2009年7月23日木曜日

夏に最適SOUL ( William DeVaughn )

今日の東京は、曇り空ですがムシムシした感じで
少し、夏の暑さが戻ってきたかも~~~

午後からは、梅雨どきみたいな雨が降りました…
(うっ、、、ちょうどお散歩で、降られちゃいました・・・)

ソウルとか、ファンクとか、ブルーズとか、ジャズ…って
夏、聴くには、、、、

まあ、別に季節は関係ない、…っちゃないんですけど ^^;

なんか、汗が飛び散って、
ねっと~~り…とした、人間の執念といいますか
募る思いなんかが、演奏や、歌に詰まってるイメージがあって

なんとなく、暑苦しい(笑)

・・・・・なーんて思ったりもするんですけれど ^^;

このアルバムは、夏を感じるようなサウンドで
ああ、青い空、白い雲、、、カモメ飛んでるよー…夏っぽいなあ・・・・と
勝手に私が、感じているアルバムです ^^;

ディスコソウルなんかにも、わりと夏~~~!!…って感じのものは
あるかと思うんですけれど

こちらは、オーソドックスなグルーヴィン・ソウル…とでも
言えば、いいんでしょか・・・・

(昔から、例え方わかんないけど)

以前も、一部の曲だけご紹介したことがあったのですが
今回は、せっかく夏!…なので
夏らしい、アルバム曲、全曲ご紹介できれば…と思います

アルバムタイトルは、「 BE THANKFUL FOR WHAT YOU GOT 」(1974年)。

ウィリアム・(エドワード)・デイボーンさんは、
1948年生まれ(確かではない)。
ワシントン D.C 出身だそうです

これも…ちょっと確かではないんですけれど
この人は、もともと宗教色の強い方なんですけれど
小さい頃から、信心深い人だったようです

途中から、「 エホバの証人 」に改宗されたりしています
教会なんかでも、歌っていたのでしょうかネ?

曲のほとんどを、自ら手がけていて
歌も歌い、ギタリストでもあるそうです

この方、日本ではあまり名前を聞かないんですけれど
You Tube で検索してたら・・・・・

アメリカでは、このアルバムのタイトル曲を、
カバーされてる方が結構いまして、驚きました

ラップの、サンプリングとしても、使用されてるようです
(けっこう、人気がまだまだ根強くあるのですね~~、うれしいかも!!)

個人的には、大好きなアルバムのひとつでして
本当に、よく聴いていました

何が良い…って

この揺れるグルーヴと、曲の良さ、でしょうか
演奏も、素晴らしいし、このグルーヴは
ダニーハサウェイさんの、ああいったグルーヴと同じ系列です

(こういう揺れに、私は弱いのですヨ・・・・)

なので、ダニーさんがお好きな方なら、すんなり聴けるかもしれません

ただ、残念なのは、、、
この「 BE THANKFUL FOR WHAT YOU GOT 」は
ファーストアルバムなのですけど

その後、セカンドアルバムを1980年に出した後、
音楽業界から、ぱったり消えてしまってまして
音楽活動すら、されていないようです
いま、現在は、どうなんでしょうね・・・

2004年にシングルを発売された、、と書かれた記事も
あったんですが、裏取りができませんでした
(私の貧弱な英語力では、無理だー)

ライナーなんかでは
音楽業界に嫌気が差した…とか書いてあるんですけど

このタイトル曲は、レコード会社を移して発売したら
200万枚のセールスを記録したそうで
大ヒットの影に、何かあったんでしょかネ

いずれにしても、良いものは、いいので!(笑)
夏ソウル、いかがでしょうか!


01. GIVE THE LITTLE MAN A GREAT BIG HAND ( W. Devaughn )
しょっぱなから、夏!…って感じでしょう?
ハモンドの音や、ギターが効いてます
アルバム全般にわたって、ベースライン、気持ちいい~~
このアルバムの中でも、大好きな曲!さわやかで明るくて!
William DeVaughn - Give a little Mn A great BIg Hand



02. WE ARE HIS CHILDREN ( W. Devaughn )
涼しげで、さわやか。けだるさも漂いまして…
ハンモックで、昼寝でも・・・したい気分になります(笑)



03. BLOOD IS THICKER THAN WATER ( P. Rakes/R.Faith )
この曲、実際に演奏したら結構アツくなりそうです(笑)
レコードでは、涼しげに聞こえても、実際は汗だくだったりして…



04. KISS AND MAKE ME UP ( W. Devaughn )
こういうノリも、たまらないです
パーカスやストリングスの音が涼しげなのに、このグルーヴは何?!…って^^;
William DeVaughn-KISS AND MAKE UP



05. BE THANKFUL FOR WHAT YOU GOT ( W. Devaughn )
アルバムのタイトル曲。この曲がこのアルバムの代表曲で
マッシヴ・アタック他…いろいろな方が、カバーしています

オリジナルは、聴いての通り、ストイックな印象もありますけど
カバーを聴いたら、汗が飛び散るディスコ調、とかなんかもあって
こんな風にアレンジできるんだ~…と、面白かったです~~
william de vaughn- be thankful for what you've got (original)



06. SING A LOVE SONG ( W. Devaughn/F. Fiovanti )
これまた、ユルーいグルーヴの曲です
ヤシの木陰で、昼寝したいよ・・・・
William DeVaughn-SING A LOVE SONG



07. YOU CAN DO IT ( W. Devaughn )
タイトル通り、芯が一本通った感じの曲です
イントロのカチっとしたキメから、メロに入ると、
とたんにユルくなりますが、そこがまた…たまらないです
William DeVaughn-YOU CAN DO IT



08. SOMETHING'S BEING DONE ( W. Devaughn )
やさしい入りの曲です。フルート、個人的に大好きなもんで
音色に惹かれてしまいます



09. YOU GAVE ME A BRAND NEW START ( W. Devaughn )
この曲は、たまりませ~~ん~~!(笑) こういうの、大好きです!!
このアルバムの中では、1,2を争うくらい、好き~~
ちなみにこの曲は、CD化される際、後からボーナストラックとして
このアルバムに入った曲なんだそうです
William DeVaughn-You gave me a brand new start


以上、全9曲でした!

キメのリズムとか、リフの雰囲気が似たような曲もありますが ^^;

全体に、ゆる~い…、程よい揺れの、グルーヴが漂う
とても、素晴らしいアルバムだと、個人的には思ってます

だいたい、サビに曲のタイトル名を歌っているので
曲名も、わかりやすいかと思います

ウィリアム・デイボーンさんは
10代の頃から、カーティス・メイフィールドさんの影響を
強く受けているそうで

インプレッションズのようなスタイルのグループで
歌っていたのだとか。
う~~ん、確かにそういわれれば、分かる気もしますネ

それでは、また!

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