2009年7月14日火曜日

ヘヴィーメタルなブラザーファンク(Brecker Brothers)

そういえば、ブレッカーブラザースは・・・・・・

何度か、今までも名前だけ取り上げたり、
動画を、載せたり、、、ということはありましたが

きちんとアルバムを取り上げたりしたことがなかったので
今回は、個人的に気に入っているアルバムを。

この、ブレッカーブラザース・・・・

探すときのジャンルは、
たぶんだいたいのお店では
「 フュージョン 」コーナーになるんではないかとも
思うんですけれど

今回紹介するアルバムに関しては

ジャズフュージョン1割、ファンク8割、ロック1割・・・という感じでしょか

それくらい、ハードで身体が揺れる、ファンクサウンドに
なっています

今回聴いてて、ふっ…と思い出したのが、ジェフベックさん。

ジェフベックさんも、探すコーナーは、多分大抵のお店で
「 ロック 」に分類されていると思うんですけど

実際の音楽は、ロックだけではなく
ジャズやフュージョン、ソウルフルな部分もあって
いろんなものが、混ざってると思ってるんですが

この、ブレッカーブラザーズも、まさにそんな感じです

アルバム「 Heavy Metal Be-Bop 」(1978年)・・・・
タワーオブパワーと同じくらい、よく聴いていました

この「 Heavy Metal Be-Bop 」を聴いて
ブレッカーブラザース、すっごく好きになったくらい!
個人的には、オススメのアルバムでもあります

まあ、最初に何気なく買ったアルバムでしたが
(なんか、タイトルにヘヴィーメタル…という言葉も入っていて
 気になった…というのもあった)

今作で、4作目の兄弟アルバム(ライブ盤)だそうで

知らない方に、、、、
おおざっぱですが、、ランディ・ブレッカー(Trumpet)と
マイケル・ブレッカー(Tennor sax)は、実の兄弟でして

いろんなところで、いろんなミュージシャンと
セッションメンバーや、レコーディングなどをこなす
スタジオミュージシャンでもあります

どちらかというと
サックスの、マイケルさんの方が有名みたいですが

個人的には、アプローチが (きゃー この言葉かっこいい)
兄弟でも、なんか違った感じで聞こえます

マイケルさんは、派手で演奏中、確かに目を引く存在では
ありますが
お兄さんのランディさんは、このアルバムのほとんど、
曲を作っておりまして
曲、わたしは、すんごく好きです

また、無骨な感じのトランペット・・・・
サックスのマイケルさんが、歌うように吹いているのに対して

トランペットのランディさんは
リズムや、間の開け方など… とても気を遣ってる感じがして

わたしは、両方、好きです
でも、テクニックは、お二人とも、超絶なんですけど(笑)

それに加え、、、、
このアルバムのドラムは、テリー・ボジオさんでして

このアルバムの曲の雰囲気や、コンセプトとか勢い…
そういうものが、とてもこのドラムと合っています

前置きは、ここら辺にして^^;

できるだけ、このアルバムのライブ盤とギャップが少ない
ライブ動画を探してみました。

1曲目、5曲目は、アルバムからのライブ音声です

01. East River ( Jason-Monet-Mazur )

もう、これ最初に聴いた瞬間、やっぱしブレッカーブラザース
好きになりました(笑)
なんてハードなんだ!!…って思って、耳が釘付けに。
しかも、かっちょいい!!
The Brecker Brothers - East River



02. Inside Out ( R.Brecker )

これも、入りから、ぞくぞくもんです
最初のリフもとても好き~~~
Brecker Brothers - Inside Out - 1980(Live)



03. Some Skunk Funk ( R.Brecker )

この曲は、有名…なのかなあ?
You Tube でも、動画がたくさんありました
これも、最初のキメフレーズが印象的で、そのあとに続く
サスペンスっぽい感じの(笑) 曲構成なんか、たまらないです
Brecker Brothers Live In Barcelona - Some Skunk Funk



04. Sponge ( R.Brecker )

この曲も、動画、わりとたくさんありました
ハネたリズムも気持ちよくって。
Brecker Brothers - Sponge - 1992



05. Funky Sea, Funky Dew ( M.Brecker )

こちらは、このアルバムでは唯一の、マイケルさんの曲。
しずかなさざ波…というか、海をやっぱり思い起こさせる感じ。
夕日? ← 勝手なイメージ(笑)
この曲は、少し、フュージョン寄り…でしょうかネ



06. Squids ( R.Brecker )

ちょっとラテーン…の雰囲気も漂いつつ。
でも、ドラムが気持ちいいくらい、キレててハードなので
ただの、フュージョンには聞こえませぬ
The Brecker Brothers "Squids" 1978


以上、「 Heavy Metal Be-bop 」ライブ盤は、全6曲。
あっという間に、なだれ込んで終わってしまう感じです。

それでは、このアルバムのメンバーを。
プロデュースは、ブレッカーブラザースです。

Randy Brecker - Electric trumpet, Keyboards
Micheal Brecker - Electric tennor sax
Barry Finnerty - Guitars, guitorganizer, background vocals
Terry Bozzio - Drums, background vocals
Neil Jason - Bass, Lead vocals

実際のライブ動画を、いくつか見てみると
ドラムは、デニス・チェンバースさんが叩いていることが
多いようなのですが

とってもこのアルバムの雰囲気に合っていて
いいなあ、と思いました

以前、このアルバムのドラムに関して書いた記事が
あります
興味がある方は、ご覧くださいませ。 ↓

2009年1月10日投稿 そのバンドのイメージに合うドラム

まあ、相変わらず…
このアルバムが、どんな評価を受けているかは知りませんが
他の方にも、自信を持って、勧められるアルバムです


それでは、また!

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