2009年6月1日月曜日

SOUL MEN - Terence Trent Darby 2

前回は、「 WILD DARD 」という
2001年発売のアルバムについて書かせていただきました

前回の記事のとおり、
この「ワイルドカード」、というアルバムから
アーティスト名が
サナンダ・マイトルーヤ( SANANDA MAITREYA )という名前に
変わったわけですが

一応、ワイルドカード、というアルバムには
「 SANANDA MITREYA AKA TERENCE TRENT D'ARBY 」(長い…)
という名前でクレジットされています

AKA という意味は
レゲエやヒップホップカルチャーの中では
「生まれ変わり」とか「再生」を意味する言葉らしく
人名とか、曲名に使われているそうです


1962年3月15日ニューヨークのマンハッタン生まれ。
お父さんは、教会の伝道師。
お母さんは、ゴスペル歌手で教師。
6人兄弟の長男、だそうです

大学時代は、ライト級のアマチュアボクシングのチャンピオン(!)
アメリカ陸軍にも入隊した経験を持っています

除隊後は、ドイツでファンクバンドをやったり

( The Touch というバンドで、83年音源のものが
「 アーリー・ワークス/テレンス・トレント・ダービー&ザ・タッチ 」と
いうタイトルで、89年に CD 発売されてるそうです)

その後、イギリスに渡りシングルデビュー、
そのシングル曲が大ヒットして
本国アメリカでは、グラミー新人賞にもノミネートされたそう。

私が、彼を知るきっかけになった
映画のサウンドトラック、ビバリーヒルズコップ3…の他にも

サントラは、けっこうな数、手がけていて
いくつもの作品に、曲を提供してるみたいです

(中には、役者として出演したりもしてる、とのこと)

ライナー読んでいて
本人は、サムクックやマーヴィンゲイなどと比べられたり

例えられるのは、あまり好きではなさそうな
雰囲気があったんですけど

わたしの個人的感想なんですけど…

(まあ、今まで知らなかっただけに、先入観もないので)

テレンスさんの、外見や雰囲気をみてると

ルックスも良いし
ブリティッシュな雰囲気の漂う人…
とってもスマートな感じが、するんですけれど

外見とはちがって、歌は、とっても泥臭い!(笑)

とてもソウルフルで、感情がけっこう、あらわになってる感じ、、、

表現力とか、歌の技術、持って生まれた歌声…
歌が、すんごく泥臭いので、

正直言いますと、初めて歌聴いて、動画で外見みたとき…

外見のスマートな雰囲気と、実際の歌の泥臭さのギャップに
少々…ビックリしたりしましたデス

[LIVE 1987] Wonderful World - Sananda Maitreya
サムクックの曲で、ギター1本と歌。ライブです。

サムクックさんとは、
やっぱり声質が少し似ている感じなので
よく引き合いに出されるようですけど
あくまで、テレンスさん…という感じはしました。

これだけソウルフルなのですから
引き合いに出されても、仕方がない…といえば、そうなのかも。

Who's loving you . Terence Trent D'Arby-Sananda Maitreya
この曲も、少し古くさいゴスペルの雰囲気も漂う
ソウルバラード、です


ちょっと彼の詳しい音楽は、アルバム全部聴いたわけではないので
分からない部分もありますけれど

テレンスさんが、例えられるのがイヤだとしても

彼には、こういうソウルミュージックの素養が
もともとあるのではないかなあ、、、なんて思ったりします。

じゃないと、
彼のパワフルでもあり、ソウルフルな歌とか
ライブでの選曲、とか
彼自身が作っている曲調、とか…説明がつかないです


動画でしか、知ることはできませんけど
昔のいわゆる R&B やソウルミュージシャンのカバーも
ライブでは、けっこう歌ったりしてるんですよネ

HOLDING ON TO YOU . TERENCE TRENT D'ARBY - SANANDA MAITREYA
彼のパワフルで、深い歌声。ライブです。
ギターが前に出た、ロックソウルバラード。
歌の技術がすごい…

この動画では、髪の毛を金髪に染めていて
顔立ちも、もともとオリエンタルなので

中東、なのか、黒人なのか、白人なのか、、、
とても不思議な雰囲気です。

Terence Trent d Arby - A Change Is Gonna Come.
サムクックさんの曲、かな?
こちらは、スタジオ盤。


他にも、ウィルソンピケットさんの曲を歌っていたり
ファンクナンバー、ソウルマンを歌っている動画もありました


Late Night w/ David Letterman "Vibrator"
Sananda Maitreya aka Terence Trent D'Arby

こちらは、テレビ番組でのライブです

この曲は、とてもストレートなロックナンバーです。
個人的には、こういった空間を空けた
リズムを効かせたロック、好きです


今回は、たくさんある動画の中から、
いくつか引っ張ってきましたが

個人的な好みを元に、R&B ソウル的要素の強いものを選びました。

なので、ピコピコ音とか、複雑なプログラミングものや
ポップス系は、一切なし!…です(笑)

テレンスさんは、音楽的にはいろいろやってらっしゃるけれど
芯の部分は、けっこうひとつだったりして…

この方が、どういう評価をされているかは
正直、わからないまま書いておりますが(笑)

個人的には
歌に関して、とても魅力ある人だなあ、と感じました。

テレンス・トレント・ダービーを
知っていた友人からは

この人、まだ活動してるの? …と聞かれたりしたほど^^;

過去の人になりつつあるよう(?)なのですが
現在も、もちろん活動されているみたいです

改名しても、いまだにテレンス・トレント・ダービー、という
名前は顕在で、この名前で検索かけても
ちゃんと出てきます。

あ、もちろん、サナンダ・マイトルーヤでも出てきますヨ

この「ワイルドカード」、というアルバムが
思いの外、好みだったのと

見た動画の、いくつかが、とても好みだったので
どっちを書こう…と、迷ったりしたんですけど

結局、どっちも書いちゃいました(笑)

良いものは、良いですから!

長くなりましたが
最後まで、読んで下さってありがとうございました。


昨日の東京は、雨がザンザン降りっぱなし…でしたが
今日はお天気、少しは回復するようで。

(洗濯大変だよう~~)


それでは、また!

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