2024年12月18日水曜日

コードネーム

 晴れの日が随分続いて嬉しい限りですが

乾燥してますね~


ギターを始めた頃は、コードブックをよく見てました。


キーがだいたい E、A、D、G あたりか、が多かったような気がします

ロックやブルースだと ここら辺はよく出てくるので

覚えなきゃなあ、って思って

わからないコードはコードブックで調べて…みたいな感じでした


時は流れ

道場でまたギターを習うようになり、しばらくしてふっと気がついたことですが

誰もコードブックをみない ってことですかね

今となってみれば理由もわかるんですが。

必要がないと言いますか。

コードの構成音がわかっていて、度数で見て

そこから探していくので

コードブックを見る必要性がないという。

あとひとつのキーがわかれば、ギターという楽器の性質上

平行にずらすだけ みたいな利便もありますよね


私自身は何度も書いてるように

度数に弱くて、今もいちいち考えたり苦労していて

特に弾き始めの頃は ほんと理解できず、しかたないので

形からコードを覚えていきました

度数が少し見えてくるのは、何年も何年もあとのことです


レッスンもそうだったし ギター教える系のYouTube動画でもそうですが

度数が、コードトーンが、みたいな

度数を覚えることが大事、と必ずといっていいほどよくいうのは

度数を理解して指板上で見られるようになると

弾く上でものすごく便利で圧倒的に弾きやすくなるから。

ジャンル関係なくです

少しずつでも覚えられたらと私も思いつつ

今も考えながら指板上でぱっと出てくるよう覚えてます


コードひとつとっても

何かのコードが出てきたとして、ルート音の位置=1度、

ほかに3度と7度がぱっと見えれば

大抵の曲は弾けるんじゃなかろうか。メジャー、マイナー、セブンス完璧ですよね


黒本なんかをみてると

圧倒的にコードネームに「7」がついてることが多いけど

7以外がついてると「うっ」ってなる…

あと分数コードもうっ…ってなる 苦笑

考えてみて そのコードネームの意図がわかると

なるほど~って思えるんだけども。


とっかかりは、メジャー7、マイナー7、セブンス。

構成音を頭に入れる。

自分が押さえてるコードの3度と7度はどこにあるか確認。

最初は位置で覚えるもよし、そのうち他の位置も見えてくる。

最終的な目標は弾くのが楽になるから だから、

形から覚えようが、理屈から覚えようが

覚えられればよくて ゴールは同じって思うのですよ


よくコードトーンを弾く練習、みたいなのあるじゃないですか

あれだけ練習して速く弾けるようになっても意味なくて

覚えたコードトーンを「使う」練習に発展させないと、もったいなくて

あくまでも 1,3,5,7度がどこにあるかっていう練習。

それがゴールじゃないから

今度はコードやフレーズに応用していく練習をしていく。

それにくわえて

1,3,5,7がわかれば 他の度数も探しやすくなるから

今度はテンション、♭9,♯9、♭13、♯11とか。

自分で練習を考えながら、発展させていくわけです

練習って

自分が分からない事とか弾けないことを反復して覚えていくことだから

私も、過去にも書いてるパズルゲームとか

独自で勝手に考えながらですがやっていることが

すこしずつ実を結んだりまだまだ結ばなかったりするんですけれども。


ちなみに今日は コードソロ的なのをずっとやってたら

手首と手指が痛くなったので早々にやめることにしました…

これいつもなんですよね しかたない。


少しずつがんばります


養父さんのギター、私はすごく好きなんです





2024年12月2日月曜日

終わりのフレーズ

 今日はわりと暖かかった東京地方。

歩いていると上着いらないくらいでした。明日はもっと気温が上がるらしい。


ここ数年くらいですが

レッスンの課題曲にしろ、ジャズフェスで弾く曲にしろ、セッションにしろ

自分の中で決めてたことがあって

アドリブソロの話なんですけど

ソロで弾く最後だけは終わりのフレーズをきちんと弾いて見よう という。

見てる人、一緒に演奏してる人に

終わりってわかってもらえるように。

あとは次のソロ、次の展開にスムースに移行できるように。


以前は中途半端に終わってしまったり

終わりなんだけど…って自分が思っても 周りに伝わらなくて

どうしていいか今ひとつわからなくて。


いろんなスタンダード曲聴いたり 人が弾いてるのを見ていて

そうやると終わりの雰囲気になるんだ、みたいなことが

何年もかかって、少しずつ理解できるようになってきて

なんというか コツみたいなのがわかってきたかも… みたいな。


あと

そうしたいと思う最大の理由は

終わりですって、アイコンタクトするのが単純に苦手だからです…

ほんとに苦手 できればしたくない ってずっと思ってました

(今も)

周りはアイコンタクトで知らせるのが普通、みたいなことを今までも

ず~っと言うんですけど

私は苦手だし、正直嫌だったので

なんとか音だけでソロ終わりますよってのを知らせられないかっていう

ところが 実は出発点だったりします

(それじゃダメだって言われてもいいよ いやなんだもん)


ちなみに

先日のレッスンでは、ワンコーラス弾いて終わらせようと

誰が聴いても確実に終わりですよっていうフレーズ弾いたんですが

先生は許してくれず 「もーいっちょ」と即座に言われ

レッスンでは何を弾こうが通用しないということを知りました   撃沈。


ということで

いきなりその場で即座に思いつく、なんて芸当は私にはできないので

最初は、弾く曲が決まっていればですが

この曲にはこういう終わりがいいかな~とか

自分で考えて、最後だけはこれを絶対に弾くって決めてたりしてます

似た曲は全部同じにしちゃうとか。よくやってます


ぱっと思いつくのは

テーマメロディを弾く

コードソロで終わる

オクターブでフレーズを弾く

終わりの典型フレーズを弾く

伸ばす音を多くする


どれもああ、終わりかなってなるかなあと思うんですけど

終わりの4小節前からとか8小節前からとか になるのかな

私自身は今こうやって書いてて

小節あんま気にしてないな、とか思ったんですけど

終わりだぞっていう わかってもらうための落差もつけないとだな、とか

そういう意識は持って弾いてます


この練習のいいところは

これを決めてやってるうちに 耳に音が馴染んできて

最初は決めて弾かないと弾けないものも

他の曲でも そのときにぱっと思い浮かぶようになって

指が追いつかないまでも、とっさに出てくるようになるんですよね

それにアドリブの時の終わりの典型フレーズって

他にも応用が効くので

覚えておいて損がないというか。

使いどころはソロだけじゃなくて たくさんあるので

ジャズスタンダードのいろんな典型フレーズはひとつでもふたつでも

持っておくといいんだろうなと感じています


同じようにイントロやアウトロも典型パターンを覚えておくと

耳慣れしてきて 少しずつですけどそれを

使い回せるようになってきてます


自分の場合は ほんと…少しずつですけどね

常時いくつか持てて、すぐ弾けるのが理想だけど

これもね~ 私は時間がかかるのですよ


がんばります


今日、関連動画ででてきたやつ。ギターの歴史は昔本で読んだり

人から聞いたり何度もしてるはずなのに

へえええ~~っていうのもあって面白かったです

テレキャスターの「テレ」って何の意味か知ってました?





2024年11月23日土曜日

ブルースカイ

 今日は良いお天気。最近まであんなに暑かったのに

着実に冬になってきてる東京地方。私にはもう寒い。


まるで今日の青い空のようです…


買っちゃった ブルースカイ…。

我慢できなかった。  はぁ




もうね、何年前だろう。

リバーブに関しては 頭の隅っこにはず~っとあって

先日このブログにも書いた気がするって思って調べてみたら

2017年に楽器屋に試奏しにいったらものすごく良いリバーブが

あったって やっぱり自分で書いてて。


ほどほどのリバーブを購入するために

楽器屋さんに行ったとき 

目的のリバーブと、店員さんおすすめのリバーブの音出しを両方

させてもらったんですよね

これもいいんですよお~って店員さんが親切で高いの

ケースから出してきてくれて。


なんていうか 店員さんおすすめのは、やっぱり空気感が全然違っていて

空気が纏う粒感がね、微細というか

とにかく ものすごく良かったんですけど お値段も相応で高くて

当時はちょっと自分には不釣り合いかもって思って

残念ながらそれきりだった思い出です

でもね 頭の片隅にずっと残って今まできたって感じ。


その試奏したリバーブは

全体が青くて ツマミは黒くて、普通のコンパクトタイプより大きい、っていう

ところだけは今も覚えてるんだけど

メーカー名とかまったく記憶がないので

ストライモンだったかどうかは不明。


でも、このブルースカイ(v1)も調べたら2017年にはとっくにあったみたいなので

これだったのか、はたまた違うものだったか…

今も謎です


今使ってるアンプのリバーブでも、小型アンプのリバーブとしては

じゅうぶんきれいで、

今使ってるコンパクトのリバーブも 全然使えるのですが

人間とは欲の塊なのですよ…

さらに さらに みたいな。

もうちょっとこういう…的な 人それぞれ理想というか

こういう感じが好きよねー、みたいなの あるじゃないですか

ちょっとだけって思って


今のリバーブ事情だけでも…なんてやってたら

やっちまいました

出会いなんで しかたない。


人気なのも分かる気がしたのは、音はもちろんだけど、私は操作性。

説明みなくても、操作でわかるわかりやすさ。

リバーブとかディレイって個人的には数値入力はわかりにくいし面倒、

項目や種類がたくさんありすぎるとさらに面倒… って思う人間なので

つまみは5つあるけど

私でもなるほど、って すぐ細かい調整もしやすくて

使いやすかった。

たぶん演奏時でも、途中で調整しやすそう、って。


ちなみに今週はずっとこれで遊んでました

身体が疲れちゃってるのを忘れるほどで 強制的にやめやめ!って

やめたくらい。

あまり良い音で練習するのも経験上よくないと思ってるので

ここ2日くらいは ほどほどにしてます

ちなみにバージョン1と2では シマーつまみが独立、

少し残響音にも違いがあるようで

これも好み…というべきか。


自分へのごほうび… と自分に言い聞かせております。




2024年11月15日金曜日

裏コード

 今日はどんよ~り東京地方。


裏コードっていう単語は、ジャズギターを習い始めてから

はじめて知った言葉だったんですけど

特にここ何か月か、レッスンのフレーズで出てきたりして

(以前から出てきてたんですけども)

癖付けようと練習してることのひとつ。

コードの置き換えの中のひとつって感じで私は捉えてます

セブンスのときに裏コードに置き換えるという感じです


スタンダード曲ではバッキングもソロも出てくることがわりと多いので

さっとこういうのが頭に浮かんで弾けるといいなあって思って

少しずつやってますが

なかなかね~地道に癖をつけていくしかないかなあと思ってます


なんで裏コードをやってるかというと

何年も、といっても気がついたり思い出したりしたときに

少しずつやってるんですが

コードの置き換えの練習をしていて

自分の場合は特にアドリブでコードを置き換えて弾くっていうのを

ずっとできるようになりたいなあと思ってやってるんですけど

裏コードはなんか私は忘れがち…っていうことに気がついて。

それで意識して少しずつですが練習してます


コードの置き換えの練習して、いざっていうときに頭に浮かぶようになると

アドリブの幅が広がるっていうか、場合によっては弾きやすくなるというか。

同じ2-5でも、ちょっと違う聞こえかたとか

そういうのがあったりするので 取り組んでます


コードで言えば、裏コードを使うときれいになるっていうのもあって。

以前ポップスを弾いたときにへえって思ったのが

Am7-D7-G△7 っていう2-5-1のコード進行の時に

Am7に「11」足して

D7を裏の「A♭7」に♯11足して

G△7に解決させると 響きがきれいというか とっても良い感じに

なるんだなあ、って思ったりして

他の曲の時にも似合うなら、とっさにこういう響きに変えられるといいなって。

響きを覚えておこうって思った記憶があります

裏コードは はっとさせたり、キレイだったりと

いろいろ便利だったりするんですよね


ギターは指板からルートを変えるだけなので 裏コードがわかりやすくて

覚えてしまえば、あとは使えるように練習していくだけ。

まあ なかなか出てこなかったりするんで

私はひたすら弾いていくしかないんですけれども…。


太田上田。上田漫談、お聞きください。




2024年11月8日金曜日

恋の予感

 良いお天気だけどさむ。


先日、スタジオに入って録画しておいた動画を載せようかなと。



安全地帯の「恋の予感」という曲。ジャズフェスでもやったけど

別録で残しておきたかったのです

一定の年代の人は、安全地帯を意識して聴いてなかったとしても

昔のテレビ、歌番組でたくさん流れていた曲なのでみんな知ってるっていう曲です。

昭和のポップスですね 1984年だそうです。

ちなみに私はソラで歌えますよ~ 

歌詞はちょっとわからないところもあるけど

メロディなんて身体に染みこんでる… ほら10代なんてスポンジだからさ 笑

これまた良い曲なのですよ


一定の年代より下の方々は「ワインレッドの心」とか、「田園」とか

玉置さんソロの最近の曲は知ってるけど

この曲は知らないという人がけっこういました。

ロマンティックでメロウな雰囲気の曲で 覚えやすいし歌いやすいと思うので

カラオケで歌ってみてね


イントロ

G♭6|F7|B♭m7|B♭m7|

G♭△7|E♭m7|Cm7♭5|F7|


A

G♭△7|G♭6♯11(G♭△7)|Fm7|B♭m7|

G♭△7|E♭m7|Cm7♭5|F7|

2回繰り返し


サビ

B♭m7|B♭m7|G♭△7|G♭△7|

Fm7|B♭m7|Gdim|F7|

B♭m7|B♭m7|G♭△7|G♭△7|

Fm7|E♭m7/Fm7|B♭m7|B♭m7|

  (Cm7♭5/F7)

C

G♭△7|G♭△7|Fm7|Fm7|

E♭m7|E♭m7|Cm7♭5|F7|


原曲キーでやっています。ところどころ、こっちのコードでもいいよね~

みたいなところもあったりしたんだけど

今回は上のコード進行で演奏しました。


Aメロの2小節目 どうして「6」と「♯11」の音を指定したかというと

なんか個人的にこういう響きにしたかった…っていう感じです

ほとんどFm7なんだけど

次のコードFm7に行く前にこう鳴らしたかったのです。

なので普通にG♭△7で全然構わないです


サビの最後のほうも

E♭m7/Fm7 ってしてるけど E♭m7/F7でも、Cm7♭5/F7でも

どれでもメロディと雰囲気には影響なく曲は流れるので

感じ方でそれぞれオッケーなんだろうなと思いました


動くベース音は上のコードには入れてないんですが

演奏ではベースもガイドみたいな感じで入れました ギター2本なので

少し動くといいのかなあと思って。

今の技量だとこんな感じで精一杯っていうところ。

良い曲だなあって思ってくれたらうれしいです


アレンジって一言で言うのは簡単なんだけど

これも慣れ、みたいなところがあって

できたものをあれこれっていうのは簡単なんだけど

ゼロから具体的なアイデアを、ってなると

作曲とかアレンジとか他のパートとか考えて実際やったことある人じゃないと

なかなか思いつかない人のほうが圧倒的に多いのですよ

原曲から離れられないのね

これは私の経験からで、昔から周りをみてきてもそうだったから。


自分たちも少しずつ慣れていって

ここで相手がこう弾くからじゃあ自分はこうしよう、みたいなことが

最近はお互い汲み取れるようになってきてる感じです

ポップスはなかなか難しいところも多くて、私たちの編成はギター2本だから

難しいこともあるけど やりがいもあるんですよね

そういうこともあって時々カバー曲を演奏したりしています

楽しみつつがんばろう~



2024年11月5日火曜日

15年目に突入

 先週はいろいろと用事が重なって

意外とゆっくりできず。今週にはいってようやく一段落。


宮之上ジャズギター道場に入り

ジャズギターを始めてから 丸14年が経ち(2010年11月に入ったので)

今月から15年目に入りました。


先月末は、道場の発表会だったのですが

その発表会とジャズフェスの日程が重なってしまって

14年道場にいて初めて発表会を欠席。私は実は皆勤賞なのですよ。

発表会の写真とかみると、出なかった寂しさもあったりして。

まあしょうがないですね


そして今やってるデュオは

練習で一緒に弾いてた頃も含めて ほぼ10年くらい経とうとしています

これまた長いよね~~~~


最初の2~3年くらいは今のデュオの相方さんに

理屈面のわからないことを聞いたり、デュオでのギターのやりかたみたいなことを

教わってたりしてましたね

ウォーキングベースのこととかバースの流れとか、バッキングとか

他にも細かいことだけど意外と大事よね~みたいなこと、いろいろ。


その当時、道場ではそういうことはレッスンではでてこなかったので

自分でやったり人に聞いたりしてやっていくしかなかったんですよね

相方さんはね、意外にも教えるのけっこう上手いんですよ

意外って失礼よね 笑

私が理解してない部分をすぐに見抜くって感じ?

だからわかってない部分をすかさず説明してくれる感じで。

スタンダードを演奏していく流れとかも当時よくわかってなかったかもしれないなあ

押さえても音出ないコードけっこうあったしなあ…


なのでそのときは自分の勉強とか練習であって

まさかこんな形でジャズフェスで演奏してるなんて想像もしなかったので

我ながらよくぞここまで ってたまには自分を褒めようかな~

まあでも

演奏面での失敗は、たぶん人よりたくさんしてますけども…

デュオの相方さんとも何かの縁なんでしょうね、きっと。

道場で出会えたことと一緒に演奏してくれることに心から感謝です


道場に入ったことや、いろんな人と出会って今こんな流れになったのは

自分でも想定外というかなんというか。不思議だなあと。


そもそも 

今後音楽をやることは私の今後の人生ではもうないだろうって

20代終わり頃からずっと思ってたので

30代の私に会うことがあれば

あなた、この先またギター弾いてるよ って教えてあげたい


音楽やギターのあれこれを学ぶ環境があって

しみじみ しあわせだな~と思う今日この頃。

学ぶことがありすぎて悪戦苦闘することも多いんだけど

それができる環境に感謝して これからも精進します


ほんとにさ、これできるようになりたい、あれできるようになりたいっていうのって

枯渇することがないんだよね…

ひとつできることが増えても 溢れるぐらいできないことがあるから

どこまでいけるのか… 

まあ…コツコツがんばりたいと思います


デュオもね

どこまでいけるかお互いまったくわからないんだけども

自分たちを見てくれた人が

時間を割いて聴いてよかったなって思ってもらえるよう

これからも精進していきます

ふたりとも演奏に対する意識がいろいろ変わり始めてるので

良い方向へ行けるのではないかと自分自身にも期待してます。


まあそんなわけで 自分にとって毎年10月とか11月って

区切り、みたいな気持ちになるので

こういうことを書きました


2024年10月28日月曜日

すみだと府中

 今日の東京地方は雨と曇天模様。


今年もすみだジャズストリートフェスティバルとジャズイン府中に参加してきました。

近年私の体力がなくなってきていて

気合いだけではどうにもならなくなってきてます。

ギターのことより、何よりも最優先なのが

身体の管理。

コントロールできないことが多いけど

できるだけ気をつけて過ごした10月でもありました。

夏場の体調がものすごく悪かったので、もうね、尚更気をつけてました


私の場合デュオで参加していて、相棒といいますか相方さんといいますか。

こと体調関係で相手に

いろいろと気を使わせてしまうこともおおいのかなあと。

少し申し訳ない感じでもありつつ。

なんだかんだでいつもありがとね 

昨日もね、ちょっとそういう場面があって。ありがとうです。感謝しかない。


演奏という面ではここ数年はお互いにね

相手の音でいろんな事を汲み取れるようになってきたりして

以前もある程度は相手の感じはわかっていたけど

もっともっと、っていう感じになってきてるのかなあ。特にここ1年2年くらい。

「継続はちからなり」だなとつくづく思うようになりました。


また

すみだと府中2箇所で それぞれで大きいアクシデントと(笑)

ちっちゃなアクシデントみたいなのにも遭遇して。

こんなことあるんだ~~~~っていう経験もしました。

アンプが壊れて。

私たちの次のバンドのギターのひとがアンプを貸してくれました。

困ってる自分を察して

むこうからわざわざ申し出てくれたんですよ

貸してくれたギターの人、本当にありがとう!!おかげで助かりました。


そして心の中では最初の一曲は特に

なんでだあああ って思いながらギター弾いてました。

私の場合 意外と怒りや理不尽とかが

やってやるぜ的なエネルギーになることも多いので

もうすごい前向きでした

もうね、怖いものなんてないのだ。なんでもこい。って感じです

いろんな経験値がぐぐーんと上がった今回のジャズフェスでした。


それでもね

当日、その前準備の練習とか いろんな出来事 ぜーんぶ含めて

まあいいじゃん、みたいな 楽しめる余裕なんかも持てるようになった自分に

あれ?自分ってそんなふうに思えるようになったんだって。

私も人間的に成長したもんだって。自画自賛。



府中です 今回はこういう場所で演奏させていただきました。

聴いてくださったかた、スタッフのかたがた、ありがとうございました。

すみだは写真はないんですが、

聴いてくださったかた、スタッフのかた、お気遣いありがとうございました。

どちらとも、しっかり募金して帰りました


もし見に行くことがあったら

会場それぞれに必ず募金箱があるので、協力いただければなと。

府中もすみだも、ジャズフェスを開催するにあたって

募金は貴重な財源になってるそうです。

来年もし ジャズフェスに遭遇することがあれば

募金ぜひぜひよろしくお願いします


そして日本の夏を感じられる動画。


私は何度も書いてるように夏が大好きで

だけど今年、まあ去年もですが

夏に体調を崩すことが多くなってきてあまり夏を感じることもできず。

いいなあ、って思いながら。

夏の夕暮れ いいよねえ 癒されてます

2024年9月26日木曜日

フレーズとフレーズの間 その2

 今日はとても良いお天気の東京地方。いいねー


関連動画で、すごく良いタイミングのものを見たので。

私が書くよりこっち見た方がわかりやすい。

この動画見て、以前レッスンでも同じ事をやったなって思い出してました



これ、見てると一見簡単に思えるんですけど 難しいんですよね 特に奇数。

昔レッスンの時は全然できなかった。

そのときにどうしてレッスン後練習しなかったかというと

当時はそれ以前に2-5とかオルタードとか コードに沿って弾くとか

基本的なことができてなかったときで

それどころじゃないな って思ってやらなかったんだと思います


私の場合、全然弾けてないときに高度なことレッスンでやっても

けっこう無視していて 

(それ以前にやることいっぱいある って思っちゃうんですよ)


だから ふっと思い出してあとからそれをやる、みたいなことが

これに限らずめちゃくちゃ多いんです。

(他にもたとえばコンディミとかホールトーンとかも後から、でした)


私の場合は、この休符もその類です

前回書いた「フレーズとフレーズの間」っていう記事といいたいことは同じで

タイムリーだったので このかたの動画貼り付けてみました


以前のレッスンとか、この動画では

わかりやすく小節ごとのお休みなんですが

小節のお休みとか休符を入れることで

フレーズが効果的に聞こえたりすることになんとなく気がついて

(レッスンでやったずぅ~っと後のことですが)


このかたが言ってることとか 私の先生が言ってたことももちろん、

それ以外にも

フレーズが効く、間を取ることでアドリブに流れるようなリズムができる みたいにも

個人的には感じてます

聴いてるほうも聴きやすくなるって感じでしょうか


今までいろんな人見てて思うのは

上達の流れって、弾けるようになったら弾きまくるでしょう?

埋めまくりたくなるんですよ、やっぱり。

私自身は悪いことじゃないと思ってます

だって8分とか16分でずっと弾けるってすごい技術じゃないですか。

身につけておいて得することはあっても損は絶対ない。


ただ弾きまくりに飽きてきたときに、ふっと間が大事だなあ、みたいな流れが

上達するにあたって あるように思えて(実際そういうのが見てて多かった)

弾きまくれるようになったからこその休符の練習、みたいな印象はあります。

まあ自分は弾きまくれないんだけども…


小節を空ける、休符を取る と平行してレッスンでよく言われたのが

小節間をなくして大きく取るっていうこともよく言われました。


これも結局、同じようなことだと思うんですが

4拍、8拍、2小節とか きっちり弾くのではなくて

小節の切れ目なく弾いてみるっていうやつです


これも、上の動画でやってる難しさと同じくらい難しいんですよね

意識するとなおさら難しいんですけど

これも慣れだろうなって今ならわかるので

根気強くやっていくしかないのよねえ って感じです。



すんごい昔の私のメモ。いつのだよ

書き換えればいいのにって思うんだけどそのまんま。

上は先生からよく言われてたこと、下は自分が思ったこと

飽きさせず聴いてもらうためにはって考えた時に

私にはこの3つが足りないって思ったから。真面目。






2024年9月14日土曜日

人に学ぶ

 今日も暑い東京地方。朝も8月みたいな、真夏のような空でした


私はこれから先も、ずっと人から音楽を学ぶ人生だと思ってますが

学ぶ立場から 自分や他人を見てて思ったことを少し。


教えてもらう先生を探すとき

何を基準にして探すかってところ。

理論的なことが中心なのか、はたまたプレイ中心なのか、両方なのか。


私の場合は今の道場は完全に 偶然の出会いだったので

自分から探したわけではなかったものの、

結果的にはすごく自分に合った先生でよかったなと今も思ってます


私は情けないことにドレミも満足に弾けなくて

理屈を中心に、というのは今も変わってません。私は理解が遅いんです

今も自分では気づかない考えとかフレーズがレッスンで出てきます

なるほどそっか~~みたいな、ね

そういうのもすごく学びになってます


一番は、人がどうこうじゃなくて

自分にとってのわかりやすい先生がいいですよね

どういう説明がわかりやすいのかは 人によっても違う気がするから。


初心者ほど、教えてきた経験が豊富な先生につくことが最適な道。

プレイ経験のことじゃないですよ、人に教えてきた経験。


教えるってやっぱり

ひとつの才能と経験だと見てて思うので

これからギター弾くぞってやる気が出てるときに

教え下手な人に教わると将来が潰れる危険があると思う。やる気削がれるっていうか。

教えるのが上手い人ほど

どうしたら出来るようになるのか、最短でわかりやすく教えてくれる。

生徒ができなくてもイライラしない。そんなことわかってるから。

そんな印象がやっぱりあります。


名プレイヤー名監督にあらずっていいますけど (両方の人もいるけども

ネームバリューで先生を選ぶべきじゃないっていうのは思います

自分にとって何が必要か、っていう基準で選ぶべき。


私の場合ですけど

なんというか 頭で考えるのがすごく苦手で(まあ今もなんですけど)

若い頃に習った経験もあるんですが

ひとつも理論的なことが理解できなくて。


経験上、自分が理解できる先生を探すっていうのは

自分のこの先のギターにおおいに関係することだなって ふと思ったんですよ

だって

下手したら 教えるのド下手な先生に習ってギターやめちゃう可能性だって

あるわけで。初心者ほどその可能性は高い。

ある程度弾ける人なら じゃあ他の先生探すか、で済むじゃない。

もちろん教えてもらったことを活かすのは自分次第だけども。


だから教える立場の人は

ちょっとかじった知識で軽々しく人に教えるなんてことはやめてほしいんだよね

教えてって言われたらいいんだろうけど。

教えるなら責任とともに腹くくれよ

…ってちょっと思う


こういうの! わかりやすいよね




2024年9月11日水曜日

フレーズとフレーズの間

 

まだまだ暑い9月。昔より夏が長くなってますよね。


今レッスンでやっている課題曲で

個人的にすごく参考になるなあって思った動画。


参考になるって思ったのは「間」。

他の事もいろいろなんですが なんというか今の自分に必要なこととか

そういうもののひとつ。


音だけでもわかりますけど

ソロの譜面みてると どんだけ空いてるかものすごくわかりやすくて

自分のためにもここに書いておこうと。


ジャズギター習い始めてから 教わったことの1つで

小節頭から弾かないっていうことです。当時はあまり理解できなかったし

私はず~っと先生からよく注意されてたことのひとつだったので

よく覚えてるんですよね。


裏拍からフレーズが始まったり

次の小節の頭でフレーズが終わったり 

聴きながら譜面みてもらうとわかるんですが


こういう感じって他の音楽ジャンルだとあまりないので

他ジャンルからジャズを始める人は

私もそうなんですが、よく注意されることのひとつかなと思います

でも、絶対に頭からはダメってことじゃなくて

頭から入っても問題ないんですが、両方織り交ぜるとスイングに馴染むよっていうことで。


これも慣れっていうのがやっぱり大きくて

頭でわかっていても、すぐにはできなくて。

普段から意識して癖付けることで 少しずつ自然にこういうタイミングで

弾けるようになるんだろうなという感じです


こういうタイミングで弾くだけで4ビートのような裏拍のリズムに

馴染む感じになるのかなと

思いつつ私自身、少しずつやってます


あとは管楽器の人がする呼吸。息継ぎ、ああいうのが間にもなってたり

みたいなことを先生がよく言ってました

ギターはずっと弾けちゃう楽器だから ってね


だからそういう意味でも管楽器のソロ聴くのはいいですよ~と

私も説明聞いて なるほど確かになあ、と思いました。


何事も少しずつ。



2024年8月21日水曜日

走らない1つの方法

 

なかなか調子が上がらない今日この頃。食べられない日が続いてますが

ギターは少し弾けたりしてるので

無理なくできる範囲で。


曲を弾いてて走ったりすることは誰でもあるじゃないですか

それは人間なので仕方がないものだと私自身は思ってるんですが

できるだけリズムに沿って弾きたいとも思いますよね


走ったとき たいていは

小節の頭の入りが速くなるんで

小節「頭」を気をつけようとしますけど

自分の場合は頭もそうですけど、小節のお尻の音符を最後まで

伸ばそうとしてるんだなって今朝ちょっと気がついて

書いておこうと思いました


スタッカートみたいな音を短く切るとか音を伸ばすと変なところ以外は

音符の最後の最後まで、出来る限りのギリまで

音をちゃんと伸ばすように なんなら少しタメ気味にするように

弾いてるかも、って気がついて


それを頭の片隅に入れておくだけで

小節の頭の音が自然に揃うようになるかなと。正しい位置に入るんで

走らず次が弾けるって感じです

最後のおとのばす~~~ ってね 速いときは特に。


以前ここに書いた音の入り、切りにつながるんですが

音符の音は4分にしても8分にしても 最後まで伸ばすところは伸ばすっていう

訓練を普段からしておくと

テーマメロディなんかもきれいに滑らかに聴こえますよね

テンポは関係なく。

でも自分の場合は 速いテンポに余裕がなかったりするので

速いときに気をつけてることでもあります

それでも走っちゃう時もあるんですけど。

音や小節の頭よりも、お尻に気をつける

意識の方が私は強いかもしれないなあ


たとえばブレイクなんかも同じですよね

ここでキメ合わせるっていうところの前の音はものすごく気をつける。

それが中途半端になってしまって

ブレイクとかキメのタイミングがずれたっていう

経験ないですか? そういうことだと思います


音の伸ばす長さにどうしてこんなにこだわるのかといえば

ここで次の小節の頭の位置ね、とか

他のパートにここのタイミングでって わかってもらうこと 

そのほかにも

全体のリズムにおおいに関係するので

ものすごく大事だと私自身は思ってます


走るとノリとかグルーヴみたいなものはたいてい消えてしまうので

走りグセはできるだけ直していくべき。

それと周りが走ってしまったら、一緒に走るしかない状況も。

そうなったら周りに合わせるしかない。私はたいていそうしてます


あとは

合わせてもらうばかりじゃなくて

自分も他の人に合わせようって意識を常に。お互いさまなのです。

良い演奏したいですよね


音の長さを気にするのは

周りにこのリズムとテンポで弾いていきますっていうのを

音で周りに伝えるっていうことでもあって

他にも他のひとの音が入れるスペースを提示するっていう意味もあって。

ひいては間とか、そういうことにも繋がっていくと思ってます


ちゃんと考えてみると いろいろ奥深いかもです



普段アニメって見ないんで知らない事も多いんですが

何気に再生したら面白かったやつ。


どっちも私好みの「ふふっ」とか少しだけ笑えるやつ。

まだ見たことないひとがいたら、ぜひ。

内容がシリアスじゃなくて軽め、気楽に見られます

1話のなかで何度も「ふふふっ」って小笑いできるのがいいです

私の場合は今体調があまりよくないので気晴らしとか気分転換。




2024年8月5日月曜日

今日の曲

 今朝になってようやく食べられるように。

食べられると元気も出てくるんで音楽も聴けるように。

ということで

いつものように海外ドラマを観ていてバックでかかってて

懐かしいな、夏にぴったりとか思ってアプリで検索してみつけました

何度も書いてるように

私はタイトルとかまったく知らないけど知ってる曲が多いもので

こうしないと探せないのです。


爽やかサウンド。映像も昔っぽい~キーボードが80年代の音。

ドラマからこの曲が流れてて全部聴きたくなったわけです


そこからなぜかボンジョビ。

懐かしい。多分20年ぶりくらいに聴きました

これはデビュー曲だったと思うなあ。



アメリカより先に日本でブレイクしたんですよね

最初から日本ではすごく人気でした。


個人的にはこっちのほうが思い出深い

当時私は多分10代でいろんなロックを聴いてたんですが

それまでのロックとボンジョビが違ってたのは

メロウというかドラマティックというか ほんの少しの切なさみたいな

そういう曲調がとても新鮮で、それが日本人に受けたって感じでした。



そのつながりで思い出したのがZZ!

20代に入って打ち込みにハマって(今で言うDTM的な)

MTRとかドラムが入力できるやつとか買って

家でひたすら曲を作ってた時期が私にもありまして

最初に使い方を覚えるために 

なるべくシンプルですぐに耳コピして

打ち込みができる曲、っていうんでこの曲を選んで打ち込みしてました。

懐かしい。こんなタイトルだったのね。

今聞き返しても細部まで覚えててびっくりです

できあがりは、時間がかかったけど今聴いても相当似てましたよ

ギターとベースは自分で弾いて録音、キーボードももちろん自分で。


ヴァンヘイレン。ここらへん世代は全員知ってるジャンプ。

若い世代にも知って欲しくて。

楽器店のキーボード売り場ではこのフレーズばっかり聞こえてました。








2024年8月3日土曜日

周りの音を聴く

 ここずっとバテたり回復したりをくり返しています

こんなにフラフラする夏場は今までにないかもしれない…

調子がよい時はくらっときても全然大丈夫なんだけど。



演奏中、音を聴くってなかなか難しくもあると思うんです

自分の例で言えば

自分に余裕が無いときは、周りの音を聴ける余裕も無く

自分に夢中になりすぎちゃうと、これまた周りの音が聞けなくなる。

あるあるだと思います


面白いのは、自分の経験上

音楽とか楽器の技術があるから周りが聴けるってわけではないっていう。

自分の周りとか、昔からのセッションとか。

ギターに限らずいろんな人たちを見てきて そう感じます


今までの自分の周りでいえば

ギターがあまり弾けない人でも、一緒に弾いてたりするとき

私のバッキングをちゃんと聴いてくれてるって

わかることが何度もあって

それは

一緒に弾いてたりすると相手の感じが伝わってくるのと

音も突っかかりながらも合わせようとしてくれたり

相手がちゃんと聴いてくれてるのとかがわかるんです

逆に、ある程度弾けるのに聴けない人もいるんで

技術があるから、っていうわけではなさそうです


ここ数年、音楽も含めいろいろ内省も含めて思うことがいろいろで

考えたりもよくするんですけど

自覚するってものすごく大事だなって思う

ああ、自分は周りの音聴けてないときがけっこうあったな、っていう。

聴けてると思い込んでると、いつまで経ってもそのまんまだから。変わらない。


自分もこういうことを考えてるとき

自分はちゃんと聴けてるだろうか、とか自分を疑う。

自分を疑うことも、ある意味大事なんだよなあと思うこともしばしばです


自覚することで、注意し始めたり気をつけたり

自分で聴く練習とかはじめるじゃないですか。

自覚がないとそういう注意も訓練もしないじゃないですか

いつまで経っても変わらない人ってそういうことだと思うんですよね


とかくギター弾きって音列(フレーズとかね)はもの凄く気にするのに

他の事っておざなりな人が他の楽器より多い気がする。


私の場合はリズムなんかもそうで

自分で気がつき自覚して。

今思えば、自分からしたら大きな転換点になりました

それ以来、自覚するってほんと大事だなって感じてます



周りの音を聴きながら それらに自分も合わせて演奏できるって

ものすごく幸せだったり楽しいことだったりするじゃないですか

それが味わえないなんてもったいなさすぎです。


周りを聴く習慣を普段からつけていくこと、それには

自分がいつでも少しの余裕を持って弾けるようにする習慣を普段からつける、とか

技術をつけることも必要だし、難しすぎることは家練だけにするとか

いろいろやりようはあると思ってて

私自身いろいろ考えつつ実践しています

クリックやバックのカラオケで弾いててズレるってことは

聴けてないってことなんで

それを練習に取り入れるやり方もあるだろうし

おのずとこうやって考えて練習したりするようになるんですよね


聴けない人と一緒に演奏すると何が悲しいって

孤独感を感じたり

こちらが一方的に全部合わせなければ成立できないってこと。

心の中でよく思うのが あんたオレ様何様!? って感じですかね。




時々ここでも書いてますけど

カッコイイフレーズとか、かっこいいもんばっかり追っかけてないで

音楽の本質的なことをちゃんとやる練習も必要だよ、と。

私は思いますね



太田上田。これからみようと思ってるやつ。


今日これからいたばし花火大会!!ベランダから見ます~



2024年7月18日木曜日

ピッキング

 今日は久々に太陽と暑さが戻りました

関東梅雨明けかもって予報だったけど 今日明けるのかな


今ずっと続けていることから 昔のことを思い出したので

書いてみようかなと。


私が23~25歳くらいのときの話。

人からの紹介で初めてギターを習うことになりまして。

習った期間は短くて、1年半くらいのことなんですけども。

それまでは周りのひとたちの見よう見まねでギターを弾いてました


プロと言われる人のプレイを間近で見たのは これがはじめてのことで。

その先生は、その頃はスタジオ仕事がメインと言ってたように記憶してますが

今でも覚えてるけど

音がめちゃくちゃきれい。当時すごく驚きました。

それはエフェクターから出るギターサウンドもそうだったけど

ピッキングがね、とにかく無駄がなくてきれいだった。

私の周りとは明らかに違うギターの音色で それに驚きました

プロはこんなに違うって思ったな


今もあらためて思うんですけど

スタジオ仕事、いわゆる録音がメインで仕事をしている人たちの音って

すごくきれいで。サウンドももちろんそうなんですけど

自分がすごく感じてるのはピッキング。

ピッキングのときのちょっとしたノイズとかアタック音とか

たぶんものすごく気を使ってて

最小になるように弾いてるんだと思います

録音だとそういうのが目立つから。

アタックの瞬間の丁寧さ、音の切り方なんかも。最後までちゃんとしてて。


20代に習った先生がそんな感じで

当時そういうのをすごく真似て、自分もこういうふうに

きれいに弾けたらって思ったりしてました

以前から時々ここにも書いている、音の入りと切りの大事さみたいなのは

この経験から来てるんですよね


音のアタック、入り~音の伸ばし~音の切り

どれも一瞬のことなんで

無意識・無自覚になるまで、普段からの練習が必要だけど

これがちゃんとしてるだけで

聴いてる人の聞こえが格段によくなると言いますか。


自分の場合でいえば、何度も書いてますが

もう5~6年くらい続けてて、まだ続くと思いますが

ピッキングを変えていってまして

昔から比べればずいぶん変わってきたな~と思えるようになってますが

理想はね、まだまだまだなので

これからも続きます。少しずつしかいけないけど

何より習慣化させるのがね 難しいんです。無意識になるまで。


ピッキングはリズムにもおおいに関係してるので

これからも本当にすこしずつ。


そういえば、20代の頃の先生に一番最初に教えてもらったことは

ピッキングでした

ピックの当て方、角度とかどれくらいの深さで、とか。

その先生は逆アングルでしたけど 私に教えてくれたのは弦に対して平行に

ピックを当てるっていうことでした。

当時、逆アングルなんて言葉すら知らなかったけどね。

今思うと面白いなって思います


関連動画で出てきた演奏。


回復を願います





2024年7月12日金曜日

バテてました

 今日も雨ですが気温はいっときに比べればだいぶ落ち着いてます

湿度は高いけど。

そんなこんなでやっと今日は買い物行けるくらい回復。

いやー暑いの好きなんですけど やっぱり油断するとバテます…


さっき夏野菜を買ってきて

チキン&トマト&夏野菜さっと煮、的なのを作って食べました

まだあまり食べられないんですけど

やっぱり夏は夏のものが美味しい。

うちの近所にはつやつやの新鮮野菜ばかり売ってる八百屋さんがあるので

そこのきらきら野菜で。しかも安いのね~~

すいかが何種類もあって安かったけど持てないからあきらめた…

おいしそうだったな


ギターは 体力とかスタミナがないので、今は少しずつ。

プリントが相変わらず終わらない…。

使いたいフレーズがたくさん載ってるものがあって

それを少しずつやっていきたいんですが

まだ2つ。ひとつをいろんな曲に当てはめて練習していたんですが

先日のデュオ練習では一回も出なかった。

けっこういろいろやってたのに。…って感じです


今良く出てくるフレーズは

少なくとも半年前とか一年前から少しずつやってるものが多いので

私の感じだと きっと今やってるのが自然に出るのは早くて半年後くらい、かもなあ

まあ 何でも時間がかかるかめさん的な人間です


久々のデュオ練習は楽しかったな。

言葉で事細かく説明しなくてもお互いだいたいわかるっていうことの

ありがたさ。リズムのポケットにちゃんと入ってくれる安定感みたいな。

そういえば

少し前にたくさん譜面を読んでいたせいか

家で曲のテーマメロディを追ってたら

私にしてはわりとスムーズに音符を読めてることに我ながらびっくりしたけど

やっぱり慣れって大きいのかもなあと思いつつ。



トマトのはなし。


買ってきて食べていたミニトマトを試しに土にオンしたら

芽が出てきて 今はこんな状態です


ちゃんと育たないと思ってただけにちょっと驚いてます

今花が咲いてて、ほんと小さな実がつき始めました


買ってきた苗のトマトのほうは 少し弱ってきてて

暑さもあるから、もうだめかもなあ、という感じです

でも実はいくつも採れて、めちゃくちゃ甘くて品種改良すごいなって思いました

小さめの出来でそんなに採れなかったけど、皮も薄くてあまくて美味しかった。


いやあ でも 植物育てるのってむずかしい。農家さん尊敬。


どんなジャンルも プロってすごいなあとあらためて感じました




2024年7月1日月曜日

武蔵野ジャズフェス

 どんよ~りの日が続きますね


先日は宮之上先生が主催する武蔵野ジャズフェスに参加してきました

武蔵野スイングホールという

私が経験することは2度とないというキャパの会場でした


こんなステージを経験させてくださった宮之上先生、

このステージのピックアップメンバーに選んでくださった中根先生には

感謝の気持ちしかないです 本当にありがとうございました。

自分にとってものすごく大きな経験になったと思ってます


自分自身、全譜面が揃って本番までの2週間、

正直にいって 強烈な劣等感しかなく

それはその後のリハでの追加や訂正、変更など その場でついていけず

ソロも弾けず 他の方々に比べ何もできず

できない尽くしで 落ち込んだ2週間でもありました


自分の技量のなさはじゅうぶん自覚していますが

今の自分ができることは全部出し切ってやるっていう気持ちだけで

本番を迎えた感じでした 気持ちはずっとしんどかったです


各曲のテーマメロやセカンドリフは テンポや長さ、リズム含め

難しいものもけっこうありましたけど

本番では意外と間違うことも少なく、ドラムや他の人たちの音も聞きつつ

少しの余裕を持って合わせながら弾くことができたので

私の役目はじゅうぶん果たしたと思ってます


先生と生徒さんひとりが

私を気遣ってくれて 本番二日前に練習に入ってくださって

ものすごく助かりました

リハの録音聴いて、自分でも確認していきましたが

先生が細部含め曲の全チェックをしてくださったおかげで

各曲全体をちゃんと把握できて 自分の修正ができたので

かなり安心して本番を迎えることができたんです

もう感謝しかない 忙しいなか時間を取らせてしまって

ただただ申し訳ないって。

そんなことがありつつ。 はあ~

今思い出しても申し訳なかったな…


当日、ステージでのリハでは

この空気感、すごっ! って感じで。

こんな経験2度とないな、っていう気持ち。

先生にただただありがとうって伝えて本番に臨みました。


またこれから地道にコツコツギターを弾いていこうと思います




2024年6月10日月曜日

譜面

 晴れ間が少しだけの曇天の今日。


午前中は譜面と格闘してました。

以前からちょいちょい書いてますが私は譜面がものすごく苦手で

ゆっくりゆっくりでないと追えません

こんな人はあんまりいないだろうけど

私の場合はかたかなでドレミをふって、ひとつずつ読んでいくんです

読み間違いも多いので何度も確認します

要するに譜面に関しては自分をほとんど信用してないんですよね


ただ、読めないままというのも成長がないので

自分でできること、譜面だけで一応ぜんぶ把握したあと

音源で確認というか答え合わせをしながら覚えていきます

だけどやっぱり時々、音符やリズム間違えてたりするんですよね ため息。


今日はまだそこまでいかなくて

これから家の用事をすませてからまたやらないと、って感じです


こういうのを続けていると、頭がいっぱいいっぱいになってくる感覚があって

けっこう脳が疲れるんですが

さっきは疲れすぎて

音符にドレミをふってたら、シを「ジ」って書いていて

ジってなによ!!

ひとりでつっこんでました

朝っぱらから疲れてんなって思いました


1曲、聴いたことがない曲があって

譜面の進み方もわからないのがあるんですが

とりあえずは自分で理解できるよう考えてみて

ダメなら先生に聞くしかないかなと思ってます

今日はどっちにしろ、時間が足りなくてその曲はできそうにないので

今やってる曲をすませてからかなと思ってます


いちおう、一人でできるところまでやってみる、っていうのが私の信条。

できなければ聞くっていう。

まあ 自信はないけどがんばってみます



今日のトマト。週末ちょっと目を離してたら

いつの間にか色づきはじめてた。ほんのり黄色っぽいのがひとつ。


トマトって何回か育てたこともあるんですけど

いきなり病気とかで元気なくなって枯れ始めてしまったりすることがあって

けっこう毎日びくびくしながら。

元気で育ってほしい。


忘れてた先月の池袋。


先日、デュオの相手さんともまたがんばろうと話してました。

何があっても結局前向きに進めるところが自分たちの良いところ。


何があったんだって思うかもしれないけど

たいしたことでもないんです

ただやっぱり自分たちにとっては

少しずつ改善して演奏できるようにしたいよねっていう話をしてました

いっぺんには無理だけど少しずつだよねってことです


人前で演奏して学ぶことはものすごく多いです

聴いてくれている人がどう感じるかがすべてだと

今の自分は思ってます





2024年6月5日水曜日

トマト

 

やっと天気回復。風もなく穏やかな晴れ。いいですな

去年からトマトにはまっていて

もともと好きだったんですが

去年からず~っと、ほぼ毎日のように食べてます


はまったのはミニトマトで、今は果物みたいに甘いトマトが

普通にスーパーでも売られていて簡単に手に入るようになりましたよね


で、ほぼ毎日食べてるうちに

これって芽が出るんかいな ってふと思って

挿し芽のように、一個 ミニトマトに切り目を入れて

土にオンしたら芽が出ました すごい。



で、しばらくしたら 他にもたくさんの芽が出てきて

勢いのあるふたつを残してみました



いや~~ これちゃんと育つのか不安ですが

YouTubeで検索してみたら こういうのも育つらしいので

どこまで育つのか観察してみようと思います



そして苗を買ってきて育ててるトマト。



少し成長は遅いような気もするんですが

3段目まで実が付いてます これは中玉トマト。

あとから知ったんですが初心者向けじゃないらしい…大丈夫かな

まだ色はついてなくて、もう少し大きくなりそうです



もう一つの苗はミニトマト。


これはもっと成長が遅い気がする…

葉っぱが大きくならないんですよね

原因も調べたりしてるんですけど複合的すぎてわからない…

それでも実がけっこう付いていて。がんばって育ってほしい。


春になって

いろんな野菜に目移りしたりして、何にしようとか思ってたけど

今年はトマトだけに集中してがんばってみようかなと。

YouTubeでトマトの育て方ばっかり見ています


そうそう

トマトと一緒にバジルも植えて育ててるんですけど

バジルがふさふさしてきたので

パスタを作ったときにトマトソースに

生トマトと植えてあるバジルの葉を取ってきざんでいれたら

それだけでめちゃくちゃおいしかったんですよね

もう何回かつくって食べてるんですけど

最近食べたごはんの中ではナンバーワンってくらい美味しいです




2024年5月20日月曜日

夏日の池袋


今年もまたありがたいことに5月18日

池袋ジャズフェスティバルへ参加することができました。


朝こそ涼しかったというか少し肌寒くもあったけど

10時まわったころからぐんぐん気温があがってきて直射日光が痛く感じる夏日でした


快晴。暑そうでしょう  ただ湿度が少なめで、爽やかな晴天でした。


セッティング中のメトロポリタン前。


相変わらずかわいいイケバス。以前もここで載せましたけど

バスの中も、ブリキのおもちゃみたいなの。外も中もかわいいんです~



演奏ではけっこう突発的な出来事もあったんですけど

今までに比べたら

そんなに慌てることもなく対処することができるようになった気がします。


生演奏では

練習のときにはありえないようなことが起きることがあって

それにどう対処するか、っていうのは瞬間的にというか本能というか。

技量も問われるところかもなあと思います。


私に関して言えば

いわゆる失敗みたいなことは 自慢にならないけどけっこう経験してきて

失敗ってほんとに貴重な経験になってます


数々の失敗をくりかえすと、また失敗したときいろいろ対処できるように

なってくる。実際そう感じてます。

なんというか… 

失敗に強くなってくるというか耐性ができるというか。


まあ失敗すれば落ち込むっていうのは 毎回当然変わらないんだけども。


初めての失敗のときはパニック、頭真っ白、みたいになってたことが

最近だとわりと落ち着いて対処できるようになってきて

我ながら失敗の経験って良い糧になってるな、と思う時も多くなりました


ギターのサウンドに関しても同じで

誰だって自分の好きな音で弾くのが弾きやすいし、いいに決まってますが

そういかない時も多くて

結果すっごく嫌いな音だったとしてもそのままやらなきゃいけないときとか

そういうのも 以前に比べれば少し慣れてきました


ああ、どこどこでやったときの音に似てるな、とか

そのときに思った感情とかね、思い出すんです

で、そういうなかでどうやって弾いていこうかって考えられるようになりました。

他の人はどうなのかわからないですが

自分の場合はトーンとアタックを本能的に変えてるみたいです


音色がすごく大事っていうのはよくよくわかってるのですが

そう上手くいかないとき、あるじゃないですか。


でも音色が原因で弾けなくなるのは絶対いやで (この失敗も経験済み…)

音色を理由にしたくなくて

どんな音でも音に左右されずに

ちゃんと自分の弾きたいことを弾きたいっていう思いが

強いんだと思う というか

失敗をくり返してそういう思いが強くなったという感じ。



人間なので誰だって間違いはあって、間違うことは全然よくて。

問題はなにか突発的なことがあったとき

すぐ対処できるように、っていうことが大事だなと思っていて

それには

自分自身の対処できる技量を上げなければ、っていうことと

相手の音をよく聴くっていうことが必須のような気がしています。

聞けてないと対処も何もできないでしょう


周りの音を良く聴くっていうのは

最近よく話題になるんですけど まあ それはまた別の機会に。


でも3人とも、よく練習したしがんばりました。

池袋ジャズのスタッフの方々ありがとうございました。

私たちの場所のスタッフの人は、お昼ごはんもそこそこに

セッティングや機材移動など、忙しくしていました。暑い中、感謝です。





とまと~~~~

かわいい実がついてきました。いまのところ ここには6個。ふふふ~~~

病気にならず元気に育ってほしいと毎日願いながら。


トマトの作業はカゴメのアプリ、トマサポ!っていうので管理してます

無料で誰でも苗の種類関係なく使えます。

私のような万年初心者には便利で楽しい。




2024年5月7日火曜日

今年も浅草遠足


昨日 なんとかお天気が持ってくれて

それぞれ都合がいい日が一番多かったGW最終日に浅草へ。

道場の発表会が終わり

先生が音頭を取ってくれて、いろんなクラスの人たちが参加。


赤提灯を飲み歩いて





浅草寺でみんなして「ギター上手くなりますように」って煙かぶって




河川敷でダラダラ飲みつつ







もんじゃ焼き屋さんでふたたび飲み

最後はバッティングセンターでボロボロになるっていう

おじさん、おばさんにとっては地獄の1日なのですが

どうしても楽しさの方が勝ってしまうんでやっぱり今年も参加。


個人的に嬉しかったのは

昨年参加できなかった人がたくさん来てくれて

大人数は大人数なりの楽しさがあって よかったな~と思いました



また来年も行こうね~~