2009年9月26日土曜日

ギターのリペア ( 後編 )

前回は、ダラダラダラ~~…と
いろいろと書いてしまいましたが ^^;

この前編は、こちら。 ギターのリペア(前編)

今回は、記録しておきたいので、きちんと書こうと思います
やっと、相方さんが、重い腰をあげてくれて、リペアに出すことが
できまして。

今回伺ったのは、こちら。


原宿駅から、歩いて明治通り沿いにある 「 松下工房 」さん。
こういうふうに看板は、あるんですけど
お店が奥まっていて、実際には、少しわかりにくいです

↑↑↑ この一番奥の突き当たりにありまして

こんな感じです ↓↓↓


ここは、相方さんが選んだのですが、都内にあるから、、、ということでした
(まあ、それだけじゃないけど)

こういったリペアショップの評判は、良くも悪くもいろいろあるわけで
正直言って、「 技術 」 は全く持って、当然ながら、
しっかりしてないと困りますけれど

リペアマンとの相性、というのも、あるような気がします

それから、リペアの細かい説明やら、
リペアマンとのコミュニケーションを、しっかり取らないと

仕上がりが、思っていたものと違っていたり
気に入らない出来になって、戻ってきたり、、、、

これは、言わなくてもわかるだろう、、、的な考えでいると
あとで、なんじゃ、こりゃ! …の世界にも、、、、

結局は、病院の先生と患者の信頼関係と同じような感じもしますよね

今回は、年齢も、あまり変わらないか
ひょっとすると、若いかも、、、という方に当たりました


まず、こちらの注文を聞いてくれて、それからいろいろと
チェックしてくれてました


こちらが、最初にお願いしたのは
フレット交換とナット交換、

あとは、クロコダイルペグの
レンチで弦を締めるところの、パーツをどうするか、、、

それから、ずっと鳴らしていない、電気系統は大丈夫なのか、、、、

フレットは、購入時から、少し「なみなみ」と削れてましたけど
わたしが、長く使ったことで、さらに「なみなみ」してしまっていたもので
変えるくらい、痛んでいるか、まずチェックしてましたが

指板も、ポジションマークも、すり減っていて、フレットはもちろんですが
指板自体も、少し削って平らにして、、、

指板から、ネックから、塗装も…かなりハゲてきていたので
それも一緒に直した方がいいかもしれない、、、ということになり

ペグの交換は、相方さんが、断固拒否!(笑)していましたが
実際使っているときから、レンチで締めにくくなっていて
穴が、バカになってたらどーするの?? …みたいな話もしてたんですけど

それも試してもらったら
サビついては、いるけれど、レンチ穴はしっかり回るので

ギターにもともとついていた、(ヘッド裏に、レンチを、はめ込めるようになっていた)
レンチの方が、ダメになってたかも、、、


今は、やっぱりこのタイプのペグはなく
探すなら、ネットオークションとか
中古ギターで、たまに見かけたりするみたいですが

今は、もっと性能の良いペグが出てるので、すたれてる…んだそうで、、、

ナットに関しては
当時、このギターを使っている途中から、そうなってきたんですが
3弦だけ、ビビるようになってきてました

(今回持って行くに当たってチェックしたら、それが、さらにヒドくなっていまして)

当時も、今も、、、、
ネックの反り、、、チェックしても別に反ってないし

弦高に問題があるわけでもなく
よ~~~く見てみたら、微妙にナットの穴が深くなっていたようで、、、
なので今回は、ナットの交換も、お願いしました

それから、この際だから、、と
.010 のセット弦をメインで使っていたので、それ仕様にしてもらうことにして
1弦に関しては、.011 を張ることもあるので、
それ対応に、お願いしました


こちらは、ボディの汚れ具合をチェック、、、↑↑↑

軽く、ちょこっとだけ磨いてもらったら
これ、もともとの色は、もっと薄い、ナチュラルですよね~~…と、、、

(おっしゃるとおりでございます・・・)

相方さんは、クリーニングは自分でやるよ、と言い張っておりましたが、、、、
リペアの人も、ご自分でやった方が、安いですよ、とも言っておりましたが、、、、

これだけ、腰の重い人の言うことなんか、マトモには聞けません!(笑) ので
値段がかかろうが、とにかく
プロの方に、今回だけは、全部お願いする!! …と言い張りまして ^^;

(確かに、ケッコーな値段、上乗せになっちゃったけど
 ポリじゃないし、、プロの仕上がりも、実際見てみたい)

…というわけで、ヘッドとボディのクリーニングも、お願いしました

あと、全体的に
ネジ、というネジ・・・・

特に、腕や指が触れる部分のサビが、ひどくて ^^;
これは、けっこう自分の責任だなあ、、、なんて思ったりしました、、、

自分では、しまうときにキレイに拭いて、弦もゆるめて
きちんと長期保存に耐えられるようにしていたつもり、だったのですけど

細かいところまで、きちんと拭き取れてなかった、、ということ
ですものね、、、、

前回の通り、ネジ交換は、相方さんから、断固拒否されましたが
ねじ穴は、腐ってないので、サビを落とせるだけ、落としてもらうことに、、、

それから、、、
このギターを購入した当時、トレモロ・・・・
アームがすごいぶっとくって、少し、浮き気味仕様になってまして

チューニングが狂うのがイヤだったし
アームも、この頃には、使わなくなっていたので
自分で調整して、トレモロをきちんと固定させて使っていましたが

2点支持のもので、やっぱり引っ張る力と、引っ張られる力の関係上
支えている穴が、すこうしだけですけど、大きくなってきてるようだったので

もし、アームを使わないのであれば
裏に板を入れて、負担を軽くしてみてはどうか、、、と言われました

あと、、、意外なショックだったのは
実際につないで、電気系統を見てもらったのですが
ノイズが、、、、けっこーなノイズがでていまして

ボリューム、トーン、スイッチなどなど、、、全滅みたいでした、、、
接触不良も含めて、全取っ替え、、、、

ピックアップに関しては
磁石部分は欠けもなく、コイルもたぶん、大丈夫、、とのことで。
ホ・・・・・っと、、、 ^^;

いろいろと話ながらも、いろいろと片っ端からチェックしていただいて
技術は、実際仕上がってきたのを見たり、弾いてみないと
どーのこーの、言えませんけれど

少なくとも、女性であるわたしの話を、きちんと聞いてくださって
わからないことを聞いても、誠実にいろいろと教えてくれて
ちょっとだけ、嬉しく思いました

…というのも、今は、性別関係なく、、、という応対も普通のことかも
しれないんですけど

若い頃の、苦~い思い出もあるもんで ^^;
どうしても、女性がリペアに来ても、ちゃんと話を聞いてくれるのかなあ、、と
思ってたりしまして(笑)

なんか、こういう世界って、知らないとバカにされる、というか
女性だから、、みたいな雰囲気が、なにげに漂ってたりするんですけど

(覚えのあるひとも、けっこういるでしょう?)

私は、知らないことは、きちんと聞くので
あー、また何にも知らないやつが来たよ、、、みたいな顔されたりすることも、、ね^^;

(本当なら、知らなければ面倒くさがらず、
 きちんと説明してあげるのが、筋なんですけどね)

まあ、今回の人は、少なくとも、そういうことは一切ありませんでした

壁を見てみたら、仕上がったギターかな? 吊されていました

本当は、こうやって吊すのが、ギターにとってはベスト。

負担が軽くて、一番いいんですけど … 家だと、なかなかねえ、、、、

↓↓↓ こちらは、工房の風景。


見た感じ、奥の人は、両手を一生懸命動かして、何か削ってたか
磨いてたか、していました
ザ・職人さん! …っていう雰囲気。誰ともしゃべりません

手前のめがねの方は、社長さん? …って感じの雰囲気の人でしたが。
(ま、あくまでも、見た感じの雰囲気で、想像です)(笑)

奥には、すごく若い子が、修行中!…って感じで、一心不乱に作業してました

あとから気がついたのが

カウンターの客側に、アンプとシールド差し込む穴が、ありました ↓↓↓
(意外と、死角で気がつかなかった…)


ちなみに、今回出したギター自体は、70年代のフェンダーストラトですが
もともと、改造しまくってあるものを、購入しております

ラッカーの、このヒビ割れ具合、どうよ! …と当時から
自慢げに言っておりましたが、
わたしに言われても、自慢にも何にもなってません、、、、

そもそも相方さんは、弾いてる最中にラッカーがドロドロと溶けた経験がないから
そんなことが言えるんだ、、、というくらいしか
思っておりませぬ、、、

(大変なんですヨ)

今回のリペア、無理を言って見積もり明細を、初めにいただきました

フレット交換
ナット交換
指板調整
指板塗装
ヘッドとボディクリーニング
レバースイッチ交換
ボリューム交換
トーン交換
ジャック交換
サドル交換 (タダ)
ネジ各所のサビ落とし (タダ)
シールディング
トレモロブロック前スペーサー
作業に伴うパーツ分解、組み込み

以上です、、、、

専門用語が、わからなかったので、聞いたら、分かる言葉でちゃんと
書き直してくれました

弦のメーカーやら指定したら、弦代も定価料金で入っておりました、、、

(弦は、持ち込んだ方がいいですネ)

お値段は、軽く10万超えました、、、、
まあ、、、しょうがないっちゃ、しょうがないか、、、(はあ~~)

相方さんとも話していたんですけれど
まあ、リペアの内容にもよりますけど

ほとんどは、工賃(作業代金)なんですよねえ・・・・
パーツやらは、原価、たいしたことないんですよねえ、、、、

(相方さんも、音楽業界やら楽器業界で長くやっていたので原価は知っている…)

なので、リペアショップによっても
ギターの状態によっても、金額は、かなり変わってくるはず、、、

これを読んだ方の、ほんのちょびっと参考にでもなれば、と思います、、、

ちなみに9月21日に出しまして、上がりは月末、30日には出来てるそうです
早いですよね~~~~
(3~4週間くらい、かかると思ってたので)

なので、また週末にでも受け取りに行くことになってます
そのときには、また記録として、ここに載せようかと思っています


それでは、また!

2009年9月25日金曜日

ギターのリペア ( 前編 )

疲れがたまったまんまですが

やっと、やっと、やっと、やっと!!!!(笑)

(ホントにやっと、だよ~~~~~~)(泣) ← うれし泣き ^^;

今回の連休を利用して
ギターをリペア屋さんに、持って行くことが出来ました

(Escapade Sisters で使っていたナチュラルのストラトギターです、、、)

ギターリペアの後編は、こちら。 ギターのリペア(後編)

以前にも、書いたとおり
いくら、私が言っても、相方さんが動いてくれなければ、リペアできない・・・・

ここ数ヶ月、何かにつけ・・・・

「 このまま置いといたら、このギター死んじゃうよ 」 とか
「 痛んだままだと、取り返しのつかないことになちゃうよ 」 とか(笑)

相方さんの耳に、それとな~く吹き込んだりして
切ない努力を重ねてきました(笑)

これだけを読むと、さっさと自分で持って行けばいいじゃん! …って
思いますよね
(わたしでも、そう思う)(笑)

ただ、このギター、、、所有者は、相方さん。
購入してきたのは、相方さんなので、厳密に言うと相方さんのもの、でして ^^;

まあ、ぶっちゃけてしまうと
相方さんのギターの好みと、自分のギターの好みが違ってまして

かなり昔の話ですけど、、、

ジミヘン復刻モデルナントカの、フライング V 、、、とか
ナントカ、のエクスプローラーとか、、、

変形モデルなんかを(なんか…って…)
平然と購入してくるもんで、興味がまったくなかったのですけど ^^;

(だって、弾きにくいし、立っても座っても、バランス悪いんだもん…)

そんな中、珍しくも、見た目はごく普通のストラトを
ある日突然、買ってきまして(笑)

音を出したら、抜けと音の太さが良かったのと
フレットが太いので、とても弾きやすくて。
よく見たら、チョー! ロック仕様だったのですが

結局は、このストラトを購入したのは、相方さんですが
実際使っていたのは、自分でした ^^;

んで、相方さんのギターのこだわりも、ギター好きのみなさん同様、、、
わたくしには、かなり理解しがたいものも、たくさんあったりして(笑)

見た目のディテール・・・とでも、いうんでしょうか?
かっこよさ、とか???

こう、細か~~~いところまで、こだわりを持っていて
それを、理解できてない私が、勝手にリペアできるわけもなく、、、、

(うんうん、と頷いている、ギタリストの方々が目に浮かぶようでございます・・・・)

合理性重視、機能性重視、の自分には、なかなか ^^;
だって、ボディのネジ1本、変えるな! …ですよ~~~…

サビてるんだから、この際、新しいものに変えればいいのに、って
私なんか、思っちゃうんですけど

工房の人や、相方さんに言わせると

せっかく古い雰囲気なのに、
いきなりネジだけピカピカじゃあ、おかしいでしょ? …ですってサ(笑)

(だったら、マットな色を選んで付け替えりゃあ、いいじゃん…って思うんだけどサ)^^;

・・・・と、一事が万事、こんな感じの食い違いなのですヨ!!(笑)

こういう感覚、ギター好きのみなさまには、十分おわかりなのでしょうが
自分には、サッパリ・・・・

いや、言いたいことは、わかるんですけどね~~~
ただ、そこまで、こだわるんかいな~~~~…って思っちゃったり、、、

まあ、でも楽器店にいたときにも、社員、スタッフ、お客さんも含め
そーいった、こだわりも見てきたので
それが、フツーなのでしょう・・・・

悲しくも、わたしには、そんな感覚は持ち合わせてないので
わかりませんけれど ^^;

ただ、実践で弾くためのこだわりは、ちょびっとですけど、ありまして
(自分の過去の好みに基づいて、ですけれどネ)

それに関しては、相方さんのこだわりとはぶつからなかったので
意見を通させてもらいました

あとは、アンプから通して音を出してないので
音が、実際はどうなっているのかも、かなり心配・・・・
(アンプは、クローゼットの奥に眠っておりまする)

もう、10年以上、音出してないかも、、、、
(アンプもね・・・・)

それから、これは工房の人が言っていたのですけど
フィンガーイーズ、、今でも売ってるかな、、、

弦の滑りを良くするものなのですけど
あれは、成分が全体的に、キツいんだそうです

かなりきちんと拭き取らないと、指板とフレットの間に油がたまって
時間が経つごとに、それが変色して黒ずんでくるのだそうで。

また、拭き取っているようでも、見えないところに溜まっていくので
頻繁に使わないほうがいいのだそうです、、

(自分は、実は、けっこう使っていた、、、)

わたしの手は、ちょっと変なのかなあ、、、、
他の人に聞いても、そんなのないよ、と言われたりしてたんですけど

ギターを弾いていると
指の皮が、柔らかいせい? よくわからないのですけど

(あ、でも当時は、かなり弾いていたので、指先は感覚ないほど
 きちんと堅くなってましたけど)

弦に、手垢が、たーくさん…つくんです
見えるほど、、、、^^;

たくさん、練習している人に聞いてみても、それはないなあー…と。

わたしの場合、弦をつまんで、ぴーっと拭き取ると、手垢がたくさん・・・・
(キタナイ…)

拭き取らないと、滑りがすんごく悪くなるし、すぐ錆び付くんですよね
張り替えた新しい弦でも、それは変わらずだったもんで
フィンガーイーズは、当時、けっこう使っておりました

そういや、フィンガーイーズはキツイ…って、よくわかる例を
相方さんが言っていましたが

シールはがし…なんかには、フィンガーイーズ、最適なんですよね~~

古くなったシールの裏の糊の、ベタベタも
キレイに落ちますよね~~~

ああいった、ポリッシュ系(汚れ落とし)とか
潤滑スプレー類、オイル系などなど・・・・

ギターにとって、良いのか、どうなのか、ということと
スプレー類の値段は、比例しない、と言っておりました

まあ、高いから、ギターにとっても優しい…というわけでも、ないようです
要は、正しい使い方と、ギターにあった成分、、、

(ギター、よく知らない方に説明しますと
 ギターは、木材から出来ていて、湿気に敏感です~~~

 純木製の板張り床などを、想像していただけるとわかると思うんですが
 水分やら、油分を吸い込んで、ギターも木材なので、
 曲がったりとか、縮んだりも、するんですヨ~~~
 
 お手入れも、床と同じくオイルなどで汚れ落としや、ツヤを出したりします)

逆に、ちょっとした汚れなら、から拭きで十分、
たまに使うなら、と言って取り出して見せてくれたのが
アリアプロの、値段の安い、ポリッシュでした ^^;

これが意外といいんですよ~~~~ …と言ってましたっけ。

今回リペアに持っていたギターは、ラッカー塗装なので
メンテ、というところから、たまたま、そういう話に至りました

それから、レモンオイル。
これも、ギターのメンテに使うものですけど
私は、ほとんどレモンオイルとの接触はなかったのですが

ラッカー仕上げのギターに、レモンオイル、、、も
頻繁には、良くないようで。

もともと、家具の木材の持ちを良くするオイルなのですけど
これも、床磨きと同じで

半年に1度、とか、そういう周期でもともとは使うものなので
汚れ落としや、持ちを良くするためではあるけれど
あんまり多用しないほうが、いいのだとか

あったりめーだろ!! …という人は、ともかく(笑)

私も含めて、あんまし使い方を知らない人に向けて情報をできるだけ ^^;

それから、頑固な汚れには、コレ! …といって
工房の方が、見せてくれました
 

今回出したギターは、塗装がハゲかかっている上に
かなりガンコな汚れだったため ^^;

こういうので、軽く磨いてやります~~~と言って
わざわざ見せてくれました

東急ハンズで、安く売ってるものですよ~~~… だそうです ^^;

フィニッシィングコンパウンド、という磨き粉?みたいなもので
色は、ギターに合わせて、ちょっと茶色といいますか
ベージュっぽい感じでした

白いものもあるんですよ~~~って言って中身をチュ~~って
出してくれたんですが、台所洗剤の、「 ジフ 」みたいでした(笑)

細かい粒子で、しつこい汚れを落とす、、みたいな。

(関係ないですけど、ジフ…って油汚れから何から、よく落ちるんですよねえ~~)

ギターの色に合わせないと、塗装の割れ目から、細かい粒子が
入り込んでしまって、そこだけ色が変わっちゃうらしく。

まあ、まだまだいろいろ話したりしたのですけど
長くなってしまったので、続くにさせてくださいまし!

おまけで、リペアに行く途中で、目を引いた T シャツ・・・・・

なんだか、ヒドイ…といいますか、、、ギャグにしてはなあ、、、
今も、こんなふうに思われているのだろうか・・・って感じですが、、、


最近は、またビートルズが何かと話題になっているので
こんなものも、出てきたのかな、、、、


それでは、また!

2009年9月14日月曜日

最初のソウル( Donny Hathaway )

ここ数年、、、、
外出した翌日は、すごく疲れが出てしまって
次の日は、ほとんど眠りっぱなしになったりしています ^^;

あ、わたしの場合は
別にお酒を飲んでも、飲んでなくても、関係なくって

かなりの疲労が、翌日に襲ってくるようになってまして
本当に、歳を感じています

あまりにも翌日に疲労が来るもんで

たまたま見かけた、ちょっと今まで見慣れないものを
ついつい(笑) ↓↓↓ 買ってしまいました・・・・・

「 ぐったりとしんどい 」…なーんて、まさに自分だわー ^^;

なんか、効いてんだか、効いてないんだか、さっぱりですが(笑)
もったいないので、とりあえず最後まで、飲んでみようと思ってます ^^;

それは、さておいて(笑)

ダニーハサウェイさん26歳の時の3枚目、
ライブ・アルバム「 LIVE 」(1971年)。


前半4曲は、ロサンゼルス、後半4曲は、ニューヨークでの
録音だそうです

これは、ご存じのかた、多いとも思うんですが
わたしが、最初に聴いた、ソウルアルバムでした

バンドメンバーつながりで、ソウルバンドをやっていた人たちから
勧められたアルバムが、コレ、だったんですよネ

このソウルバンドの方々は、当時の自分たちよりも
3~4歳くらい年上で
確か、一度、誘われてライブを見に行ったことがありまして

バンドとしてはともかく、、、 ^^;
ベースが、突き抜けて、、、技術的にも音楽的にも凄かったのは、今でも憶えています
(そこらへんのプロよりも、上手かった!)

当時は、ロックの分野ばかりを聴いていて
他のジャンルは、ほとんど手を出した記憶はなかった、と思います

当時は、音楽とか、楽器とか、本当に自分に限界を感じていたりして
別の何か、というか、刺激、というか

もっといろんな音楽を聴かないといけないんじゃないかな、、、という
切羽詰まった思いもあったときに

偶然、違うジャンルの人たちと知り合うことが出来て
いろんな音楽の話を聞くことが、出来ました

その人たちから勧められた、ダニーさんの、このライブアルバム、
試しに聴いてみたら、意外や意外、自分でも驚くほど、すんなり耳に入ってきて
聴くことができました

当時から、何十回、何百回(それ以上かも)と聴いてきたアルバムです

あまりにも良くて
当時から、繰り返し聴くようになっていて

このアルバムを、きっかけにして
ソウルやら、ファンクやら、、、ちょっぴしのジャズやら、、、

いろいろなグルーヴやリズムに、のめり込んでいくようになりました

でも、これを思い出しながら、ふっ…と思ったのは

もし、違うアルバムを紹介されて勧められていて
自分の耳が、それを受け入れなかったら、どうなっていたんだろう、、、

また、違う自分がいたのかも、しれませんね~~~^^;

なので、人に勧めるアルバムは、くれぐれも慎重にしたいものです

このアルバムの何が良いのか、、、と言うと

何よりも、「 ライブ 」 の臨場感に、溢れていること。
観客の声も、マイクの近くにいたせいか? すんごく大きく入っていたりします

(大きい音で、目をつぶって聴いていると、その場にいるような感じがします)

それから、場所の反響音も、ほとんどそのまま、なのではないかと
思います
ライブアルバムの中には、サウンド、演奏音を気にするあまり
周りの音を極力、消してしまったり(曲初めや終わりに、歓声だけ挿入するような)

これ、まるでスタジオ盤みたいだよ! …っていうくらいの
かっちりクオリティで演奏されて、録音されて出されているものも、たくさんあって

(中には、ライブ盤制作、ということで、何日もリハーサルを
 重ねて、その通りキッチリ演奏するミュージシャンもいる…)

なので、、、、
その場での、演奏の臨場感が消されてしまっているものも、あったりします

このアルバムでは、ダニーさんの演奏だけではなく
他の方々も、すべてひっくるめて、バンドとしてのグルーヴが
何よりも、素晴らしくって、引き込まれてしまう

なので、歌が入っていないところ、、、すごく夢中になりますよネ

ブログを始めてから
いろんな音楽ブログや、音楽サイトをみるようになって

ダニーハサウェイさんが、「 ソウル界の巨匠 」 とか 「 大御所 」とか
すごい言葉で賛辞されていることを知りました

お恥ずかしいですけど
有名・・・ということは、さすがに知っていましたが
そこまで、すんごい評価を受けている方とは、知りませんでした

でも、そういうふうに言われるのも、納得のアルバムだと思いました

この他にも、ライブアルバムが2枚、、、(かな?)出ていまして
その1枚、「 These Songs For You 」(2004年)は
今回、紹介しているライブテイクも、ダブって入っていますが

個人的には、1~3曲が、とても好きでした
この3曲を聴くためだけに、買っても、、損はないかもしれません、、、

ダニーハサウェイさんのアルバム、、
特に、スタジオ盤、今出ているものは、曲がダブっているものが
多いので、曲名を見てから、購入された方が良さそうです

げんに、、、

まあ、以前から書いている通り、タイトルや名前の覚えが極端に悪いわたしは
少し前に、、、、

人から勧められて
まだ、持っていない、ダニーさんのスタジオ盤を2枚ほど購入したのですが

ほとんどが、聴いたことある曲ばっかし、、、、^^;

(ほとんど、持っていたアルバムに入ってた・・・・)

…ということも、ありまして
なんだか、損した気分でした(笑)

ダニーハサウェイさんのスタジオ盤とライブ盤は、
同じ曲でも、大きく違っていまして

個人的にオススメなのは、ライブ盤での、ダニーさんです

ライブの方が、大きく揺れてうねっていて、迫力やグルーヴ、、、
同じ曲でも、曲自体、ライブとスタジオでは、全くの別物、別曲になっています

わたしは、実際には
スタジオ盤を購入したのは、ライブ盤のあと、でしたが
やっぱり、先にライブを聴いてしまうと
スタジオ盤もいいのですけど、なんとな~く流れてしまいます、、、

今回、「 LIVE 」の全曲の音源、ご紹介できそうです

以前は、You Tube などで、ほとんど全曲、聴けていたのですけれど
You Tube 側と、レコード会社の契約の関係で
片っ端から、削除されてしまいまして

今、このライブ音源を聴けるのは You Tube では、3曲だけに
なっているみたいです

なんか、試しにアップしてみたら、アップ出来ちゃったもんで(笑)
せっかくなので、載せたいと思います

知っている方は、ともかくとして、知らない方は、ぜひ、さわりだけでも
全曲、聴いていただけたら、嬉しく思います
(いつまで、聴けるかも、わかりませんので ^^; )


01. What's Goin' On ( M.Gaye )
マーヴィン・ゲイさんの曲。
個人的には、曲の雰囲気も、グルーヴも、こちらの方が好きです
最初の歌が終わって、バックのみの演奏部分、スリルとサスペンスです



02. The Ghetto ( D.Hathaway/L.Hutson )
歌よりも、演奏部分が多いです。10分以上あります
みんなが、手拍子しています
だんだん、少しずつ、うねりが大きくなってきます
個人的には、大好きです



03. Hey Girl ( E.DeRouen )
You Tube にも残ってましたね~~~
明るめの曲です


Donny Hathaway - Hey Girl
You Tube での動画も載せておきます(音源は同じです)



04.You've Got A Friend ( C.King )
こちらは、キャロル・キングさんでお馴染み。どちらのバージョンも、好きです!
観客がみんなで歌っています イイですネ



05. Little Ghetto Boy ( E.DeRouren/E.Howard )
このベース、ラインとベースグルーヴが個人的には
大好きで、たまらないんです
Donny Hathaway - Little Ghetto Boy (Live)



06. We're Still Friends ( D.hathaway/G.Watts )
少し、暗い感じではありますけど、雰囲気と深みがあっていいです
Donny Hathaway "We're Still Friends"



07.Jelous Guy ( J.Lennon )
ジョン・レノンさんの曲。
ノリなんかも、原曲とは違っています
Donny Hathaway. Jealous Guy



08. Voices Inside ( Everything Is Everything )
         ( R.Evans/P.Upchurch/R.Powell )
これも、個人的には大好きです
曲の頭から、身体が揺れる!できるものなら、ライブでやってみたいです


以上、全8曲でした!

まあ、とっても有名なアルバムは
他のサイトでたくさん取り上げられている上に

詳しい解説もあるので、自分が書く必要もないのですけれど ^^;

このアルバム、CD ではありますが
プラスティックケースは、ひびだらけで、傷もたくさん入っていて
すでに白っぽくなっちゃってますけれど
それくらい、取り出したりして聴いていましたので

自分にとっての…思い出、思い入れ…の深いアルバムのひとつ・・・ということで
今回は、取り上げました

もし、曲を聴いて、もっと知りたい…! …というかたがいらっしゃったら、、、
もっと詳しい情報は、いろいろなサイトに載っていますので
検索で探してみては、いかがでしょうか

きっと、もっともっと好みの曲が探せるかも?!


それでは、また!

2009年9月12日土曜日

聴き手にまわって

このブログは、音楽をやってらっしゃる方が
どれくらい見てくださっているのか
皆目、見当もつきませんけれど

感じたことを、書こうと思います

アマチュアで、楽器とか、ライブとか始めたばかり、、、という人も
趣味で、楽しく演奏している、、、という人も
プロで、演奏している人も

ジャンル関係なく、立場も関係なく・・・なのですけれど

ライブを見に来ている方が、一番、喜ぶことは
真剣な演奏、だと思うんです

ここ1年ほど、やっと音楽を聴き始めて
いろいろな、本当にジャンル関係なく、、生演奏を聴きに行ったりするようになりまして

初めて、聴き手側にまわりました

聴き手側になって、思ったことは
技術よりも、そういった演奏に惹かれる、、、と、いうことでした

演奏を聴いて、受け取る側も、それぞれで
いろんな感想が出てくると思いますが

聴き手側は、演奏側が思っているよりもずっと

いろんな音を、受け取っていて
いろんな音を、聴いて、感じている、、、はずです

手を抜いた演奏や、酒でデレデレになった中、演奏することは

せっかく来てくれた、観客を馬鹿にして、ないがしろにするのと、
同じことだということを、知って欲しい、と思います、、、、

技術云々では、ないんです、、、、
それは、本当に、いろんな演奏をみて、素直に感じたことでした

日本人は、優しいので、、、
(それから、友人、知人などもですよね)

ちょっと、抜いた感じでも、拍手はたくさんくれます
でも、それは、取りあえずの拍手です


どうぞ、演奏している側のみなさま

真面目で、真剣な演奏を、期待しています

これから、文化祭などもありますけれど
そこで、演奏される学生の方々も。

楽しいだけではなく、真剣に人に見せる演奏を目指してください
それは、観客を喜ばせるだけでなく
自分の糧にも、なるはずです

最近は、シニアの間でも、バンドブームが起きているようですが
楽しむだけではなく
見ている人を意識した演奏を期待しています

音楽が好きなのに、そこで真面目にならなくて
どこで、真面目になるっていうんです?

(当時も、音楽以外はダラダラな人、意外といたけど)

真面目、、、と言う言葉

一見、すごくカッコ悪い感じに聞こえるお年頃…や、状況…なども、、、
あると思うんですが

真面目って、すごくカッコ良いです

真面目であることは、本当にすごくカッコ良いことなんですヨ!


かなり、エラそうなことを書きました!
それでは、また!

2009年9月10日木曜日

この人も全力です( Bobby Womack )

少し前に購入した、ボビー・ウーマックさんのビデオ。

もう、何度も見ましたが
改めてまた、気分転換でも、、、と思って、見ていました

最近のライブビデオなのですが
この人も、歌、手を抜かないなあ、、、、、

( 過去、歌に力が入りすぎて、眼球の毛細血管が切れたりしたこともあるんだとか… )

このとき、60歳近かったと思うんですけど
(1944年生まれ 今現在は、60超えてますね)

体力は少し、やっぱり落ちてるのかな?
イスがおいてあって、腰掛けながら歌う場面などもありますが

声量も衰えを感じないし、表現力や迫力は
いろんな経験を積み重ねてきて、さらに増しているように感じます

プロ意識も、とても高くて
自身も、本当に全力で歌って、バンドの指示も出していますけど

コーラスの女性に
みんなに(客に)愛されたかったら、全力で歌うんだ、
今日が最期の日だと思って! …とメインで歌うことを促したり

サックスの男性には
観客を、引きつけたけりゃ、自分の人生を訴えろ、ホーンにすべてをこめろ、…と
ソロで、吹かせたり

これがまた、ボビーさんに言われてから吹き出したサックスは
その前のサックスとは、ガラリと変わるんですヨ!
とても、感情が音に出ていて、より素晴らしくなってました

ボビーさんのライブでの MC は、男女に関することも多くて
(歌も、そういうのが多いので、必然的にそうなるのかもしれませんけど)

自分の女性に対しての失敗談も、話しておりましたが(笑)

「 良い音楽が軽視されて、曲ばかりが増えていく 」

演奏が進むにつれて
「 上品さが取れてきたぞ! 」など、、、、

音楽に対する、自分の考え方や思いなども、ポロポロと出されてました

歌には、魂がたっぷり入っていて
深みがあって
ジャンルは、関係なく、ソウルミュージック、魂の音楽だな、、、と。

この年齢で、人生経験を重ねてきたからこそ、出せる歌、です

ちなみに
このビデオでは、たくさんの曲を歌っていますが
ギターも、所々弾いていまして

ボビーさんいわく
「 昔はもっと上手だったんだけど、今は錆び付いちまった 」そうですが

確かに、技術としてはそうなのかもしれませんが
やっぱり、名残、というか、、、

フレーズに、時々ハッ…とさせられるものがあり
ギタリストとして活動していた頃は、凄かったのだろうなあ、、、と
思わせるところが、あります

ライナーによれば
スライ・ストーンの1971年 「 There'S A Riot Going On 」(邦題で暴動)

このアルバムに、ギタリストとして全面的に参加していたそうです
クレジットは、載ってないんだそうです
(見たけど、なんにもなかった)

…というところで
こちらは、そのビデオの中から。

サムクックさんの曲で、A CHANGE IS GONNA COME です

さきほど、You Tube にアップしたばかり。
この曲では、少しだけギターを弾いています

途中、ソロのところ、彼がこう言っています

「 どういう歌詞に感動するか考えると、、、
  正しい方向へ人を向ける歌詞だ そうだろ? 」

A Change Is Gonna Come - BOBBY WOMACK ( LIVE )


昔、サムクックさんのところでギターを弾いていたよ、と
曲中でも言ってますが

ボビーさんを見いだして、サムさん自身のレーベルに誘ったのも
サムクックさんだそうで

ボビーさんにとって、サムクックさんは切っても切れない人でも
あるのでしょうね

この曲は、私でさえも知っている、有名な曲で
いろいろな人が、カバーされていますが

ボビーさんの歌は、格別です
よろしければ、映像も今回はありますので、お暇な方はぜひ聴いてみてください

ボビーさん

歌、正直言って、声が裏返ることもあったり
声が出ない音もあったり、音程が若干ズレたりすることも
ありますけれど

そんなことは、まったく聴いてて気になりません

そんなことは、どうでも良くなってしまうほどのものを
彼は持っていると思います


最近、、、刺激、、、特に音楽の刺激が多すぎて ^^;

なんだか、呆けてしまう自分がいたりしますが(笑)

刺激が多すぎるのも、なあ・・・・(贅沢なんですけどネ…)

あ、ボビーさん、音楽も、もちろん現役ですけれど
男性としても、まだまだ現役だ!! …と力説しておりました(笑)


それでは、また!

2009年9月7日月曜日

また行っちゃった(吉祥寺SOMETIME)

昨日からの疲れが取れないままです~~~ ^^;
今日も、さわやかな風が吹いていて、もう明らかに秋、ですね~~

昨日は、音楽を聴きに行ったり、雑貨屋さんを見たり
歩き回ったり、いろんなお店を回ったり、飲んだりして
翌日になっても、ダル~いまんま、、、、

(やっぱ40になると、体力がガタっと落ちる)

それでも、とてもとても、楽しかったんですけどネ!

またまた、演奏を聴きに、サムタイムへ行ってまいりました

↑ こちらは、中2階席。前回行ったときは、この奥の席に座っていました

前回の、サムタイムでの演奏を聴いて、また、違う形でもいいから
見てみたかったんです~~

(前回の記事) ← クリックしていただければ前回のサムタイムの記事に飛びます~~

前回は、ドラム、ベース、ピアノ、サックス… という編成でしたが
今回は、ピアノ、トロンボーン&チェロ、ベース… という編成でした。

メンバーは、、、

続木徹 (Piano) 向井 滋春(tb/cello) 古野 光昭(b) 方々でしたが
当日、事情があり、ベースの方は、急遽変更になっていました

(変更になって、この日弾いていらっしゃったベースの方は、山下弘治さん、でした!)


前回は、予約も取らずに行ったので、中2階席に座ることになりましたが
今回は、予約をしたので、1回の正面からメンバーの方々の演奏が
よく聞こえるところを確保できました。

やっぱり、1階席と2階席は、聞こえが全然違ってました、、、

前回に比べて、全体の音が、とてもクリアでよく聴くことができて
すごく嬉しかったです



実は、わたし、こんなに間近で生の、トロンボーンの音を聴くのは、初めてでした

ビッグバンド形式の編成では、聴きましたけど、
もっとステージから距離があったし、他の管楽器もたくさん入っていました


今回も、ピアノの続木さんが、曲のタイトルや、メンバー紹介、
ちょっとしたこぼれ話も、してくれました


トロンボーンの方は、本来の楽器ではないチェロを弾くときには
すごく緊張するんだそうです

途中、音が微妙にズレたときには、「あっ!チクショー」…とか言いながら
弾いていて、見ている方としては、笑いもおきていて、とっても面白かったです(笑)

それでも、チェロ、、、とても良かった
ジャズには、うとい、、、と何度も書いてきましたが

この日、初めて手にした1セット目のチェロ、
ボサノバの曲だったのですが、情熱的で、音に気迫がこもっていて
チェロって、こんな音で、こんな風に、演奏できるんだ・・・・と


本当に、驚くのと同時に
トロンボーンがメイン、、、というのが信じられないくらい
本当に、トロンボーンも、もちろんですが、チェロ、素晴らしかったです

指で弾いたり、弓(…っていうの?)で弾いたり。
なんでもアリ、なのですよね

それから、続木さんのご自分のエピソードでは
昔は、シンセに囲まれながら弾いたりされていたそうで

当時、流行っていたショルダーキーボードを持って弾くことになり
前に出て行ったときには、何を弾いたんだか憶えてないくらい
緊張されてたのだそうです

足下とか、全身が丸見えだと、恥ずかしいんだそうです(笑)

こうやって MC などを聞いていると
ふだんは、とても穏やかそうに見えるのに
いざ、ピアノを弾き出すと、また、ご本人とは違った音が聴こえてきます

今回、特にピアノが良く聴こえる位置だったからだとも
思うんですが

本当に、ピアノ、、、自信に溢れていて
自由自在…という感じに、わたしには聴こえました

柔らかいタッチ、激しい、他のメンバーを引っ張ったり、バランスを取ったり・・・・
リズムと音色が、今回はとても目立っていました

リズムと全体を引っ張っていたのは、明らかにピアノ、、、
個人的には、そう感じました
本当に、すごくすごく、ピアノ良かった

それから、、、どんなときでも決して手を抜かない、そういう姿勢も
素晴らしいと心から思いました

すごく練習されているそうですけれど
やっぱり、練習するって、いくつになっても大切なことで
きっと、音楽をやっているヒトは、
どんな立場の人であっても… 一生、死ぬまで練習なんだなあ、、、

音で、そういうふうに受け取りました


1階の席だったので
写真がよく取れるかと思いきや、、、、ピアノの影に隠れてしまい
逆に、全然とれませんでした、、、、

(残念・・・)

それから!
2セット目の途中から、飛び入りセッションのように
トロンボーンの方に促されて、若いかわいい小柄の女の子が加わりました


くしゃくしゃの吹いてる顔も、いいでしょう?
すんごくがんばって吹いてました 良かったです!


最後は、4人編成になっていました


今回も、音から伝わってくるものが、たくさんあって
昼間とは思えない雰囲気でした

(あっと、、、今回は、昼の部だったのですヨ!)


夕方に演奏が終わりまして
さてさて、これからどうしようか、と話していまして
「いせや」を見てみたら、大混雑・・・・・

これ、となりはスタバだったのですが
いせやから出る、煙がスタバのオープンカフェに思いっきり流れ込んでいて(笑)

座ってコーヒー飲んでいるヒト、大丈夫なんかいな、、、と
余計な心配してました ^^;

そして本店 ↓ も、このありさま、、、、

外にも人がたくさん、並んでいて
中を見ても、ズラ~~~っと・・・・

結局、「いせや」はあきらめて、駅前で軽く飲んで
早々に、酔っぱらっても気楽な、池袋に向かいました ^^;

(帰るのラクなもんで)(笑)

本日の、無駄遣い!

ワンコの置物…

とは言っても、手のひらにスッポリ入る小さなもので、よくある陶器製です
(1コ130円くらい)
他にも、いろんなポーズがあって迷ったんですけど、かわいいでしょ~~~

ホントは、カレー皿… あの、シチューとかカレーとか、
ごはんと食べることができるような、スープものが入るお皿・・・

ずっと探してるんですけれど、欲しい形とかデザインのものがなくて~~

丸い深皿タイプは、たくさんあるんですけれど
わたしが欲しいのは、長細い深皿タイプ・・・・

そしたら、ワンコの置物みつけちゃった ^^;

まあ、それだけなんですけれども(笑)

これからも、カレー皿を探し続けます!!

…って、なんか、話がズレてきたよーな気がする・・・・

とにかく、、、、
昨日は、ほぼ1日中、外に出てたんですけれど

演奏は、とても良くて、ワンコの小物を衝動買いしちゃった、、、
という、出来事でした!(笑)

また、聴きに行きたいです


それでは、また!

2009年9月4日金曜日

FUNK OVERLOAD ( Maceo Parker )

なんだか、久しぶりに音楽アルバムです~~

最近、アルバムを紹介するときには、全曲を載せるようにしているんですけど
なんでか、、、と言いますと

自分がそうだから… なんですが

欲しいミュージシャンのアルバムがあるけれど、どれがいいのかな~…とか
自分の好みなのかが、わからない・・・

最近は、You Tube で探して聴くこともできるので
とっても、便利になって、ありがたや~~~と思うことも多いのですが
アルバム全曲聴けることは、まれ、だったりもしまして

(3~4曲聴いて、良ければ、買っちゃったりすることもあるけれど)

最近では、通販サイトなどでも
日本盤なら、アルバムの全曲、視聴なんかもできたりするんで
おお~~~! …なーんて思ったりするんですが

ええと、、、しかしです、、、

視聴できる時間が、短すぎるため
下手すると、イントロだけで、フェードアウト・・・・なんてことも多くって
ガックリきたりします・・・・

まあ、それでも、昔は視聴して買うなんてできなかったので
(できるとしても、一部だけ)
ありがたいことでは、あるんですけど

そういうことがあったので、自分が紹介するアルバムは
ある程度、曲の雰囲気がわかるところまで、曲を載せて行こうかな、と
そういう意味で、アップしています
(曲の途中で、切ってますけれど)

ですので、サラっと聴いてみて
購入の参考にでもしていただけたら、嬉しいです

基本的には、自分がイイ…と思ったものを、基本に載せていますので
好みが分かれるところではありますが ^^;

こういう専門サイトがあると、いいなあ…  ← 本音(どなたか知ってたら教えてください)


今回のアルバムは、メイシオパーカーさん!
何度か、メイシオさんのことは、書いて来たんですけれど
全曲紹介するのは、初めてかもしれません

タイトルは、「 FUNK OVERLOAD 」(1998年)。

わりと新しいアルバムです
わたしは、先に「 My First Name Is Maceo 」という 、ライブ DVD を
見てしまったため、聴いたことのある曲なども入っていました
それから、カバーも皆さんが知っている曲、多しです

驚いたのは、ラップ調の歌が入っていたこと!
最初聴いたときは、ビックリしましたけど

これがまた、なんていうか、、、合ってるんですヨ!(笑)
個人的には、ラップ… あまり好きな方ではないんですが

拒否反応は、起こらなかった!

まず、バック演奏は変わらず、生音であること、
歌以外は相変わらずのグルーヴであることが、大きいのではないかと、思います

ラップを歌っているのは、メイシオさんの愛息、コーレイパーカーさんです
下のビデオの中で、PV も載せましたが、
そこでは親子競演していますヨ (とっても、良い感じ~~)

わたしは、上記の DVD マイファースト…が、すんごく良くて好きで
イイ…っていうのは、
グルーヴ、パフォーマンス、演奏、他になんかあるかな…

全部ぜんぶが、良くて、メンバーも本当に息があってるなあ、、、と
思ったんですけど
(この DVD も、すっごくオススメですよん!!)

ほぼ、このアルバムのバンドメンバー、DVD のメンバーと同じです

なので、スタジオ盤ではありますが、揺れ揺れです(笑)
また、長くなっちゃった・・・・

それでは、曲紹介です


01. Uptown Up ( M.Parker )
メイシオさんらしい曲。本当にメイシオさん、他の方々、
緩急の付け方が、すっごく上手い。
だから、このグルーヴに引きつけられるのでしょうね~~


↓↓↓ こちらは、ライブバージョン。
   「ファンクオーバーロード」でも叩いているジャマール・トーマスさん。
    ちょっとアルバムだと、ドラムが(特にスネア)軽い感じになってます
Maceo Parker - Uptown Up (Live)




02. Sing A Simple Song ( Sylvester.Stewart )
親子競演です!息子さんも、リズム良いですよね~~~ さっすが~~
当時は、この曲よく聴いていましたが
メイシオバージョンも、大好きです ちゃんとメイシオグルーヴ!


↓↓↓ こちらは、スライストーン。お馴染みですネ
   こっちはこっちで、迫力です!!
Sly & The Family Stone "Sing A Simple Song"




03. Maceo's Groove ( M.Parker )
出ました、ラップ!
でも、他の曲と変わらず、身体が揺れてしまうのはナゼ?(笑)
リズムが、とてもいいから! ラップが嫌いな方は、試しに聴いてみてくださいまし!
こちらは、親子でのプロモビデオです
Maceo's Groove - Maceo Parker , Corey Parker




04. Elephant Foot ( M.Parker )
こちらは、メイシオさんがメインボーカルです。
印象に残るフレーズがたくさん!
一瞬…ラップっぽくもあり、やっぱしラップっぽくない(笑)メイシオファンクです



05. Let's Get It On ( M.Gaye/J.Nyx )
こちらは、DVD にも収録されていますが、このアルバムでは
メイシオさんが、初めから歌っています
メロディをつけずに、一音だけでラップのような歌い方です
ちなみに、DVD の方は、ベースのジェリーさんが熱唱しています(みんな歌上手い)
Let's Get It On MACEO PARKER



↓↓↓ こちらは、その「 My First Name is Maceo 」 DVD での演奏。
Maceo Parker plays Marvin Gaye "Let's Get It On"



↓↓↓ こちらは、マーヴィン・ゲイさんのライブでのもの。
Marvin Gaye Lets Get It On




06. Tell Me Something Good ( S.Wonder )
こちらも、お馴染みの曲です。
このアルバムでは、メインの歌の多くをメイシオさんが歌っています。
ルーファスバージョンに忠実な雰囲気です


↓↓↓ こちらは、ルーファス版。ライブにしてみました。
Chaka Khan / Rufus - Tell Me Something Good (SUPER FUNK VERSION)



↓↓↓ こちらは、スティービーさんなのですが
   トーキングボックス使用しているものです
Stevie Wonder - TELL ME SOMETHING GOOD (Live Talk Box Version)




07. Youth Of The World ( M.Parker )
ちょっとバスドラ大きめの、エッジの効いた曲です
歌も、リズムも、アレンジも、キレが良くて。
それにしても歌、こんなリズムで歌えたら、気持ちいいですよネ~~~



08. We're On The Move ( M.Parker )
こちらも、メイシオさんらしい1曲。
メイシオさんは、ギターのリフのようなフレーズがたくさん
出てきます。こちらも、メイシオさんが歌ってます



09.Inner City Blues ( M.Gaye/J.Nix )
こういうノリ、たまらないです
ハネたノリは、キツくなりがちなんですけど、メイシオさんたちは
とっても、ユル~いんです。上手い・・・・
だから、気持ちよく揺れてしまう…
これは、ベースがリフのフレーズをあえて伸ばして弾いていることが
さらに空間を開けることにつながってる、、、大きなグルーヴです
Maceo Parker Inner City Blues



↓↓↓ こちらは、マーヴィン・ゲイさん。
   ビデオを見ていると、歌詞の意味が見えてくるような気がします…
Marvin Gaye - Inner City Blues (Hughes Brothers Video)




10. Do You Love Me ( M.Parker )
メイシオさんとダイアン・ソレルさんのデュエット。
女性の方のボーカルも、とても曲に合っています
この曲も、個人的には好きです



11. Going In Circles ( J.Peters/A.Poree )
こちらは、インスト。今までは、リフのような、リズムのようなサックスでしたが
この曲では、メロディの旋律のように、サックスが歌っています。
それでも、吹きまくるのではなく、演奏とのバランス、
力の抜けたアルトサックス、とても良いです
(ドラム、燃えてますネ)


以上、全11曲、でした!

ちなみに、わたしが持ってるのは輸入盤で、日本盤では上記とは
曲順が違っているようです
(中身は同じ)

メイシオさんや、バンドのメンバーの方々、、、
本当に、上手いなあ、、、と思います

上手い… っていうのは、言いたいのは技術のことではなく

空間を空けて、上手くその「 間 」を使うのが上手いです
「 間 」が出来るから、さらにグルーヴが生まれてきて… って感じです

それから、間を開けることが上手いから
メイシオさんも、他のメンバーの方々も、むやみに弾きまくったり
吹きまくったり、叩きまくったり… ということがない

本当に、絶妙だなあ、、、と思うことしきりなんですけど^^;

メイシオさんは、本当に大好きです
特に、ライブだとわかりやすいんですけど
メイシオさんが入ると、グルーヴがみんなメイシオさんにつられる…というと
じゃあ、他の人はどうなんだ、ってことになるんですが

そういう意味ではなく、メイシオさんには、グルーヴひとつで
みんなを引っ張っていく、何かを持ってるヒトだなあ、と
思ったりしました

それから、このドラム、ジャマール・トーマスさん、
すごくメイシオさんのリズムに合った、
とても相性がいいドラムさんだなあ、と思いました

このアルバムのメンバーは・・・・

Jamal Thomas - drums
Jerry Preston - bass
Will Boulwere - hammond organ & synthe
Bruno Speight - guitar
Corey Parker - Vocals

以上の方々がメインで演奏してまして、フレッド・ウェズリーさんは
1、3、5、8、10,11曲で参加しています。

メイシオさんのファンクの虜、です(笑)
こんなグルーヴ、出せたらいいな!

それでは、また!

2009年8月18日火曜日

MILAGRO!!!! ( SANTANA )

いや~~~
昨日は、気持ちの良いお天気でした
カラッ…としていて、エアコンのような涼しい風が日中も入ってきて、エアコンいらず。

そういや… と思いまして、You Tube 見ていて
思い出したアルバムなんですが

試しに、Blogger で、アップできるのか試してみたら
全曲アップできましたので、今回ご紹介できそうです

・・・・・というのも・・・・・

このアルバムは、You Tube では、アップの段階で、はじかれてしまったため
Google 系列の、Blogger も、アップはダメなんじゃないか・・・と
勝手にあきらめていたんですヨ

まあ、もしかしたら・・・・
今後、聴けなくなってしまうかもしれないのですが
とりあえず、今回は、全曲ご紹介できそうです

サンタナさんのアルバム、名盤・名曲はたくさんありますし
私自身も、すべてのアルバムを聴いてきたわけではないのですが

昔のテープやら、ビデオやら、などで
意外と、知っている曲は多いみたいです ( ← みたい…って、、、、)

毎回言っているように、気に入ったヒトは、ライブ盤を聴いてみたくなって
購入したりしてしまうのですが

今回、紹介するのは、意外かもしれませんが
サンタナさんの、1992年に発売された、ライブアルバム「 MILAGRO 」(ミラグロ)。


「 嘆きの壁 」に、手をあてて、祈っている姿。このアルバムの象徴です。

このアルバムは、当時・・・・

本当に、ほぼ、毎日聴いていまして
なぜかというと、練習でギターを一緒に、曲に乗せて弾いていたりしていたんです

なので… わたし自身の、思い入れも強のですが・・・・
実は、サンタナさんご本人の… アルバムへの思い入れも、強いようです

なんていうか、聴いてて、、、
魂がこもっているのが分かる…
亡くした人への思い、心の思いとか、神への思い…などが、
むき出しになっている感じです

MILAGRO (ミラグロ)…とは、
スパニッシュで奇跡…とか、神業…とかいう意味なんだそうで

タイトルのように、サンタナさんのギター、
本当に…音が生きている上に、勢いもあって、激しくて
周りのパートも、すごい迫力なんですヨ

バンドとしての、まとまりも、素晴らしくて
お互いが、お互いを刺激しながら、演奏してる感じが伝わってくるようです

これぞ、ライブ!! …といっても、いいくらいの良さです

ライブといえば、ビデオで、中期頃 (?) のものを、他にも持っていて
あのライブは、何年のかなあ~・・・・

以前、見直したことがあったんですけれど

なんか、、、、正直、つまらなくて途中で止めちゃった…
(サンタナさん、大好きなのに、、、、)

その、ライブビデオは
わりと大きなステージで、ラテンの香り満載!…なのですが
演奏自体が、生きてない…といいますか

ギターも、全体の演奏も
上手に、こじんまり…と、まとまってしまっていて
迫力やら、勢いとか、そんなものは、みじんも…ありませんでした

この「 ミラグロ 」は、ちょうどサンタナさんの
売れた・賞を取った・・など、、、のみをグラフにすると、たぶん…

このアルバムの前後に、グラミー取ってると思うので
ちょうど、谷間…の、地味な時期のものじゃないかなあ、、とも
思うんですが

この「 ミラグロ 」は、本当にとっても良いと、個人的には思っています
(世間の評価は知りませんが、谷間であろうと、すごく良いんだもん!)

エピソードとしては、このアルバム発売の前年(1991年)、
サンタナさんの音楽人生に深く関わった人たちが
相次いで、亡くなっています

ジャケット裏には、深いつながりを持っていた
ビル・グラハムさんと、マイルス・デイビスさんの写真が。

彼らは、アルバム発売の前年に亡くなっていて
しかも、ジャケット写真を撮った方、 スティーブン・カーンさん、というらしいのですが

ビルグラハムさんの下で、20年も一緒に仕事していた方なんだそうで、
その方も、同じくアルバムの前年に、事故で亡くなっているそうなんですよね

ジャケットには、写真とともに、ビルさんとマイルスさんのコメントが載っています。

Music is the sigh of the oppressed masses.
It is the heart in a heartless world. - BILL GRAHAM -

Play And Pray.
Pray And Play. - MILES DAVIS -

英語が、わからなくても、何を言わんや…ということは、なんとなくわかりますよネ

サンタナさんは、60年代から活躍されて、今も現役ですが
若い頃… 最初は、B.B.KING さんのようなギタリストに、なりたかったそうです
なので、ギタースタイルも、ブルーズギターだったんだとか、、、、

マイルス・デイビスさんは、説明する必要はないですネ ^^;

ビル・グラハムさんは、ミュージシャンのマネージメントや
プロモーターをしていた方らしく、チャリティーイベント活動にも
積極的だったようで
若い頃から、サンタナさんとも、深い親交があったみたいです
(有名な方、らしいです)

マイルス・デイビスさんや、他のラテンや、ジャズなんかの
アーティストや、演奏などに、出会うきっかけを作ってくれたのも、彼なんだそうです

デビュー前なのか、後なのか、定かではないんですけれど
(たぶん、長きに渡ってだと思うんですが…)

最初は、それこそブルースメイン、他にロックなんかも主体として
演奏していたのが

彼をきっかけに、自分の「 血 」でもあるラテンや、ジャズ、ロックなど…
ブルースだけではなく、
思いっきりいろんなスタイルを、ミックスさせて
全面に出すスタイルが、主流になっていった経緯があるんだそうで。

あ~~~ まだまだ、書き足りないんですけど!!(笑)^^;

長くなってしまうもので、このへんで、曲紹介へ。
全曲、聴けます!!

ただし、、、全曲載せていますが、曲の途中でカットしてあったりします。
なので、曲を最後まで聴きたい方は、実際にアルバムを聴いてくださいませ!

ちなみに、このアルバムの曲、残念ながら
You Tube では今のところ、1曲しか聴けません・・・・
(良い曲、いっぱいあるのに!!)


01.MILAGRO ( Santana / B.Marley / M.Johnson )
タイトル曲。 頭の MC はビル・グラハムさんだそうです(1986年録音)
大好きな曲です! もう、一発目から、演奏に勢いがあるでしょう?

ボブ・マーリィさんもクレジットされています

02.SOMEWHERE IN HEAVEN ( Santana / A. Lightwood )
バラードです。 なんていうか、心揺さぶられる曲。
英語がわからなくても、感じることができる曲です
プロモビデオにはない、曲の中間に激しい曲調が挟まっていますので必聴!です
ちなみに、特に激しい曲調のソロギター、完コピして、ひとり悦に浸ってました(笑)


唯一、プロモビデオとして、You Tube にありました
最初の、ルーサー・キング牧師の最期の神がかったような
スピーチから、入りますが
こちらは、映像でみることができます ↓↓↓
02.SOMEWHERE IN HEAVEN (PV Ver.)



03.SAJA / RIGHT ON ( サハ・ライト・オン ) ( J.Rocciasano / E.Derouen / M.Gaye )
サンタナさんらしい曲。リズム、好きです。



04.YOUR TOUCH ( Santana / C.Thompson )
訳詞では、あなたのそばにいたいだけ、あなたと一緒にいたい、と
いうようなことを歌っています。



05.LIFE IS FOR LIVING ( P.Sefolosha )
明るい曲ですが、南アフリカのことを歌っています
自由のために、声を上げろ、行動しよう、という歌詞。曲調、大好き!



06.RED PROPHET ( B.Rietveld )
ラテンっぽくもありながら、曲展開がジャジーな感じです
インスト曲。



07.AGUA QUE VA CAER(滝のような雨)( C.Valdes / E.Arango / Bad River Singers )
思いっきり、ラテンのリズムと曲調。
訳詞は…深すぎて、一言では説明しにくいです^^;
滝のように降る雨が、宿命や波乱、孤独、悪い時代を
すべて洗い流してくれるだろう… そんな感じです



08.MAKE SOMEBODY HAPPY ( Santana / A.Lightwood )
これも、たまらないバラードです。大好きです。
ギターもいいんですよ、すごく。
訳詞は、誰かを幸せにして…あなたがそばにいればいい、心から愛してほしい
わたしも、あなたを大切にする、、、そういった歌です (しらなかった…)



09.FREE ALL THE PEOPLE (SOUTH AFRICA)( J.Holmes )
タイトル通り、南アフリカに自由を!…というもの。
この頃は、アパルトヘイトでの虐待や差別での衝突が激しかったんですね
リズムや、曲調は、個人的にすごく好みです。



10.GYPSY/GRAJONCA ( Santana / C.Thompson )
インスト曲。独特の切なさを感じる曲でもありますが、
途中でガラっと曲調が変わります。中間のリズムや曲調もとってもグー!
サンタナさんのギターも、歌っています



11.WE DON'T HAVE TO WAIT ( Santana / C.Thompson/ A.Pereza )
こちらも、インスト曲。サンタナさんの曲のリズムは、
ちょっと他にはない、独特なグルーヴがありますよね



12.A DIOS ( Santana/ J.Coltrane/ G.Evans )
訳詞では、さようなら、友よ…また明日…の繰り返しです。短い曲。
クレジットには、ジョン・コルトレーンさんとギル・エヴァンスさんの名が。
どちらも、ずいぶん前にすでに亡くなってますが
参加ミュージシャンのクレジットにマイルスデイビスさんとコルトレーンさんの
名前があるので、音を拝借したのか、曲・フレーズを拝借したのか…


以上、全12曲でした

全体的に、ラテン、ジャズ、ロックがほどよくミックス…
リズムはラテンなんだけど

アレンジがラテン!…という感じにしてないので
「ラテン」っぽいけど、混ざってる印象の曲もあり。

やっぱり、故人のこと、平和や自由などのキーワード…  どの曲をとっても、出てきますネ

今回、ちゃんと訳詞を見て、驚いたりしたものもありました…
(ラブソングなんだ、アレ…みたいな)^^;

キーボードの音色は、90年代特有の音だったりしますが
オルガンや、パーカッション部隊、いいですよね~~~~

サンタナさんのバンドで歌っているボーカリスト、
ころころ変わったりしますが、いくつかライブなんかで見ていると

なんとなく…イマイチな人が多いなあ・・・・
な~んて思いながら、ビデオ見てたりしてましたが
このアルバムのボーカルさんに関しては、演奏との違和感がなくって
良い感じだなあ~~…と思ってます

ホントに、全般的にギター、特に単音などソロ部分は
よく、コピーして一緒におんなじよーに、弾いてました

サンタナさんのソロは、裏から入ったり、裏ばっかり続いたり
一音をパッキリ切って、連続でつなげて弾いてたりするので、
リズムとしても、ものすごく練習になったものでした

(こういうフレーズとリズムの弾き方する人も、
 当時、聴いていた中で、あんまりいなかったので)

おっと! 長くなりました すみません!!

アディオスです!!

2009年8月7日金曜日

夏はアコースティック( Kiyotsugu Amano )

今日は、立秋だそうで。
東京は、太陽が出たり隠れたり…ではありますが
蒸し暑さが、続いています~~~~

そんなときに、フッ・・・と思い出した、このアルバム。
これも… 何がきっかけで購入したかは、もう、記憶の彼方へ・・・・^^;
でも、たぶん、こういう人の場合は、雑誌のレビューとか、そういった感じかなあ

当時…テレビで流れていて、あれ?コレ聴いたことある…って感じでした

「 AZURE 」( アズール )・天野清継さんのアルバムです(1991年)

アズール…という、アルバムタイトルにもなっている曲が
1曲目に入っておりますが
この曲は、テレビなどで聴いたことがある人も、多いのでは・・・・
(たばこのコマーシャル)

コマーシャルなどで、当時流れていました
You Tube で、検索してみたら

たばこの CM、集めた再生リストなどもありまして!(笑)
こんなのも、アップされてたんだ~~~、、、とかなり驚きました ↓↓↓

Peace Lights BOX 天野清継 Azure 1992

当時、1992年のピースライトのたばこのコマーシャル、です
そういや、、、、という方も…

他にも、確かこの曲はいろんなところで流れていた記憶がありますので
ご存じの方も、いらっしゃいますよね~~~

今は、たばこ製品のコマーシャルはないですものね


このアルバム…
全編、アコースティックギターなのかな、、、とも
当時思ったのですが
(ほら、ジャケットもアコースティックギター抱えてるし)

所々、エレキも入っております

個人的には、アコースティック曲の方が、好きな雰囲気が多いです
エレキ…になってしまうと、フュージョン色が強くなりまして・・・・^^;

正直、言いますと

わたし個人は、あんまりフュージョン色が強いものは興味がなく・・・・
正確に言いますと、個人的な好みのほうが
ジャンルよりも勝っておりまして・・・・

じゃあ、フュージョンが、全部嫌いか、、、というと
そうでもないのですヨ

このアルバムに関しては、ちょっと好きな曲と、そうではない曲が
ハッキリしておりまして ^^;

個人的なオススメ…あーんど 涼しげな感じの曲をチョイスして
曲をアップしてみました

例に漏れず、1曲全部ではなく、途中カットしてあるものもありますので
興味がある方は、アルバムで全曲、聴いてみてくださいませ。

たぶん・・・フュージョンがお好きな方は、好きな雰囲気のアルバムかも。

それから、このアルバムのピアノ…
とっても良いです

先ほど、クレジット見たら、国府弘子さん、だそうですよん
実は、この方、名前はもちろん聞いたこともあるし
漢字でも、知ってるんですけど(笑)

どんな演奏者かは、今も知らないまま… (すみましぇん…有名な方、ですよねえ)

ネームバリューは、ともかく ^^;

なんていうか、、、
演奏バランスが、とても良くて、流れるようなピアノで
一見、目立つような感じではないんですけど

聴いているうちに
耳が、ピアノを追いかけていたりしてました
すごく、雰囲気もアルバムに合っていて、素晴らしいピアノです

ギターだけではなく…
このアルバムは、ぜひ、ピアノも聴いてほしいなあ、と思います

このあとのアルバムでも、競演されているみたいでしたので
(さっき、調べた)
演奏が、お互い合っているのでしょうネ

わたしは、残念ながら、この人のアルバムは、アズールしか持っていないのですが
ギターを聴いている限りでは
ジャズやフュージョン、スパニッシュ、ロック…
なんでもこなせそうな、感じがしました

天野清継さんは、今もご活躍されているようです
ファンの方も、多いのでは?(笑)

それでは、勝手に選んでピックアップした曲を、ご紹介!
お暇でしたら、ゆっくり涼んで行ってくださいね~~~


01. AZURE ( ~Polovetsian Dance from Opera " Prince Igor " ( Borodin ) )
1曲目、タイトル曲。原曲は、だったん人の踊り…だそうです
夏の朝、というイメージが、わたしの中にありまして
聴いていて、気持ちの良い素直な雰囲気で、大好きです



天野清継 Azure
↓ こちらは、You Tube にもありましたので、リンクしたり動画を使いたい方へ。




02. MT. HOOD ( K. Amano )
こちらは、マーチングバンドみたいなイントロですが、
メロで、ふ~~~…っと、水が流れていく、清々しい雰囲気に。
こちらも、涼やかな曲。
途中から、ピアノソロが入ってきます



03. SO LONG ( K. Amano )
こちらは、打って変わって、爽やかさもある中、
けだるさ…みたいな雰囲気も。
夏の午後? ハンモックで昼寝…って、勝手なイメージ ^^;



04. OKINAWA ( K.Amano )
オキナワ…というタイトルです
こちらは、アコースティックギターではなく、エレキギターです
沖縄をイメージして、作った曲なのでしょかネ



05. FOOT STEPS ( K. Amano )
こちらも、エレキですが、ジャズフュージョン色が強い雰囲気です
ティンバレス他、パーカスがラテンの雰囲気も出していますが
個人的には、好みではないので、飛ばします・・・・・


06. PACIFIC OCEAN SUITE ( K. Amano )
かすかな鳥の鳴き声… ピアノから入る曲。波の音も、聴こえますネ
サックスが、メイン…という感じでもあります
リズムは、ボサノバちっく…で、涼しげです



07. PEACE AND LOVE ( ~ L'isle Joyeuse ( Debussy ) )
アコースティックギターでの楽曲ですが
ごみんなさい、、、飛ばします・・・・


08. WINTER SONG ( H. Kokubu )
国府さんの楽曲です
広がりのある曲、後半、盛り上がって来ます



09. DANCE DON FOR AMO ( D. Grusin )
ごみんなさい・・・・
この曲も、興味なしですので飛ばします
ちなみに、エレキギター、バリバリのフュージョンです


10. FRAG STAFF ( K. Amano )
この曲は、好きな雰囲気です
個人的には、サックスはない方がいいかなあ…^^;
あと、独特のストリングスも。



11. EL TORO ( K. Amano )
スパニッシュ? っぽい雰囲気のギターです
なので、少~しマイナー調な感じで。
わたしは、けっこう…こういうのも、好きです


以上、全11曲でした!
独断と偏見により(笑)省略したり、カットさせていただいた曲も
ありますが、それぞれの好みですので、ご勘弁!

このアルバムのメンバーさんは…

天野清継 ( ac.guitar, el.guitar )
国府弘子 ( ac.piano )
グレッグ・リー ( bass )
外山明 ( drums )
ドン・グルーシン ( synth )
ゲイリー・ハービッグ ( ts, as, flute )
アレックス・アクーニャ ( perc )
篠崎正嗣ストリング・セクション

それから、アルバムに、レビューやプロフィールなどが一切書かれてないため^^;
ご本人のサイトを調べてみました

興味のある方は、どうぞ~~~

天野清継 公式 HP

こちらにも。 天野清継

日本の方のアルバムを紹介すること、今まであまりなかったのですが
実はあんまし、日本のアルバムは持っていません

なので、最初で最後…かも^^;

アルバムを持っていても、自分が良い…と感じないと
正直、、、紹介できないので
国内・国外問わず、、、限られちゃうんですよネ

もっと、いろんな音楽、聴かないとなあ・・・・・ がんばります(笑)

これは、今朝の朝焼け。
あまりにも、きれいだったので、撮っちゃいました


それでは、また!

2009年8月4日火曜日

ビアバー Ale House ( エールハウス )

今回も、行ってみて良かった飲み屋さん!

これ、実はけっこう前のもの。

写真撮ったはいいんですが
ず~~~~っと別フォルダに、間違って入れておりまして
ご紹介するのを、すっかり忘れてました…(笑)

(ここは、個人的に好きなので、つい、先日も行って参りました)

ちなみに、何度か書いているように
わたしは、紹介しているお店とは何の関係もございましぇん、、、

一見さんで行くことも多いので
行ってみて、良かったと思うお店を、独断と偏見で(笑)
勝手に紹介しておりますー


そして以前から、アタリをつけていたとこだったのですが
行くと、いつも貸し切りで、なかなか入れなかったビアバーです^^;

それで、先日やっとここが通常営業されていたので
行くことができました。

またまたまたまた(笑) 池袋なんですけれど。
エールハウス、というビアパブ、です。

角にあるお店なんですけど、線路側から撮った写真。

 
こちらは、お店の入り口。

ここは、P-PALCO の前の道を、ずんずん歩いて行く感じ。
以前、紹介しました 「 Bar オアシス 」の姉妹店です


(オアシス・・・・)

↑↑↑↑↑↑↑ 上記のつぶやきが、気になる方は
「 OASISで撮った写真に!!! ラベル・不思議な話/火曜日, 3月 03, 2009 」

…をご覧くださいませ(笑)
今は、真夏… 涼しくなること、間違いなしでございますよ・・・・(うふふ…)

オアシスとは、場所も近いんですけど
雰囲気は、また違う感じでした。

また、オアシスと同じように、地下に降りていくんですけど^^;

今回は、何も写ってませんのでご安心を!!  ← 自分に言い聞かせてる


中に入ってみると、意外や意外。
オアシスと同じような入り口だったので、オアシスより少し広い程度…かと
思ってたら、もっと中は、広かった。


カウンター席が8席くらい?(もっとかな??)

テーブル席も、テーブルとテーブルの間が贅沢なくらい
空けてあるので、隣の会話は、聞こえずに済みますし

5~6人がけの大きめのテーブルまで、ありました。

なので、4~6人とかで来ても、テーブルが空いていれば
大丈夫みたいですけど
4人くらいの方が、堅実かも。

1人でも入れる雰囲気なので、お一人様でも大丈夫だと。

ビアバー、、と言うと
ワイワイ・ガヤガヤ…で、誰かとじゃないと入りづらい・・・という
雰囲気もありますけれど

ここは、少なくとも私達が入ったときの感じは
そういう雰囲気ではなく、
ビアバーでは、ありますが静かめのバーとのホント中間って感じで。

雰囲気的には、話もちゃんとできるし
(ホラ、中には、うるさくて声が聞こえにくいトコもあるでしょ)

ほど良い程度の照明と…で、個人的にはすっごく好きな雰囲気でした。
(オアシスよりも、好きかも…)

ただ、、、残念なのは
写真を見ての通り・・・・・・

サッカーの試合などがあるときには
スポーツバーにも変身します

あとは、ここ…週末の貸し切りとか、すっごく多いので
土日は、スケジュールを見てから行かないと
入れなかったりします~~~

貸し切りの時間が過ぎると、通常営業に戻るみたいですので
普通に、入れます

ちなみに、ライブ演奏も行われていまして
スケジュール見てみたら、セッションデーなどもあるようですよん

(腕を試したい方は、ぜひ~~~)

ビアバーと言いましても、お酒自体の種類はかなりあります。
フードも、ビアパブらしいものが並んでいますので
お腹もある程度、満たせることができて
ビールから、他へ変えることも、もちろんできまする。

本当に、ここは思っていたよりも…ずっとずっと良かったので(笑)
また行きたい、、とリピートしてしまう雰囲気のお店なんですが

なにぶん、いきなりは行けないもんで^^;
お店のスケジュールを確認してからでないとネ、、、

お店のサイトはこちら → Ale House
スケジュールは、同じサイトから行けますけど、
こちら → スケジュール8月

黄色い部分をクリックしていただければ、飛んでいきますヨ

夏は、ビールが似合います!!
音楽なら、ボサノバ、サンバ、レゲエとか?!

せっかくの夏! …ですから、楽しみたいものです

あ、そういえば、今年はまだ、ビアガーデン行ってないぞ(笑)
行かなきゃ!!!

それでは、また!

2009年7月27日月曜日

今度はボサノバを聴きに ( Apple Jump )

昨日も一昨日も、東京地方はよく晴れて、気温も上がって
暑かったですね~~
(嵐みたいに風強かったりしたけれど)

先日は、それこそ、あまり知識のないボサノバを聴きに
行ってきました。

ちなみに、何度も書いておりますが
ご紹介しているお店、ミュージシャンなどとのつながりは一切、ありません。

宣伝するために書いているのではなく
自分が、実際行ってみて、いいなあ、と思ったところだけを
勝手に、紹介しています~~

(勝手に、とは言いつつ、そこのマスターやミュージシャンに
 ご快諾いただくことがほとんど(全部)ですヨ)

ですから、一見さんとして行くところも多いのですよ~~~
それをふまえた上で、ご覧くださいませ。

場所は、もちろん池袋!!(笑)
Aplle Jump (アップルジャンプ)というジャズバーです


アップルジャンプに興味ある方はこちら → Apple Jump

立教通りから、ちょっと入った地下のお店でして
他にも、いろんなテナントが入ってる感じでした

お店は、今年3月?くらいにオープンした
わりと新しいお店で、中に入ってみても、とてもきれいで
さっぱりとした雰囲気でした

お店のレイアウトはステージに対して横広で
ステージ前のテーブルは、カフェテーブルの高さになっており
4人掛けもありました

後ろのテーブルは、少し高めのテーブルになっているので
後ろからでも、ステージングなどが見やすく配慮されている感じです
こちらも、2~4人がけのテーブル。

カウンター席もありますので
お一人様から4人くらいでも、聴きながら飲めるのでは
ないでしょうか

たいていのジャズバーと同じく
2セット、ありまして、ここのお店のミュージックチャージは
だいたい2000円~ かな?

なので、毎回毎回は… お財布とかなり相談しなければ(笑)

でも、今回は、ボサノバ…ということで
わたし、実はちゃんとボサノバ聴いたこと無かったし
それこそ、ポルトガル語でのボサノバも、
あんまし記憶になかったもので

(ボサノバは、ブラジル生まれ)

今回、聴きに行ってみようと思いました

なんでも、昨年はボサノバ生誕50周年に当たる年だったようで
知らない私からしてみると
え、まだ、そんな浅い歴史なの・・・・と
逆に驚いたくらいでした (それくらい、ボサノバ知らなかった)

もっと古くからある音楽だと思っていたので、意外でした

今回の、メンバーは
菊丘ひろみ ( vo.g ) 、高田泰久 ( guitar ) 、金子大介 ( perc )
という、トリオでした


最初のセットは、歌とともにサービスで、
歌の意味や、由来…

それから、メンバー方のちょっぴりプライベートなお話まで
していただけました

今回、ご紹介しようと思ったのは

ボーカルの方の声を聴いて、正直…驚いたから。
なんていうか、、、、
こういう声、あんまり日本にはいないかも、しれません


ちょっと言葉では表現しづらいんですが
深みがあって、まあるい感じ。中音域が特に魅力的で
まさに倍音…って感じです

なので他の方よりも、歌や声に、惹きつけられる。
ボサノバには、本当に合った声質だと思います。

実際に話す声とは、また違うんですヨ

こういう声は、もちろん持って生まれた声質だとは、思うんですが・・・・

また、ボサノバ…という音楽を選んだところが凄いかなあ、、
な~んて、勝手に思いながら、聴いていました

あと、ギター、とても良かったです
途中から、世界に入り込んで、揺れながらリズムに身を任せて
弾いてた感じでした

ギターのかたが、全体のリズム、引っ張っていました

ちなみに、このギターの方は
本場ブラジルで、ギターを学んだり弾いてきている方なのだそう。

余談ですが MC では
宮地楽器(新宿・吉祥寺)でギターの先生をやっている、と言ってました(笑)
生徒さん、募集中だそうです

聴いてた感じでは、ボサノバだけではなく
いろんな音楽演奏出来る人だなあ、、と感じましたので
ご興味がある方は、ぜひ、どーぞ(笑)

今回の演奏は、トリオでしたが
個人的には、ピアノやコンガ・ボンゴなどが入った生演奏、聴いてみたい!
…って感じでした

ヴォーカル&ギターの、菊丘ひろみさんは
Sony Music Japan International Inc. から2002年に
デビューされていて、そこから2枚のアルバムを出されているそうです

↓↓ 詳しくは、こちらをどうぞ
Discography

菊丘ひろみさんのサイトはこちら → 菊丘ひろみ

ギターの高田泰久さんのサイトはこちら → 高田泰久

ちょっと、時間が押してきましたので
中途半端ですが、今日は、このへんで!!

続き、まだ書きたいので、次に続く!…とでも、させてください(笑)

アディオス!! (…で、いいんだっけか?)

2009年7月23日木曜日

夏に最適SOUL ( William DeVaughn )

今日の東京は、曇り空ですがムシムシした感じで
少し、夏の暑さが戻ってきたかも~~~

午後からは、梅雨どきみたいな雨が降りました…
(うっ、、、ちょうどお散歩で、降られちゃいました・・・)

ソウルとか、ファンクとか、ブルーズとか、ジャズ…って
夏、聴くには、、、、

まあ、別に季節は関係ない、…っちゃないんですけど ^^;

なんか、汗が飛び散って、
ねっと~~り…とした、人間の執念といいますか
募る思いなんかが、演奏や、歌に詰まってるイメージがあって

なんとなく、暑苦しい(笑)

・・・・・なーんて思ったりもするんですけれど ^^;

このアルバムは、夏を感じるようなサウンドで
ああ、青い空、白い雲、、、カモメ飛んでるよー…夏っぽいなあ・・・・と
勝手に私が、感じているアルバムです ^^;

ディスコソウルなんかにも、わりと夏~~~!!…って感じのものは
あるかと思うんですけれど

こちらは、オーソドックスなグルーヴィン・ソウル…とでも
言えば、いいんでしょか・・・・

(昔から、例え方わかんないけど)

以前も、一部の曲だけご紹介したことがあったのですが
今回は、せっかく夏!…なので
夏らしい、アルバム曲、全曲ご紹介できれば…と思います

アルバムタイトルは、「 BE THANKFUL FOR WHAT YOU GOT 」(1974年)。

ウィリアム・(エドワード)・デイボーンさんは、
1948年生まれ(確かではない)。
ワシントン D.C 出身だそうです

これも…ちょっと確かではないんですけれど
この人は、もともと宗教色の強い方なんですけれど
小さい頃から、信心深い人だったようです

途中から、「 エホバの証人 」に改宗されたりしています
教会なんかでも、歌っていたのでしょうかネ?

曲のほとんどを、自ら手がけていて
歌も歌い、ギタリストでもあるそうです

この方、日本ではあまり名前を聞かないんですけれど
You Tube で検索してたら・・・・・

アメリカでは、このアルバムのタイトル曲を、
カバーされてる方が結構いまして、驚きました

ラップの、サンプリングとしても、使用されてるようです
(けっこう、人気がまだまだ根強くあるのですね~~、うれしいかも!!)

個人的には、大好きなアルバムのひとつでして
本当に、よく聴いていました

何が良い…って

この揺れるグルーヴと、曲の良さ、でしょうか
演奏も、素晴らしいし、このグルーヴは
ダニーハサウェイさんの、ああいったグルーヴと同じ系列です

(こういう揺れに、私は弱いのですヨ・・・・)

なので、ダニーさんがお好きな方なら、すんなり聴けるかもしれません

ただ、残念なのは、、、
この「 BE THANKFUL FOR WHAT YOU GOT 」は
ファーストアルバムなのですけど

その後、セカンドアルバムを1980年に出した後、
音楽業界から、ぱったり消えてしまってまして
音楽活動すら、されていないようです
いま、現在は、どうなんでしょうね・・・

2004年にシングルを発売された、、と書かれた記事も
あったんですが、裏取りができませんでした
(私の貧弱な英語力では、無理だー)

ライナーなんかでは
音楽業界に嫌気が差した…とか書いてあるんですけど

このタイトル曲は、レコード会社を移して発売したら
200万枚のセールスを記録したそうで
大ヒットの影に、何かあったんでしょかネ

いずれにしても、良いものは、いいので!(笑)
夏ソウル、いかがでしょうか!


01. GIVE THE LITTLE MAN A GREAT BIG HAND ( W. Devaughn )
しょっぱなから、夏!…って感じでしょう?
ハモンドの音や、ギターが効いてます
アルバム全般にわたって、ベースライン、気持ちいい~~
このアルバムの中でも、大好きな曲!さわやかで明るくて!
William DeVaughn - Give a little Mn A great BIg Hand



02. WE ARE HIS CHILDREN ( W. Devaughn )
涼しげで、さわやか。けだるさも漂いまして…
ハンモックで、昼寝でも・・・したい気分になります(笑)



03. BLOOD IS THICKER THAN WATER ( P. Rakes/R.Faith )
この曲、実際に演奏したら結構アツくなりそうです(笑)
レコードでは、涼しげに聞こえても、実際は汗だくだったりして…



04. KISS AND MAKE ME UP ( W. Devaughn )
こういうノリも、たまらないです
パーカスやストリングスの音が涼しげなのに、このグルーヴは何?!…って^^;
William DeVaughn-KISS AND MAKE UP



05. BE THANKFUL FOR WHAT YOU GOT ( W. Devaughn )
アルバムのタイトル曲。この曲がこのアルバムの代表曲で
マッシヴ・アタック他…いろいろな方が、カバーしています

オリジナルは、聴いての通り、ストイックな印象もありますけど
カバーを聴いたら、汗が飛び散るディスコ調、とかなんかもあって
こんな風にアレンジできるんだ~…と、面白かったです~~
william de vaughn- be thankful for what you've got (original)



06. SING A LOVE SONG ( W. Devaughn/F. Fiovanti )
これまた、ユルーいグルーヴの曲です
ヤシの木陰で、昼寝したいよ・・・・
William DeVaughn-SING A LOVE SONG



07. YOU CAN DO IT ( W. Devaughn )
タイトル通り、芯が一本通った感じの曲です
イントロのカチっとしたキメから、メロに入ると、
とたんにユルくなりますが、そこがまた…たまらないです
William DeVaughn-YOU CAN DO IT



08. SOMETHING'S BEING DONE ( W. Devaughn )
やさしい入りの曲です。フルート、個人的に大好きなもんで
音色に惹かれてしまいます



09. YOU GAVE ME A BRAND NEW START ( W. Devaughn )
この曲は、たまりませ~~ん~~!(笑) こういうの、大好きです!!
このアルバムの中では、1,2を争うくらい、好き~~
ちなみにこの曲は、CD化される際、後からボーナストラックとして
このアルバムに入った曲なんだそうです
William DeVaughn-You gave me a brand new start


以上、全9曲でした!

キメのリズムとか、リフの雰囲気が似たような曲もありますが ^^;

全体に、ゆる~い…、程よい揺れの、グルーヴが漂う
とても、素晴らしいアルバムだと、個人的には思ってます

だいたい、サビに曲のタイトル名を歌っているので
曲名も、わかりやすいかと思います

ウィリアム・デイボーンさんは
10代の頃から、カーティス・メイフィールドさんの影響を
強く受けているそうで

インプレッションズのようなスタイルのグループで
歌っていたのだとか。
う~~ん、確かにそういわれれば、分かる気もしますネ

それでは、また!

2009年7月14日火曜日

ヘヴィーメタルなブラザーファンク(Brecker Brothers)

そういえば、ブレッカーブラザースは・・・・・・

何度か、今までも名前だけ取り上げたり、
動画を、載せたり、、、ということはありましたが

きちんとアルバムを取り上げたりしたことがなかったので
今回は、個人的に気に入っているアルバムを。

この、ブレッカーブラザース・・・・

探すときのジャンルは、
たぶんだいたいのお店では
「 フュージョン 」コーナーになるんではないかとも
思うんですけれど

今回紹介するアルバムに関しては

ジャズフュージョン1割、ファンク8割、ロック1割・・・という感じでしょか

それくらい、ハードで身体が揺れる、ファンクサウンドに
なっています

今回聴いてて、ふっ…と思い出したのが、ジェフベックさん。

ジェフベックさんも、探すコーナーは、多分大抵のお店で
「 ロック 」に分類されていると思うんですけど

実際の音楽は、ロックだけではなく
ジャズやフュージョン、ソウルフルな部分もあって
いろんなものが、混ざってると思ってるんですが

この、ブレッカーブラザーズも、まさにそんな感じです

アルバム「 Heavy Metal Be-Bop 」(1978年)・・・・
タワーオブパワーと同じくらい、よく聴いていました

この「 Heavy Metal Be-Bop 」を聴いて
ブレッカーブラザース、すっごく好きになったくらい!
個人的には、オススメのアルバムでもあります

まあ、最初に何気なく買ったアルバムでしたが
(なんか、タイトルにヘヴィーメタル…という言葉も入っていて
 気になった…というのもあった)

今作で、4作目の兄弟アルバム(ライブ盤)だそうで

知らない方に、、、、
おおざっぱですが、、ランディ・ブレッカー(Trumpet)と
マイケル・ブレッカー(Tennor sax)は、実の兄弟でして

いろんなところで、いろんなミュージシャンと
セッションメンバーや、レコーディングなどをこなす
スタジオミュージシャンでもあります

どちらかというと
サックスの、マイケルさんの方が有名みたいですが

個人的には、アプローチが (きゃー この言葉かっこいい)
兄弟でも、なんか違った感じで聞こえます

マイケルさんは、派手で演奏中、確かに目を引く存在では
ありますが
お兄さんのランディさんは、このアルバムのほとんど、
曲を作っておりまして
曲、わたしは、すんごく好きです

また、無骨な感じのトランペット・・・・
サックスのマイケルさんが、歌うように吹いているのに対して

トランペットのランディさんは
リズムや、間の開け方など… とても気を遣ってる感じがして

わたしは、両方、好きです
でも、テクニックは、お二人とも、超絶なんですけど(笑)

それに加え、、、、
このアルバムのドラムは、テリー・ボジオさんでして

このアルバムの曲の雰囲気や、コンセプトとか勢い…
そういうものが、とてもこのドラムと合っています

前置きは、ここら辺にして^^;

できるだけ、このアルバムのライブ盤とギャップが少ない
ライブ動画を探してみました。

1曲目、5曲目は、アルバムからのライブ音声です

01. East River ( Jason-Monet-Mazur )

もう、これ最初に聴いた瞬間、やっぱしブレッカーブラザース
好きになりました(笑)
なんてハードなんだ!!…って思って、耳が釘付けに。
しかも、かっちょいい!!
The Brecker Brothers - East River



02. Inside Out ( R.Brecker )

これも、入りから、ぞくぞくもんです
最初のリフもとても好き~~~
Brecker Brothers - Inside Out - 1980(Live)



03. Some Skunk Funk ( R.Brecker )

この曲は、有名…なのかなあ?
You Tube でも、動画がたくさんありました
これも、最初のキメフレーズが印象的で、そのあとに続く
サスペンスっぽい感じの(笑) 曲構成なんか、たまらないです
Brecker Brothers Live In Barcelona - Some Skunk Funk



04. Sponge ( R.Brecker )

この曲も、動画、わりとたくさんありました
ハネたリズムも気持ちよくって。
Brecker Brothers - Sponge - 1992



05. Funky Sea, Funky Dew ( M.Brecker )

こちらは、このアルバムでは唯一の、マイケルさんの曲。
しずかなさざ波…というか、海をやっぱり思い起こさせる感じ。
夕日? ← 勝手なイメージ(笑)
この曲は、少し、フュージョン寄り…でしょうかネ



06. Squids ( R.Brecker )

ちょっとラテーン…の雰囲気も漂いつつ。
でも、ドラムが気持ちいいくらい、キレててハードなので
ただの、フュージョンには聞こえませぬ
The Brecker Brothers "Squids" 1978


以上、「 Heavy Metal Be-bop 」ライブ盤は、全6曲。
あっという間に、なだれ込んで終わってしまう感じです。

それでは、このアルバムのメンバーを。
プロデュースは、ブレッカーブラザースです。

Randy Brecker - Electric trumpet, Keyboards
Micheal Brecker - Electric tennor sax
Barry Finnerty - Guitars, guitorganizer, background vocals
Terry Bozzio - Drums, background vocals
Neil Jason - Bass, Lead vocals

実際のライブ動画を、いくつか見てみると
ドラムは、デニス・チェンバースさんが叩いていることが
多いようなのですが

とってもこのアルバムの雰囲気に合っていて
いいなあ、と思いました

以前、このアルバムのドラムに関して書いた記事が
あります
興味がある方は、ご覧くださいませ。 ↓

2009年1月10日投稿 そのバンドのイメージに合うドラム

まあ、相変わらず…
このアルバムが、どんな評価を受けているかは知りませんが
他の方にも、自信を持って、勧められるアルバムです


それでは、また!