少し前に購入した、ボビー・ウーマックさんのビデオ。
もう、何度も見ましたが
改めてまた、気分転換でも、、、と思って、見ていました
最近のライブビデオなのですが
この人も、歌、手を抜かないなあ、、、、、
( 過去、歌に力が入りすぎて、眼球の毛細血管が切れたりしたこともあるんだとか… )
このとき、60歳近かったと思うんですけど
(1944年生まれ 今現在は、60超えてますね)
体力は少し、やっぱり落ちてるのかな?
イスがおいてあって、腰掛けながら歌う場面などもありますが
声量も衰えを感じないし、表現力や迫力は
いろんな経験を積み重ねてきて、さらに増しているように感じます
プロ意識も、とても高くて
自身も、本当に全力で歌って、バンドの指示も出していますけど
コーラスの女性に
みんなに(客に)愛されたかったら、全力で歌うんだ、
今日が最期の日だと思って! …とメインで歌うことを促したり
サックスの男性には
観客を、引きつけたけりゃ、自分の人生を訴えろ、ホーンにすべてをこめろ、…と
ソロで、吹かせたり
これがまた、ボビーさんに言われてから吹き出したサックスは
その前のサックスとは、ガラリと変わるんですヨ!
とても、感情が音に出ていて、より素晴らしくなってました
ボビーさんのライブでの MC は、男女に関することも多くて
(歌も、そういうのが多いので、必然的にそうなるのかもしれませんけど)
自分の女性に対しての失敗談も、話しておりましたが(笑)
「 良い音楽が軽視されて、曲ばかりが増えていく 」
演奏が進むにつれて
「 上品さが取れてきたぞ! 」など、、、、
音楽に対する、自分の考え方や思いなども、ポロポロと出されてました
歌には、魂がたっぷり入っていて
深みがあって
ジャンルは、関係なく、ソウルミュージック、魂の音楽だな、、、と。
この年齢で、人生経験を重ねてきたからこそ、出せる歌、です
ちなみに
このビデオでは、たくさんの曲を歌っていますが
ギターも、所々弾いていまして
ボビーさんいわく
「 昔はもっと上手だったんだけど、今は錆び付いちまった 」そうですが
確かに、技術としてはそうなのかもしれませんが
やっぱり、名残、というか、、、
フレーズに、時々ハッ…とさせられるものがあり
ギタリストとして活動していた頃は、凄かったのだろうなあ、、、と
思わせるところが、あります
ライナーによれば
スライ・ストーンの1971年 「 There'S A Riot Going On 」(邦題で暴動)
このアルバムに、ギタリストとして全面的に参加していたそうです
クレジットは、載ってないんだそうです
(見たけど、なんにもなかった)
…というところで
こちらは、そのビデオの中から。
サムクックさんの曲で、A CHANGE IS GONNA COME です
さきほど、You Tube にアップしたばかり。
この曲では、少しだけギターを弾いています
途中、ソロのところ、彼がこう言っています
「 どういう歌詞に感動するか考えると、、、
正しい方向へ人を向ける歌詞だ そうだろ? 」
A Change Is Gonna Come - BOBBY WOMACK ( LIVE )
昔、サムクックさんのところでギターを弾いていたよ、と
曲中でも言ってますが
ボビーさんを見いだして、サムさん自身のレーベルに誘ったのも
サムクックさんだそうで
ボビーさんにとって、サムクックさんは切っても切れない人でも
あるのでしょうね
この曲は、私でさえも知っている、有名な曲で
いろいろな人が、カバーされていますが
ボビーさんの歌は、格別です
よろしければ、映像も今回はありますので、お暇な方はぜひ聴いてみてください
ボビーさん
歌、正直言って、声が裏返ることもあったり
声が出ない音もあったり、音程が若干ズレたりすることも
ありますけれど
そんなことは、まったく聴いてて気になりません
そんなことは、どうでも良くなってしまうほどのものを
彼は持っていると思います
最近、、、刺激、、、特に音楽の刺激が多すぎて ^^;
なんだか、呆けてしまう自分がいたりしますが(笑)
刺激が多すぎるのも、なあ・・・・(贅沢なんですけどネ…)
あ、ボビーさん、音楽も、もちろん現役ですけれど
男性としても、まだまだ現役だ!! …と力説しておりました(笑)
それでは、また!
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