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2010年11月11日木曜日

難しいものですネ

今日は、ちょっと気温は低めでしたが、晴れ!

    陽の当たるところは、ぽっかぽか~~でした。


ここ最近、なんか 無性に、バンドがやりたくなり、、、
( まだまだ微妙なギターの腕、加減ですけれど、、 )

なんとなく、メンバー募集のページをみていたり、、していました。

メンバー募集サイトに多かった、謎のコトバ…
「 V系 」、って なんのことだろう、、 と 思いまして
( ほら、もう、こんな募集欄、見るの、十何年ぶりなもので… ) ーー;

ビジュアル系、ということだったのね、、、
知らなかった、です、、、

ソウル系は、やっぱり、と言いますか… 少なかった。

あった、と思って、メッセージを送ったりもしてみたのですが
やりたい方向性が違っていたもので、泣く泣く 断念しました。

そのバンドは、演奏から、とても楽しそうな雰囲気が伝わってきていて
演奏も、まとまっていたから。

他にも、、

日程が合わなかったり、こちらとあちらの技量が合わなかったり
同じソウルでも、やりたいものが違っていたり。

難しいですネ


まあ、ふと思いついて、
一度でパッ、と決まることも少ないのでは、とも 思っていたので
過度な期待は、しないように

決まらなければ、練習に打ち込め、ということなのね、、、
なーんて思いながら。

それでも、数人の人とやり取りとして
若かりし頃、、当時のメンバー探し、、、

すんごく大変だったこと、とか
逆に、決まるときは、すんなり決まっていったり、とか

いろいろと、思い出しました(笑)

若い頃は、自分のことばかり考えていましたが
今、思うのは
自分の経験から、なんですけれど

出来上がっているバンドに入るなら、バンドのバランスを崩さないよう
注意しよう、とか

バンドをイチから作るなら、なるべく音楽の趣味指向が合った人を
コツコツ探していこう、とか

そんなことを注意深く考えたりします。
当たり前のこと、でもありますけどネ

まとまってるバンドに、気楽な考えで入ってしまうと
そのバンドを分裂させてしまう危険も、ある、、、。

ちょっと微妙に、やりたいことが違ってるけど
早くメンバーが欲しいから、と
まあ、いっか、的な考えで バンド始めると

あとから、必ず、、 亀裂が入って、そのときの妥協のツケが。


趣味であろうと、プロ志向であろうと
ま、いっか、、的なノリは
経験から、他人にすんごく、迷惑かけます。

全部、自分の経験ですので
他の人に当てはまるかは、知りませぬ、、、。


今回は、ホントお互い、ですけれど
やりたい音楽、っていうのが大きかった気がします、、
( 自分の技量も、あるかもしれない )

残念ですけど、これも縁。 しかたがないのですよね。

でも、今回やり取りした方々は、みなさん誠実で、丁寧な文章ばかりでした。
( やり取りしてくださった方、ありがとうございました )


私の若い頃、なんて
当然ながら、ネットなどなく、

だいたい、「 Player 」 という雑誌のメンバー募集欄を
舐めるように見ていたものです(笑)

( 当時は、この雑誌のメンバー募集欄が最強だったから )

当時は、ハガキか、電話、だったのですよおーーー
…そして、音信不通、になることも多く。(笑)

そして、そして
イマドキのように、自分の音、バンドの曲、など
お互いの音を聞いてから、判断できるような
便利極まりない、この環境、、、、。

当時、こんなのあったら、あんなに苦労しなかったなあ、、、、( 遠い目 )


まあ…(笑)

そんな、こんなで
まだ、やり取りを続行中の方もいますけれど
これも、時の運、お互いの縁。

そういうことで、流れるときは流れるさ、と あせりはありません。

ただ、、無性にバンド、やりたい、っていうのは、ありますけどネ~~ ^^;

そして、今回、縁あってやり取りした方から
お奨めバンドを紹介していただきました。

Soul Vaccination Motion Plays A Tribute To Tower Of Power Live

@ 高円寺Jirokichi
http://www.youtube.com/watch?v=dflMF9vTI8E&feature=related


管楽器のまとまり具合が、スゴイです。
ちょっと、リズム隊の音が聞こえにくいのが残念、ですけど
ここまで、演奏するの、難しいと思います。

個人的には、オルガン、すごくいいなあ、と思いました。


それから、、、
こちらは、You Tube つながりで。
女性が、ガンガン、ブルース弾いてます。
The Lydia Warren Band Halloween Live @ Fireflys 10/30/10


3ピースですけれど、スカスカ感がまったくない。
それは、ドラムとベースのリズムがきちんと安定しているのと
3人のノリが出ているからだなあ、とも。


バンド、イイですよね~~~~

自分も、来週からレッスンだ。
がんばろう。


それでは、また!

2010年11月8日月曜日

十人十色

今日も、良いお天気、暖かめ。ぽっかぽか、でした~~ ↓
なぜか、この木だけ、紅葉モード。
今年は、紅葉も、ドングリや銀杏の実も、去年に比べて 実るのが遅い、かもなあ。


しかし、、、

お金がない~~~~~ ^^;
どっか、落ちてないかなあ、、、、(泣)

…ということで 今回のブルースセッションデーは、行くの あきらめます、、、。


ところで
先週、ライブを見に行ってきました。

ここ最近、チョコチョコと行かせていただいている
ブルースセッション。

そこでの、常連さんがたのライブがある、というのを聞きまして。

わたしの好きなギターと歌、のオヤジさま、も 出る、ということだったのと
セッションではなくって
バンド、としてのオヤジさまがたも見てみたいなあ、と思いまして。

最初のバンドは、いつもハープでお会いする方のバンド ↓
キーボードの方とドラムの人は、セッションで、お見かけしました。

このバンドでは、スペシャルゲストとして
妹尾隆一郎さんが、飛び入りで ハープ吹いていました。

ウィーピング・ハープ妹尾、とも 言われておりますが
ちょこっと参加して吹いても さすが、だなあ、と思いながら。

しかし、セッションでお会いするハープの方も

この日は、愛娘さんが見に来ていたので
とっても 気合いが入っていて、妹尾さんに負けず劣らず、とっても良かったです。

( ご本人は、謙遜していらっしゃいましたけどネ )(笑)

 
2番目のバンドは、とっても大所帯で
ホーン隊3人、ギター3人(歌いながら弾く人含む)、キーボード、ドラム&ベース。
もうひとりのギターの方が、切れちゃいました、、、


どちらも
サウンドがまとまっていて、とても良かったです。

 
やっぱり、セッションのときのように

いきなり、いろんな人と当たって、その場でドン!、という 演奏とは
ひと味も、ふた味も また違っていました。


ブルース、という意味でも、とても勉強になりました。

…というのも

やっぱり、自分以上に長く生きてきて
山あり、谷あり、
そんな音が聞こえるような、、そういうものが また
ブルース、という音楽によく馴染みます。


オヤジさまがたのバックグラウンドは知りませんが
時折、セッションのときに話していること、などを聞いていると
いろいろ、あったんだなあ、、と 思ったすることもあり。


しかも、また 演奏も円熟してる。
個人的には、最初のバンドのベースさん、すっごく良かったなあ。


今年に入ってからは

自分のギターの練習を優先していて
あまり、積極的に ライブ、生演奏、など、、

聴きにいくのも控えていたのですけど

( ギターの時間が足りないので )


また、少し落ち着いて、興味を引くものがあったら
見に行きたいなあ、とも思いました。



今週も、元気にいこうー     おーっ

( お金、ないけど さ… ) ーー;


それでは、また!

 






















2010年10月29日金曜日

苦戦中

昨日は、10度前後、今日は曇り、で 14~5度ありますけど
もう、厚手の冬服出さないと、です~~~

今日は晴れて、17度くらいまで暖かくなるって、いってたのに~~~!! ><
さむいよーー


急激に寒くなってきたので
ギターを弾いていても、以前のように
ポタポタ、っと汗が落ちるほどは 汗かかなくなってきました。

ここ最近は、いつものソウルファンクに加え
ブルースものも、多くの時間を割いて、曲かけながら弾いたりしていますが

リズム、、、

またソウルとは、ちょっと違っているものが多い、、。

他の方々は、どう感じるのかは わかりませんけど
自分の感覚、としては
バッキングのリズム、とか タイミング、とか

アクセントなのかしら、、、

なんか、こう、違っているので
なかなか上手く弾けないものが出てきたりして、、

そういうもののリズムにも 慣れるため
ひたすら曲に合わせて弾いています。


最初は、あれ? 自分のギターの調子が悪いのか、とも 思って
いつも、かけている曲に変えて 弾いてみたら
別に、自然と弾けている、、、。

そして、また、ブルースのアップテンポの曲に変えてみると
とても、弾きづらく、、。

上に書いたように
…やっぱり、そういうことなんだ、と 気がついた感じ、です、。


わたしは、当時も、今も
ソウルミュージックを中心に、ギターを弾いていたもので
あまり、良くない 偏り、、みたいな、ものが
できているよう、で

流れるような、揺れるグルーヴのソウル、とか
いわゆる、ファンクもの、などは

自分の中で とても、自然に、リズムが出てくるし、
バッキングやソロに対しても
違和感なんかは、まったく、ないんですが

他のもの、、、
ちょっと、また違うノリのリズムになってくると
リズムで、戸惑ってしまう、、

ブルースを聴き始めたことで、
そういうことを自分で自覚することができました、、。


たとえば、、、
前回載せた、ジュニア・ウェルズさんの動画の曲なんかは、その典型なもので
繰り返し、繰り返し、曲をかけながら
バッキングやら、ソロやらを弾いています、。

コレ、ね~~~… ーー;  ↓↓↓

Junior Wells - Messin' With The Kid (1978)


こういうの、ホント、自分好み、なくせに
今の自分にとっては、リズムが難しく、最近やっと 少し慣れてきた感があります。

聞いた感じは、ファンクっぽいから、なんで出来ないの?、って
思うでしょう?

前回も書きましたけど
自分にとっては、ファンクのノリとか、リズム、アクセント、とか とは…

全然、また、別物に感じます、、

一緒に、合わせて弾くと、違いが本当によくわかる、、

違い、の理由は、実は よくわからないけれど

ベースの音ではなく
ベースのタイミングが、ファンクのそれ、とは ちょっと違う気がする、。

なので、自然に弾いてると、ベースのリズムなのかなあ、?
タイミングに、違和感を感じる、という、、。

セッションの録画ビデオ見ていても、それを感じました。


まあ、自分が未熟なため、というのが大きい、のですけどネ ^^;


ただ、この曲だけじゃなくって
他にも、、
曲に合わせて弾いていたり、聞いていたり、、
セッション、などでも すごーく感じたんですけど

バッキング、にしても、ソロ、にしても
ブルースには、ブルースの特徴、、とでもいうのか、、
そういうものが、あることが なんとな~く 、、わかってきたので

少しずつ、ブルースの流儀に慣れようと
かなり、毎日 聞く時間、弾く時間を取っています、。

これ、昔も似たようなことがあったんですけど
たぶん、今の自分、、

ブルースだけじゃなくて
ロックのビートのリズムも、同じように
違和感を感じるんじゃないかと、思います、、

自分としては、こういうの、、
あんまり、良いこと、とは、感じないので 克服していかないと、だなあ、、、。


ブルースにとって…

とても重要な 歌詞、なんかの、本来の 
この音楽の核でもある 魂とか心、とか
そういうのは、ちょっと別にして、、演奏だけに関して、なのですけど

ブルース、っていうと
3つのコードが弾ければいいんじゃん、簡単じゃない、と 一見思うのですけど

うまく、言葉で表現できないのですけど

3つのコードには、それぞれ色、がついていたり
香りが乗ってたり、、

なんというか、、そのいわゆる、雰囲気とか、ムード…など
簡単には、出せず、。

ああ、これがブルースかあ、っていう演奏は

なかなか難しいものだ、と
痛感しているところ、でもあり、、

それ「らしく」 弾くことは 簡単だと思うんですけど
いやはや、、ホント、難しいなあ、、って 思ってます、、 ーー;


…と、エラそーなことを言いながら、、、

ブルース聞きすぎて、少々、お腹いっぱい ゲフッ… (苦笑)
食傷気味、だったりも、、、。

自分は、やっぱり、~70年代あたりのソウルミュージックが好きなのだ、と
再確認も、したりしましたです、ハイ、、、。


ここ最近のローテーションは
ウィルソン・ピケットさん、ダニー・ハサウェイさん、タワーオブパワー、
グラハム・セントラル・ステーション、などなど、、。

ブルースでは、最近購入したアルバムで
ジュニア・ウェルズさん、ハウリン・ウルフさん、サム・クックさん
( サム・クックさんのは、ブルースっぽい曲が多いので )

もちろん、こんな大量のアルバム、一曲一曲全部弾いてたら
膨大な時間がかかるので
自分で、課題にしてみたり、好きな曲を弾いてみたり
逆に、弾けてない曲を練習したり、、と 選びながら、ですヨ~~

こういう曲の中で、スケールの練習したりしながら、ソロを取ってみたり
バッキングに変えてみたり、と
曲、の中で、いろいろな練習をしている感じ、です。

今の自分にとっては、
ただ、スケールだけの練習をするより、こういうやり方のほうが
楽しいし、覚えも早い感じがしているので、
今のところは、これでいいのかなあ、なーんて。

まだまだ、スピードに追いつけなかったり
リズムが甘かったり、弾けないフレーズがあったり、、、
他にも、たくさん、さくさん、、、、

山積み、です、、ーー;


がんばろう。


10月も、もう終わり、、。早っ!!(笑)
この速さなら、また夏が来るのも あっという間、かも!?
( 早く来い~~ )


それでは、楽しい週末をお過ごしくださいネ!

2010年10月14日木曜日

Stormy Monday ばっかり

ええっと、前回、、、

セッションでいきなり当たった、STORMY MONDAY でしたが
あれから、この曲ばっか、聞いています。

いろんな方々が演奏されていて、
いろんなバージョンがあったりして
本当に、有名な曲なのだなあ、、と お恥ずかしい限り、、、、ーー;


この曲、ジャズっぽい、という ご意見もいただいたりして
確かに、いろんな曲の中には
リズムがジャズ、に なっているようなものもあったりして
なるほどなあ、、な~んて思いながら。

前回、ありがたいことに、ふたつのコード進行表をいただきました。

なのですけど

後半のコードの響きに 聞き覚えがあったもので
最初は、耳で、音を探してみよう、と たぐりたぐり、音を探しました。
( これも勉強、勉強、、 )

実は、コード表なるもの、、

見るのも、本当に、久しぶり、、、。
最初は、見ながら、弾いてみようか、と 試みたのですが

コード名に慣れてない自分は、コード表、見ながら弾くと
しどろもどろ、に なり、、、

( ずいぶん、見てないと、こうなるのですヨ… ) ><

いや、、当時は、ちゃんと コード表見ながら、弾けていましたよ、もちろん!

…これからは、慣れないと、、、、ですネ、、、。


そして、せっかく覚えたので、練習、という感じ、と
セッションで、実際に弾いている、つもり… になって 弾いてみました。↓
Practice - Stormy Monday ( cover )


いただいたキーは、G、なのですが、今回はA、で。


ミスは気にせず、雰囲気で弾きました、。
セッションのときも、一発勝負、なので、そういう感じで2~3まわしほど、録りました。

( 弾いている方は、楽しいんですけど、聞く方は飽きる、と 思いまして、、 )


ドラム、イチから打ち込むのはメンドクサイ、、と 思いまして
Cubase の中に入っている、ドラムパターンを適当に探して入れました。

ブルース、っぽい感じのドラムがなくて、ジャズっぽいブラシ、に、、ーー;
( ザー、っと探して、合うのがこれしかなかった、、 )

ギターは、ZFX で、
バッキングは、Bank006 VX Attack、ソロは、Bank001 Chuck'n Roll です。
音を探している時間があったら、弾きたいので
なんとなく、こういう音にしました。


前回のセッションの後、翌日になって
いろいろと、この曲の音を探したり、探した音をコード表と照らし合わせたり、。

それで、幸い、全部探せたのですが

この曲の最初の頭、と お尻、のコードが、セブンス、ではなく オーギュメント、、、

オーギュメント、って??…と 思ったので
家にあった、古~~い、コードブックを見てみたんですけど

自分が押さえてるコードで、音は間違いない、はず、だから
これが、オーギュメント、ってコード、だよなあ、、って 思って 見たら
コードブックには、載っていず、、、

あれれ、と思って

ネットの、弦の押さえてる箇所をクリックすると、
コード名が出てくる、という サイトに行きまして
押さえてるポジションをクリックしていったら、

ひとつのポジションを押さえるか、押さえないか、で コード名が変わるようで、、。
( コードの響きは、さほど変わらないのに、、 )

コード、、難しい、、、。


今回、弾いているコード、有名な曲だと思うのですけど
自分のためにも、一応、教えていただいたもの、書き残しておこう、と 思います。
動画はA、ですが 本来のキーである、Gで。

G7  |   C9  |     G7   |    G7   |
C9  |   C7  | G△7 Am7 | Bm7 B♭m7 |
Am7 | D#7 D7 |  G7 C7   |  G7 Daug |


自分のように、知らない人が も、もしかしたら、、って 思ったので、、(苦笑)


うう、、がんばろう。



それでは、また!

2010年8月30日月曜日

欲が出る

今日も あつ~~~い、東京地方。
最高気温は、36度! もう、8月も終わり、なのにネ ^^;

うちは、練馬に近いので、都内の中でも暑い方かもしれないです、、
都内の最高気温は、たいてい、練馬だしなあ~~


今日も、汗ダラダラでギター弾いて
しばらくしたら、寒くなり、慌てて着替え、、ーー;
遅い昼ごはんも食べて、ようやく 落ち着きました。

最近、無作為で、いろいろな動画をYou Tube で見たりしてるのですけど
みんな、スゴイなあ、、

プロも、アマも、ひっくるめて
やっぱり、練習に勝るものはないなあ、、なんて。

最初っから、バリバリ演奏できる人なんていないのだから
こうなるには、
気の遠くなるような練習と、経験を積んできてるのだなあ、、と。

今日は、先週、さほど弾いていなかったこともあって
やっぱり、指が動いてくれなかったけれど

今日は、いつもよりも意識して、
曲の それぞれのパートの演奏を聴きながら、弾く、ということを
頭に置いて、曲に合わせて弾いていました。

無意識でも、聞いてたりするんですけど
やっぱり、意識して聴きながら、そのパートパート、に 合わせて弾くと

録音して聞いたときに
( 自分のギターの善し悪しを確認するために録ってます )

ただただ、弾いている時と比べて

ちゃんと、バンドのように、、他のパートの邪魔をせず
弾けてるような 雰囲気が所々、見えたりして、
自分には、これも良い練習かもしれない、、。

自分の場合、ドラムやベースは耳に入ってきやすいんですけど
他のパートは、、
よっぽど印象的なフレーズとか、キメ、とか じゃないと
流れてしまう、ダメなクセがあるらしいことに
最近、気がついた、、。


明日は、もっと、「間」…とかを考えながら、弾きたいなあ、、

ソロもバッキングも、力が抜けて来るまで
どれくらい、かかるかな、、、 

力入りすぎの動画もあることだし(苦笑)
どれくらいで抜けて来るか、
後から見たら、よくわかると思います、、。

あ~~~ それにしても、、、

いろんな動画や、ライブ、見たりしていると
他の楽器と一緒に、合わせたくなる、、、

スタジオも、ずいぶん入ってないし
他の楽器とも、生でずいぶん、あわせてないなあ、、、

( 軽く10年は、越えているぞ )

セッション、とかでも いいから
生演奏で、音、合わせてみたいなあ、、、

…とはいえ

エフェクター、生きてるのかしら、、、ーー;
近々、チェックしてみないと なあ、、、

段ボールから出すだけでも、かなーり メンドクサイけれど
今度、チェックしてみよう、、、


今回は、You Tube を彷徨っていて、偶然、見つけた動画を。

すっごいラフに弾いてる、女性。
Female guitar player chicken picking on a tele

雰囲気、イイでしょう?
自分としては、こういうギターが、好き。
最後は、ゲスト参上(笑) カワイイ~~


そして、こちらも偶然見つけたー(笑)
Rocco Prestia lesson (Only so much oil on the ground)

タワー・オブ・パワーのベース、ロッコさんが
この曲をゆ~~っくり、演奏&解説しています。

ベースやってる人は、この曲、挑戦する人 多いとも思うんですけど
(…というより、タワー・オブ・パワーの曲、か、、)

コレ見て、この曲が入ってるアルバム、パソコンに取り込んじゃった(笑)
ギターだって、この曲、
弾いてると リズムきっちりできれば楽しいもの。


そして、今度はバークリーの生徒さんたちの演奏。
Tower of Power - Berklee College of Music - Some Skunk Funk

なんか、たくさんバークリーの演奏動画が上がってて

どうやら、年代別に、グループ組んで、
発表会のようなものをやってるらしく
日本で言う、小学校、中学校、高校、、、みたいな感じ?

この映像では、小さい子も、大きい子も混合…のような感じですけれど
ギターの男の子は、ホント、上手い!

そして、中盤から、シンセの男の子とピアノの女の子の掛け合いが
入ってきますが
女の子の戸惑う表情、、ダイジョウブか、、と思うんですが
途中から消えていきますよん!


どの動画も、とっても個人的に見ていて楽しかったので
載せて見ました。

よろしければ、さわりでも、見てみてくださいな。



それでは、また!

2010年7月16日金曜日

いつもの練習風景

今日も、朝から強烈日光。 夏、かな~~~~。
首に巻く、ヒンヤリグッズが大活躍です、、^^;


…そして、、自分でも意外なのですが
いきなり思い立って、しょっぱな、からギター、撮っちゃいました、、、、ーー;

ええっと、、 着替えれば良かった、、、( かなり後悔 )

完全に家着でして、、(苦笑)
その上、ギターのラッカー付かないように エプロンしてまして

さらに、外出するときには、二の腕、出さないのですけれど
( 筋肉質だね、だとか… 血管浮き出てスゴイね、、とか 悲しいこと言われるもんで、、 )
まあ、しゃーないです、、。

普段は、こうやって曲をかけながら、一緒にギターを弾いています。 ↓
Practice ( Valdez In The Country )


今回は、最近になってハマりだした、ダニーハサウェイさんの
Valdez In The Country です。 
・・・・・・けど

練習を思いつきで撮っちゃったので
リズムが曲に追いつかなかったり、音ハズしたり、 ありゃりゃっ!?…ってところが満載。ーー;

音のズレとか、リズム、、指が追いつかないとか
リアルタイムで、重々 自覚しております、、、。

だから、練習、なんですけれどネ~~ ははは、、、(泣)

この曲、、すごく個人的に好きで
それに加えて

最近、少し早いテンポで、指を動かせるようになりたいな、とか
ブリッジで使われてる音使いが、使えるようになりたいな、とか
リズムが燃えるので(笑)、リズムを合わせて弾いてみたいな、って 思ったりして、。

フレーズを考えて弾いてる余裕はないので ーー;
適当、きわまりないんですが、、。

とにかく弾きながら、曲のリズムや、ピアノのハズれている音を探したりとか
( 結局、動画見ての通り、リアルタイムでは探せなかったけど )

今の自分にとっては、すべてにおいて
すんごくベンキョーになってる一曲ではあります、、。

この動画では、立って弾いてますけど
おばちゃんなもので、、、
体力消耗が激しいもんで、こうやっておうちで 弾いているときは
座ってることが実際は、多いです


リズム、こう行きたいのに~~~ …とか
フレーズ、このピアノの音に合わせたいのに~~ …とか
課題は まだまだ盛りだくさん。
今後も、練習曲の一曲として、弾いてくと思います、、

今日は、暑いし、アゴや、髪の毛から、汗がぽたぽたと、、、、

他にも、いろいろメインに弾いている練習曲を弾いて
もう、こんな時間…。

いやー ヘタクソですみません!
興味を惹かれる方は、暑苦しく、見苦しい、おばちゃんギターでもどうぞ…(苦笑)


明日から、3連休ですね~~~~
それでは、良い週末を!

くれぐれも 腕と血管の浮き、は 気にしないでくださいまし…、、、。

2010年6月11日金曜日

David Ruffin ( The Ultimate Collection )

今日の東京は、夏日でした。 夜になってザー…っと通り雨が。

今回は、デビッド・ラフィンさんのアルバムを載せようかなあ、と思います。

モータウン時代のコンピレーションアルバムだそうで
私は、去年か一昨年あたりに購入しました

「 The Ultimate Collection 」( 1998 )

他にも、いろんな曲を集めたアルバムを購入してみたのですけど
わたしは、これが良かった(笑)


これを購入するきっかけになったのは
以前にも書いたように、You Tube で たまたま聴いた
「 I Miss You 」 …という曲がとっても気に入ってたから。

わたしは、当時ちゃんと聴いたことがなく たまたま見た動画をきっかけに
じっくりと聴いてみて
あらためて 本当に、この人の歌声は素晴らしいなあ、、と感じました

世間の評価も、高いようなのですけど
それも、当然、かなあ、って 思います。

人並み外れたエネルギーと 伝える表現をたくさん持ってた人だな、って。

歌う人からすれば
思いを伝えたい、自分を表現したい、って
誰もが思うでしょうけれど
この方は、歌の技術はもとより、、

伝えることや 思いを乗せることが本当に上手くて
だから、この人の歌を聞いた人は、魅せられるのだと思います

歌詞はわからないけど
この人の歌を聴いていると、声からいろんなものを感じたりして
きっとそれは、私だけではないのでしょうネ


このアルバム、全20曲入っていまして
ブログに載せよう載せようと思いながら、今まで迷っていたのは
曲数、、、

You Tube にあれば、曲を乗せるのが楽、なんですけど
なければ、これ全部アップしなくちゃならない、、とか 思ったら
ちょっと どーしよっかな~~… と。 ^^;

しかし、、

このアルバムをほとんど全部、You Tube にアップしてくれてる方がいらっしゃって(!)
自分で曲をアップする必要はなさそうなので
今回、全曲載せられそうです(笑)


01. David Ruffin-Whole World Ended (The Moment You Left Me)

こういう雰囲気がとっても好き、です
サウンドとか、曲調、、管楽器の雰囲気、リズム。 明るい前向きな感じがします。


02. David Ruffin-I've Lost Everything I've Ever Loved

これは、前回に私が打ち込みでカバーさせていただいた曲 ^^;
全体の雰囲気が、さあ行くぞ、って感じでとても気に入ってる一曲でもあります。
生きているパワーを感じる曲ですけど
歌詞の意味は、まったくわからず、、、
なので、見当違いかもしれませんけど ーー;



03. David Ruffin-The Double Cross

彼独特の裏声とか、裏声での「 ホー 」…っていうの、好きです ^^;
懐かしい雰囲気を感じる曲。

04. David Ruffin-World of Darkness

この曲も、モータウン、っていう雰囲気がいっぱい。
ゴスペルの香りも。


05. David Ruffin-Pieces of a Man

こういうテンポやリズムって、難しそうだなあ、って思ったりします。
歌は、エッジが効いていて流れを作ってる感じです。


06. David Ruffin-I'm So Glad I Fell For You

こちらは、ゴスペルやブルーズなどでよく見かける曲調ですが
彼の歌なので、やっぱり彼の曲に。
ブルースのコード進行の練習として、3コードだけでなく
こういうちょっとしたコードが挟まってるものも、練習にはいいのですよネ



07. DAVID RUFFIN-I MISS YOU.

これは、もう、大好きです。 これが購入のきっかけになった曲。
同じコードがただただ、繰り返されてるだけなのに
なんで、こんなに聞き入ってしまうのか、自分でも不思議なくらい
惹きつけられました。
歌が、本当に素晴らしいです。



08. David Ruffin-Common Man

これも、懐かしさを感じる曲。
こういうタイプの曲、弱いかもしれません ^^;


09. David Ruffin-A Little More Trust

こちらも、落ち着きを感じる曲ですけど、やっぱり歌がとても耳に心地よいです。
英語が分かったら、もっといろいろと感じられるのでしょうね。



10. David Ruffin-No Matter Where

少し、ディスコの要素がある感じ?でしょか。
リズムとか、アレンジの雰囲気が初期のあの特有の雰囲気…そんな感じを受けました。
( 実際はわかりませんけど )




11. David Ruffin-Walk Away From Love (Full Version)

これも、好きです。みんなどの曲も好きなのですけどネ(笑)
明るくて、かわいらしい感じがして。 女性が歌っても似合いそう。




12. David Ruffin-Heavy Love

これは、前の曲の続き…? …って思うくらい(笑)、曲頭の入りが似てた(笑)
始まってしばらくしたら、違うのですけどネ
コーラスもパワフル。



13. David Ruffin - Statue Of A Fool

これも、大好きな曲。
この人にピッタリな感じを受けました。
歌声も、本当に素晴らしいです。 この曲はライブ動画もあって
少し年配になったデビッドさんが歌ってましたけど、それもとても響くものがありました。




14. DAVID RUFFIN WHO I AM

こちらも、勢いのある曲。
喋るような感覚で、歌ってる感じをどれも受けるんですけど
これも、そういうふうに聞こえました。



15. David Ruffin - Everything's Coming Up Love 1976

ストリングスが、新しい感じを受けますネ
1976年、とタイトルにあったのでそうなのでしょう、、
曲も、アレンジも洗練されてきた印象なのかな。



16. David Ruffin - On And Off

他の曲とちょっとだけ似た部分もありますけど
バックを少し抑えめに、コーラスと歌、ギターが大きくなってます。




17. David Ruffin-Just Let Me Hold You for a Night

ドラマチックな感じ、でしょか
これも、同じフレーズの繰り返し、なのですけど
やっぱり、歌や曲に聞き入ってしまうかな、、



18. DAVID RUFFIN - YOU'RE MY PEACE OF MIND - 1977

これも、ディスコの香りがします。
70年後半に入ると、やっぱり流れとしてこういうリズムが増えてくるのでしょかネ
それでも、やっぱりデヴィッド・ラフィン、なのですよね



19. David Ruffin-Rode by the Place (Where We Used to Stay)

こちらも、入りのストリングスが美しくて、ディスコのリズムを感じますよネ
サウンドも奥行きが出てきて、深みがある感じ。

20. David Ruffin-Let Somebody Love Me

これは、わたしだけの感覚なのかも知れないんですけど
最初のイントロが「おやすみなさい」…って思っちゃいました ^^;
途中、歪んだギターでちょっとハードな雰囲気になるんですけど
これも、歌声に惹かれる、かな。



デヴィッド・ラフィンさんは、どんな曲でも甘くなりすぎず
こう、すべてを投げ出すような歌い声で、そういうところも、自分の好み、なのかもしれません。

ボビー・ウーマックさんと言い、
別にダミ声が好き、という訳ではありませんが ーー;
どうも、好きな歌い手さん、それ系の声の方が多いのかも、、、?

自分にとって、世間の評価は別にどうでも良くって
自分で聴いて、良いなあ、、、って思った人がたまたま、って感じでしょかネ
このアルバムも、良いなあ、って思う曲がたくさん入っていて
何度聞いても、飽きないアルバム。

自分の感想ばっかり書いているので、
知識としては、コレ見ても、まったく参考にもなりませんけれど(笑)

デヴィッド・ラフィンさんの歌を知ったり、改めて聴いたりするような
ちょっとしたきっかけ…にでもなれば、幸いです。

それでは、また!

2010年3月31日水曜日

落差の激しさでブランクを感じる

今日もなんとか、晴れ間が見えている東京地方です~~

最近、自分のブログながら、何のジャンルだか分からなくなってきていますが、、、^^;
スケートシーズンは、終わりなので
そろそろ、音楽とか、ギターとか、のことに戻りたいと思います~~…

以前から書いているように、音楽も含めギターを弾かなかったブランクが
相当年数、あるわけですが
昨日は、ここ数日に比べてよく動いてひらめいた日。
ここ数日は、もう弾く気力が失せてしまうくらい、指や手首が動かなかった上
音も、ひらめかなくて、探せなくて
も~~~ん、としていました(笑)

よくよく考えてみたら
音楽をやっていた当時は、調子の善し悪しがあっても
こんなにコンディションの落差がある、ということはなかった気がする、、。
こういうときに、ああ、ブランクは本当に長かったんだ、と思ったりします

弾かない日があったりすると
左手の指が動かない日もあって、たま~~に動いてくれる時もあるんですけど
たいがいは、動かない、、、。

それから、左手のみならず、右手まで、おかしくなってきて
手首からひじのあたりまで、筋肉痛みたいになったり。
明らかに、弾いてないからそうなるんだろうなあ、、、とも。

以前にも書いたように
もう、最近では、曲に合わせてコードを探すんではなくって
音があうところをただ、ただ、弾く、という イイとこ取りのことをやってるせいで
コードを意識したとたん、ポジションがわからなくなったり、、、!! ^^;

ダメだなあ、、とか、思ったりすること、しばし…。

リアルタイムでコードを意識すると、ぐちゃぐちゃになっちゃうんですが
( 頭悪いの… )
たぶん、単音で弾いている、音が合うところは、自然とスケールを弾いてると思うんですけど
( 何のスケールかは、知らない )
そのポジションと、コードに一瞬で、つながらないからなんだと。
あとから、ゆっくりポジション見てみれば
ちゃんとコードが見つかったりするんですけど

どうも、わたしは、昔からなんですけど
何かと何かがつながるまでが、長いらしく、、、、
まあ、あせっても仕方がないものと、諦めています、、

でも、昔はわからなかったコードが、ここかあ…って理解できたり
嬉しいこともあるので、それはそれで楽しいんですけど
日によって、落差が激しく、見つかったコードもすぐ忘れちゃったりして、、

やっぱり、数年はきちんと弾き続けて行かないとダメだなあ、と。
あまりに弾けなくて、ガクッと来ることもあるんですが
それもアリ、なのだ、と 自分に言い聞かせながら ^^;
ゆっくり弾いていこう、と
ダニー・ハサウェイさんや、デヴィッド・ラフィンさんなんかを聞きながら
思う今日この頃、です

デヴィッド・ラフィンさんのアルバムは、ベスト盤のような形のものしか
持っていないんですけれど
本当に、彼の声や歌、いいです
DAVID RUFFIN - Statue Of A Fool (LIVE)

こちらは、後年のデヴィッドさん。
私が持っているものは、もっと声の張りがあってサウンドも古いものなので
昔のものです。

この曲は、CD で聴いていて、歌詞も知らないし、いちいちタイトルも見ないので
どんなことが歌われているのかは知らないですが
聴いていると、なんて素直なんだろう、って思わせるような雰囲気を感じます
毎日、感謝、というところで、曲の雰囲気と今の自分の気分が一致してたので
数多い曲から、今日はコレを選びました

彼は暴君だった(?)(笑)、なんて思えないような、素直な感情、ソウル溢れる歌声。
ベスト盤、2つあるんですけど、片方の方がとっても好みで
そちらしか聴いていません、、
アルバム紹介で、是非、聴いて欲しいなあ、って思ってはいるんですけど
すごい曲数が入っていて(笑)
全部載せるのも、大変、手間もかかり、まだ手をつけられません、、
近いうちに、ピックアップして、載せたいかなあとも思うんですけどネ


さあ、今日も一日、がんばるぞ~~~!!
音楽は、ソウル。
ギターが、思ったまま感じたまま弾ける日を目指して がんばろう!

それでは、また!

2010年1月27日水曜日

We Are American Band !!

先日、テレビで放送された、グランドファンクのライブを見まして。
( ちゃんと録画したよー )

なっつかし~~~~!!(笑)

( 放送されていたのは少し前… 
  うちは録画してから見るまでタイムラグがあります、、、、 )

10代後半~20代前半にかけて、本当によく聴いていて
ライブ映像も、見ていました

今回、放送されていたのも 実はまた、BS でして
NHK BS では、週末あたり、かなあ?
いろんなジャンルの、いろんなライブが放送されていまして
よく録画しては、見ています

( BS は、見逃しても再放送があるから好きよ~~~ )

今回放送されていた、グランドファンクの映像は
昔、見た記憶があったんですけど、それでもコーフンしながら
最後まで見ちゃいました(笑)

今見ても、かーっちょいい~~~…って感じです

放送内容は
キーボード加入前の1969年、1971年から1曲ずつ…かな?
それから、メインの1974年、4人組でのライブを中心に。

最後に、1998年頃の
マークファーナーさんのライブを少々、、、、
( 他のメンバーは違うため、あのノリは消えていた…
  正直、ドラムが、イマイチでした )

…とまあ、そんな番組構成でした

キーボードが加入してからのヒット曲は多いと思うのですけど
個人的には、この 4 人組になってからのリズム・グルーヴが好きです

番組進行の人も言っていましたが
グランドファンクは、当時、爆音がウリ、みたいなところがあって
特に、ドラムが激しくたたきつける様が、話題だったようで

( ワンタム、ワンフロア、ヨイです~~~ )

ジャンルのカテゴリーとしては
爆音・大音量ハードロック…みたいな雰囲気に位置づけられてると
思うのですけれど

あらためて、この歳になってこのライブを見て見ると
このときあたり( 1974年 )のグランドファンクのサウンドは

確かに勢いがあって、ギターや曲の雰囲気なんかも
ロック、という感じがありますが

リズムは、すごくハネと粘りのある、ファンクグルーヴで
体が揺れて、ノリに乗っかってしまう感じでした

進行役のギタリストの人が
グランドファンクのギターは、初心者でも覚えやすく
すぐ弾けるので、バンドを作って演奏できる云々、、、と言っていましたけど

グランファンクのようなノリを出すのは
たぶん、無理、、、。

若い頃、ロコモーションや、ハートブレーカー、などのコピーを
ライブハウスで聴いたこともありましたが
散々たるものでありまして、、、、

特にハートブレーカーみたいな雰囲気は、日本でも
とってもウケる曲だと思うんですけど
なんか、リズムはズンドコに、雰囲気は、演歌みたいになっちゃうんですよね、、、、
本家なら、カッコイイ曲としてきけるんですけれども…

グランドファンクの、あのリズム、あのグルーヴは
個人的には、ドラムのドン・ブリュワーさんのノリの影響が大きいと思っていまして、

他のメンバー全員が、一体になって
あのドラムのノリを出せていることが、こういった勢いのあるウネリに
なってるんじゃないかなあ、と

あらためて、今回聴きながら 思ったりしました

ドン・ブリュワーさんは、ただ、ウルサイだけのドラムじゃなくて
ちょっと重めですけど、あのリズムグルーヴは 大好きです


↑ こちらは、唯一 うちにあった CD です…

こちらも、やっぱりライブ盤(笑)
1975年、「 CAUGHT IN THE ACT 」。好きな方は聴いたことのある曲ばっかりです

あとは、テープでいくつか持っていたんですけど
当然ながら、処分済み、でして、、、、はぁぁ

わたしが、個人的に このバンドでの好みの曲は、動画にあるとおりです
自分は、こういうタイプの曲が好き~~~~

今回は、番組で見た、ライブ映像を探して乗せました
( ブラック・リコリスだけは、上のジャケットアルバムからの音源です )

「 BLACK LICORICE 」
Grand Funk Railroad - Black Licorice (Live)


「 T.N.U.C 」
Grand Funk Railroad - t.n.u.c


「 FOOTSTOMPIN' MUSIC 」
Footstompin' Music


「 SHININ' ON 」
GRAND FUNK [ SHININ' ON ] LIVE 1974


…とまあ、他にもあげたらキリがないんですけど ^^;

ただ、好みは昔も今も、変わっていない感じです

このバンドのデビューは、1969年、
まだギター・ベース・ドラムの3人組でしたけど

そのときは、そのときでいわゆる当時のロックバンド、、という
雰囲気がありましたが

個人的には、オルガンサウンドがこのバンドとすごく合っていて
とても、効果的に自然に馴染んでいるので

リズムグルーヴとしても、オルガンが似合っていることもあって
4人組での、演奏の時代が ワタシ的には好きです

ドラムのノリも、3人組の頃から そういったファンクっぽいノリは
感じましたけど
さらに、どんどん進化して、あのノリが確立されたのが
4人になったグランドファンクの頃じゃないかなあ、とも思いました

ちなみに、上記の写真ジャケットの 1975 年のライブアルバム、、、

1. FOOTSTOMPIN' MUSIC
2. ROCK & ROLL SOUL
3. CLOSER HOME
4. HEART BREAKER
5. SOME KIND OF WONDERFUL
6. SHININ' ON
7. THE ROCO-MOTION ( G.Goffin,K.King )
8. BLACK LICORICE
9. THE RAILROAD
10.WE'RE AN AMERICAN BAND
11.T.N.U.C
12.INSIDE LOOKING OUT ( L.B.Chandler アニマルズのカバー )
13.GIMME SHELTER ( M.Jagger,K.Richards )  …と、全13曲です

メンバーは、マーク・ファーナー(G)、ドン・ブリュワー(Dr)
メル・サッチャー(B)、クレイグ・フロスト(Key)

このバンドは、ギターの人がだいたいはヴォーカルを取りますが
ドラムのドン・ブリュワーさんも、激しく歌いまして

また、これがお二人とも、ソウルフルなんですよね~~~
歌も、本当にいいんですヨ

しかし、、、今回見ていて、思ったのは邦題…^^;
シャイニン・オンの邦題は、「 輝くグランドファンク 」…となってまして…。

ほかにも、いくつか 突っ込みどころ満載の邦題がありましたが、、、(笑)
まあ… グランドファンクだけじゃないですね、、、

昔の人は、もちろんご存じだと思うんですが ( おっと、失礼… )^^;
古いものを、あらためて取り上げてみるのも、いいと思って。

このバンドの人気ぶりを表す、逸話としては

1971年、NY シェアスタジアムでのコンサートでの興業利益は
ビートルズの興業収益を更新した、と言われてるそうです

グランドファンクは、このあと 解散、再結成、また解散、とありまして
ここ最近では、マークファーナーさんは個人で活動、
ドラムとベースの人は、一緒にまたバンド活動していると
番組では、言っていました

そして、You Tube でも、最近のマーク・ファーナーさんの演奏や
再結成したグランドファンクの映像がありました

あ…っと! それから ベースの人は、何かと影に隠れがち…
なんですけれど
けっこう、ベースも良いんですよ~~~~


それでは、また!

2010年1月21日木曜日

ソウル・ディープ 2

今回も NHK BS1 で放送されていた「 世界のドキュメンタリー 」シリーズ
「 ソウル・ディープ 」…という
アメリカン・ソウルミュージックの誕生についての回を
書いておこうと思います

前回の第一回目は、1930~50年代あたりを描いていました
今回の第二回目は、50~60年代あたり、になるのでしょか

( 第一回目のお話はこちら。→ 「 ソウル・ディープ 1 」 )

黒人教会では、黒人のための音楽であったゴスペルミュージックが
発展していきまして
当初、ヨーロッパの賛美歌を歌うことを許されていましたが
アフリカンルーツが混ざり合い、黒人霊歌となり
リズムの強い、今日聴くようなゴスペルミュージックが生まれました

ゴスペルミュージック全盛は、40~50年代だそうで
この頃、黒人社会の中でゴスペルスターやアイドルが生まれていき

そういったスターたちは
当時 「ゴスペルハイウェイ」と呼ばれた道路、、、

ゴスペル歌手や説教師たちによって作られた道路のことで
そのルートに沿って
全米各地を巡業してまわるほど、だったということでした

( 黒人社会の中において
  ショービジネスとして確立されていたほどの人気ぶりだったそうです )

ただ、スター、アイドル、セックスシンボル…といった存在の彼らは
まだ あくまでも黒人社会だけ…、のもので

ゴスペルの訓練を受けた、ゴスペルシンガーが
ゴスペルソング以外を歌うことは、まだ許されていない時代でした

この「ゴスペルハイウェイ」で 巡業・活躍したグループ、歌手の人々が
のちの、ソウルミュージック界で数々の成功を収めています

ここでソウル・ディープ第二回目は、サムクックさんを軸に 進んでいきます

サム・クックさんも、レイ・チャールズさんと同世代の1931年生まれ。
( レイ・チャールズさんは、1930年生まれ )

そしてサム・クックさんも同じく、15~16歳あたりから
ゴスペルグループ、ザ・ソウル・スターラーズのメンバーとして
活躍していくのはご存じの通りです
彼らも「ゴスペルハイウェイ」巡業を展開していきます

レイ・チャールズさんの成功、、、
つまりは 当時御法度…とされていた
ゴスペル音楽を世俗的な音楽と融合させること、、、

ゴスペルにアレンジをかけた ポップソングを歌い、演奏して新しい音楽を生み出し
また、それが観客におおいに受け入れられて
大成功をおさめたこともあり

サム・クックさんも、ゴスペルにとどまるだけじゃなく
ポップソングを歌いたい、と思うようになっていきましたが

レイ・チャールズさんが新しい音楽で(のちのソウル・ミュージック)
成功しても、眉をひそめる黒人は多く、
それを受け入れない人々も多かった、ということでしたが

あがめていた神への賛歌の歌詞が たとえば…
神とわたし、、、から
ぼくときみ、、、みたいな 俗世的なものに すっかり変わってしまったり、と
そういうことも、大きな反発を生んだ 要因のようです

そういう背景もあり、それでもポップソングを出したいということで
偽名まで使って、レコードを出したことは有名です
( 1957年発売 Lavable デイル・クック )

この曲は、いままでいたグループ(ソウル・スターラーズ)の持ち歌を
ポップスに アレンジされたものだそうですが

偽名を使っても、声に大きな特徴があったため
周囲の人々は、みんなサム・クックだということはわかっていたようです

そして、当然ながら黒人社会は これを受け入れない風潮も大きく
地元シカゴを離れ、
翌年カリフォルニアに移り、黒人社会だけではなく

すべての人をターゲットにおいた、レコードを発表、
それが、「 You Send Me 」、
ご存じの通り、150万枚の大ヒットになり、、、、

ポップソングに、ゴスペルの歌い方を取り入れたサム・クックの歌は
白人社会においても、衝撃的なものだったそうで
こんな歌い方をする歌手は、いままで聴いたこともなかったそうでした

サム・クックさんの挑戦は、結果大成功してレコードは売れに売れましたが
やっぱり黒人教会、信者からは批判があったものの

この成功のおかげで のちに
多くの黒人ゴスペル歌手が、ポップシンガーに転向するきっかけを
与えることになります

それが、たくさんの大スターたちを生んだ
60~70年代のソウル・ミュージックの大きな発展につながっていきます

ご存じ、 アレサ・フランクリン、オーティス・レディングさん がたも
サム・クックの成功を受けて
ゴスペル歌手から ポップシンガーに転向して、成功をおさめた歌手のひとりです

サム・クックさんは、ポップシンガーに転向して6年後、、
1964年、安モーテルで、女性に射殺されて33歳の若さで他界しまうのですけれど

その同じ年に書き上げた、「 A Change Is Gonna Come 」…
素晴らしい名曲ですけれど

この曲について、
ボビー・ウーマックさんや、実の弟さんが エピソードを語っています

そもそもは、ある白人歌手の歌をラジオで聴いたことがきっかけで
その白人歌手、とは ボブ・ディランさん。

風に吹かれて/ BOB DYLAN


「 風に吹かれて( Blowing In The Wind ) 」 を聴いて影響を受け
「 A Change Is Gonna Come 」を書いた 、、、ということも、有名な話ですが

この「風に吹かれて」の歌詞を聴いて、自分のステージでも
この歌を歌うようになりました
Sam Cooke - Blowing in the Wind (HQ)

当時としては、白人の曲を黒人が歌うことは、
かなり斬新…というより 危険、、だったかもしれません

この「風に吹かれて」…という曲について、彼は周囲に こう言っていたそうです

「 これは白人の男が書いたんだ、我々(黒人)のための曲をね 」
「 あの曲は、自分が書くべき曲だった 」

風に吹かれて、の歌詞は 一部ですが、こうあります

「 どのくらい待てばいいの 自由が認められるまで
  どのくらい顔をそむけ 見ないフリをすればいいの 」

この曲がヒットしたことで
まだまだ、黒人が人として認められていなかった、この時代
サム・クックさんは、のちの公民権運動につながっていく曲、

「 風に吹かれて 」 の曲に対しての
黒人からのアンサーソング、として 「 A Change Is Gonna Come 」を
書き上げたのだそうです
Sam Cooke A change is Gonna come

これは、初めての公民権に関する政治的なメッセージソングになり
ご本人も、手応えを感じていて
ボビー・ウーマックさんに電話で 「 人生の転機になる曲だ 」…と
言っていたそうです

ただ、、、

この曲を周囲に聴かせたところ
ウーマックさんも、サム・クックさんの奥様も、この曲を聴いて
「 不気味な曲 」
「 この曲は死を感じさせる 」

周囲のみんなが、この曲を聴いて 嫌な予感を感じたそうです
それは、サム・クックさん自身も同じだったようで

アルバムには収録されたものの
素晴らしい曲にもかかわらず、公の場では
結局数回しか歌われなかった、ということですが

結局は、この曲を書き上げた年の年末に亡くなってしまい
この曲がシングルとしてリリースされたのは、彼の死後になりました

この「 A Change Is Gonna Come 」の歌詞の一部が
出ていましたが

「 暮らしは大変だった だが死ぬのは怖い
  空の向こうに 何があるかわからないから

  長い長い道のりだった
  でも わかっている 変化が起きようとしていると

  兄弟のところへ行って 助けてくださいと頼んだ
  ぼくは ひざをついた

  ああ 何度思ったことか 自分は長くは生きられないと
  今ぼくは 生き続けられると思う ・・・・・・」

…かなり 省略していますが こういった歌詞です

亡くなってから発売されたシングル盤では、一部の歌詞がカットされたそうです

モーテルで射殺されたこと以外、今も詳細が明らかになっておらず
本当のことは、わからないままだそうですが
当時、犯人とされた女性のインタビュー映像や 追悼式の一部など
貴重な映像も放送されていました

この時代、、、
ゲットー( 貧しい地区で暮らす黒人たち、または子供たち )から抜け出すため
野心を持って、成功を収めたひとりが サム・クックさんでもありました

アフリカ系アメリカ人の歴史は
音楽と、とても深いつながりがあり 切り離すことはできないのだなあ、、、と。
歌うことで、苦境を励まし合い、よりどころとなり
今日の様々な音楽スタイルに発展していまして

今、日本での J-POP と言われている音楽スタイルも
もとをたどれば、ここに行き着くはずです

それにしても… わたしは当然ながら この時代に生まれていないし
こういった悲惨な体験をしていないため
本当の意味するところは、死ぬまで わからないままなのでしょう

ですけど、やっぱり ソウルミュージックが好きでして
それもたぶん、死ぬまで変わることはなく、、、、
今の基礎を築いた、先人がたには心から敬意を表したい気持ちです


この第一回、第二回、と見ていて
あれ、、、聴いたことがある、、、という曲がけっこうあって 我ながら、驚きました

…というのも、後進の歌手が
カバーしているのを聴いたりしてるからかも、、、と思います

たとえば、番組内で紹介されていたルイ・ジョーダンさんの「カレドニア」…
あれは、ジェームスコットンさんがライブでカバーしているのを聴いていて
( フレーズが印象的なので、イントロですぐわかる )

ソロモン・バークさんの「 Everybody Needs Somebody To Love 」は
確か、ウィルソン・ピケットさんで…などなど。
( これも、強烈なインパクトがあるので、すぐわかります )

思い出せないものもありますけれど
聴いたことがある…という曲は… きっと

古いゴスペルの曲をアレンジしたり
ゴスペルグループの曲を、改めてアレンジして出したりと

代々…歌を受け継いでいく、というのが
多かったりすることも、大きいのだと思いました

知っている人も、知らなかった人も
もし、内容に興味を持っていただいたら ぜひ番組を見て欲しいなあ、と思います
あとは、まだまだ続く、番組をご覧くださいませ


第一回 「 ソウル・ミュージックの誕生 」
第二回 「 ゴスペルからソウルへ 」
第三回 「 モータウン・サウンド 」
第四回 「 サザン・ソウル 」
第五回 「 ファンク革命 」
第六回 「 ヒップホップ時代のソウル 」 ・・・・と6回まで続きます


それでは、また!

2010年1月20日水曜日

ソウル・ディープ 1

今日は、最近では一番暖かくって爽やかでしたね~~~
時折吹く風も、爽やかな春~~…って感じで暖かくて
気持ちいい感じでした

そういや、今年の初めにやっていたテレビ番組があったのですが
少しずつ 今更ながら見ていました

NHK BS1 で「 世界のドキュメンタリー 」シリーズで放送されていた
「 ソウル・ディープ 」…という
アメリカでの、ソウルミュージックの誕生から、今日までの流れを追った番組です
2005年、イギリス BBC 制作、だそうです

私は、若い10代後半頃から 主に1970年代の海外のロックを中心に
聞いてきたわけですけど
その流れから、だんだんと 50~60 年代ブルーズを聞くようにもなりまして。

そのときに、音楽の流れ…というか
ブルーズなどの いわゆる黒人音楽が生まれた いきさつを知りました

この通り、細かいことは本当にすぐ 忘れてしまうので
今回、あらためてルーツからの歴史も見ることができて 良かったです

この番組、音楽が好きな方はもちろん、、ですけれど
知らない人にとっても
アメリカの、アフリカ系アメリカ人の歴史も 音楽を通して知ることができます

自分が特に印象深かったのは、最初の方の回( 1,2 回 )、での お話しでした
よく知らない人のために
個人的に 印象深かったところを、書いておこうと思います

この番組を見ていて 感じたのは
番組の誰かも、言っていたと思うんですけど
そして、こういう言い方もどうか、と思うのですけれど、、、、

アフリカから、アフリカ系アメリカ人が 奴隷として奴隷船で
アメリカに連れてこられなければ、
魂から来るソウル・ミュージックは、誕生していない、と。

ソウル・ミュージックとは
黒人音楽の総称でしたが、最近は肌の色は関係ないもの、
音楽ジャンルとしての言葉になっています

ブラックミュージックとか、ブラコン(ブラック・コンテンポラリー)とか呼ぶ人も
いますけれど

わたしは、今までもそうですが
広い意味を持つ、ソウル・ミュージック、という言葉を好んで使っています

1回目は、レイ・チャールズさんを軸に
その時代背景や、いろいろなミュージシャン、貴重な当時の映像も出てきます


ご存じの方も 多いと思うのですけど、、、、

奴隷としてアメリカ大陸に連れてこられ
自由な意志も行動も、言葉を発することも禁じられてきた人々でしたが
番組は 20 世紀、1930年代くらいから スタートします

激しい人種差別におかれていた黒人社会からは
数々の音楽が生まれていますよね

ゴスペル、ジャズ、R&B ( リズム・アンド・ブルース )、ブルーズ、ロック、
ファンク、ヒップホップ などなどなど、、、。

それから 当時は「 ソウル・ミュージック 」「 R&B 」…という言葉はなく
「 レイス・ミュージック 」( 人種音楽 )…と
呼ばれていたそうですが

差別用語は良くない、、、という風潮が広がってきたので
ビルボード誌の記者が、編集長に命じられ

締め切りまでに、考えてきたのが
「 リズム・アンド・ブルース 略して R&B  」…という
エピソードも ありました
( ご本人がインタビューで言っていた )

ソウル・ミュージックの始まりは、労働歌、、、

当時の黒人は
歌うことも、楽器を持つことも 禁止されていたそうで
唯一、労働しているときに、自分たちを励ますために歌うことが
許されるようになっていき

唯一のよりどころが、教会、、、つまり
神にすがり、祈ること、、、
教会の中だけは、自分の意志や行動を制限されることがなかったので
みなが、教会に集まるようになりましたが

最初から、今のような いわゆる「ゴスペル・ミュージック」が
あったわけではなく
当時は、ヨーロッパに古くからある賛美歌を歌わされていたそうで

そこに、アフリカ系アメリカンの要素が少しずつ加えられて
今のような、ゴスペルスタイルが出来上がったそうです

わたしは恥ずかしながら 番組で初めて知ったんですけれど
多くの人が知っている、スタンド・バイ・ミー…という曲。

映画でも有名ですし、主題歌にもなっていますけど
あれは、もともと伝統的な古いゴスペル曲、

スタンド・バイ・ミー・ファーザー…という曲を
真似た歌なのだ、と ベン・E・キングさんが言っていました

ゴスペルとブルーズは、一見似たような雰囲気がありましたが
歌詞の内容が、まったく違っていたため
黒人社会では 別物、とされてきたようで

黒人のためだけにあった、ゴスペルソングを
人種問わず、すべての大衆にむけてポップソングとして
世に送り出したのが、
レイ・チャールズさんや、サム・クックさん、ジェームス・ブラウンさん。

レイ・チャールズさんは、1930年生まれ。
映画でもご存じの通り、10代でプロのミュージシャンとして
生計を立てていた方です

当時の、黒人社会の世相は
ゴスペルとは、「 神に捧げる音楽 」 であり

ポップソングに変えて歌うなんて、神への冒涜だ、と強く思われていて
教会の考えは黒人社会の世相、、、、絶対的なものでした

そんな強い考えが広がっていた当時に
レイ・チャールズさんは、ゴスペルとポップスを合わせた
新しい音楽を始めた最初の人で
それが、ソウルミュージックの始まり、と言われています

もともとゴスペルソングとしてあった歌を
ポップミュージックと織り交ぜて演奏したり
クラシックやジャズなども取り入れたり、、、

もちろん、当時の黒人社会では
「 …なんてことを! 魂を売ったのか 」…と思われていたようですけれど

勇気がいっただろうなあ、、、と 番組みながら 思ったりしてました

今では、当たり前にいる、メイン歌手のバックで歌っている
複数のコーラスグループ、、

あれも、最初に女性コーラスグループをつけて 掛け合いで歌ったのは
レイ・チャールズさんが初めてなんだそうですが

歌の掛け合いや、女性コーラス…
そもそも ゴスペルから来てるそうです

それから、ルイ・ジョーダンさんは、当時
レイ・チャールズさんを始め、みんなの憧れの存在だったそうで

サックス演奏、歌、作曲、映画制作もしていた多才なルイ・ジョーダンさん。

今まで 黒人音楽は
奴隷、人種差別、悲しみ、などを表現したものが多かった中
ルイ・ジョーダンさんの音楽は
今、聴いても アップテンポなリズムと、ダンサンブルなフレーズで

さあ、踊ろう、ダンスだ、楽しもう、というもので
当時は、とても斬新で新しい音楽だったそうです

教会も、ひとたび中に入れば 実際には
静かに祈っているのではなく
ゴスペル歌手が、歌い、ゴスペルグループが演奏し
どんどん、ゴスペルのスターが誕生していき、人気が出てきて

歌や演奏にあわせて 踊ったりしているうちに
興奮状態になったりして、

当時の黒人教会は
さながら コンサート会場でもあったようで

ジェームス・ブラウンさんはインタビューで、こう言っていました
「 一週間働きずめでも、土曜の12時になれば 報われる 」

白人による、ロックが台頭してきたころ、、、

( ロックは、リズム&ブルーズと白人によるカントリーミュージックが
  合わさったことが発祥のようです )

この頃から、黒人社会のなかに
自分たちの置かれている状況に、異議を唱えよう、
肌の色、自分たちの歴史に誇りを持とう、という考えが広がってきました

教会の牧師、説教者が広め始め、のちに公民権運動へとつながっていきます

今回見ていて、初めて知ったのは、ルース・ブラウンさん。
この方のパワフルな歌、初めて聴きましたが ヨイです~~~ とても好きです
( 名前は知らなかったんですけど、なぜか曲は知っていた )

このルース・ブラウンさん、
当時、立ち上げた アトランティック・レコードを成功に導いた歌手なのだそうです


ルース・ブラウンさんの成功のおかげで
建てられたビルは、ルース御殿、とも呼ばれてたんだとか、、、

ルース・ブラウンさんが、R&B とは、、、
Rhythm and Blues ( リズム・アンド・ブルース )
Really Blue ( 本当にブルー )
Really Brave ( とても勇敢 )
Really Black ( 本当にブラック )

…どれでも好きに呼んで、と、言葉を当てはめていたのも、印象的でした


レイ・チャールズさんも、ルース・ブラウンさんも言っていましたが
黒人は、「 お前 」、と呼ばれていたそうです
当時、名前で呼ばれることはなかったそうです

まだ、見ていないところもあるんですけど
どの回も、とても興味深いものでした

この番組は、BS なので、たぶん、、、また再放送があると思うので
見逃した方は、ぜひ、、、、オススメです

ちなみに
第一回 「 ソウル・ミュージックの誕生 」
第二回 「 ゴスペルからソウルへ 」
第三回 「 モータウン・サウンド 」
第四回 「 サザン・ソウル 」
第五回 「 ファンク革命 」
第六回 「 ヒップホップ時代のソウル 」 ・・・・・・・・というタイトルです

ファンクの回も、面白かったです

ソウルミュージック誕生の第二回目は、こちら。→ 「 ソウル・ディープ 2 」

それでは、また!