2024年5月2日木曜日

いやーおわんない

 何時間経ってるんだ。







さあ 元気だしていきましょう。



意図せず昭和に戻ってます

 

関連動画って良いのか悪いのか。さっきまでジャズスタンダード聴こうと思って

YouTube見てたら

関連動画になんとなくあれっ?ていうタイトルが。

「シャイニンオン」…なんだっけ なんか知ってるようななんだったっけ って

ぽちっと聞いたら

もうイントロで昭和の小さい頃に引き戻されてしまった…。


今見てるYouTube関連動画は溢れんばかりの懐メロばかりで

かれこれあっという間に一時間。。。いかーん 今日やるべき任務がまだあるのに

とまらない。

というわけでせっかくなので関連からセレクト。懐かしすぎる。心にしみる。



当時はまだ子供で、映像はテレビだけでみんなテレビを見ていた時代です。

偶然だけどどうやら全部80年代中期。

そして私は音楽とは無縁、当時厳しい部活に励んでいる時期でした。


いろいろ聴いてて あらためて思ったのは

曲調がね、メロウというか、切なさみたいなものを感じる曲が

とても多かったんだな~って。

時代の空気感を感じました。

子供ながら そういうのはわからずテレビ見ながら歌ってたんですね。


もうね これとかも、今も色あせない名曲じゃないですか。




この曲はもともと映画の曲だと思うんですが
本当によく街中でもかかってたような。私は実は映画をいまだ知らないので
曲しかわからないのですが。

この映像見てもらったらわかるんですが
当時はテレビの歌は全部、生演奏。
みんな腕利きといいますか、今聴いても技術がすごいというか。
演奏能力が高い人たちばかりだなと。




安全地帯。玉置さんの声や歌はみんな大好きでしょうが
私も好きなんです。感情を歌声に乗せるのがうまい人。



ほんの一部だけ(笑)

なんだかまだまだ聴いちゃいそうだな…  やばい。





2024年4月30日火曜日

底上げ

 4月も終わりです

先日は恒例

宮之上ジャズギター道場春の発表会でした。

個人的には、ため息しか出ない出来でしたがいつものことなので

またいつも通りコツコツいこうと思いました

悔しい思いをするのは今に始まったことじゃないので、またがんばります

人前で演奏できる貴重な会、ドラムやベースもいて。ありがたかったです。

ギターだらけなのでちょっと異様な空気だけどね!


そして

道場には20代の方々もいるんですが

私も20代の頃そうだったように、なかなかね

自分からコミュニケーションを取るのが苦手な人が多いので

こちらから話しかけたりして。

私も昔、目上の人たちからしてもらったように。

年齢的にもそういう役割なのかなって感じです。


若い人たちに話しているのは

できるだけね、打ち上げみたいなものとか飲み会とか

参加してねと話しています。途中で帰っていいから。

こういうふうに言うとパワハラとか言われる昨今ですが

そうじゃないんですよ


少し顔を知ってもらったり 少しコミュニケーション取るだけで

コミュニティに馴染めるようになる、居やすくなるから言ってるんです

ここでは年齢性別問わず、ギターと音楽っていう共通の話題があるので

少しの勇気でいくらでも話せるから。


誰とも話さずに緊張したまま数時間過ごすって

しんどいよね。

って思うからさ。親切心。顔見知りがいるっていいじゃない?

ちょっと今回思ったことでした。


誰からも何も言ってもらえなくなったらおしまいだと思うんですよね

言ってもらってるうちが華かな、と。何事もね。


そして 自分に関しては

昨年あたりから心の片隅にず~~~っとあることで

ギター全体の底上げができたらいいなって思ったりしていて

何か特別な何々が弾けるようになりたいとか

そういうことじゃなくて

当たり前のことを当たり前にできるように。

その先に余裕と安定があると思ってます


まあできてないからそう思うんですけれども。

以前クラス見学して感じたのも大きくて。

基本的なことをちゃんとできるように、習った理屈がちゃんと使えるように

みたいなことを考えながら という感じでしょうか


先日発表会でも この人上手くなったなって思う人がいて

その人とも打ち上げのとき話してたんですけど

演奏に余裕ができてて安定してるなあっていう。

その人はデュオをやっていて、メロディ楽器がギターだけなので

すごく鍛えられてるんだな、っていう。数年前とは違うっていう。

まあいろいろ外で一服しながら話してました。

私はすごく良かった!って思ったことは本人に話したい人間なので

ご本人にも話しましたけど 技術全体が上がったなって私は感じたんですよね

自分もがんばろうと思いました。



けっこう帰ってしまった人も多いんですが残った人たちと。

中華屋さんのごはんが美味しかった。唐揚げとか炒飯とか青椒肉絲とか

普通のものが美味しいのっていいよね~~~~




2024年4月10日水曜日

まとめて弾けないだろうか

 いつも自分が考える事です

というのも

コード進行を追っていくのが大変だったり面倒だったり

テンポが速すぎて追っかけて行くのが不可能だぁぁ とか

自分の都合でもあるんですが

そういうのが最近多くていろいろ考えてます


いくつかのコード進行をまとめてしまってワンフレーズとして考えるのは

ごちゃごちゃ~ってなっちゃう自分にとって都合が良く。

発想を変えれば

ソロを弾く上での選択肢が増えるっていう。


2-5-1 っていう数小節を、全部1度メジャーで弾くのも

私の中では、まとめて弾くっていう定義です


スタンダードの曲の中で (特に初見)

一瞬考えてしまうコード進行がけっこうあって

私の場合ですけど

ソロの弾き方を考えるときに、まとめて弾けないかと

必ず考えてしまうんですよね

他の人がどうなのかはわからないんですけども。


今年に入ってからテンポが速い曲とか

ちょっとひねりがあって 初見では弾けないコード進行とか出てきて

何小節かまとめられないかとか ずっと考えたりしていて


今日弾いてたら、8小節とか長い小節がワンフレーズになってる、とか気がついて

自分事ながらへえ~って思って ここに書いてみました

もはや書きソロです。


コードをひとつずつ追って弾いていくことも もちろん大事で

いくつかのコードをまとめて考えて弾くのも大事で

というか そうじゃないと自分の場合はうまく弾けない…。


でコードをひとまとめにしてフレーズを弾くっていうのは

どうすればできるだろう、って自分の中で無意識に考えてて

コードを別のコードに置き換えて弾くっていうのがいいんだろうなっていうので

随分前からコードの置き換えの練習なんかもしたりしてます


以前にも書いたと思うんですけど

書いてあるそのままのコードネームだとあれっ これはどうすれば…

みたいなコードも置き換えられるなら他のコードとして考えれば

弾きやすくなるなあ、みたいなことです


たとえば 枯葉のAm♭5-D7みたいな進行、普通にマイナー2-5で処理っていうのは

コード進行通り。これが選択肢ひとつめ。

他の選択肢を考えた時に

「Am♭5-D7」をCmとかB♭とか、Gmとかに置き換えちゃうとか。

そういう感じで なるべくまとめて簡素化して考える、みたいな。

私は指板上でなるほどなあって思いながら考えちゃうんですけど。


部分的にでもコードの簡素化とコードをまとめる、みたいな

こういう考えのくせをつけると

Bフラットは枯葉のキーだったな、とかGmならペンタ一発もいけるな、とか。

B♭=Gmだな、っていう。

考え方が広がって、ソロの選択肢がマイナー2-5だけじゃなくて

たくさん増えますよね


こういうのも普段からやってないと

ソロの時絶対に出てこないので 普段から少しずつ

これはどう置き換えられるかな、って考えて。そういうくせをつけるというか。

ソロの時にぱっと頭に浮かばないのは 知ってるうちに入らない。

まあ自分はそんな感じで考えてます


まとめて弾くことを考えるために

他のコードに置き換える、みたいな練習が大事だと思ってるんだなあと

我がことながらに思ったのでした。



いや~~ ちょこちょこ面白くて拝見してるんですが。

ドガが変態だったとは…。

それでも私はダンサーの絵やドガ作品好きですよ。



2024年4月9日火曜日

さくら

 今日は朝から雨、というか暴風雨。ピークは過ぎた模様。

晴れてほしいな

桜散らしの雨の前にお花見。




川沿いにずっと桜、桜、桜。

この後ろ側も この先もず~っと、延々桜です。

毎年週末は人で溢れてますが、平日もけっこう人が見に来ていますね









別日の夜桜。





満開の桜を見ながらの散歩もまたよしです





2024年4月1日月曜日

コードに沿って考える

 

昨日は久しぶりにクラスの人たちとゆっくり話しました。

なんというか 課題曲がいろいろ難しすぎてそのことについても。


今なんか音がするなあと思ったら、雷の遠い音とともに

ひょうが降ってきました。用事済ませておいてよかった…


課題曲のことや、ギターのあれこれみたいな話もいろいろとでした。

そのなかで

テーマメロディをどうやって覚えるのがいいかっていう話とか

ソロを取るときの考え方とか わりと具体的な話にもなったんですけど

先生や他のいろんなかたを見ていても思うのは

まあ先生はレッスンでも言うんですけれど

全てはコードに沿って覚えるのが一番間違いが少なくて覚えやすいですよね


フレットとか位置だけで覚えると 忘れてしまったり間違えやすい。

私はいろんなコードの位置が何年もよくわからないまま来たりしていて

ほんとに最近ようやくというか

コードに沿って、っていう意味がわかるようになってきたので

どうやって覚えたらいいんだろうっていう心情はよくわかるんですよね


これもね、普段からくせをつけて覚えるように練習していくしかなくて

でもやっぱり すぐにはできないので

ついついササっとできる、今までのやりかたでやりがちなのも、ほんとによくわかるです。

でもね、今までのやりかたでやってても

いつまで経ってもできないままなんですよね。



たいていの曲のテーマメロディはコードの中にはいっているので

そこからじれったいんですけど少しずつ覚えて

そうやって覚える癖付けをしていくことから自分もはじめました。

私の場合は数カ月じゃまず無理で もう何年もです。

数カ月でできる人はできるんだよなあ…

いろんなくせとか習慣付けも何年もかかってるかなあ

私はとにかく 人よりも時間がかかるんですよね


先生がテーマメロディとか、コードつきのメロディなんかを弾いてるのを見ていて

コードのトップの音をメロディとして弾いてたりして

最初の頃は どうしたらそんなふうに弾けるんだろうって思ってました。


レッスンでも、バラードなんかをコード含めてメロディ弾く、ソロを弾く

みたいなことをやったりはしてたんですよね。

すごい苦戦した記憶があるな…わからないことだらけというか。


で ものすごい時間をかけてタブ譜見ながらよちよちやっていくわけです

当時は押さえられないコードがたくさんあって。指がうまく広がらないというか

押さえても音が出ないコードもたくさんあって。


何年か経ってはっと思い出して、そのプリントやり直してみたり。

ポルカドッツとか他にもあったと思うなあ

やり直してみて、少しコツが掴めてきたら似たような違う曲で

プリント参考にしながら 今度は自分で考えてやっていくわけです

すんごい時間かかるんですけどね

弾く練習というよりは、考える練習なのかしら

でも考える練習って大事なんだなって、今ならわかる。


コードに沿ってメロディを覚えていくためには

コード進行を頭に入れておけると進めやすいですよね

ホイホイ拾える人とか慣れてると同時進行できるけど

最初の頃は私がそうだけど、コード進行とメロディとで頭がいろいろ混乱するですよ

えっと今Gmだっけ とか。

なのでコード進行は頭に入った状態、メロディは歌える状態で

考えていけるといいですよね


自分自身、いまだに気がついていないコードポジションとか知らないのが

たぶんたくさんあると思うんで私も少しずつだなと思ってます

そのためには私の場合はやっぱり度数の把握が必要だなあと思う今日この頃…。

少しずつです。


ベランダで冬の間緑がほしくて2月頃かな、買ってきた草花が

先週末あたりから一気に活気がでてきて。ほんとものすごく癒されてます

育てるのあんまりうまくないんですけどね

冬から見てると、やっぱり気温が上がってくると植物が浮き足立ってるのがね

わかるんですよ。

植物がひらた~くなってるところから 立ち上がってくると春だな~って思いますね~










2024年3月18日月曜日

以前よりも

 今日は良いお天気だけど強風で空が茶色。

いろんなものが風で舞っているようで

アレルギーの人はマスクしたほうが良さそうな。

そんな空模様です。


昨日のレッスンで課題曲。

アレンジも入ってる譜面渡されて。うう なんだか難しそう…。

ぱっと見た目でそう思うのは

譜面が黒いから。

ほら 音符がいっぱい書いてあると見た目黒く見えるじゃない。

スカスカだと白いっていいますか。

音符がさっと読めないので、レッスンの場では聞いて見てるしかないんですけどね。


読めないので フレーズや自分のパートを

一応先生にお手本弾いてもらいます

録音したものはすぐには聞かないで 家帰って自分で譜面を読んでいって覚えてから

先生のお手本聞いて、答え合わせします。

私は読み間違いがわりと多くて、それを自覚しているので

あとでフレーズの音やリズムがあってるかを確認するやりかたをしています


この通りほんと弱いんですが

少なくとも最初は自分で読んでいくっていうことをやっていかないと

いつまで経っても読めないままなので、せめてこれぐらいは、っていうことで

こういう方法をとってます。


昔はこういう一通りの流れ、ものすご~く時間を取ってたんですが

今はだいぶ短くなってきて

こういうふうにできるだけ自分でやってみるっていうことの

効果が少しずつでてきたのかな、とも感じました

継続は力なり。


今年に入ってからのレッスンの課題曲は

今までとなんか違う感じで

同じスタンダードでも ちょっと小難しいというか

私にとっては、なんですが

テンポの速い曲があったり、キーがない曲だったり

ちょっとトリッキーな感じだったり

そういう曲ばかりになってます


アドリブも少し考えていかないと、初見だと

えーっとどう弾けば…っていうところがあったり。

考えて理解できると、こういうことかって思えるんですけど


本コードと置き換えコードと両方頭にいれないと みたいなことが

(こういう考え自分だけなのかしら…)

ソッコーで習慣になるといいなと思いながら。

普段からこういうことも少しずつやっているんですけどね。時々うっ…って混乱。

コード進行がちゃんと頭に入ってないからですね


こんな感じで 今年に入って

私は全然知らない曲ばかりなんですが

おかげで、またいろんなスタンダードを覚えられて

こういうパターンもあるんだ~ みたいなことがあったりで

個人的にはちょっと難しいけど面白く感じてる自分がいて

チャレンジしがいがあって楽しくもあります。


なんかね、へえ~みたいなことがいっぱいあるんです。

余裕は無いんだけど。弾けるようにがんばろう。



関連動画で見て見たら やっぱ面白い。このひと私は好きなんですよね

チャンネルがあったとは知らなかった。

ごろうさんの解説がわかりやすくて面白い。

西洋の画家の人たちが流派とか流行で対立してたり。

どの分野も一緒やね






2024年3月4日月曜日

クラス見学

 

昨日は何年ぶりだろう。レッスンの見学をしました。

私が習っている先生のクラスが5クラスあって

全クラス、レッスンに参加してきました。

とはいっても 発表会の練習もあったのでそれは邪魔しないよう。

邪魔しない加減が難しいんですけれどもね。

先生がいいっていうタイミングで自分も入ったりしてました。


各クラスのプリントもいただいたり

それぞれの課題曲を一緒に弾かせてもらったり、でしたが

つくづく思ったのは

基本的なこと大事だなっていうのと

基本ができてないと何か積み上げてもだめなんだなっていう当たり前のことでした

ギターとか音楽に限らずなんですけどね


私は初見で譜面見てコード追いかけていくのがすごく下手で

自分でわかってるんですが

譜面見て、つい指板を見てしまって、譜面に目を戻したときに

どこだっけ、ってなるためにロストしやすいんです

ギター見ずに弾けるようになればって思ってるんですが

なかなか…。自分でわかっているので

少しずつはそういう練習もしてるんですけどまだ難しいです


コード進行がわかっていれば(頭に入っていれば)弾けるっていう自信が

最近ようやくついてきたので

今度はそういうところが自分の課題。


あと以前も書きましたが

やっぱり速いテンポで弾くことも今まであまりやってこなかったので

そういうことも長い目でできるようにしたいと思いました

あと16分もね…


相変わらず少しずつ16分で弾く練習もしていますが

私の理想が、16分ここで弾くぞ、っていう感じではなくて

気づいたら入ってたみたいな感じで弾けるのが自分にとって一番良いと思ってるので

そういう感じでできるようになるといいなあと。

私の場合は3連符がそんな感じで

意識して弾いたことがほとんどなく、8分と同じ感覚なので

そういう感覚で同じように弾けるといいんだけどな、って思いつつ

いったいいつになることか。というところです

まあ自分事ですが長い目で見ていこう。


太田上田。カルタ対決の前編&後編。












2024年2月19日月曜日

セッションとかバンドとか

 

ジャズの世界というんだろうか…


ジャズギター道場に通うようになって、初めの頃特に言われたのが

とにかくセッションに行け でした。

ジャズの世界の肌感覚というか 右も左も知らなかった頃は

この他にもいろいろと これが正義みたいないわれかたをして

戸惑うことも正直多かったな。

何が当たり前なのかっていうのがわからず。音楽ブランクも長かったし。

今思えばけっこう惑わされましたね。


いつフルアコに持ちかえるの、とかもね ず~~っと言われ続けてきました。

正直心の中では

自分の好きにさせてくれよ!他人に関係ないだろ ってずっと今も思ってますよ。


今いろいろ少しずつわかるようになってきて

フルアコの音は確かにね、ザ・ジャズギターのサウンドですよ

でも自分のギター聴いたらわかるように

私は別にザ・ジャズを目指してる訳でもなければ

わざわざ弾きにくいフルアコを弾きたいわけでもないのです。

何がしたいのかっていうのはここで何回も書いているので割愛しますね。

あとまあ あるあるで

これは聴かないとダメだろ、とかね。


すべてにおいて

親切心でいってるのか、ジャズマウントかさえもわからない微妙な感じが

ジャズの人たち感覚ですね。言い方。

私から見れば、けっこうジャズの人たちって

いろいろ凝り固まってるよね、って感じです。


ジャズギターを習う目的っていうのは人それぞれで

もちろん上手くなりたいとか、プロになりたいとか

精進系の人もいますが

一人で弾ける楽しみとか、ジャズ音楽を楽しみたいとか趣味としてっていう

そういう人もいるわけで

どんな目的かはさておき、とにかくセッションに行くのがいいみたいなことを

自分に限らずみんないわれてました。間違いではないんだけど。言い過ぎ。

言い過ぎくらい言うくせに

具体的な方法はあんまり説明なし。不親切極まりないです


セッションに行く事は確かに勉強になるし

誰かと演奏することはすごく大事だと思ってるし

失敗できることも後々からみれば 大きな収穫だと思えて

良いことは確かにたくさんあって

行ってみたからこそわかることもあるんだけど


私の場合に限っていえば そういう良いことの何十倍も

お金払って嫌な思いばっかりして

それは演奏のことではなく演奏外の不快な思いのほうが大きすぎて

セッション行った割に後の自分のギターはさほど手応えもなく、

終わってみれば 理不尽さと不快感だけ。


バンドで自分と合う人たちとのアレンジやギターを演奏する方が

ギターの向上や弾けるようになってる感覚を感じたりできて

実際結果としてできてるので

私自身は自然とセッションからは遠のいています。


もちろんそんなセッションの空気やそういうホストばかりではなく

真剣にお相手してくださるホストのかたはちゃんといます。

それからセッションが大好きな人たちもいるから、人それぞれ。

私自身は 少しでも自分のギターが良くなっていくための方法を

選びたいのですよ。


ここ何年かは、他の生徒さんからセッションに行こうかどうしようかと

話を聞く機会が時々ね、あるんですけど

無理して行く事はないってことと 自分の準備や自分のタイミングで

いくのがいいっていう、ごく当たり前のことを話します。


セッションにいってないことをコンプレックスに感じる必要はなくて

行く事が必然ではないっていう。

別にいいじゃんっていう。他に誰かと弾く方法はいくらでもあるんですから。


まあそれくらい昔は追い詰められたりそういう空気があったんですよ

弾かない、って言ってるのに無理矢理誰かのギターで弾かされたりとかね。

ありえないでしょう。

そんな逃げ道を塞ぐ空気感や雰囲気の現場を2回くらい私自身が経験してます。

今のご時世なら完全になんたらハラスメントってやつですね


そんなことがありつつも、

誰かと弾くことはとても大事だなと思ってて

自分以外の音を聴く、一緒に合わせる楽しさとかそういうのは

誰かと演奏しなきゃ得られない。

練習でも飲み会でも何でもいいので、誰かと一緒に演奏する機会は

あったほうがいいのかなと思ってます

一人で弾くのが好きなら、それはそれでよし。

そういう人も実際いるのでそういう楽しみ方もありますね。

そうじゃなければですが

ぜひ誰かと演奏する機会を持つことをお勧めします。

ギターほんとにいろんなことが上手くなると私は思う。自分がそうだから。

それで少し弾けるようになるともっと音楽が楽しくなるんだよね っていう。



相変わらず仲いいな(笑)





2024年2月1日木曜日

キーがない曲

 

今日は2月1日なのに朝から暖かい。関東上空に暖気が入り込んで

17度くらいまで気温が上がるそうです。個人的にはめちゃくちゃ嬉しい。


先日からレッスンでは新しい課題曲が始まり

いきなりプリントを渡され、まったく知らない曲でしたが弾かされました。

もちろん私はアワアワと慌て

バッキングがズレたり、アドリブも弾けなかったりで散々。


私は必ず曲のキーを見るのですが(これだけは覚える)

その曲には何もマークがなくて、先生に聞いたらキーはないと。

そういう曲があることを知らなくて

まだまだ知らない事がたくさんあるなと思いました。


その時の録音はしてなかったんですけど

どうしてズレたのか、理由を知りたくて 家に帰ってその曲を調べて聴いてみて

原因がわかりました。良かった。



キーはないんですが、曲を(特にテーマ)何度も聴いてるうちに

雰囲気とか流れがわかってきて

初めはコード進行も見ながらでたどたどしかったんですが

だんだんコツみたいな、なんというか

弾きようはあるな、っていうのがわかってきて

こういうふうにもできるなあとか 少しずつ理解できるようになってます

コード進行がスポっと飛ぶので あああ、えっとなんだっけって突っかかるんですけども。


自分でいろいろソロの弾き方を考えてみて

また翌週のレッスンで 先生に自分の考えが合ってるか確認したり、

いろんな考え方を聞いたり教えてもらったりしました。

プリントは案の定進んでない。時間がかかりそうです



こういうのもチャレンジで面白い。頭が疲れちゃうので少しずつ。

コード進行が頭に入って抜けなければもっと好きに弾けそうな感じ。


がんばろう



ビーバーがおうちを抜け出して家を作る材料を拾ってくる動画。

案外力持ち。癒される~





2024年1月15日月曜日

黒本にはメモがいっぱい

 黒本。ジャズスタンダードブックをこう呼ぶことが多いんですが

青本や白本もあるそうです。白本は持ってます


あらためてパラパラと自分の黒本見てて

真っ黒になってるページがあったりして

自分の歴史が思い出せる本にもなってます。

メモがたくさん書き込んであるんですが、レッスンでやったことの他にも

このコードはこれで代用できるとか

メロディのドレミが振ってあったり、この進行の弾き方みたいな理屈とか。

レッスンではプリントがちゃんとありますが

あえて黒本にも書き込んでしまうんでそういうことに。

レッスン以外も、考えとかメモが曲によっては

めちゃめちゃ書いてあります。


自分で忘れないように、っていうので

黒本は頻繁に見るので、書いておけば目にとまるだろうという。

タブレットも一時使っていたんですが

やっぱり私は紙に戻りました。


パラパラ見てて思いだしてたんですが

以前、私はギターの位置だけで覚えていたりしたことがあって

多分他の人もそういう経験はあるだろうけど

そういう覚えかたをしてると、その曲を弾かなくなってしばらく経ったとき

何も思い出せなかったりして

こういう覚えかたはダメだなって自分であらためたんです


見てて思いだしたのが

黒本には There Will  Never Be Another You っていう曲があって

昔教えてもらったのか、セッションでこのイントロ出す人が多かったのか

ちょっと失念してしまいましたが

ギターではラッセルマローンという人のイントロをよく聴いていて

わりとポピュラーだと思うんですが

https://www.youtube.com/watch?v=SkDqTtb-h7o

(動画は貼り付けられないようなのでリンクアドレスです)


別にこのイントロじゃなくても全然いいんですけど

覚えたいなあって思った時があって 一度覚えたんです。

だけどこの曲を弾かなくなって数年経ったら全部忘れてしまった。

なので、もう一度覚え直すときに

イントロのコード進行を黒本にメモっときまして

それ以来、すぐ思い出せるようになりました。


こういうことがたくさん自分にはあったので

一時期、昔覚えたものの覚え直しをしてました

やっぱりコードと紐付けておかないと、忘れてしまう。

ただでさえ忘れっぽいのに と痛感しました。

しかも、再度覚え直して二度手間です。(ため息)


クラプトンの曲で Tears in Heavenなんかも

位置だけで覚えがちな曲、という雰囲気がYouTubeには漂ってますが

必ずコード進行と紐付けて覚えるようにして

弾かなくなっても コードから思い出せるようにしておいたほうが

いいんだと思います。

私のギターの歴史は二度手間人生です。


ジェフベックがなくなって1年。

かっちょいい動画見つけました。短いからぜひ見てみてください

レスポールでピック弾き。若い。タッチは昔も今も変わらず。

唯一無二。




2024年1月11日木曜日

2024年

 新しい年になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆さんそうだったと思いますが…

今年は元旦からニュースばかり見ていました。


昨年12月はずっと体調がいまひとつだったのですがようやく落ち着いてきたという感じ。

そういう体調のせいでいろいろできなかった諸用を

今年に入って全部済ませてきた。良かったです


ギターは 今年も根気強くやっていきたいと思ってますが

なんというか いろいろ覚えられない…これって歳だからか。

頭に入れたつもりがスポって抜ける~~なんでぇぇって感じです

根幹的な問題がありそうです


16分フレーズも相変わらず弾けませんが(ため息)

気長に少しずつ練習しています

今は枯葉なんかで、ゆっくりフレーズ入れてやってます


今年の目標とか、だいたいみんなあると思うんですが

私の場合、今取り組んでいることが今年中にできる気がしないので

今取り組んでいることが来年の今頃は少しでもいいから

進んでる、もしくは去年よりはできているようにしたい、というところです


年齢的に現実問題としてけっこう難しかったりするんですが

少しでもいろんな技術が 今よりもっと習得できたらいいなと思ってます。

まあ楽しく焦らず、コツコツですね



カッコ良いギターを弾くと冷たいビールが出る自販機!

ニュージーランドに実際にあるんだって。面白そう。

ギターのリフを上手に弾くと、“無料”でビールがもらえる自販機が話題…審査員はAI!


いいなあ~ こういう遊び心いいよね





2023年12月27日水曜日

今年のまとめ

 年末ですね。今年は忘年会帰宅後、明け方まで録画してあったM-1みてました。


今年は、というか今年も

音楽が中心の日常生活を送りました。とても幸せなことです。

いつまでギターが続けられるかわからない、っていう

そういうことを日々思いながら

自分より上手い人は星の数ほどいるっていうのとか

そういうことも含め いろいろ刺激を受けたりして

モチベーションを保ちつつ練習も継続できた気がします

わたしはとっても真面目なのです。


ギターでいえば

自分の良いところも悪いところも 割と把握してる気はしてるので

良いところはもっと強化して

弾けないことは時間をかけて練習していくしかないのかなあというところで

どうやったら弾けるようになるかな、っていうことから

練習も自分で考えていきます。

先生のアドバイスや練習方法もけっこう参考になったりします。


長い目でやっていってることはわりとたくさんあって

以前も書いたと思うけど、リズムとピッキング。

これはもう数年経ちますけれど 少しずつだけど

変わっていってる自覚はあるんですよね


これはコンプレックスがなくなったと同時に

スピードが上がった気がするんですが

どうやって4ビートに馴染んでいくかっていうこと。

改めて書くと、自分のリズムがどういうリズムなのかっていうことに気がついて

それならどう寄せていくかっていうことで

少しずつですが 私には馴染んでいくイメージが頭の中にあるので

そのイメージを持ちながら、普段から弾くようにしていて。


それにはピッキングがすごく核になってきて

(他の人はどうなのか分からないんですが自分自身はそう思ってるんで)

ピッキングもずっと何年も前から修正中です。

ピッキングでリズムコントロールするからです。

タッチとかそういうのも関係してくるので

リズムのためのピッキング修正って感じです。私は右手がね、下手なんですよ。


自分では以前に比べたら格段にマシになってきてると思ってるけど

理想にはまだまだ遠くて。

ただリズムとピッキングに関しては

ものすごく時間がかかりそうだなって思ってるので

まだまだあと10年はかけて、みたいな。

気が遠くなるのであんまし先は考えないけども。

以前にも書いたとおり、リズムの理想の人がいるんです。そこに向かってですかね。

ピッキングと、余裕も必要ですね。

余裕を持って弾くためにはって考えて、またいろいろとね 練習方法悩んでいくわけです


私はとにかく音列が弱点で

それこそ度数とかテンションとかフレーズとか。

先日も先生に言われましたけど、行き当たりばったり弾いてるぞ、っていうか。

そもそも、「適当」っていう弾き方をずっとしてきたので

これを直すのは大変で

今もできる気がしないというか、自信がないところではあります


自信っていうことで気がついたのは

私自身、もう少し自信を持って弾くことが必要だなって思っていて

実際自分で自分のギターに驚いたときがあって(自分のことなのにね)

自信のあるなしで、ギターが変わるっていうのに気がついたときは

自分事ながらそうなんだ、、って思ったときがあったので

ギター弾くときは

過剰なくらい自信を持たないとダメだって今年は思いました。っていうか気づいた。


なんだかんだと書きましたが

自分の芯は若い頃から一切、ブレてないので 

そこはこれからも変わらないと思いますが、いろんな人のアドバイスは

自分の中に取り入れて素直に吸収できるように来年もがんばりたい。


今年一年ありがとうございました。

良いお年を。


私がソウルミュージックの虜になった、きっかけのひと

今年最後はダニーハサウェイの柔らかい曲で。




2023年12月19日火曜日

度数とコードとフレーズと。繋げる練習。

 

先週の土曜日は12月でこんなにあったかいのってくらい暖かい日でした

20度近くあったんじゃないかと。

今週は冬らしいこの時期らしい感じ。


私はここにもよく書いてるように

度数はずっと弱くて(今もね)

なかなかぱっとわからなかったりしてたんですけど

ここ最近になってやっと少しわかるようになってきたなっていう自覚が。


頭でわかるっていうことよりも 弾いてる中でぱっと指板上で判断できるように

なってきたっていう感じ。

自分の中では断然こっちが大事で

フレーズ弾いていて、最後のほう

この音は次のコードの3度だとか2度だとか そういう着地音が判断できた上で

弾けるっていうことが少しずつできるように。


こういうことが少しずつわかるようになってきて

また少し世界がね、広がりました。

まだ見えてない音はたくさんあるんですけどね。少しずつなんでしょうね


あるあるですけど

頭では結構皆、わかってるんですよね。

でもそれだけだと 

弾いてる時判断できてないと、わかってる意味がないというか。


それもあって 少しでも弾いてる音の度数を

覚えられたら便利だろうなと思って 

何年も前から 自分で練習を考えて今もその練習してるんです

ゲームみたいな感じですけど

フレーズのあとにコードを弾くように自分で縛りをつくって弾く練習。


以前にも書いたかもですが

自分の弾きたいフレーズを弾いたらフレーズの一番最後の音残したまま

その音も含めたコードを見つけて弾く、っていう。

コードは2音でも3音でもコードとして成り立つのでOK、ってことに。

縛りは、かならずフレーズの最後の音をコードに含めること。

そういうゲームです

クリック音やiRealみたいなカラオケは使わない。


CmーF7ーB♭ っていう2-5-1 なら

Cm頭からフレーズ弾いていって

フレーズ最後の音を入れて F7コードを弾いてB♭フレーズ とか

もしくは

Cmコードを弾いて F7もしくはCmのフレーズ弾いて そのフレーズの着地する音を

必ず含めたB♭のコードを弾く とか

コードの入れどころはどこでもいいけど

フレーズの終わりの音 これを含めたコードを弾く。


最初はコードが見えてなくて、弾けなくて ものすごくじれったいんですけど

地道に続けているうちに

だんだんフレーズの最後の音はこの音にすればすぐコード弾ける、みたいなのが

わかってくるようになったり

ここはすぐ弾けるコードは2音だけど、コード感出るなとか

なんでコード感が出るんだろう、ってなって そのうち度数を自然と見るようになるんで

がんばって度数覚えるやり方じゃないぶん

頭で覚えるというより、実践的に覚える方法というか そんな感じ。


自分がそうなんですが

最初は度数も見えないし、フレーズも自由に弾いたりしちゃって

フレーズ終わりの音がいろんなポジションに

行ったりするので

え~っと、って周辺の音を探したりするんで

リズムを一定に保ちながら弾くことはまったくもって不可能なんですけど


こういうゲームだ! って思ってつづけていくと

ソロにも幅がでるのはもちろんなんですが

いろんなところのコードが見えてきて、

知らなかったポジションのコードを見つけられたり

度数も理解できるようになったり

あとフレーズの終わりの音も考えるようになるでしょう?

ここで終わればコード弾きやすいとか、ね

コードトーンにも気がついたりして。


自然と コードやフレーズや度数がひとつに繋がって

バッキングやアドリブのみならず ソロギターにも繋がっていくので

個人的にはこの練習って一石二鳥どころか十鳥くらいあるんじゃないかと思って

今も少しづつ地道に続けています

自分自身はこの練習していくうちにホールトーンとかオーギュメントとかにも

繋がっていったりしてました なるほど~へえ~みたいな

人によってかもだけど いろんな方向に繋がっていくんじゃないかと。


この練習がよどみなくできるようになると

たとえば…家でこの練習やってると 何も知らない家族からみたら

まるでソロギター弾いてるみたいに聴こえるはず。

後々いろんな全てのことに応用が利くと思ってます


続けて行くコツは 自分がそうなんですけど

あんまりこの音は何度、みたいな

度数ありきで考えないで

最初はフレーズ終わりの音と周辺のなんとなく合う音、

2音とかでコードは鳴らしていってもいいのかな、と

自分を甘やかしてました。

リズムも一定の、とかではなくて

最初は、なんちゃってバラードみたいにゆっくりで。


じきに蜘蛛の巣みたいにいろんなことが繋がっていくので

遊び感覚のほうが楽しいなって個人的には感じます


楽しいっていうのを優先して

自分の好きな曲、できればコード進行が頭に入ってる曲を

選んでやっていくと 弾けてきたときに楽しさ倍増です。







2023年12月6日水曜日

雑談

 

もう師走です。今年も一年早かった

またここ数日、あまり体調が思わしくなくて家でじっとしてることが多いです


そういうときはたいてい、胃の調子が悪くて

胃の調子が悪くなると腸の調子も同期して思わしくなくなり

消化管の調子が悪くなると とたんに身体が重くなり気力がなくなり…という

悪循環に陥るパターンがけっこう多い。

何もしてなくても疲れてしまうんですよね。

この身体とも付き合いが長いので

ゆっくり向き合っていくしかありませんけれども。

まああと数日は続くだろうと思っているのでゆっくり復調できれば。

健康な人が本当に羨ましいですね

健康というか普通に普通の量食べられる人が羨ましいです


というわけで

自分では食べられないから、というわけでもないんですが

最近食べものの動画が目に入ってきてよく見てます。

ほんとに具合悪いときはそういう動画は一切観られないので

まあ今回は良い方かな。




にゃんこのブルース。とてつもなくかわいい




奥多摩は昔遊びに行ってたりしてたけど
こういうところまで行ったことなかったので面白かった。





2023年11月17日金曜日

千里の道も一歩から

 

今日は冷たい雨が降ってます。寒がりなので空がどんよりしてるだけで寒々しい。

10月はジャズフェスと発表会で毎週人前で演奏する機会に恵まれました

こんなスパンで演奏したのって人生初めて。

若い頃でも月1~2回くらいで何年もライブはやっていたけれど

毎週ってことはなかったので

体調管理と練習の大変さを知りました。とはいっても

練習は私は毎日してるので どちらかと言ったら生活のリズムを守って

体調維持するっていうことがとにかく難しかった。


10月はいろんな経験を積ませてもらってやっぱりいろんな気付きがあって

それを自戒も兼ねて書き残しておこうと思いました

失敗は しようと思ってもできるもんじゃないから貴重な体験だっていうこと、

やっぱり相手のことを考えながら、音を聴きながら弾くっていうこととか

当たり前のことだけどデュオで演奏する上では一番大事だなって再認識したこと、

それが結果的には聴いてる人の聴き心地をよくするっていうのを体感。


今回経験したことでいえば、

聴いてた人からコメントをいただいたりしたんですが

演奏の善し悪しは聴いてる人がどう思ったかっていうことに

尽きるんだなとはっとさせられた。

自分たちが演奏どうだった、とかまったく別の話だな、って。

聴いてくれた人たちがどう感じてどう思ってくれたのか。

これが評価のすべて。

当たり前のことだけど、空想や想像で思うことと実際体感するのは全然違う。


今までずっと自分の中で思ってやってきたことはあながち間違いじゃないって

思えて、これからの支えやモチベーションに繋がっていくと思えた10月でした。


私には足りない技術がたくさんあって、それはまた地道にやっていくしかないんですが

少しずつ身につけていけたらいいなと。

それが身に付くことで

余裕とかフォローとか表現とかアレンジとか

まあ~尽きないほどきっといろんなことができるようになるから

がんばりたいと思えるんですけれど。

ひいてはそういうことが 聴いてくれる人への聴き心地の良さにも繋がっていく。

自分たちもギターを弾くのが純粋に楽しくなっていくじゃないですか。


デュオとしての演奏は、数年前に比べると

階段をひとつ登った感覚があるんです。ふたりとも。デュオとして。

とはいえ、階段はね 見えないところまで延々続いてるんですけれどもね 遠いねええ

でも今まで見えてなかった世界がお互いに見えるようになったことで

なるほどと思うことがたくさんでてきた。



”千里の道も一歩から”

最近の口癖ナンバーワンの独り言です


府中での演奏です。早起きして朝がめちゃめちゃ寒かった…。



2023年11月4日土曜日

Tears In Heaven

 平和な土曜日。

先日はエリッククラプトンのティアーズインヘブンを演奏しました。


YouTubeを検索すると

この曲のティーチング動画っていうの、本当にいろんな動画があがってるんですよね

たくさんの若い世代の人たちがこの曲を弾いてるんだなあ なんか嬉しい

この曲は、というかこの曲も

世代を超えてずっと演奏され続けるんだろうなとしみじみ思いつつ。


それで、わたしたちがやったコード進行も載せておこうかなと。

原曲と同じキーです。


イントロ

 A / E/A♭ | G♭m7 / G♭m7/E |D/G♭/E7sus4・E7| A |


分数にせざるを得ないのはご存じの通りベースも一緒に弾いてるから。

ベースだけ弾いてみても雰囲気でますよね


E/A♭、ベースはA♭でEから見て3度の音。3度ルートのEというコードです

私は6弦4f、5弦ミュート、4弦2f、3弦4f、2弦5f で押さえてます

4弦を4fで押さえてる人のほうが多いかも。


D/G♭、ベースはG♭でDから見て同じく3度。3度の音がルートになってます

これも上と同じ押さえでふたつフレット下に移動させて押さえてます


私はメロディを担当したのですが

このバッキング、慣れてないこともあってものすごく練習しました。

YouTubeで弾いてる人たちは 「かんたんですよ~」とか言ってたけど

いやいやムズイじゃんか!…って思いつつ。

でもイントロが弾けるようになると、あとのバッキングはわりとスムーズに

弾けるようになってきて

イントロが弾けるようになるかどうかがカギだなって思いますね


イントロが弾ければほとんど弾ける、ってYouTubeの人も言ってた動画が

あったけれどまさにその通りだと私も思いました。


Aメロ

 A / E/A♭ |G♭m7 / G♭m7/E |D/G♭ / A | E |

 A / E/A♭ |G♭m7 / G♭m7/E |D/G♭ / A | E |


Bメロ

 G♭m7 | Fdim  | Em7 | G♭7 |

 Bm7  | E7sus4 | (イントロへ)


Cメロ

C / Em7/B | Am7 / D/G♭ |GM7 / D/G♭ |Em7/G♭m7・G |

C / Em7/B | Am7 / D/G♭ |GM7 / D/G♭ | E       |

(Aメロへ)


Cメロは盛り上がりどころだから踏ん張って弾いてくださいな


そんな感じで私は私で こんな感じでコードを拾ってみたんですが

コードの解釈や弾き方はいろいろあって良いと思ってます

弾ければいいんだもんね。

私たちはギターデュオでの演奏なので、同じコードを重ねたりして弾いてます。


ぜひ弾いてもらえれば。


ひとりで弾いてもいいし彼女彼氏の前で弾いてもよし。

女性の前で弾いたらモテちゃうかも。もちろん逆も然り。





2023年10月30日月曜日

秋の発表会


 今月最後の週末、昨日は

私が通っている宮之上ジャズギター道場の発表会でした。




今月で丸13年経ちました。月日が過ぎ去るは風の如し。

何度も書いてますが

そもそもここまでがっつりジャズをやるつもりもなく

13年ほどブランクがあったので

また弾き始めるにあたって 良い機会だから人に学んでみようかなというときに

偶然ですが宮之上先生がホストを務めるセッションでお会いしたのが

きっかけでこの道場に入ることにしました。

(私は当時ホストが誰とかまったく気にしてなかった)


知らないジャンルに挑戦、という感じの軽いノリでしかなかったんですが

思い返せば ずっと理論、フレーズ、そして何より

4ビートというリズムに苦しんだ13年でした

いやあ 私にとって4ビートというリズムは手強かった。


4ビートは

サンバ・ラテンと同じく、ちょっと特殊なリズムだと思いました。

理解して体感で感じることができて慣れるまでにずいぶんかかった。


軽いノリから入ったものの、いろんなことに理解できない自分自身に

かなり苛立ったりしたこともあった…


まだまだ学ぶことはたくさんあるものの

当初の何も知らなかった入りたての頃に比べたら

ジャズももちろんなんですが、弾くのに必要な

音楽のいろんな知識とそれを使った技術が身についてきたと感じます。


直接指導を受けているわけではないんですが

宮之上先生にはとても感謝しています

あのとき出会わなかったら、今どうなってたのかなと

この時期になるとしみじみ思います


今直接指導を受けている中根先生は 当然なんですが

私に必要な理論的なこと、

私には思いも付かないアイデアとか考え方を提示してくれるので

まだまだ勉強は続いていく感じです


昨日も道場仲間と話していたんですけど

ギターがうまくなりたい。うまくなりたいのは思うように弾けるようになりたいから

なんですよね

頭の中とギターを直結させたいんですけど

ギターの技術が足りないから、それがまだできないんです


最近は、たまーにできるときがあるんだけど

それができたときはたぶん本当の意味で無心になってる気がします

わたしにとって 無心は大事なんです

まあ2回ぐらい生まれ変わったら全編でそれができるようになるかな~


自分に期待。


そんなわけでこれからもカメさんではありますが

精進していきたいと思っています。


こちらは今年6月に府中のイベントに呼んでいただいたときのもの。

オオカワオオタというギターデュオです


やっとメモリに入っていたたくさんの動画を整理しました。

他にもありますが追々。オオカワオオタのYouTubeチャンネルには

最近の動画も上げてあります。


どうぞよろしくお願いいたします


2023年10月26日木曜日

無重力の世界

 

少し前ですがアマゾンプライムでウェインショーターのビデオ、

「ウェイン・ショーター:無重力の世界」

ドキュメンタリーですが エピソード2まで見ました。



エピソード3まであって

1は生まれてから1970年くらいまで、2は1970~2000年、

3は2000年~という流れ。


私はウェインショーターという人をほぼ知らなかったのですが

知らないけどイッキに見ることができたドキュメンタリーでした

面白かったし、とても興味深かった。


基本はウェインショーターのインタビューと当時の映像です。

この人がマイルスデイビスのことを話すとき

必ずマイルスの声を真似て話します。


余談ですが

エピソード2で個人的に印象的だったのは

ウェザーリポートにジャコが加入してサウンドが変わっていったときの話で

インタビューでソニーロリンズが


「楽器をやるにはエゴが必要で人前で演奏するには必要だけど

 高みを目指すならエゴを昇華させなければならない。

 自分中心になると大抵の場合成長が止まってしまう」


っていってたのが、とても印象的でした


アマゾンプライムで見られる人にオススメです。



2023年10月23日月曜日

府中にて 2023

 

昨日はジャズイン府中に参加してきました。

今期一番すごく朝は寒かったんですが、気持ちのいい秋晴れ。

イベントに限らず 晴れてるだけでなんか嬉しいよね。


コットン畑というお洒落なカフェで演奏しました。

今年はこれでジャズフェスは全部終了。がんばった。


がんばったというのは演奏はもちろんなんですが

私の場合は体調が一番の不安要素で

具合が悪くならないよう夏からずっと気を付けてきてたんですよね

ただ気をつけようがないことも多くて

自分でコントロールがきかないことが多いので

今月はびくびくしながら生活してました。全部無事に参加できてほんとによかった。




交通の都合で、国分寺駅にて。

今回はアンプを用意していただけたので だいぶ楽に移動することができました。


アンプと言えば

アンプ買っちゃった…。

春にギター道場の同じクラスの人が持って来たギターアンプで

アンプの音出しをさせてもらってから

ずっと頭の片隅から離れなかったヘンリクセン。

いや~ずっと考えてましたけども。すみだの時に使いましたけど

すごくフラットでストラトも使いやすかったです


個人考察ですけれども やっぱり中音低音、ここがね

小型アンプ特有の少しスカスカした感じがなくて

密度がぎゅっとした感じが私にとってはすごく安心です。


大型アンプならそこら辺も普通にしっかりしてるでしょうけど

自分にとっての条件が 持ち運びできる重さの限界5~6キロ、というのが

あって、いままで小型アンプに何も期待してなかったといいますか。


そんな感じで、私はフルアコの音に対抗しなくてはならないので

今のところヘンリクセンはとても良い感じです。


府中での演奏が終わった後は大國霊神社にお礼参り。

春に「ジャズイン府中出られますように」ってお願いして叶ったので

そのお礼に挨拶して帰りました。




また来年です。また出られるといいな。

見に来てくださった方、ありがとうございました。

来週末はギター道場の発表会。がんばります