2016年11月29日火曜日

数年後見ても笑えない

ふとしたことから
過去の自分の記録を見返していたんですけれど
その中に
「数年後これを読んで笑えたら良いなあ」としんどそうな面持ちで
書いてあるのを読んで
心の中で いや笑えないから、って自分に突っ込んでました

ジャズギターを習い始めた当初はかなり戸惑って苦しんでた感が満載で。
自分の事ながら ちょっと切なくなりました

はじめた頃、かなり運指とかポジションを直されてたみたいです。
なんか記憶が所々戻って来たんですが
特に、、最初の1年くらい、たぶん何やってるんだかわからないまま
レッスンを受けていたかもしれない。

原因はたぶん、、どこがどこの音のスケールかっていうことが
まったくわかっていなかった。
だから丸覚えでした。どこのコード進行でこのフレーズを使うのかも
不明でした。

あとはコードの押さえ方。
そもそもコードは一緒でも、押さえ方が他のジャンルのものとは
まるきり違っているので
音が鳴るようになるまでの時間といったら。
ただ慣れてきてわかったのは、すごく合理的な押さえ方なんだなっていう。

コードとコードの移動がしやすいのでこういう押さえ方なのか、とか
あとからわかることはたくさんありました

なので、コードの押さえ方だけでジャズやってるのかやってないのか
すぐわかるようにもなり。

長年ギターを弾いてきてる人たちは
ギターを始めた頃のことを忘れがちだと思うんですけれど
当時は指が痛い痛い、って書いてあって。
それも思い出しました

指先に水ぶくれもできたし 痛くて押さえられなかったし
指を思いっきり開くので
指の又も痛かったし
手首も痛かったし

ギターという楽器は基本的に手が痛くなるものなんだとあらためて。

ジャズギターを始めるにあたり、覚悟がないまんま 流れで始めてしまって
かなり苦しんでますが
続けることでなんとなく少しずつではありますが
理解できることもあったり、以前は弾けなかったものが弾けるように
なってきたり
未だに弾けないものもあったり、です

練習もただギターを弾きまくるっていうものではなくて
考えながら、なので
実際にギターを弾いてる時間は少ないものの
一度自分の中でつながれば、他にも応用が効くようになるので
がまんがまん、反復反復の連続です


今続けているギター教室には新しい人もたくさん入って来ますが
ギターは弾いてるけれどジャズを始めてみたくて、という人もたくさんいます

自分も、もともと他のジャンルの人間で(なんなら今も、かもですけども。。)
ギターを弾かなかったブランクもあるので同じなんですが
慣れるまでちょっと時間がかかるものなのかもしれません
(まあ自分は人の何倍も時間かかってますけど)

以前、どこかの先生をやっている人のブログに
ジャズもギターも「慣れる」ことで弾けるようになるよー、みたいなことが書いてあって
本当に落ち込んでた自分への慰めになったんですが
(もっと上手いこと書いてあったような気がする)

続けることで
自分も当初気持ち悪いとしか思えなかったオルタードに慣れて
なんでこんな弦飛び飛びフレーズなんだよっ!・・っていうフレーズに慣れ
どしてここの音??っていう音使いに慣れ

少しずつですが、、慣れてきてるところも出てきました
まだ慣れてないことはたくさんあるので、これからまた地道にだと思います

なのでもう6年とかやってるのに
弾けないことは盛りだくさんにあるんで、始めた当初の記事読んでも
一向に笑えないんですが

いろんな人が言っている初歩的なこと、たとえば
ドレミファソラシドを弾けること、
その位置がわかっていること、
理屈もギターの基礎の基礎でいいから 理解しているだけでも
スタート点が違うなあ、って今は思います

自分は最初から全部がダメで苦しんでるので。
理論的には、自分はホントに初心者から始めてるってことに。

ジャズでもペンタトニックは格好良く効果的に使えるので
ジャズやらないにしても ギターの幅が広がるんだと思います



最初の頃を思い出したところで、またすこーしずつがんばろうかなと
思いました まる





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