前回は、「 WILD DARD 」という
2001年発売のアルバムについて書かせていただきました
前回の記事のとおり、
この「ワイルドカード」、というアルバムから
アーティスト名が
サナンダ・マイトルーヤ( SANANDA MAITREYA )という名前に
変わったわけですが
一応、ワイルドカード、というアルバムには
「 SANANDA MITREYA AKA TERENCE TRENT D'ARBY 」(長い…)
という名前でクレジットされています
AKA という意味は
レゲエやヒップホップカルチャーの中では
「生まれ変わり」とか「再生」を意味する言葉らしく
人名とか、曲名に使われているそうです
1962年3月15日ニューヨークのマンハッタン生まれ。
お父さんは、教会の伝道師。
お母さんは、ゴスペル歌手で教師。
6人兄弟の長男、だそうです
大学時代は、ライト級のアマチュアボクシングのチャンピオン(!)
アメリカ陸軍にも入隊した経験を持っています
除隊後は、ドイツでファンクバンドをやったり
( The Touch というバンドで、83年音源のものが
「 アーリー・ワークス/テレンス・トレント・ダービー&ザ・タッチ 」と
いうタイトルで、89年に CD 発売されてるそうです)
その後、イギリスに渡りシングルデビュー、
そのシングル曲が大ヒットして
本国アメリカでは、グラミー新人賞にもノミネートされたそう。
私が、彼を知るきっかけになった
映画のサウンドトラック、ビバリーヒルズコップ3…の他にも
サントラは、けっこうな数、手がけていて
いくつもの作品に、曲を提供してるみたいです
(中には、役者として出演したりもしてる、とのこと)
ライナー読んでいて
本人は、サムクックやマーヴィンゲイなどと比べられたり
例えられるのは、あまり好きではなさそうな
雰囲気があったんですけど
わたしの個人的感想なんですけど…
(まあ、今まで知らなかっただけに、先入観もないので)
テレンスさんの、外見や雰囲気をみてると
ルックスも良いし
ブリティッシュな雰囲気の漂う人…
とってもスマートな感じが、するんですけれど
外見とはちがって、歌は、とっても泥臭い!(笑)
とてもソウルフルで、感情がけっこう、あらわになってる感じ、、、
表現力とか、歌の技術、持って生まれた歌声…
歌が、すんごく泥臭いので、
正直言いますと、初めて歌聴いて、動画で外見みたとき…
外見のスマートな雰囲気と、実際の歌の泥臭さのギャップに
少々…ビックリしたりしましたデス
[LIVE 1987] Wonderful World - Sananda Maitreya
サムクックの曲で、ギター1本と歌。ライブです。
サムクックさんとは、
やっぱり声質が少し似ている感じなので
よく引き合いに出されるようですけど
あくまで、テレンスさん…という感じはしました。
これだけソウルフルなのですから
引き合いに出されても、仕方がない…といえば、そうなのかも。
Who's loving you . Terence Trent D'Arby-Sananda Maitreya
この曲も、少し古くさいゴスペルの雰囲気も漂う
ソウルバラード、です
ちょっと彼の詳しい音楽は、アルバム全部聴いたわけではないので
分からない部分もありますけれど
テレンスさんが、例えられるのがイヤだとしても
彼には、こういうソウルミュージックの素養が
もともとあるのではないかなあ、、、なんて思ったりします。
じゃないと、
彼のパワフルでもあり、ソウルフルな歌とか
ライブでの選曲、とか
彼自身が作っている曲調、とか…説明がつかないです
動画でしか、知ることはできませんけど
昔のいわゆる R&B やソウルミュージシャンのカバーも
ライブでは、けっこう歌ったりしてるんですよネ
HOLDING ON TO YOU . TERENCE TRENT D'ARBY - SANANDA MAITREYA
彼のパワフルで、深い歌声。ライブです。
ギターが前に出た、ロックソウルバラード。
歌の技術がすごい…
この動画では、髪の毛を金髪に染めていて
顔立ちも、もともとオリエンタルなので
中東、なのか、黒人なのか、白人なのか、、、
とても不思議な雰囲気です。
Terence Trent d Arby - A Change Is Gonna Come.
サムクックさんの曲、かな?
こちらは、スタジオ盤。
他にも、ウィルソンピケットさんの曲を歌っていたり
ファンクナンバー、ソウルマンを歌っている動画もありました
Late Night w/ David Letterman "Vibrator"
Sananda Maitreya aka Terence Trent D'Arby
こちらは、テレビ番組でのライブです
この曲は、とてもストレートなロックナンバーです。
個人的には、こういった空間を空けた
リズムを効かせたロック、好きです
今回は、たくさんある動画の中から、
いくつか引っ張ってきましたが
個人的な好みを元に、R&B ソウル的要素の強いものを選びました。
なので、ピコピコ音とか、複雑なプログラミングものや
ポップス系は、一切なし!…です(笑)
テレンスさんは、音楽的にはいろいろやってらっしゃるけれど
芯の部分は、けっこうひとつだったりして…
この方が、どういう評価をされているかは
正直、わからないまま書いておりますが(笑)
個人的には
歌に関して、とても魅力ある人だなあ、と感じました。
テレンス・トレント・ダービーを
知っていた友人からは
この人、まだ活動してるの? …と聞かれたりしたほど^^;
過去の人になりつつあるよう(?)なのですが
現在も、もちろん活動されているみたいです
改名しても、いまだにテレンス・トレント・ダービー、という
名前は顕在で、この名前で検索かけても
ちゃんと出てきます。
あ、もちろん、サナンダ・マイトルーヤでも出てきますヨ
この「ワイルドカード」、というアルバムが
思いの外、好みだったのと
見た動画の、いくつかが、とても好みだったので
どっちを書こう…と、迷ったりしたんですけど
結局、どっちも書いちゃいました(笑)
良いものは、良いですから!
長くなりましたが
最後まで、読んで下さってありがとうございました。
昨日の東京は、雨がザンザン降りっぱなし…でしたが
今日はお天気、少しは回復するようで。
(洗濯大変だよう~~)
それでは、また!
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