今日も蒸し暑い。寒いよりぜんぜんいいのだ


春に蒔いたひまわりが咲き始めました


きれいでしょう!

10本くらいあって少しずつ咲いています。

切り花なんかで売られている小さめのひまわりです。


わたしは宮之上ジャズギター道場にいるんですが

昨日はレッスンで宮之上先生の来訪がありました


普段は教室が違うこともあり、お会いすることはまずないので 全員緊張。

曲を一緒に弾くことも初めてで 何弾いたらいいかわからなくなったり。

間近でギターを弾いているのを見ることもめったにないことで。

ラッキーでした。ありがとうございました!

レッスンの中では

終始、リズムが大事だといっていました

私もそう思います  いろいろがんばろう



そして教室の机には、私が習っている先生の新しいアルバムが。


昨日お目見えしました。↑
曲はこの動画で少しずつ聴けそうです↓

興味をお持ちのかた、ぜひご購入ください。(なんていい生徒でしょう)



そして数日前に気がついて慌てて録画予約したやつ。

ジャネットジャクソンのドキュメンタリー。

1話目は見逃してしまった…

まだ2話途中だけど

貴重な昔の映像が盛りだくさんで、それだけでも見る価値ありだと思いました

若い頃もかわいいけれど、今現在もかわいらしい女性だなと思います

ご本人の中身が基本変わらないからでしょうね

ヒストリーチャンネルにて放送中、見られるかたはぜひ。




2022年6月15日水曜日

狙った音を弾く

 

今週は何かと用事が重なって雨の中の外出ばかり。

どうでもいいんですが最近水出しコーヒーが好きになってます。おいしい

スーパーでも売ってるので、家で作って飲んでいます


でも気温がここのところ低くて寒いので

ガタガタ震えながらとか厚着してアイスコーヒー飲んでる自分…。

早く暑くなってほしい・・・寒いのやだな



ここ最近、狙った音を弾くために

自分でフレーズ考えたりして練習しています

フレーズは今弾き慣れてるものを土台にして、音並びやリズムを少し変えたりして

ちゃんと狙った音がはまるように、っていう感じです


いろいろ弾きながら試行錯誤しているうちに

こういう流れきれいだな、とか

ここにこういう音があるからこっちにもいけるな、とか

発見したり再確認できたりと

度数が弱い自分にとってはけっこういい練習になってるような気がします


あと

これも随分前から思い出したらやってることなんですが

コード思い出しながら、アドリブの練習のときに

フレーズの終わりとか切れ目、終わった音にコードをつけるっていうことも

したりしています


頭にコードをじゃっと入れてフレーズを弾くことはよくやると

思うんですが、フレーズ終わったら 終わりの音を含めた2音か3音のコードを

鳴らすという。

フレーズの途中でも探せたら2音3音とか入れちゃう。

こういうマイルール作って弾いていくと度数を覚えることもできたり

あらたな発見みたいなこともあって

自分にはこれも良い練習になっています ゲーム感覚。



通りがかりに咲きはじめていた紫陽花。雨に濡れて映えていました。




2022年6月6日月曜日

一歩引いて自分のギターをみてみる

 今日は雨、雨、雨。時折激しく降ったりしています

外出してる人は大変です


最近考えてたことで 昨日も話していたことを。

まあギターのことなんですが。(もっと他に考えることはないのか)


自分の悪い習慣をそろそろ変えていかないと、ていうところ。

思いグセとか悪癖みたいなもので

自分に対してのあら探し、みたいなことばっかり考えるのはやめようと。

自分のギターをもっと客観的に見るっていうことを意識的にやっていこうと思った。

ここ最近もよく書いていたけど

距離を置いて自分のギターをみてみると いろんなことの自覚ができて

自覚ができれば修正したりやり直したりできるっていうことに気がつき

さらには

自分の進歩したところも見えるようになってくることにも気がつき


わたしは今まで

自分を客観的にみているようで見ていなかったっていうことに気がつき

気がつきだらけだ。 と思った。


いやあ 考え方ひとつなんですけどね


今までと少し違う感じで自分のギターを見られるようになったかも。

そのせいか

以前より少しよくなってきたなっていうところも自覚できた。


たまには

自分のギターで以前より良くなってきたなって思えるところを自覚して

自分で褒めてあげないと

練習への気力が失せてしまうんです 


(ただでさえ加齢で気力が減退してるのに)


昨日も話したんですが

少しの光が見えれば、がんばろうと思えたりするんですよね 人間ってやつは


自分で自分を潰すような思考を持つのはやめようと思いました。



どうでもいいけど 最近食べて美味しかったアイス。


ほんとのゴールドキウイ果実を食べてる味。

商品名に偽りなし。キウイのつぶつぶも。


個人的には ねっとりとした食感はあまり好きではなかったけど

味はキウイそのまんま! 今のアイスってすごい。


そして疲れたそこのあなたへ。

バーニーケッセル第2弾どうぞ。

ただし内容はまったく入ってこないけど。和訳テロップに注目。



2022年5月28日土曜日

ふたりから3人

 

私は時間が経つと、良いことすら忘れていくので

これから先の自分へ書き残しておこうと思います。


今回の池袋ジャズフェスでは、参加条件が3人以上ということもあって

今までのデュオからひとり加わってもらい3人で参加しました。


ひとり増えるだけだと単純に考えていたんですが

実際に加わってもらったら

まるで別の新しいバンドのような感じになり。延長線上ではなくなったことに

自分のことながらおどろいた。

実際に経験しないとわからなかったことです

バンドって いろいろ経験してもわからないものですな


今までは

ちょっとしたことも伝わってきていた相手のギターも

ものすごく遠く感じるようになった。不思議なもので。

音の距離感が変わったというか。

自分にとってはあまり嬉しくないことだったけど

でも結局、解決策は見つからず。

ずっと 両方を聞く余裕もなかったんだと思う。


3人に増えてから

個人的に随分リズムとテンポで悩んだり考えたりしてました。


どうしたら良くなるかとか、どうやったらやりやすくなるのか、みたいな。

最後までずいぶん考えたけど、これも解決策は見つからず。


結局は自分のいろんな技量が足りなかった。これに尽きると思います


これから先の自分に もしまた同じような事があったら

うまく解決できているといいなと。


自分に余裕がないと周りの音が聴けないけれど

聴きすぎると振り回されてしまうことにも気がついて

聴く、聴かないっていう塩梅というか

それのバランスっていうんでしょうか


ここら辺も今年に入ってからけっこうその場その場で

かなり意識して、考えながら弾いてました。

これはけっこうしんどかったんだけど

でもこれを続けたおかげで 以前より周りの音をクリアに聴けるようになったと思う。

訓練の賜物、みたいな。


いろいろあったけど

良い経験ができて何より自分の為になった。

なんだかんだ当日も リズムとテンポは悩んだまま突入したけど

それでも久しぶりのあの空気感のなか、自分なりに楽しんで弾けた。


まあ相変わらずミスとか間違いはたくさんあったんですが

以前ほどいちいち気に留めすぎなくなったところは我ながらエライ。成長してる。


技量は少しずつ、少しずつ あげていけたらいいなと。

技量があがれば余裕もできて

自分の表現も もっといろいろできると思うから。

地道にコツコツいきます。


今後はまたデュオに戻ります。がんばろう。



この曲はリズムを変えたら 原曲の雰囲気とは、がらっと変わりました

自分のイメージなんですけども。

なんか飄々とした感じと言いますか。私はこの雰囲気けっこう好きなんです



2022年5月23日月曜日

アツかったぜ池袋ジャズフェスティバル2022

いやー 鉛を身体に装着してるかのような疲れが

今日も続いてます。


2年ぶり、いや 池袋は西口公園の改修工事があったので

3年ぶりとなる、池袋ジャズフェスティバルが

一昨日・昨日と2日間 開催されました。無事開催されて良かった。

土曜に参加、日曜はゆっくり昼前からまわって夕方まで楽しみました。


土曜日の初日は

電車に乗っているとき、すでにどしゃどしゃ雨が降っていて。

屋根がないところはどうなってるか ものすごく心配で

早めに家を出て様子を見に行きましたが


それぞれテントが設営されていて、屋根がついていて

演奏できないバンドがないことにひと安心。さすが池袋ジャズのスタッフの方々。



それに意外にも早くから人が集まっていて 驚きと喜びみたいな。


付近をまわって聴いていたんですが

もうね、どこのバンドも

「雨でもカンケーねー」っていう感じとか

久しぶりに演奏できる、気持ちいいっていう勢いみたいなものが音から伝わってきていて

ものすごく自分のテンションもあがってました。

私自身もほんとに待ちに待ったジャズフェスでした。


テンション爆上がりのおかげで 忘れることもできたんですが

以前痛めた両足首が朝から痛くて

あまり気にしないようにしてたんですが

演奏1曲目途中で右足がつりそうになったという初めての経験をしました

結果収まってくれたけど、その時は「嘘でしょっ!」ってめちゃめちゃ焦った…。


同じ道場の仲間もわざわざ見に来てくれたりして

ありがたかったです


プログラムは30分刻みだけど、演奏時間は20分、入れ替え10分と

事前にアナウンスがあって 調整がけっこう大変でした

時間何度も計ったりして。

実際いろんなところ観ていたら、ほとんどはMCもそこそこに

演奏してるバンドが多かったな


日曜のお天気は回復して、肌が痛くなるほどのイイ天気。暑かった。

西口公園観ていて、西口の駅前のバンド観ようと移動してるとき

なんかカワイイ乗物が。


よちよち走りながら あれ、止まった!って思って。

もう赤い乗り物に釘付けになって 西口ではなく
ふらふらと赤い物体に引き寄せられて


バスだああ ってテンション上がって

乗れるかわからないし、どこに行くかも知らないけど


聞いたら誰でも100円で乗れますっていうんで 乗っちゃった!


かわいい~~~~かわいすぎる。ほんとにちっちゃいミニバス。

イケバスっていうんだそうです。


バス停もね、真っ赤で ちょっとだけ道路から歩道の中に入って止まるところも

おお~~とか思いながら。

けっこう普通の車も大変そうな裏道みたいなところも通ってしまったりするんですよ

ほぼ地元なのに まったくしらなかった。






中も、全部 ブリキのおもちゃみたい。かわいすぎる。

こどもたちがね、コレ乗りたかった~っつって乗ってくるんですよ。

そうだよね~~~わたしも~~~~


運行図がのっていて 池袋付近をまわってるみたいです






いやあ、きもちいいのなんのって。


そんな池袋づくしの週末を過ごしました。


まだ自分たちの演奏の録画を観ていないんですが (こわいねー)

これから観てみようと思います

いろいろ片付けないと。荷物も家のことも放ったままだしな…。

12時間一度も起きず、爆睡しました (笑)いやあ、寝た寝た。


池袋ジャズフェスティバルが両日共に開催されたので

他のジャズフェスも後につづくといいなと思っています。


池袋ジャズフェスティバル2022を開催してくださったスタッフの方々

ありがとうございました。

演奏も以前よりず~~っと

ありがたみとか、楽しいという気持ちを味わいながら参加させていただきました。





2022年5月16日月曜日

練習方法

 雨ばかり。晴れて欲しいなあ


先日は毎度の練習会だったんですが、意外な盛り上がりがあったので

書いておこうと思います 今回はギター4人。


練習会って、まあみんなよくやると思うんですが

たいてい、複数人だいたい決まったメンバーで

スタジオなり入って

決めた曲やその場で出た曲とかやると思うんですが 

2回くらい入ると飽きてきたりしませんか。


練習時間も、2~3時間程度なら まだ良さそうな気もしますが

自分たちはカラオケということもあり、5~6時間は入るので

どうしても中だるみとか

いろんな「飽き」が来ることは免れないんですよね


というわけで 今回たまたま提案したのが

シンプルなコード進行の スタンダード曲をひとつ決めて

リズムだけ変えていくっていう練習。


リズムパターンは 代表的なのをみんなで挙げていって

とりあえずは、4ビート、ボサノバ、3拍子。


でも他にもボサノバのベース倍にしたやつとか、ソウルっぽい16分カッティング調、

ジョージアのリズム、5拍子とか、ゆったりバラードとか

いろいろあるかと思います チョイスは自由。


最初はやりやすく ミディアムテンポ、ワンコーラス交代。

バッキングもアドリブも一人ずつ、

バッキング→アドリブ→お休み の順番でぐるぐる回すっていう。


この順番にしたのは

お休みの間に、自分はどのリズムでバッキングするか考えられるように。


バッキングの人は リズムを変える決定権があり

アドリブを取る人は、そのリズムに沿って弾くっていう。


最初、みんなの反応は薄くて

私自身もまあ飽きたときの練習ネタにでも… くらいに思ってたので

別にやらなくてもいいかな とか思ってたけど

やりはじめたら 

練習時間終盤にもかかわらず

「そうくるか!」「これ面白い」っていう雰囲気になってきて

結果、なかなか楽しい練習時間になりました。


ギター弾きって言うのは

基本的にアドリブやソロが中心!…みたいになりがちなんですが

このときは アドリブより

バッキングの人がソロ取る人にリズムを仕掛ける、みたいな空気になってました


慣れてきたら

基本テンポを上げたり、ワンコーラスの半分でキーを変えたり

わざとバッキング弾かないところをつくったり、とか


いろんな負荷をかけることもできるので 良い練習にもなり

先日の感じなら、しばらくはゲーム感覚で全員が楽しめそうです



キーが違う曲、テンポの速い曲、遅い曲、テーマが難しい曲

転調が多い曲、みたいに

そういうところで変化をつけようとするパターンは多いですけど

リズムで変化をつけていこうっていうのは

なかったので 良い気分転換になるかもしれません


まあ今回のこれは あるあるですけど

なにより飽きの来ない練習方法を考えて練習していくって

大事なことだと思うので、できるだけ工夫して楽しくがいいですよね



数日前にたまたま見つけた動画。

個人的にツボにはまってしまい。ループ中毒になりました

バーニーケッセルは素晴らしいことを言っているんですが

和訳のせいで

なんにも入ってこない。表情と和訳が妙にマッチ。


コメント欄は、真面目な感想ばかりで

なんでこの面白さに気づかないんだろう。


同じツボに入る人がいたら きっと仲良くなれると思います。






2022年5月11日水曜日

加齢と共にわかること

梅雨のような天気が続いてるなか 今日は取りあえず良いお天気。


ここ1年くらいですごく自覚したことなんですが

歳を重ねる毎に新しいことの習得に時間がかかるようになった。


ここでもよく書いている、

わたしは人の何倍もやらないと弾けるようにならないっていうのは

自分の不器用さだけが原因っていうわけでもなさそうだと

最近つくづく感じるようになり。

周りを見渡すと

どうやら私だけではないらしい、ということにも気がついたりして。


20代、30代からみれば 経験していない年齢なので不思議に思うでしょうけれど。

わたしも自分が実際にこの年齢になってみて初めて理解できた。


「いやあ、練習できなくて」

「いつになってもこのフレーズ弾けないんだよね」


年齢性別問わず あるあるフレーズですが

若い人たちが言う言い訳とはまったく意味が異なります

やる気とか物理的な問題とは違うんですね


若い頃には毎日のようにできた長時間の練習が難しくなり。

新しいことの習得には20代の何倍も時間がかかるんですな

これはね

悲しいですが、言い訳というより事実なので致し方ない。

だから思うんですが

わたしは我ながらがんばってるほうじゃないか、って最近すごく思うんですよね


40歳をすぎて 新しい音楽を身体に入れるってすごく難しいと感じていて

実際、私の場合ジャズという音楽がそうですが

やっぱりね、どうやっても表面的にしか入ってこなくて。 

好き嫌いというより

たぶん頭が固くなりはじめてるかもしれない。

10代20代にはスポンジのように 何を聴いても吸収できたのに。


楽器の習得も同じで

周囲のそれなりの年齢の人が ものすごく上達していたら

それはめちゃめちゃ頑張ってるんです

ある意味、若い人たちの比じゃないですね


まあ そういうことですが

とりあえずは私の練習の方向はさほど外れてはいないので

地道に時間をかけて身につけていこうと思っています


別に嘆いているわけじゃありませんよ(笑)

がんばります


思わずにこっとしちゃうやつ。





2022年4月25日月曜日

またリズムの話

 

いや、今日くらい気温があると個人的にはものすごく過ごしやすくてイイです。


私は音楽において、音階も好きなんですけれどリズムがとても好きで

リズムの中でも、気持ち良く感じる部分に惹かれています

いわゆるグルーヴとか揺らぎ、という部分。


音階に関してもリズムに関しても

勉強したわけでも教育を受けたわけでもないので

体感と感覚でしか考えたことがありませんでした

なので、いつも説明するときになかなか人に伝わらない訳です


それでふと検索してみたところで出てきた動画。

このかたは失礼ながら存じ上げないんですが

自分が以前からずっと感じてたことや周りに言ってたことがぽろぽろ出てきてて

そう、そうって感じで観てました。


世の中には、自分のように説明するのが下手な人もいれば

上手な人もいるんですね…


視覚化、数値化して、音がついているところがこの動画とてもわかりやすくて

なるほど、と思いながら見ていたんですが


なにより、拍のとりかた 大きく取る人、

タイトな人(狭くとる人・イコールではないけど)がいるとか

これ、ほんとそうそう そうなんですよね


大きく取れる人っていうのは隙間がたくさんあるので

他の音が入りやすいのと、グルーブを生みやすかったり

安定感も出やすくて。というのが自分の体感。


タイトはタイトで同じように揺らぎやグルーブがあるんですが

狭く取る人とは、少し意味が変わってきます


揺らぎというのも音楽では大事なのかなと思ってます


後半のほうで

タワーオブパワーのロッコ、ガルバルディを例にとってのコメントがありますが

それで思い出したのが

ダニーハサウェイのライブアルバムでValdez in the Countryという曲。


頭のカウント自体ものすごく遅れてて、すげーってずっと思ってましたけど

何の基準で遅れてるのかといわれても

上手く説明できないけれど、私にはド頭から遅れて聞こえてます。


ダニーハサウェイはそもそも ものすごく後ろで取る人ですが

お暇なかたはぜひ。


後ろで取るっていうのは、頭でわかっている人は周りでも多いんですが

実際はなかなか難しく

体感していくしかないんでしょうね


時々、ただ遅らせている人を見かけますが

もたっているようにしか聞こえず、気持ち悪い。

紙一重の差、なんですが 音楽的には大きく違って聞こえてしまうものだなと

つくづく感じます

グルーヴとかスイングとかいう リズムを感じた上で遅らせないと

様にならないところです


これはギターレッスンなんかで

端的に「フラットに弾け」と言われること、とも同じで

リズムを感じず ただただフラットに弾いたところで

ぺたぺたという のっぺりしたリズムにしか聞こえないという 

(スイングとは程遠い)

これも紙一重の差なんだよなあ、と感じます


フラットに弾けと言っている先生がたも

「フラット」という意味の説明が不足してるというか、

真意を説明するのが難しいんだろうなっていうか。


自分自身も言葉だけではなくて ギターでそれを証明というか表せるように

地道に続けていきたいと思います。




2022年4月18日月曜日

フランクさん

 

前回に続いて ゲットーをあらためて聞きまくってたんですが

久しぶりにこの人見かけたので貼り付けておこうと思いました

フランクマッコムというかた。

以前にはなかった新しい動画もたくさんあったので

フランクマッコムとダニーハサウェイと まぜこぜで聴いていました



LoveLoveloveは明るめでとても好きです いいですよね

フランクマッコムさんも この曲の動画がけっこうあるので好きなんでしょうね

昔のこの人の動画観ると、コンパクトエフェクターがずらっと

キーボード上に並べられていて驚いたりしてたんですが

最近の動画では、もうなくなってるなあと思いつつ。



はじめて聴いたときは ほんとに驚いたものですが

声がそもそも似ていて 歌い方も全部じゃないけれど似てるので

ところどころ、ハッとしたりしますよね

ダニーハサウェイが好きなんだというのが伝わってくる感じ。


先週から結局、またダニーハサウェイウィークになってます




2022年4月10日日曜日

植物たちは会話しています

 

ずいぶん前から 海外の番組とか本で

観たり読んでたりして 面白いなあって思ってたんですが

キノコも世間話してるらしいです。

https://nordot.app/884847399222099968

そこはオレの住処だからもっとあっちいって、とか。 面白い。


少し前から春の陽気になって

うちのベランダの植物も明らかに気温の上昇と比例して

浮かれた感じになってソワソワしてます。


春ですな


先週、先日とレッスンや練習などがあって

いずれの日も 音楽の話ばっかりしてたんですが

よく飲みに行く居酒屋さんのベテラン店員さんが

実は前職はライブハウスの店長やってた、みたいな。ええっって感じで。

自分の周りも行くところも みんな音楽にズブズブみたいです


今日は天気もよくて 気温もこれくらいあると

私自身、すごく過ごしやすいなと思う中で気分も上がり

いろんな曲を聴いてました。


これはたまたまなんですが、何かの関連動画で出てきたもので

新しいソウルアルバムの中に入っている曲だそうで

曲目みて聞いてみたいなと思って。購入しました


その流れで キャロルキングを思い出し。(アルバムとは関係なく)

この人の声も一発でわかりますよね。この人ならではの世界観。


キャロルキングやっぱりいいな、と思って

そういえばダニーハサウェイのアルバムでキャロルキングのやつ、

タイトル思い出せない ってなって検索して

わたしはどちらのバージョンも好き。それぞれの良さがあっていいですよね



その流れで 動いてるダニーハサウェイ動画発見。おおってなりました

どうやら動画貼り付けできないみたいなので

リンクからどうぞ。https://www.youtube.com/watch?v=WkfTLnE5Vtk


あれ 観られる。↓

ゲットー。 

このリズムは どうしようもないくらい聞きまくりました

この曲のリズムがすごく好き。ライブアルバムくらいのテンポが良いです。




2022年4月4日月曜日

4ビート


4ビート。。。


特殊なリズムですよね

ジャズに慣れた人たちにとっては自然なリズムだと思うんですが


ジャズギターレッスン受け始めて

ジャズを演奏したことがない私ににとっては なかなか難しいリズムだと思いました

初めて接するリズムという感じ。


今だから書けるんですが

ジャズギターレッスンを受け始めて

しばらくはずっと

4ビートっていうリズムやタイム感がよくわかってませんでした


過去形なのは

今は理解できていて、自分のリズムについても自覚ができたからですが

気が付くまで 本当に時間がかかった。


何がきっかけだったかは覚えていないんですが

ふと

ああ、これが4ビートなのね じゃあ自分のリズムはジャズじゃないなあって

気が付いて そういうことね、って自覚した感じです


自覚できたおかげで

コンプレックスのようなものが一気に吹き飛んで

すごくスッキリできたことは覚えてます

自覚することって大事。


自覚できたおかげで

ジャズにはならないけど、スイングビートに近づくことはできるかも、って

思えるようになった。

自分のもともと持っているリズムは

4ビートに合うものとは少し違います


リズムの矯正はものすごく難しいと思っているんですが

少しジャズのリズムに寄せることはできるかもしれないと思って

少しずつ リズムのことも練習と一緒にやっていたりします 

もう何年も経つと思う


リズムのことはジャズに限らずで

ソウルやファンクにはジャズにはないリズムやタイムやグルーブがあって

ロックにはロックならではのリズムがあって

ほかの音楽も然りですが


それぞれやりなれていないと 同じことを弾いているのに

なんというか、不格好というかダサイというか 

なんか違うって感じになるので、なかなか難しく


それは楽譜とか音符からは読み取れない

タイムやら、揺らぎがあったりして

それを理解できるようになるとリズムの奥深さを感じられます。

同じ4分音符や8分音符も感じ方が変わるっていう。


プロの人たちのジャズのライブやセッションなど見たりしてきて

リズムに関してのみ、なんですけど


この人は大元はクラシックなのかな、とかロックなのかな、とか

ルーツになってる元というか ジャンルみたいなものが

何となく見えたりしますよね


あと・・演奏が熱くなったりすると

その人の、もともとの持ってるリズムが出てくることが多いので

そういうのを見たりする機会があると

この人はどれだけのリズムの訓練をしてきたんだろう、って思います。


そういうのを実際に目の当たりにすると

リズムの矯正や訓練っていうのは、ものすごく大変なことなんだなと。


ある意味、リズムに比べれば

音階の訓練のほうがよほどたやすいかもと思ったりします


自分の好きなジャンルのリズムと、もともと持っているリズムが

合致したり似ていたりすると苦労も少なくて

たぶん 幸せだろうなと思います


4ビートは、シャッフルになってしまう人を見かけますが

シャッフルと4ビートは似ていてまったく異なるリズムで。


頭で理解しててもダメなのがリズム。

楽譜を見れば解決とはいかないところが難しい。

体感していくことがすごく大事だと経験してわかるようになった。


誰かと演奏していくってすごく大事で

それは バンドでもセッションでもなんでもいいと思うんですけれど。

それの積み重ねで ある日気が付くみたいな。


今は自分のなかで目指してるリズムがあって

そのリズムで弾くことができるように 本当に少しずつですが

練習しています 

もうね、10年後くらいに理想の感じで弾けたらいいなくらいの感じで。

気楽に根気強く、コツコツです。



そういえば

最近、なんとなく自分のギターが変わってきてる感じがしていて。不思議な感じ。

具体的に言葉で説明できないんですけど

感覚が変わってきてるのかな。うーん


まあ はた目には変わり映えしてないと思うけど。



私の言葉での説明が下手すぎて

リズムに関して周囲に話してみても なかなか伝わらないんですが

最近自分事でちょっと気になっていたので かなりがんばって書いてみました


・・・まあわかりにくですよね。(ため息)

わかりにくくてすみません




2022年3月26日土曜日

いや、めっちゃよくない!?

 

・・・・先ほどひとりでつぶやいた言葉。


今日は朝っぱらから用事をすませ 家のことをやりながら

合間合間にギターのプリントをやってます。

先日いただいたレッスンのプリントがものすんごく良くて

思わず書いておきたくなった。


レッスンでは課題曲、スタンダードをやるんですが

もうここずっと、なんですが

基本的なことのあとで、ソロギターを弾けるようになろう みたいな

取り組みもあったりして

(もう少なくとも半年くらい続いてる気がする)


良かったっていうプリントは、フレーズのプリントなんですけど


フレーズのプリントっていうと

大抵は単音でのフレーズなんですが

今回のはコードと単音まぜまぜ ってやつで。


何がどういうふうに良いって思ったかっていうと

コードと単音の混ざり具合とか、

コード入れるタイミング、単音入れるタイミングとか

4小節くらいで一区切りにしてあって

いろんな典型パターンを書いてくれてて。


何より、この通りに弾いてると自分なりのアイデアがどんどん出てきたりして

思わず「いやこれめっちゃよくない!?」って独り言がでた…


こういうのずっと続けられたら きっと思うように弾けるように

なるんだろうなあと思いました


今までもコードと単音まぜまぜっていうのはあったけれど

ワンコーラスとかそういう単位だったのですが

今回のやつは、他の曲にもいろいろ組み合わせやすくて

使いやすくなってます


自分でも、ソロギターを弾くためではないけれど

こういうソロギターの練習をしていて

それはコードや度数の把握につながるので 時々頭が疲れてしまうんだけど

少しずつ続けているんです


いやあ いろんなアイデアが出てくるようなプリントって

すごく良いプリントだと思う。


いままでもらったプリントの中でも、トップ5に入ると思うな。

先生は作るのに時間がかかったって言ってたけれど

時間がかかった甲斐がある内容だと思う


でもまだ3枚目なんだよね 少しずつがんばろう




森永とミスドのコラボクッキー。これ意外とおいしかった。



またこれからプリントやるぞ。

2022年3月22日火曜日

みんなの努力

 なんだか雪っぽくなってきてる気がする…さ、さむい本日。

3月はこれだから暖かくなっても油断できない。


先日のレッスン前。

レッスンの前は先生の休憩時間が入り、少し時間が空いたりするので

その時間に皆それぞれ

指ならしじゃないですけど練習したりするんですが


同じクラスの生徒さんが16分のフレーズをけっこうな速さで弾いていて。

おおっって思って

すごく練習したでしょうって聞いたら

はい、ものすごく練習しましたって返ってきて

やっぱり練習は裏切らないなって

あらためて感じました。


上手くなりたいとか 弾けるようになりたいっていう人たちに囲まれていると

自分もがんばろうみたいな励みとか

負けないみたいなやる気が出て

今の自分にとって ありがたい環境になります


そういう人たちだからこそ、だと思うんですが

練習する上での悩みとか

練習の方向みたいな話になるときもたくさんあって

悩むのは自分だけじゃないんだ、と感じることも多々あります


あるときから

私は焦ることがまったくなくなって

自分は自分、と心の底から思えるようになってから


自分のペースで考えて弾いていけるようになったので

誰がどんなに弾けようとも 振り回されることがなくなって

ずいぶん楽になり。


今弾けなくても 1年後は少しはマシになってるだろう、みたいな。

長いスパンで練習に取り組めるようになった。


そして実際、今よく出てくるフレーズは

少なくとも1年前あたりから練習を続けているものだったりして

それを実感しています。


・・・もう少し早く でてきてくれてもいいんだけどな。(本音)


おっと

本格的に雪になってるよ!

外出されている方々、お気をつけて。


2022年3月14日月曜日

ジャズギターを習うなら

 いやあ 今日は今年一番あたたかい。天気も良くてわくわくしました。

桜も見たし。春です。ラブ。



古いハードディスクから昔のギターの発表会とか出てきて。

な、懐かしい。

いろいろ思い出してました。


ジャズギター道場に通い出したのは偶然だったんですが

今もそうですけど最初の数年は特に

「わからないこと」がわからなくて随分悩んだものでした。


ジャズギター教室に通う人のきっかけは 人それぞれ。

ジャズが好きでギターを弾いている人もたくさんいましたが

ジャズは知らないという人もたくさんいて。私もそのひとり。

ある程度仕事が落ち着いて、好きなことを…という

まあ 私みたいなギターブランクのある人も多くて。


ブルースめちゃめちゃ上手い人とか

ロックバリバリに弾く人とか

他のジャンルから来てる人も多いです

あとは初めてここでギターを弾くという人もわりといます。


ジャズギターって難しそう、って私のイメージは まさにその通りで。

ギターは理論とりあえず置いておいて

カンだけで、けっこう弾けてしまう楽器でもあるので

そこを飛ばしてきた人間は

ちょっと苦しむかもしれません…


最初からジャズギターっていうより ギターの基本を習うって

思えたらもっと楽だったのかも。と今は思います


ジャズギターって他と何が違うんだろうって思ったんですけど

基本的な理屈が理解できていないと

ある程度のところに来たとき、必ず限界が来るってことかなあ

私がそうだったんですよね。落ち込みましたけども。

他のジャンルにはない限界感です。


私はファンクやソウルが好きで

たぶん理屈はわからないままでも、ある程度弾けていたと今も思うんですが

少し分かっていたほうが応用とか違う発想がたくさんできて

世界が広がる感じはしてます。まだ基本的な理解だけですけども…。


好きなジャンルや弾いてるジャンルは関係なく

ジャズギターを弾いている先生に習うのは 一度くらいは試してみても面白いかと。


理解できたことや習ったジャズフレーズは、

今やっている自分のギターに広がりを与えると思います

自分がそう思うから。


ジャズというよりは、ギターをいちから習うという感覚のほうが

地道に続けられる気はします

本当にいちからやるんですよ 私もそうでしたから。

もちろんですけど 簡単な理屈さえ理解できたら

どのジャンルにも応用が利くんです。


ものすごく弾ける人が、ドレミから習うのは、っていう人もいましたけど

だったらちゃんとそれくらい弾けないと、ね。とか。

弾けるだけにすごくもどかしいと思うんですけどね


ここでよく書くダイアトニックも

わかってるって言ってる人たちをレッスン中に見ていて

わかってないじゃん… とか。

私自身も まあそんなひとりなんですけどね。


習うほうも大変かと思うんですが

教える人も大変だと思います。 が、

私のような理解できるまで時間がかかる人間もいることなので


教えるにあたって一番重要なのは、

根気・根気・ひたすら根気強く でしょうか。

同じ事を100回くらいはフツーに説明することができる人は

良い先生かもしれません。

この間説明したじゃんは きかないのです。(笑)




2022年3月8日火曜日

理論理屈が苦手な人間の脳思考②

 

過去の経験で思いついた出来事を。


オルタードとメロディックマイナーとリディアン♭セブン。


教則本やレッスンで

このスケールの指板図とか説明でてくると うんざりしませんか。

わたしはずっとそう。

説明されたところで 脳思考が止まってしまう感じで。


この3つのスケール 全部おんなじ、って気がついたのは

レッスン受け始めて ずいぶん…何年も何年も経った頃。

大雑把もいいところな言い方でしょうけども。


私の脳思考だと

3つのそれぞれのスケールがあって という考え方はしていなくて

(混乱の元なんです、私にとって)


音の並びは変わらないけど

始まりの音が違ったり 使いどころ、

鳴ってるコード上での使えるスケール(名)がそれぞれ違う

というところで そうかなるほど、という理解。


こういう考え方のほうが、自分の場合 圧倒的にわかりやすい。


それから当時、オルタードフレーズは アタリをつけるやり方を教わってから

格段に弾きやすくなったのを覚えています。間違うことがなくなった。


弾けるスケール名を言うとかは もじもじわからなくても

コードに沿ったスケールやフレーズなら弾けるっていう。


コードと連動してるから

テンションが入ったコードも覚えていける みたいな。


当時、慣れない音並びであったオルタードの音階を気持ち悪いって

思う人間からすると

アタリが付けられることはすごくありがたかったです。



自分の中で、リディアン♭セブンとかメロディックマイナーとか

オルタードとか

区分けして使ってる意識はあまりなくて

私みたいな人間には、アタリをつけるやり方はすごく向いてました。


ほんとに何々スケールが使えるって言われても全然わからなかったな。

名称は自分の中で、あまり重要でなかったからだと。


こうやって少しずつ使い慣れていって、音並びや雰囲気を覚えていくと

ある日

メロディックマイナーってマイナーで使えるけど

セブンスの上でもメロディックマイナーが使える意味に気がついたりして

おお、みたいな。 使いまくるぞ、みたいな。

小さなイイことがあったりするんですよね。


たぶん 先生はレッスンで死ぬほど言ってくれてたと思うんですけどね…

やっぱり人間、自分で気がついたことは忘れないんですよね…。


指板を見ながら考えてるとき

ほんとにパズルだなあって思うこともしばしばです


特にコロナ禍がひどかった2020年あたりは

他にも、いろいろなことに気がついた年でもありました。


2022年3月7日月曜日

理論理屈が苦手な人間の脳思考


 ちょうどさっきオルタードを考えてて。


ここずっとテンションの入れ方みたいな

音やタイミングやら そういうのを考えたりしていて

オルタードの音並びから見ていけば見やすいなあって。


理論の理解が進んでいる人からすれば

こんなにやってて今更かよっ …って思われると思うんですけれども。

なんでもそうだけど

自分で気づいたことは忘れないんですよね…


ここにもよく書いていることですが

ひとつのことを考えていたり、教わったフレーズを練習してるとき

私はしばしば脱線してしまって

気がついたら全然違うことをやっていたりすることがあります

よくあとから気がつくことや理屈がつながる、みたいな感じになるんですが


今日でいえば

最初はDm7・G7・C△7の2-5-1でオルタードを弾く、みたいな

オルタードを中心にいろいろ考えてたんですが


オルタードスケールって♭ばっかって言ってたような気がするけど…

テンション全部はいってるなあ というところで


道場生はオルタードフレーズを手癖のようになるまでやるので

フレーズのポジションや位置なんかはちゃんと覚えてたりするんですが


フレーズにテンションを、ってなったとき

私は上手く使えないので オルタードの位置を見ながら

テンションをぱっと見つけて弾くとか、いつも使ってるフレーズに

テンションを入れてみるとか 思いついた時にやっていて


日によっては

半音ずつ下がって行く

クリシェのような2-5フレーズもいいなあ みたいな方向へ とか


今日なんかはたまたま

オルタードってC△7の半音上みたいな音だよなあってところで

5度7のとき、オルタードじゃなくても

半音上のメジャー7やセブンスも使えるんだよなあ ってところで

フレーズを考えたり。


※ここから日によって違うけど ある日はフレーズ考えまくる方向に。

オルタードのことは もはや忘れてます


それやってるうちに

そういえば先生が半音下、半音上のセブンスやメジャーセブンが使えるって

言ってたよなあ、、えっと理由はなんだったっけ という感じで考えて


これG7を裏コードにしたらD♭7だから Cの半音上使えるんだな とか

じゃあ 半音下は、ってG7を半音下げたらG♭7で

これの裏コードはC7だもんな …

でもそもそもキーがBだったときだって半音上のCが使えるんだから

逆のCのときだって半音下のB使えるよなあ


Cメジャー7から見て Bメジャー7のスケールはCから見て何度になるかな 


…そういや使える理由なんだったけか。


先生のメモ見てみよう ってなって


半音上の理屈は上記で正解、

半音下は トニックデミニッシュ的な感じで考えるって書いてあって。

CdimはB7♭9かあ 

なんでデミニッシュで考えるんだろう


デミニッシュの構成音はCから見ると1.♭3(#9).#4.6

Cメジャー上に乗っててもおかしくない音だな


コードじゃおかしくなるけど 単音で弾くぶんにはおかしくないから

Cメジャー上でCdimのスケール弾けるなあ

またフレーズ考えはじめたりして脱線。


結局 きょうは


まあ 先生が使えるって言ってるんだから いいや。



・・・・・こんな適当な感じのときもありますが


理屈がするするつながって まるっとすべて解決するときもあったりして

そんなときは ものすごくスッキリします


プリントがいろんなヒントになることも しばしばで

わからなかった頃より

今の方がアイデアとか、コツみたいなものが

たくさんあるなっていう気がしています


そして今日はあまり脱線もしなかったけれど


ある日なんかは

最初はプリントの2-5フレーズ覚えようとしてたはずなのに

気がついたら どういうわけか

住宅のリフォームをすべて一人でこなしている動画を見てたことあります

動画は30分、あっという間。すごいですよ



だからプリントいつまで経っても終わらないんですよね…。



ここ最近オルタードを考えていて思ったのは

曲の雰囲気にもよるんですが

ただオルタードスケールを一番下の音から上昇していくだけでも

良い感じになるんだなって 気がつきました。




2022年2月28日月曜日

沁みる

 ここ数日 サムクックをひさびさに聴いていました。


古い人なので、知らない人も多いのかもしれませんが

ソウルミュージックにおいては

避けて通ることはできない人のひとりだと思っています



これからサムクックを聞いてみようと思っているひとが もしいるなら

サムクックがソロになった後のもので、

スタジオ録音のものよりライブ盤をおすすめします


「ハーレムスクエアライブ1963」

https://www.youtube.com/watch?v=yBfsUCahFlo

スタジオ録音のものや、ボーカルグループにいた頃のものは

古すぎて若い人からすると、あまり聞けないんじゃないかなと。

動画を貼り付けることができないので 上記リンクからどうぞ。


ヘッドホンで聴くと サムクックのつばが飛んでくる感覚に陥ります。

サウンドバランスも良くて 臨場感と熱気溢れる名盤だと思っています


A change is gonna come は サムクックと言えば…という代表曲のひとつ。

もし興味が持てたら、ぜひ歌詞やこの曲の背景を検索してみてほしいなと思います



それから。


プーチン政権によるウクライナ侵攻に断固反対します





私などが声をあげたところで1ミリの影響も与えないだろうけれど。

こんなことを許せば

今後世界は大変なことになると思います


プーチンは確実に破滅の道を歩んでいると思いますが

世界を敵にまわして、自国民すら敵にまわして 大きな大きなリスクを犯してまで

欲しいものはいったい何なのか。