2009年6月20日土曜日

ノリを出す、って

久々に、音楽についてのことです~~

今までの記事でも、、、、

さんざんノリだの、グルーヴだの、
オウムのように、連呼してきた訳ですが ^^;

とりあえず、えらそうなことを言うつもりは、サラサラありませぬ。
あくまでも、自分の体験と思ったことを。


ファンクやソウル、ロックやジャズなど…
ジャンルに限らず、ノリは、とても大事なものだと
思っています。

日本人は、とかく技術を追求しがちなのですけれど
(また、悲しいかな、またそれがカッコイイ…とされてしまう)

ちゃんと弾ける、ちゃんと叩ける…
それだけで満足してしまってる人も、多いのかな、、、


たくさんの音楽人口の中で
早くから、それに気がついている人…どのくらい、いるのだろう…


こんなこと書いてる私も、やっぱり気がつくのが遅くて
かなり苦労してましたけども、、、


ミスしないように、とか
コード間違えないように、とか
ソロの流れ、とか、、、、、
どこそこを弾く…などなど

最初は、そんなことばっか、考えてました。

上手くみせたい… そういう理由からです。
(そういうふうに思うから、緊張するんですよネ、余計)

少なくとも、私の場合はそうでした


でも、本当は、そういうことと同時に
いかにグルーヴを出していくか、ということも
考えて行くべきで

技術的な練習と同時に、ノリを出す練習も
もっと早くから、気がついて、、、するべきだったんですよネ

ちょっと私は、気がつくの、遅くて
最初のバンド、次のバンドの途中で気がついて
そういった練習始めました…


ファンクの本当の難しさは
リズムグルーヴ、起伏と、いかに効果的に音数を減らすことができるか…
だと、個人的に思ってます

決して、手数の多い技術では、ない。
必要ないです。
1音、ワンフレーズ、ミュートバッキングでも十分ノリが出せるから。

でも、そこまで行くには、またそういう技術が必要で。

ギターを始めた頃は
上手く弾こう、って誰でも思いますよね~~

コードもたくさん、覚えたいし
ソロだって、カッコよく弾きたい。

私も、まさにそんな感じで。

だんだんそれなりに弾けるようになってくると
セッションも、楽しくなったりして。

そして… 弾きまくりの時期がやってきますよね~~~

なんでも、かんでも、これでもか!! …っていうくらい
弾きたい~~~…って感じで。

まわりなんて、おかまいなし^^;

とにかく、音数が、「うるさいよっ!!」…ってくらい
多くなった時期、ありませんか~~~
(わたしは、そうでした)

そういう時期を通り過ぎ、、、、

ようやく、自分の演奏に余裕ができて
他のパートの演奏を、本当の意味で聴くことができるようになり…

はじめて「ノリ」ってことを考えられるように、、、、。

自分の演奏で、イッパイ、イッパイなうちは
まだ、ノリだの、グルーヴだの、なんて難しいのかも。

みんな、こういう時期を体験してるはずだと思うんですが

あせって、演奏ハシっちゃったりとか、、、
初めのうちは、よくありますよね

私も、もちろん例に漏れず、そういう時期があって。
それが過ぎると、
きちんと音を、待てるようになって。

今度は、リズムを正確に弾くことの欲求が高くなってきたので
メトロノームを使い始めて。

きちんと一定のリズムに、合わせられないことに愕然とし、、、。
練習するようになり、、、、

しばらくそれが続くと
だんだんと正確に弾けるようになってきて。

そうすると、ある日、突然気がつくわけです。
「間」とか「タメ」が大事なのか…って感じで。

一定のリズムの中で、弾いてて
そういうものが、実はすんごく大切で
それが、グルーヴを作り出してることに気がついて

今度は、メトロノームに合わせて
いかにノリを出すことができるのか、練習を始めるように
なっていき。

でも、、、

実際、人間が演奏すると
リズム… 場合によっては、かなり揺れる場合がありますけれど
グルーヴが出ている場合は、大正解、ですよネ

揺れて、当然。
一定の正確なリズムテンポが、正解じゃない。

面白いのは、みんなが同じように、お餅みたいに、揺れること。
1小節が、みんなで伸びたり、縮んだり、、、
一体になってる証、でもありますよね

そういう時には、打ち合わせもしてないのに
小節小節のあいだに入ったりする
ちょっとした、オカズやリズムなんかも、ぴったり合っちゃったりして。

不思議ですよね

おおきなうねりが出来てくると、本当に演奏していて気持ちいい。
聴いてる方も、自然と聴きやすく
同じ気持ちになるんじゃないかと思います

また、最近…音楽を聴くようになって
いろいろとバンドを見に行くことも増えましたけれど

指の動きを気にしたり、わりと技術的なことを
気にしているところを、見かけまして、、、

きちんとノリとか、グルーヴを考えて演奏しているバンドは
正直、ほとんどなかったもので、、、

(上手いヘタとか、そうじゃないんです)

ちょっとそういうこと思い出したので、この機会に書いておこうと
思いました。

ミスタッチは、リズムさえ合っていれば
あまり、気にならないものです

(逆にリズムとズレてると、より目立つかも…)

これは、ロックでも同じ事で
ロックのきちんとしたリズムグルーヴを出さないと

いくら弾けようが、叩けようが
極端に、へったくそに聞こえてしまう…

演奏間違えずにできた、ということよりも

ノリを、バンドで徹底的に作ってほしいなあ、と
感じたりしました。

その方が、バンドとしての印象や聞こえがいいんです、実際やっぱり。


前回、取り上げた、エアロスミスの生演奏の動画…

本当にロックの、ドン、パン、ドンパン…といった、
重いタメとノリ、
良い、お手本なんじゃないかと思います。

エアロスミスは、一見コピーもしやすい曲もあり
かっちょいい曲も、たくさんあるので
よく、バンドでやる曲に選んだりすることも、多いですけれど

何よりも、ボーカルは、多分すんごく大変だし
(コメントでも、OTOZOさんが書いてました)

リズムのノリをバンドとして、きちんと出せなければ

ああいうふうには、なかなか…
意外とエアロスミスは、聴いてるよりも、実際は難しいかも、、、


ちなみに
エスカペイドシスターズという、私がやっていたバンドの
メンバーたち、6人いましたけれど

6人とも、楽譜上の音符の位置が全員、違ってます、、、

それだけ、人が感じるノリの位置が、違うってことなんですが

ドラムは、チョイ後ろ。調子が良いときは、良い意味でハネ気味に。
ベースは、ドラムより、ほんのちょっと後ろ、なんです

キーボードは、実はかなり前ノリで、
初めの頃はだいぶズレがありましたけど、かなり合ってきた
記憶があります

ハネた3連のリズムが上手で、メンバーの中では
一番、ジャストに近かった。

パーカスは、ちょっと後ろなので、もう少しみんなに合わせて
前に行くようにお願いして、練習してたかな、、、

ボーカルは、本来はジャストに近い感じですけど
今、聴き直してみると、グルーヴまで、あとちょっとかなー、、、と
いう感じがします

ギターは、、、自分のことは、わかりませぬ。
ただ、最初の頃は、私が積極的に(というか勝手に)
リズムの波を作っていました。

こんなふうに、同じバンドメンバーでも、ノリの位置が違っているので

バンドで、本当の意味で合わせる、、、ということは
とても大変な作業です

そのかわり、全員が合ってきて、、、、

大きなグルーヴが作り出せたときの気持ちよさは、
言葉にできないほど半端なく、感動したりします

「 グルーヴ 」という言葉の意味は
別にファンクやソウルに限ったことではないんですよね


とりとめのないことを書いてしまいましたが

すごい演奏者…と言われる人たちだって、
みんな最初は、ヘタクソだったはず!(笑)


オチ…として

わたしたちが、思いっきりハシってたり、モタってたり
してる動画でも、いかがでしょか。
笑ってやってください。
Westward's Sun - SUMMER TIME BLUES



それでは、また!

2009年6月18日木曜日

円熟、AEROSMITH!

いや~~~~(笑)

実は、やっとデジタル化して、
You Tube にアップできた、エアロスミスの映像を

ブログに載せたいが為に、この記事を書いております^^;

(私がアップしている動画は、すべて埋め込み OK にしてありますので
 お好きに貼り付けて、楽しんでくださいませ)

※あと、私がブログで貼り付けている全ての動画は、自分の動画や
 他の方がアップされたものも、多いですけれども
 タイトルをクリックしていただければ

 You Tube にアップされている、もとの動画アドレスへ
 リンクするようにしています。

 一応、動画を貼り付けさせていただいていますので、
 ありがとう、という気持ちと
 その動画の情報も見られますし、動画を貼り付けやすいように、と
 いう理由で、です。

 ですので、元のサイト You Tube で見たい方は、タイトルを
 クリックしてくださいませ

話を元に戻しますと(笑)

私が契約しているケーブルテレビでは、
もうなくなってしまったチャンネル…

「ミュージックエアー」…という
チャンネルで放送されていたものです

売り文句が、「オトナの音楽番組」…と謳っているだけあって
けっこう、落ち着いた雰囲気のものが多く

シブめの選曲や、70年代活躍された方々の
ライブを放送することも多くて、良かったのに、、、、

なくなっちゃった、、、 ( がくっ… )


今回、紹介する動画は、、、
もう去年録画したもの、、、かな

「ジュールズ倶楽部」というイギリスの番組でやっていた
エアロスミスのライブ映像です。

3曲しか、やってなかったんですけど
見た瞬間、、、

一発目が、NINE LIVES という曲で。
全然知らない曲でしたが
鳥肌たったくらい、カッチョよくって!!! もうびっくりでした

AEROSMITH - Nine Lives ( LIVE )

なんてかっちょいいんだ!!!

歳を取って… というか
歳をとればとるほど、このバンドはカッチョよくなって行きますよね~~~~

エアロスミスが、お好きな方や、この番組を見てる方は
もちろん、ご存じの曲、だとも思いますけど

ずいぶん長く音楽を聴かなかった時期があった
わたしにとって

久しぶりに見た番組でのエアロは、チョー衝撃!だったんですヨ(笑)
(しかも、PV ではなくライブだし、動いてたし)

このエアロのスタジオライブが、あまりにも良かったので
You Tube で、同じ映像かなり探したんですけど、、、

NINE LIVES だけはありましたが、、、

映像が、あまりにも荒すぎて、イマイチだったので

じゃあ、私がアップしよう!…な~んて思いまして
早数ヶ月が経ち、、、、

(そもそも、腰を上げるのが遅い)

うちは、デジタル環境が、整っていないのと
録画した当時は、「ダビング10」が、まだ施行されていない頃でしたので
ビデオテープ以外に、コピーはできなかったんですヨ

なので、相方さんに頼み、会社でチョコチョコと…
(内容は言えませぬが…)

DVD に落としてもらい、やっと You Tube にアップできました
(目的達成感、すごくアリ)(笑)

まあ、動画・音共に、元よりも当然、劣化はしてますけど
なんとか見られるレベルでは、ないかと思います

2曲目は、ピンクという曲でした。
これも、私は、この番組で初めて聴いたんですヨ
AEROSMITH - Pink ( LIVE )


エアロのイメージ、、、というと

やっぱりウォーク・ディス・ウェイ、とか
あそこらへんの、古いサウンドのイメージも
私の中では、いまだ強くって

あとは、パンプ、とかパーマネント・バケーションとか?あたりは
まだ音楽やってましたので
もちろん、聴いてましたけど…


そして3曲目は、やっと聞き覚えのあった曲でした(笑)

でも、私はスタジオ盤のイメージしか、
なかったので
どうやって、演奏するんだろう、、と思ってたら
AEROSMITH - Love In An Elevaator ( LIVE )

なんというか、このテレビスタジオの雰囲気に
ピッタリな感じで。 とっても良かった。

重いドラムのノリ。ゆったりした間のテンポもグーです
スタジオ盤の、ノリとはまた違った感じで
これは、これで、好きでした。

ちょっと聴き直してはいないので、
昔…この曲、聴いた時を思い出しながら、ですけど

この曲は、随分音を重ねていたような記憶があって
豪華絢爛、贅沢なほど、、、だったと思うんですけど

こうやって、曲のイメージを損なわずにアレンジして
シンプルに演奏することもできるんだあ~~ な~んて
思いながら、コレ聴いてました

センスいいですよネ

スタジアムクラスでも、十分大きく見えるバンドなのに

こういう小さめのスタジオでは、
スタジオなりのアレンジで
しかも、ニクいくらい(笑)、カッチョよく演奏でき、、、、

本当に、継続は力なり、だなあ、と。

ちょっと、エアロスミスは最近聴いていないので
この3曲の映像だけで言うと

自分が若い頃は、気づきませんでしたけど
ベース、かなり要になってる感じがしました

(ベースがとっても良かったので、音だけ分離させて
 低音、これでもケッコー上げてます)
(他もチョコチョコと…)

この人のベースと(名前忘れた)、スティーブン・タイラーさん、
このふたりが、バンドのカギになってる、、、

そんな印象受けました

でも、みなさんオリジナルメンバーだから
きっと誰が抜けても、
もうここまで来たら、バンド成り立たなくなるでしょうね~~~

(もう誰かが抜ける、とかは…ないんじゃないかしらん…)

たまたま、何かの記事で見たんですけど
ベースの方が、喉頭ガン?…か何かだとか…

治療中、、みたいなことが書いてありました
十分静養して、完全に治して欲しいなあ、と思います

まだまだ、このメンバーで続けてほしいから~~~

ちなみに
エアロは3曲で終わってしまいまして

その次は、ロバートプラント&ジミーペイジのライブ
だったんですけど

ジミー・ペイジは、ツェッペリン!…って感じのギター、
良かったですけど

ロバートプラントは、多少衰え気味、、
ベースは、全然ダメ~…で
ドラムは、物足りなくって、、、

バンドとしては、イマイチでしたので
デジタル化はしませんでした^^;

今回は、是非、3曲の動画見ていただけたらなあ、と
思います

You Tube にアップしたら
わずか2時間ほどで、★5つとコメントが入っておりまして、、
かなり驚きました、、、

(海外の方と思われる)
(3曲の中では PINK の再生回数が、一番多いです)

エアロ人気って、すごいのね、、、



それでは、また!

2009年6月12日金曜日

THE SOUL SEARCHERS ( 2nd )

以前、チャックブラウンさんの事を取り上げたことが
ありまして

そのときに、初めて「 THE SOUL SEARCHER 」という
バンドのことを知ったのですけれど

そのセカンドアルバムを聴いてみました。

You Tube で、何曲か探して聴いてみたら
とっても良かったから。

ファーストも、一緒に購入したのですけれど
最初に聴いたのは、セカンドアルバムの
「 SALT OF THE EARTH 」です。

(ファーストから聴けばいいのに!…と思ったでしょう?(笑)
 私も、そう思いました…)
(適当に手を伸ばしたら、これだった…)


聴いてみて、最初に思ったのは、、、

サウンドの悪さ…
なんて言いますか…

このアルバムは1974年に出たアルバムで
2006年に、CD で改めて発売されたそうなんですけど

まるで当時のレコードを、スピーカーから流して、
それを、そのまんま録音して CD にしたよーな…

それくらい、サウンドが気になりました、、、
音も、ところどころ、割れているというか…
ゲインオーバーというか…

( CD の意味なし)

変な全体に薄~く漂う、ノイズも気になるかも…

(効果として使うものとは、当然、別もの)

多分、レコードで聴いた方がよっぽど良いと思います、、、。


そして肝心の曲!…ですが

全体的には、ファンクアルバムで
身体が揺れるもの、たくさんありました。

セカンドも、ファーストも、正直言いますと
私の個人的な好みの曲と
そうではない曲と… けっこう別れましたけれど

全体的には
スタジオ盤では、なんとなく聞き流してしまっても
(音も悪いし)
アルバム曲をライブで生演奏を聴いたら、

きっと実際の演奏は、聞き流せないくらい、
多分すごいグルーヴになるんではないかしら…

そう感じました。
(ライブで聴いてみたかった)

ソウル・サーチャーズは
「 BUSTIN' LOOSE 」(1979年)というアルバムが
興行的には、ヒットして、一番売れたアルバムでしょうけれど

こちらの方は、ディスコサウンド…というより
リズムとグルーヴを意識した、攻撃的な感じ…とか
スリル…とか

そういった割と硬派?…っていうんでしょか
そんな感じでは、ありました
昔の、スタンダードファンク。


それでは、曲、タイトルと共に、動画も載せますので
よろしければ、購入の参考にでもしてくださいませ。

(動画は、ザッ…と探してあったものだけ)

01. I Rolled It You Hold It
   インスト曲です
   個人的には、スリルがあって好きです。これ音が悪いですけど
   多分、すごく本来は身体が揺れるグルーヴのハズ!です
   リズム隊、イイですよねー ボンゴ目立ってます
The Soul Searchers - I Rolled It, You Hold It


02. Blow Your Whistle
   チャックブラウンのボーカルが入ります
   これも、すっごくグルーヴしてます
   攻撃的な雰囲気が好き。ギターのチャカポコが効いてます
Soul Searchers - Blow Your Whistle


03. Close To You
   カーペンターズでお馴染みの、です
   もっとリズムがゆったりとジャジーな雰囲気もありまして
   オルガンのベニーさんとデュエットしています。

   (…でいいと思うんだけど…クレジットでは、
    この人しか考えられないんだけどなあ、、、)

   チャックブラウン独特の、あのちょっとネチっこい(笑)
   歌が情感たっぷりのアダルトな…感じ?

04. Funk To The Forks
   打って変わって、チャックブラウンのダミ声から始まる
   ファンクナンバー。

   アルバム通して、あんまりドラムやベースは一見目立たない感じ
   なんですけれど、けっこうウネってまして
   この曲に限らず、ベースライン、ドラム…
   所々、すんごく、かっちょいかったりします
soul searchers - funk to the folks


05. Ain't It Heavy
   コーラス取れる人全員で歌ってます。
   1人ワンフレーズずつとか、順番に歌ったりしてます。
   ミドルテンポのゆっくりめ。オルガンやシンセが目立ってます

06. Windsong
   ボサノバちっくなリズム…といった雰囲気がある曲ですが
   あくまで、ファンクバンドらしく仕上がってます。

   風とか、ストームみたいな、効果音が入ってまして
   最後は少々、うるさいくらい(笑)
   歌の間奏部分のエレピソロのグルーヴ感、ベース、大好き!

07. Ashley's Roachclip
   こういう雰囲気の曲は、もともとすっごく好みなので
   大好きです。
   こういったグルーヴが、個人的にはたまらなく好きなのですヨ!
   フルートも好み~~~
Chuck-Brown & Soul-Searcher - Ashley's Roachclip


08. We Share
   え~…っと すみません…正直、歌が生理的にダメです…
   なので、別に悪くないですけど、個人的にはあんまし、、、
Chuck Brown & The Soul Searchers "We Share"


09. If It Ain't Funky
   こちらは、後のアルバム「 バスティン・ルース 」からですけど
   セカンドアルバムバージョンがなかったので。同じ曲です。

   セカンドの方が、もっとアレンジがシンプルですけれど
   雰囲気は、わりと似た感じです。
   これも、けっこう攻撃的な雰囲気がして、好きです
   インスト曲。グルーヴ、真似るのは大変そう。
Chuck Brown & The Soul Searchers - If It Ain't Funky (1979)


以上、全9曲でした。

メンバーは…

Chuck Brown / Vocal,Guitar
Bennie Braxton / Organ,Vocalz
John Buchannan Jr / Trombone,Piano,Perc,Vocals,Synthesizer
Lino A .Driutt / Conga Drums,Perc
Lloyd Pinchback / Flute,Tenor & Soprano Sax,Perc
Kenneth Scoggins / Drums,Perc
John Euwell Ⅲ/ Bass
Donald Tillery / Trumpet,Perc,Vocals

ソウル・サーチャーズの曲は、
ヒップホップなどのサンプリングに、よく使われているそうで
人気なのだそうです。

次は、できればファーストを!


それでは、また!

2009年6月3日水曜日

バー紹介 ( Bar MEMORY RECORD )

今回も、またまた池袋のお店です~~

あ、ちなみに
今まで、紹介しているお店の数々、、、、
個人的な関係は一切、ありません~~

(ほとんどは、一見さんの状態で行ってますから)

お店の回し者ではありませんので、ご安心を(笑)

あくまでも、飲みに行ってみて
個人的に、良かったなあ、、、と思ったお店を

時には、マスターに承諾をもらったり
時には、勝手に(!)
載せています

でも、大抵のお店は、快く承諾いただいたり、してます
(…というか、特には気にしない、みたいですネ)


んで、今回は
西口、丸井のところ、立教通り沿いにあるバーです。



ネオンがけっこう目立つので
わりと歩いていくと
「 ああ~~、あそこだね~~ 」…ってわかります


メニューも、入り口にちゃんと書いてありますので
良心的。



入り口の雰囲気は、けっこう入りやすい感じでした。

入ってみると
かなり暗い照明と、ジャズの音楽。
物腰の柔らかい、マスター。

ここは、20代の若者には、
入った雰囲気、キツイでしょうネ~~~(笑)
30代後半~上…が、似合うお店だと思います。

とても落ち着いた雰囲気、古いジャズの音楽、
決して広くはありませんけれど
落ち着きます。

ここは、もともと輸入盤のレコードを扱っていたお店で
輸入レコード屋さんとして23年、
ジャズバーとして12年、続いているんです、と
マスターから、教えていただきました。

ちなみにこのマスター、ここの2代目、なんだそう。
(けっこう若く見えました)

先代から、引き継いだお店なんだそうです。

(あの、不況を乗り越えてきたんですから、スゴイですよね!)

ここは、古いお店にありがちな
据えたニオイ…とでもいうんでしょか

ちょっと古さで許されているような、小汚さ…といいますか
(失礼!)

そういうものが、一切ありません。
古さはそのままに… とっても清潔。

食べ物の食器ひとつ、取っても
ガラスの器や、少し凝った感じのもので、とても綺麗でした。


写真だと、実際よりもっと暗くて、わかりにくいですよねー

グラスに関しても、きれいで清潔、冷やすべきものは
ちゃんと冷やされて出てきました。

トイレの洗面所には、氷が張ってあって
やっぱり、とてもきれいにされていました。

こういうの、わたしが女性だから…という訳ではなくって
飲食業なのですから、大事なことだと思います。
とても、気を遣ってらっしゃるなあ、、と。

そして肝心のドリンクは、気持ち高め…かな?
ですけど、種類には困らないくらいたくさん。

フードの方は、乾き物メイン、なので
ここも、2軒目、3軒目に行かれるのが、良いのでは。

わたしたちが来ていたときには
女性2人、男女2人が飲んでいました。

1人、2人、多くても3人くらいまで…という感じです。

席は、カウンターが8~10席くらいかな?
テーブル席2人がけが、二つ
4人くらい座れるちょっと広めのソファー席がひとつ。


レコード屋さんの時も、
ジャズ専門だったんですか?…と聞いたら、

そうではなかったけれど、
僕がジャズが好きなので…ということで
今は主にジャズのレコードしか、置いていないそう。

もちろん、リクエストにも応えてくれますので
マスターに気軽に声をかけてみても
良いんではないでしょか

ちょっと、1杯… 
雰囲気とジャズを楽しみに行ってみては?

お店の HP も、作ったそうなので、良ければどうぞ。

BAR MEMORY RECORD

ジャズは詳しくないですけれど
聴いていて、お店の雰囲気と合っていて
とても、落ち着きながら楽しむことができました。


それでは、また!

2009年6月1日月曜日

SOUL MEN - Terence Trent Darby 2

前回は、「 WILD DARD 」という
2001年発売のアルバムについて書かせていただきました

前回の記事のとおり、
この「ワイルドカード」、というアルバムから
アーティスト名が
サナンダ・マイトルーヤ( SANANDA MAITREYA )という名前に
変わったわけですが

一応、ワイルドカード、というアルバムには
「 SANANDA MITREYA AKA TERENCE TRENT D'ARBY 」(長い…)
という名前でクレジットされています

AKA という意味は
レゲエやヒップホップカルチャーの中では
「生まれ変わり」とか「再生」を意味する言葉らしく
人名とか、曲名に使われているそうです


1962年3月15日ニューヨークのマンハッタン生まれ。
お父さんは、教会の伝道師。
お母さんは、ゴスペル歌手で教師。
6人兄弟の長男、だそうです

大学時代は、ライト級のアマチュアボクシングのチャンピオン(!)
アメリカ陸軍にも入隊した経験を持っています

除隊後は、ドイツでファンクバンドをやったり

( The Touch というバンドで、83年音源のものが
「 アーリー・ワークス/テレンス・トレント・ダービー&ザ・タッチ 」と
いうタイトルで、89年に CD 発売されてるそうです)

その後、イギリスに渡りシングルデビュー、
そのシングル曲が大ヒットして
本国アメリカでは、グラミー新人賞にもノミネートされたそう。

私が、彼を知るきっかけになった
映画のサウンドトラック、ビバリーヒルズコップ3…の他にも

サントラは、けっこうな数、手がけていて
いくつもの作品に、曲を提供してるみたいです

(中には、役者として出演したりもしてる、とのこと)

ライナー読んでいて
本人は、サムクックやマーヴィンゲイなどと比べられたり

例えられるのは、あまり好きではなさそうな
雰囲気があったんですけど

わたしの個人的感想なんですけど…

(まあ、今まで知らなかっただけに、先入観もないので)

テレンスさんの、外見や雰囲気をみてると

ルックスも良いし
ブリティッシュな雰囲気の漂う人…
とってもスマートな感じが、するんですけれど

外見とはちがって、歌は、とっても泥臭い!(笑)

とてもソウルフルで、感情がけっこう、あらわになってる感じ、、、

表現力とか、歌の技術、持って生まれた歌声…
歌が、すんごく泥臭いので、

正直言いますと、初めて歌聴いて、動画で外見みたとき…

外見のスマートな雰囲気と、実際の歌の泥臭さのギャップに
少々…ビックリしたりしましたデス

[LIVE 1987] Wonderful World - Sananda Maitreya
サムクックの曲で、ギター1本と歌。ライブです。

サムクックさんとは、
やっぱり声質が少し似ている感じなので
よく引き合いに出されるようですけど
あくまで、テレンスさん…という感じはしました。

これだけソウルフルなのですから
引き合いに出されても、仕方がない…といえば、そうなのかも。

Who's loving you . Terence Trent D'Arby-Sananda Maitreya
この曲も、少し古くさいゴスペルの雰囲気も漂う
ソウルバラード、です


ちょっと彼の詳しい音楽は、アルバム全部聴いたわけではないので
分からない部分もありますけれど

テレンスさんが、例えられるのがイヤだとしても

彼には、こういうソウルミュージックの素養が
もともとあるのではないかなあ、、、なんて思ったりします。

じゃないと、
彼のパワフルでもあり、ソウルフルな歌とか
ライブでの選曲、とか
彼自身が作っている曲調、とか…説明がつかないです


動画でしか、知ることはできませんけど
昔のいわゆる R&B やソウルミュージシャンのカバーも
ライブでは、けっこう歌ったりしてるんですよネ

HOLDING ON TO YOU . TERENCE TRENT D'ARBY - SANANDA MAITREYA
彼のパワフルで、深い歌声。ライブです。
ギターが前に出た、ロックソウルバラード。
歌の技術がすごい…

この動画では、髪の毛を金髪に染めていて
顔立ちも、もともとオリエンタルなので

中東、なのか、黒人なのか、白人なのか、、、
とても不思議な雰囲気です。

Terence Trent d Arby - A Change Is Gonna Come.
サムクックさんの曲、かな?
こちらは、スタジオ盤。


他にも、ウィルソンピケットさんの曲を歌っていたり
ファンクナンバー、ソウルマンを歌っている動画もありました


Late Night w/ David Letterman "Vibrator"
Sananda Maitreya aka Terence Trent D'Arby

こちらは、テレビ番組でのライブです

この曲は、とてもストレートなロックナンバーです。
個人的には、こういった空間を空けた
リズムを効かせたロック、好きです


今回は、たくさんある動画の中から、
いくつか引っ張ってきましたが

個人的な好みを元に、R&B ソウル的要素の強いものを選びました。

なので、ピコピコ音とか、複雑なプログラミングものや
ポップス系は、一切なし!…です(笑)

テレンスさんは、音楽的にはいろいろやってらっしゃるけれど
芯の部分は、けっこうひとつだったりして…

この方が、どういう評価をされているかは
正直、わからないまま書いておりますが(笑)

個人的には
歌に関して、とても魅力ある人だなあ、と感じました。

テレンス・トレント・ダービーを
知っていた友人からは

この人、まだ活動してるの? …と聞かれたりしたほど^^;

過去の人になりつつあるよう(?)なのですが
現在も、もちろん活動されているみたいです

改名しても、いまだにテレンス・トレント・ダービー、という
名前は顕在で、この名前で検索かけても
ちゃんと出てきます。

あ、もちろん、サナンダ・マイトルーヤでも出てきますヨ

この「ワイルドカード」、というアルバムが
思いの外、好みだったのと

見た動画の、いくつかが、とても好みだったので
どっちを書こう…と、迷ったりしたんですけど

結局、どっちも書いちゃいました(笑)

良いものは、良いですから!

長くなりましたが
最後まで、読んで下さってありがとうございました。


昨日の東京は、雨がザンザン降りっぱなし…でしたが
今日はお天気、少しは回復するようで。

(洗濯大変だよう~~)


それでは、また!

2009年5月30日土曜日

二つの名前を持つ男( Terence Trent Darby )1

実は、この方…最近まで知りませんでした^^;

少し前に、映画チャンネルで
「 ビバリーヒルズコップ 3 」がやっていて
たまたま、それを見ていたら
エンディングで、耳についた曲が流れてまして。

なんか、モータウンぽいリズムとサウンド。
歌声も、誰かに似てるなあ…

それがきっかけで、曲名とアーティスト名を調べたら
テレンス・トレント・ダービーさん、でした。

Terence Trent D' Arby - Right thing,wrong way
1994年、ビバリーヒルズコップ3のサントラ盤より。

すんごくソウルフルで、迫力ある歌声に
耳が惹きつけられてしまいました。
この曲は、サントラ盤にしか収録されていないそう。

んで、テレンス・トレント・ダービーって知ってる??…と
相方さんに聞いてみたんですけれど

相方さん曰く
「あの一発屋、でしょ?」 ← 口が悪いので失礼!

へ? しってんの?? …という感じで、話を聞いたら

当時、周囲の人間でも、好きな人がいて
よくこの人の CD 聴いてた、、、という人が多かったそう。

当時、かなりヒットしたらしく
好きな人も多かったみたいですけど、私はまったく知りませんでした、、、

(知らない方が珍しいのかも)

今回、試しに…と2001年発売のアルバム「 WILD CARD 」と
1987年デビューアルバム「 INTRODUCING THE HARDLINE … 」を
聴いてみました

正直言うと
デビューアルバムの方は、私の好みではなく

コアなファンの方には申し訳ないのですけど…
当時、名前も知らず、
私自身、興味がなかったのも、納得…という感じでは
ありました

「 ワイルドカード 」の方は、曲の好みにバラつきが
ありますけど、好きなタイプの曲がけっこうありました。

この方、名前を改名してらっしゃるようで
デビュー当時は、テレンス・トレント・ダービー。

このアルバム(2001年)の前後あたりから(?)
サナンダ・マイトルーヤ、という名前に変わってます。

理由は、95年頃に見た夢。

その夢の中で、天使たちが
「サナンダ・マイトルーヤ」と呼んでいて

その名前で呼ばれる夢を 3 回見たところで
これが自分の名前なんだ、ということに気がついた… という

なんとも、複雑でアーティスティックな人…みたいです

(こういうタイプの人、意外といますよネ)

法律的にも、本当に改名しちゃったみたいです(!)

彼は、レコード会社とのトラブル、
恋人との間に生まれた子供に会えないこと、
金銭トラブル、人間関係…

デビュー後から
とてもいろいろと、しんどい体験をされているようで
その上、繊細でもあり、
思慮深い性格でもあるようで。

仏教徒になり、ベジタリアンになり…

彼には、チェロキー、インディアン、アイルランド…と
いろんな血が混ざっているみたいです

なので、You Tube などで動画を見ていると
外見が…黒人に見えるときもあれば
白人?何系??…って思うことも、正直ありました。

音楽的にも、
動画やアルバムを聴いていると
難解なサウンドだなあ…と思う曲があったと思えば

ストレートなロックがあったり
ソウルミュージック…、ブルージーな曲、、、。
ブラックコンテンポラリー風…、、、・

ひとつのアルバムの中で、いろんな面が見えてきます

なので、どうしてもアルバム単位では計れなくて
曲単位での感想になってしまいますけど…

すんごく極端なんですよネ

この人の経歴を読んでいて、なんで同じアルバムの中で
こうも曲調が極端なのか、

なんとなく、分かるような気も…

デビューアルバムは、全世界で1000枚以上も売れたそうなので
略しまして

2001年発売、5枚目のアルバム、「 WILD CARD 」の曲紹介を。

ちなみにこのアルバム名も
「 Solar Retum 」という名前から
途中で「 ワイルドカード 」、というタイトルに変わったらしいです

01. O DiVIna
私は、この曲がこのアルバムの中で一番、好きです
O Divina - Sananda Maitreya
明るめで希望に満ちていて
テレンスさんのソウルフルな歌声も際だってます


02. Designated Fool
Tonight Show (2003) "Designated Fool"
Sananda Maitreya aka Terence Trent D'Arby

テレビ番組のライブ動画、です
スタジオ盤は、もっと怪しげな感じ。


03. My Dark Places
これも、個人的にはとても好きな曲調ですけど
残念ながら、見つかりませんでした

04. The Inner Scream
スタジオ盤です
Sananda Maitreya - The Inner Scream


05. SRR-636*
こちらも見つかりませんでした
リズムサウンドは、ロック調ですが
彼らしく…単純でストレートなものではなく
ピコピコ音(?)やら、ちょっとヒネった感じ。


06. Drivin' Me Crazy
こちらも見つかりませんでした
こちらもロック調ですけど
少しリズムをひねってます。ベース音が効いてます

07. Suga Free
興味なし(すみましぇん)

08. Shalom
ちょっと昔風なサウンドと曲展開で
R&B ソウルとコンテンポラリーを混ぜた感じ。
ちょっと抑えた歌い回し、マットなサウンドは、個人的に好みです

09. Ev'rything
曲自体は、興味ないのですけど
テレンスさんの歌声がとても良い感じ。

10. Love Can You Hear Me?
ちょっとまた明るめの雰囲気です
(この人の場合、単純に明るい…という雰囲気ではないけど)(笑)

個人的には、こういうちょっとだけ
のどかな、まったり…とした歌いまわしや
雰囲気は、好き。

11. Sweetness
最初から、1曲目と共に、とても好きな曲です
だって、明るめで柔らかい、から!

歌も、よく聴けばパワフルに歌ってるところもあるんですけど
なんだか、全体の雰囲気は、真綿のふわふわ感が
漂っていて、いい感じでした。タイトル通り(笑)

このソウルリズムの揺れるグルーヴも好き。

12. Reflecting
昔のビートルズとか、そんな雰囲気のリズムと曲。

13. Be Willing
これも、とっても好き。
柔らかい雰囲気で、やさしい曲。

こういう感じ、何曲か入ってますけど
この人の、持っている性質のひとつ…なのかなあ、とも
感じてしまいます

ドゥルドゥルドゥル…と歌詞ないところで
歌っている雰囲気は、とっても好きです
女性は、こういう雰囲気…弱いかな??(笑)

14. Goodbye Diane
また、ロック色に少し戻りますが
こういうタイプは、好みです

ちょっとメロディアス、イントロのユニゾンのリフは
耳に残ります。明るめ。
何となく…ちょっとだけイギリスっぽいかも?

15. ...And They Will Never Know
これも、ギターとベースのユニゾンのリフが
耳に残るロック風。
風…とわざわざ言うのは、単純なロック…とも
分類できないから!(笑)

16. Sayin' About You
Saying About You Terence Trent D'Arby
これは、聴いてるうちに好きになっちゃった曲。
なんか、クセになる曲、この人には多いかも
押さえた歌い方や、サビでのパワフルさもこの人ならでは。


17. Shadows
あんまし、興味なし…

18. Benediction : Sugar Ray
静かなロックバラード。
彼自身の声かな…

このアルバムには、彼の声と幾重にも
重なるようなコーラスが入ってますけど
とても良い、です
ギターのちょっとツェッペリンぽいエレアコ風の音も
耳につきます

19. Testify (ボーナストラック)
ロック、でしょかネ
でも、激しい雰囲気はイントロだけ。

この人の曲、ロックかと思って聴いてると
メロディのところでは、ガラッと雰囲気が変わったりするので
単純…ではないんですよネ

ちょっと、まだ耳が聞こえにくくて
うっすら入ってる、何気ない音の聞き分けが
しにくかったんですけど

雰囲気は、もちろん分かるので、今回レビュー挑戦してみました

動画がない曲は、ザッと探しても見つからなかったので
あしからず…

今回、アルバムや動画を見て思ったのは
彼の、歌はもちろん評価されているところでしょうけど

技術的なものも含めて
表現力も、素晴らしいなあ、と改めて感じました。

次回は、私好みの曲を歌っている
彼のソウルフルな面…も書きたいかなあ、、、と思います


それでは、また!

2009年5月25日月曜日

ファンク集団!SPEEDOMETER その2

前回、イギリスのファンク集団、
スピードメーターの続きをすぐに書こう、と
思っていたのですが

思いの外、カゼが長引いてしまいまして
音楽もほとんど聴く気になれず。

(…というより、聞きたくてもなかなか…)

やっと、続きを!(笑)

この SPEEDOMETER というバンドは
結成10周年だそうで

このバンドのバンマスは、なんとギター!!

(やっほーいい!)(笑)

レイ・グレイシー( Leigh.Gracie )さんと言います

カバー曲も多いスピードメーターですけど
オリジナル曲は、クレジット見る限りでは
ギターのレイさんが、曲を書いているものが多い。


前回の記事に入れた、ライブ動画でも
真ん中で合図したりしてましたよネ

(入りを間違ったりもしてたけど、ご愛敬~)(笑)

2000年、アナログレコード・シングル盤
「ソウル・サファリ」でデビューだそうです。
SPEEDOMETER Soul Safari


2004年にファーストアルバム「 This Is Speedometer 」、
2005年はセカンドアルバム「 This Is Speedometer Vol.2」、
2006年には、活動初期の音源をまとめた「 Diggin' Deeper 」、
2007年に「 Four Flights Up 」、

そして今年の、今回紹介しているライブ盤、、、
という流れみたいです。

(前回の U.K.FUNK!! SPEEDOMETER をご覧下さいませ)

全12曲、全部好きなんですけど(笑)
個人的に、特に耳に残ってしまう2曲目、
「 At The Speakeasy 」なんかも、
ジャングルベースで、たまらなく好きです~~
SPEEDOMETER - At The Speakeasy



そして、このライブ盤の5曲目、
ジェームスブラウンの「 Mother Popcorn 」への
アンサーソング、「 Answer To Mother Popcorn 」カバー。
Speedometer - Answer to Mother Popcorn


歌は、リア・キュリーさん。
このバンドの紅一点です。

(個人的には、残念ながら…
歌が少々物足りない感じはしました)

インスト曲も多いスピードメーターですが
歌入りのものも、演奏しています。

今回、ライブ盤の他に、
Diggin' Deeper も聴いてみたのですけど
アナログレコード盤を CD アルバムにまとめたもので
いろいろなレーベルから出てたようです。

サウンドが、聴いてビックリ!

ドラムが、ツェッペリンのジョン・ボーナムみたいな
ブースト(?)させた音、というか…
わざと歪ませてる感じ、、ボリュームを上げすぎて
ブーブーしちゃってる感じ…というとわかりやすいんでしょか?

そんな迫力ドラムで、グルーヴの粘りもすごい。
なんか、サウンドが昔の雰囲気プンプンでした(笑)

せーの、ドン!…でみんな一緒に演奏したような
一体感がすんごくありまして
ヤイヤイと、メンバーのかけ声なんかも入っちゃってます。
(わざとかなー)

この Diggin' Deeper というアルバム、
曲も含め、サウンドがとにかく、カッチョ良かったデス!!


最後に、ライブ盤の曲紹介を。

01. SPEEDOPENER ( L.Gracie )
02. AT THE SPEAKEASY ( L.Gracie )
03. COOL TO BE UNCOOL ( L.Gracie )
04. WHAT AM I GONNA DO ( L.Gracie )
05. ANSWER TO MOTHER POPCORN ( Brown/Anderson )
JB ディーヴァのヴィッキー・アンダーソンさんのナンバー
06. MAKE IT ALRIGHT ( L.Gracie )
07. KOOL & THE GANG/LET THE MUSIC TAKE YOUR MIND
08. FOUR FLIGHT UP ( L.Gracie )
09. SOUL GROOVING ( Daniels/Saunders/Shanklin )
マール・ソーンダースさんのナンバー
10. ARE YOU MY WOMAN ( TELL ME SO )
シカゴのボーカルグループ、シャイ・ライツのナンバー
11. NO MAN WORRIES ( L.Gracie )
12. WORK IT OUT ( Knourles/Williams/Hugo )
ビヨンセさんのヒットナンバー

…だそうですよん!

個人的には、お金があれば
ファースト・セカンドアルバムも聴いてみたい…! って感じでした!


ここまで読んで下さって、ありがとうございました。
それでは、また!

2009年5月14日木曜日

U.K.FUNK!!( SPEEDOMETER )



先日、 CD を買いに行ったとき
目的の CD は、見つからなかったものの

いくつか、私の中では 「 ヒット!! 」だったものが
見つけられて

ソウルコーナーを一通り見た後、どうしよっかなあ…って
思いまして
何気にジャズのコーナーへ。

そうしたら
テレビモニターから、何やらファンクのリズムが…

何だろう、と思って近づいてみたら
「 UK ファンク特集 」…というものがやっていて

3つくらいのバンドがそれぞれ視聴できるように
なってまして。
モニターをじっと見てたら
何やら、品の良い、おじさま方が演奏してらっしゃる。

でも、なぜジャズコーナーなのに
バリバリのファンクなんだろ… とか思いまして(笑)

それで興味を持ちまして、チョイ視聴してすぐ買ってしまった(笑)
SPEEDOMETER (スピードメーター)のライブ盤。


今年発売されたライブ盤で、録音は2008年5月だそうです。
「ソウル・グルーヴィン・ライヴ」。

このバンド、聞いた感想は

アメリカのファンクバンドに比べて
全体的に、上品な雰囲気はあるけれど、

(英国人、だからかなあ…?)

リズムもグルーヴも、すんごく身体が揺れて
とっても良かったです!!

(自分の中では、大当たり)

イギリスにも、こういう本格的なファンクバンドがあるのか…と
初めて知りました。

Speedometer - same old thing
これは、アナログ盤を出していた…と
ライナーに書いてあったので1999年あたりのものでは
ないか…と。
すんごく、カッチョイイですよおおおお!!!!


しかも、このバンドの皆様…
さっき、ジャズコーナーにあった、と書きましたが

このバンドのメンバー…
もともとは個々で、ジャズをやってらっしゃる人たちで

ファンク好きが高じて
集まって、できたバンドなんだそう、です。

このバンド、最初の編成は
ギター、オルガン、ベース、ドラム…という4人編成。

今や、ホーン隊から、女性ボーカル、パーカッションを含め
10人編成として、活動されてます~~

このアルバムの中から、1曲。
クール&ザ・ギャングの曲で、「 Let The Music Take Your Mind 」を。
フルート、やっぱり耳につくんですよネ~~
フルート好き~~~(笑)

Speedometer - Kool and the Gang /
Let The Music Take Your Mind


ライブ盤に入っている音源とは、違うようですけど
流れはだいたい同じです。

イギリスだから…と思わず
だまされたと思って

(それはスピードメーターに失礼だな)

少しでいいので、聴いてみてください!

もともと、英国人は各国の伝統を重んじる国。
アメリカの黒人音楽に対しても、同じです

このメンバーの方々も、皆さん、
アメリカ人以上に
ファンクやソウルに、敬意を払って演奏しています。

しかも、とっても演奏のセンスも良い!!
洒落てて、なおかつ、カッチョいい、でしょう?


長くなりそうなので(笑)
このへんで。

ここまで読んで下さって、ありがとうございました。


今日の東京は、イイお天気!…ですが
少々、風が強いみたいです~~

今日の公園の写真。
見ての通り、晴れてましたけど、夕方は風が強くなってて!
しかも、冷たい風… それでも最高気温は、24度でした。
(でも、寒かったよ~~~)


前回、お散歩に行ったときには、ホントに草がボーボーだったので
そろそろ、、刈られるだろうなあ、、、と
思っていたら。


今日行ったら、やっぱり草が全面に刈られていまして。
駆り立ての広場は、まるでゴルフ場みたいに。


昼間は、太陽との向きがあって
この広場に、日陰は少なくなるんですけど
夕方になると、日陰が増えて、だいぶワンコたちにとっては
ありがたい場所になりまする。


それでは、また!

2009年5月7日木曜日

忌野清志郎さん


ちょっと書き遅れましたけど…

忌野清志郎さんが、58歳という若さで
お亡くなりになったという
ニュースを聞いたときには

けっこう衝撃でした…

復活ライブをした…というところまでは
ニュースか何かで
やっていたと思うのですけど

がんが、再発されていたとは知りませんでした。

実は20代、随分前の話ですけど
楽器屋さんのアンテナショップで
働いていたとき

忌野清志郎さんが、お店に見えたことを思い出しました。

たった、5分弱…ほどですけど
接客…というか、説明などをして
ぽつぽつ、でしたが、お話をしたことがありました。

打楽器の小物をいろいろ興味深げに
触ったり、見たりしていました。

そのときの清志郎さんは
ちょっと人見知り…というか

はにかんだような…
しゃべり下手、といいますか

決して悪気があるわけではなく
ちょっと、居心地が悪そうな…といいますか。

そんな感じ、でした。

ステージやテレビで見る清志郎さんは、
すっごく大きく見えるんですけど

実際の清志郎さんは、背も小さめで
私と変わらない感じで、線も細くて、とても小柄な方でした

(私は身長160センチ)

若かりし頃聴いてた、数少ない、邦楽のバンドのひとつでした。

亡くなったから、という訳ではなく
この方の個性は、天性のものかなあ、と感じます。

この人の歌声は
何の曲だか知らなくても
声を聴けば、「 忌野清志郎 」 とわかるから、です。

私はこの人の
全部の曲を知っているわけではありませんが

とても、曲も、歌も特徴があるので
凄い人だなあ、と。

この方も、誰も真似できない人のひとりだと
思います。

心から、ご冥福をお祈りします


今日の東京は、曇っていて雨が降ったり止んだりデス
じめ~~~っとした感じで、湿気が多いかなあ

小さな苗がやっと花をつけ始めました


こちらも。


タロも、お散歩に行けないので、まった~りです

それでは、また!

2009年4月25日土曜日

CHUCK BROWN


前回の続きになりますが

さっそく、チャックブラウンさんの CD を探して
見たんですけれど
1枚、しかなかった… (ガクッ…)

この方は、前回書いたゴーゴーの創始者的存在だそうで
特にワシントンD.C. では
神様のように、今も崇拝されているそうです。

前回紹介した、トラブルファンクは
チャックブラウンの前座も、つとめたことがあるそうです。

私が持っていた
チャックブラウンさんのアルバムは、
ジャズの要素がけっこう入っているアルバムで
完全なゴーゴーサウンドではありませんでした。

全体的には、ソウルやファンク、
ジャジーな雰囲気の強い、感じです。

個人的には、こういうの割と好きな雰囲気なんですけど(笑)

チャックブラウン=ゴーゴー&ファンク!…というイメージが
強い人には、向かないかも。

ただ、ゴーゴーの匂いがする曲も、いくつかありまして
「 HAH MAN 」(1995年)というアルバムです。

このアルバムはチャックブラウンさん自身の曲は
9曲中、2曲のみ。
あとは、全部カバー曲です。

マイファニーヴァレンタインや、
ジャズバラードの曲などもありまして

この人のアルバム、You Tube でいろいろ聴いていたんですけど

アルバムや、年代によってやってる音楽が
かなり違っているので(!)

ジャズの要素が強いアルバムがあったり
ゴーゴー…というよりも、
すごく身体の揺れる、ファンクアルバムがあったり…

個人的には、
The Soul Searchers (ザ・ソウル・サーチャーズ)の
初期の頃のアルバム曲が、とっても良かった!!
私的には大好きです~~

同じファンクでも
カッチリした、キメキメなファンクではなく

どちらかというと、ユル~いリズムなんだけれど
身体が揺れるような
うねりの深いグルーヴ感が、個人的にすごく好みでした!

(これ、ゴーゴーではないよなあ…って思ったりもしたけど…)
(ゴーゴーは、この後なんでしょうネ)

Chuck-Brown & Soul-Searcher - Ashley's Roachclip
これは、ちょっと…どファンクからは、離れかけてますけど(笑)
個人的に、こういうタイプや雰囲気の曲調は
すんご~く好みなんです!! 演奏したら絶対気持ちイイ!!

1974年のセカンド「 SALT OF THE EARTH 」に入ってるみたいですヨ!

Soul Searchers - Blow Your Whistle
こちらも同じくセカンドから。


The Soul Searchers "We The People"
1972年、ファースト「 WE THE PEOPLE 」から。これも個人的に大好き~~
中盤のフルート、効いてますよん!!攻撃的~~~



1979年、「 BUSTIN' LOOSE 」から。
この頃になると、リズムやサウンドが多少変わってきている感じデス
でも、粘る揺れるグルーヴは、変わらず!
Chuck Brown & The Soul Searchers
If It Ain't Funky (1979)




同じく、「 BUSTIN' LOOSE 」から、 BUSTIN' LOOSE という曲。
CHUCK BROWN & THE SOUL SEARCHERS, BUSTIN' LOOSE


この BUSTIN' LOOSE という曲、
当時のソウルチャート1位に輝いた曲なんだそうです。

これがきっかけになって
ゴーゴーの存在が、徐々に広がっていって
大流行につながっていった、らしいですヨ

ライナーによると
チャックブラウンさんは、1935年ノースカロライナ州ガストンの生まれ。
現在も、現役みたいです!
( You Tube にもライブ動画ありました)

ジャズが大好きなんだそうで、
「 THE OTHER SIDE 」というスタンダードばかり集めた
ジャズ・ブルーズアルバムも出しています。

(彼が一番気に入っているアルバムなんだそうです)

モダンジャズギターの元祖でもある
チャーリークリスチャン、
B.B.キング、ジョージベンソンが好きなんだそう。

でも、ゴーゴーもジャズも、大好きだから
演奏し続けて行く、と
ライナーのインタビューには、書いてありました。

個人的には、ファースト、セカンド、 BUSTIN' LOOSE 。
この3枚のアルバムが聴きたい~~…と
思いまして

ネット通販見てみたら…

この BUSTIN' LOOSE 、
CD なのに、9400円(!!!!)もするんですヨ!!(笑)

なんで??? って感じです~~…
出てない、からなの?
出てないなら、早くどこかから、ちゃんと発売して欲しいんですけど…

とても高くて、手が出ません…


今回はチャックブラウンさんについて書きましたけれど、
そもそもの始まりは、
謎の CD 、…トラブルファンク?
なんだっけか…

から、スタートした訳ですが(笑)

ゴーゴー…がどうのこうの、というよりも
個人的に、ソウルサーチャーズの曲調やグルーヴが
とても好みで、良かったので

アルバム欲しい、聴きたい!!(笑)

-----------

今日もここまで読んで下さってありがとうございます!

ちなみに、彼は今でも
「ゴッド・ファーザー・オブ・ゴー・ゴー」と言われているんだそうです!

こういう知らなかったことも
ブログを通して、お勉強したり(笑)
記憶にとどめておくことが、できるので(多分…)

これからも
積極的にいろいろと調べたり、ライナーを見直そうかなあ、と
思います~~~

今回は、特に背景、知らないことが多かった!


それでは、また!

2009年4月24日金曜日

GO GO FUNK(トラブルファンク)


今回、また覚えてない CD が出てきまして…。

ジャケットは、見覚えがある。
しかし、中身はさっぱり覚えてない…。 ← まただよ

試しに、と聴いてみたんですけど
雰囲気は、覚えていて、当時のうっすらとした記憶も
甦ってきました。

当時、私が聴きたかったものとは違う…というか、
音楽としてやりたいものとは
ちょっと違っていたので
あまり、聴かずにそのままになっていた、 CD でした。

トラブルファンクのファースト「 DROP THE BOMB 」(1982年)です。


Trouble Funk - Drop The Bomb (1982)


久々に聴いてみて、耳についたのは
強烈なベースとドラムにパーカッション。

どっしりとした重低音に
様々なパーカッションや、複数の肉声が、それに色をつけていて
パワー全開、ホントにエネルギッシュでした。

いわゆる、ディスコサウンドのような、
80年代特有のシンセの音、という雰囲気もありました。

それだけではなくて

今の、ヒップホップやラップの原型…のようにも
個人的には、聴こえました。

1980年代
まだこの頃は、多分、ヒップホップやラップなどの
音楽ジャンルとして
今ほど、あまり明確には、別れていない時代だと思うので

こういうゴーゴーファンクやソウルなどの
ブラックミュージックから、派生してきたんだなあ…と

本当にあらためて、
黒人音楽の流れの一部ですけど、歴史を感じたりもしました。


このアルバムには、いわゆるきちんとしたファンク、
(きちんとした…というのもおかしいけど)

少し落ち着いたソウルフルなバラード曲も入っています。

実は、ライナー見るまで、まったく知らなかったのですが
こういう音楽を「 GO GO 」と言うんだそうです。

ゴーゴーファンク、ゴーゴースウィングとも。

ゴーゴーの定義、って何??
聴いてる限り、今までのファンクとの違いが分からない…と
正直私は、思ったのですけれど

音楽的には
ゆったりしたテンポ(早いテンポは一切ない)と
粘りのあるグルーヴ、

16分のハネたリズム(スウィング)、
バスドラのシンコペーションを活かしたリズム、

延々と続けられる演奏(30分以上は軽くらしい…)
コール&レスポンス
(演奏する側と、観客との掛け合い)

ゴーゴーサウンドとは、こういった特徴があるそうです。

ただ、ゴーゴーの本領発揮は、やっぱり上記を考えると
レコード向きではないのかも知れません。

ゴーゴーとはそもそも、ワシントン D.C. から派生した
地元黒人の、地元黒人の人たちによる
ローカルミュージックだったそうで。

(別名、チョコレートシティ 意味はだいたい分かりますよネ)
(ジョージクリントン? P ファンク?
 まさにこのタイトルのアルバム出てましたよね)

ワシントン D.C. と言うと
普通は、アメリカの首都、もしくは政治の中心地というイメージが
強いのですけれど

実は、この都市は調べてみたら
昔から、黒人が50%を超えるのだそうで

比率としては今も全米一、なんだそうです。
今は、減少傾向にあるんだとか。

60~70年代あたりから、ゴーゴースタイルの音楽が
存在していて

チャックブラウン、トラブルファンクによって
火がついて、全国的に広がっていったそうです。

当時、こういったゴーゴースタイルの人気が高かったのは
本国よりも、イギリスや日本、だったそうですヨ

Trouble Funk - Let's Get Hot
ディスコサウンドの雰囲気漂ってます~~
でも、このグルーヴはさすが黒人ならではの独特なねっとりリズム感。


Trouble funk-roll whit it
今回紹介したアルバム DROP THE BOMB とは違うアルバムですが
リズム隊が強烈、です。個人的には好きなリズムです


Trouble Funk - Let's Get Small (1982)
こういう曲を聴くと、ラップやヒッピホップ、ディスコ、ファンクが
全部混ざっているのが、よくわかるなあ、という感じがします~~



ゴーゴーは、一時的に流行したものの
今現在では、マイナーなものになっているようですけれど

地元音楽、ということで
世間的には衰退…してしまった感もあるのですが
今も地元では根強く残っている、とのことです。

----------

今回もここまで読んで下さってありがとうございました。

私自身、こういう歴史を知らなかったので
ライナーを読み返したり、調べたりして
少しだけですが、音楽の歴史が見えたような気分です。

ちなみにトラブルファンクというバンドの編成は10人!

その時々によって、
多少人数や人は変わっていたようですが
主要メンバーは、変わらずだったそう。

Vocals - Troble Funk
Keyboard 1 - Robert Read
Keyboard 2 - James Avery
Bass - Tony Fisher
Lead Guitar - Chester Davis
Perc 1 - Timothy David
Perc 2 - Mark Carey
Drums - Emmett Nixon
Trumpets - Taylor Read
Sax - David Rudd
Trombone - Gerald Read & Robert Read

You Tube 見てたら、最近の動画もあったので
今も活動されているみたいですネ!

ゴーゴーを調べたり、ライナー見てたら
チャックブラウンの名前もチラホラ…

アルバム確か持ってるので、これから聴き返してみようと
思います~~


今日の東京は、曇り。最高気温は16,4度。
あじさいの花のつぼみが見えてきました


たんぽぽも、ここはたくさん咲いている場所なのですけれど
写真では、緑と黄色のきれいな所、上手く撮れなかったので
ここだけ(笑) これも実は群生していてすごくキレイなんですヨ


今日は少し、もや~~って感じに。
新芽の緑は、やっぱりきれい!ですね~~


今日は、陸上のパーン!…というピストル音を
はなちゃんが怖がって、公園を大回りして歩くのが
精一杯…でした


それでは、また!

2009年4月20日月曜日

バー紹介( ZAPP )


今回は、また池袋でございまして(笑)
老舗の(だそうです) ソウルバーです~~

ここは、わりと池袋では
名前が知られている、ところらしいです
(常連さんも、結構多いらしい)

池袋西口を出て、西一番街、という
アーチを抜けて行きまして、この通り沿いにあります。


注意して見てないと、通り過ぎちゃうような…
お店の入り口が
ちょっとわかりにくい感じかなあ

(ちゃんと、看板もでてるんですけどネ
 他のお店に、埋もれちゃってる感じデス)

こんな感じで出ています~~~


ソウルバーと言いますと
どちらかというと…

ディスコ系統のお店といいますか
ディスコバー… そういうイメージとか
そういう曲を中心に、かけている所も
少なくないと思うんですけど

ここは、そういうディスコ系もありますが
けっこうソウルミュージック全体…として
もっと幅がある感じ、です。

ここは、2回ほど行ったことがあるのですけど
モータウンがかかっていたり
メイシオパーカーがかかったり。
リクエストも受けてくれます。

1回目に行ったときは
ものすごく音が大きくて、話し声が聞こえない感じで
ちょっとなあ…って、
正直思ってたんですけど

2回目に行ったときには
音量は、それほどでもなく。

ここも地下への階段を下りていくのですが(笑)


(なんだか、目が動いてそうでコワイんですけど)

入ると、ちょっとすえた匂いがして
(結構長く続いているから、かな?)

中は、さほど広くありません。

カウンターは5~6席くらい、かなあ
丸いテーブル席は、2つ。3人くらいは座れると思います。
あとは、壁沿いに、テーブル席が4~5席くらいかな?

1~3人くらいで来るのが、適当かもしれませんネ

いつ来ても、けっこう混んでいるので
ゴールデンタイムや 金・土などの、
みんなが飲みに出そうな、曜日や時間帯は
大人数だと入れないかも。

お値段は、全体的に普通な感じだと思います~~
ドリンクは、種類も豊富で、まず心配いらないと(笑)

フードは、おつまみ系中心ですが
がっつりのメニューもあります。

お腹が空いてるときには
他でちょっと食べてきた方が良いかも(笑)

客層は…
どうなんでしょか
私が行ったとき、限定…で言えば
わりと、20~30代前半… あたりかなあ?
意外と若い感じの人、多かった~~

ここは、ディスコ的なソウルバーとは違うので
ゆっくり、ソウルミュージックを聴きながら
話したりできる飲み屋さん、デス

---------------

今日もここまで読んで下さってありがとうございます。

また、いろんな所へ行ったらご紹介したいと
勝手に思っておりますが

気に入ったところは、何回も足を運んでしまうので
新規のお店に行くこともだんだん少なくなっていますが(笑)

実際に行って
あんまり良くなかった所は、書けないし…(苦笑)
まあ、適当に(笑)

最近では、時々ライブハウスにも足を運んで
いろんなジャンルの音楽を聴きにも行くようになりました


今日の東京は、曇り。時々太陽が出たりしてましたが
全体的には、雲の多いはっきりしないお天気でした~~

まだ、桜が残っていました~~


緑も、どんどん、うっそうとしてきてます


最高気温は、19.5度。
寒くもなく、さほど暑くもなく。お散歩にはとっても良い感じ。


それでは、また!

2009年4月16日木曜日

JACO PASTORIUS


日本語タイトルだと
「 ジャコ・パストリアスの肖像 」(?) というのでしょうか
これを、久々に聴きました。

ウェザーリポートも、少し前に聴き直したところです。
(やっとサムクックさんから抜けられた)(笑)

これは、なんで持っているか…というと
当時のベースをやっている方々が、
口々に ジャコパス、ジャコ、ジャコ…って(笑)
どこかしらから、必ず名前が出てくる。

なので、それならどういう人なのか、聴いてみようと
思いまして。
それがキッカケ、でした。

当時は、自分が音楽的には
とても中途半端な時期でもありまして

だから、当時の、この人の印象は、
なんだか…複雑なベースを弾く人なんだなあ…という程度でした。

今、オババになって(笑)
あらためて聴き直してみると、また違った印象もありました。

フレットレスの独特の音、ウッドベースみたいな音色、ハーモニクス音。
とっても音が伸びやかだなあ、と。

(こう、ただ伸びてるだけではなくて、もちっとした感じ)
(この人の、グルーヴリズムでもあるように聞こえる)

幻想的な曲調もあり、流れるような感じです。
きっと弾いてるとき、
身体がすごく揺らいで弾いてるんだろうな、とか。

ハーモニクスのきっかけは
彼が10代の頃に、ギタリストが
チューニングするのに、ハーモニクスで音を合わせたりするのを見て、
演奏に取り入れ始めたそうです。

(ギター弾く方は、誰でもやりますよね)

ハーモニクス奏法なんですけど
普通、ベースやギターなどの弦楽器は
左手で、弦を指板に押さえて、音を出すんですが、

ハーモニクス音は、左手で弦は押さえずに、弦に軽く触れて
ポーン、という音を出す奏法のことデス

使い方によっては
とっても幻想的な雰囲気も出せます


私は、この「 JACO PASTORIUS 」(1976年・ソロアルバム)と
「 HEAVY WEATHER 」(1977年・ウェザーリポート)しか
残念ながら、聴いたことがありません。

で、今…きちんと聴き直して見たんですけれど
曲は、ウエザーリポートの方は
ほとんどちゃんと覚えていまして。

ソロアルバムの方、
ソロフレーズや、音色を聴いて
ああ…こんな雰囲気の人だった、と意外にも覚えていまして。

(私のこの方の印象は、ソロアルバムの3曲目、
 CONTINUUM という曲のイメージが強いんです)

(この COTINUUM という曲は、彼が19歳の時の作品!だそうです)

You Tube で、動いてるジャコパスさん、初めて見ました(笑)

エフェクト、奏法、ベース本体を
これだけ複雑にいじりながら、ベースを弾いていたのですね~~

アルバムのベース音や、奏法も、かなり凝った感じでしたけど
ライブで実際に見ると、すんごいな~~…という感じです。
(関係ないんですけど、なんだか、歩き方も独特…)


ソロアルバムの2曲目「 COME ON, COME OVER 」です。
(こういうタイプの曲、
 彼が10代後半の頃によくバンドで演奏していたそうデス)
Jaco Pastorius "Come On, Come Over"
これはソロアルバムに入っている曲ですけど
全然、忘れてました!!(笑) ごみんなさいいぃ
ソウルファンク好きの私としては、とっても好みデス!



ソロアルバムでのメンバーは

サム&デイブ(Vo)
ハービーハンコック(Key)
ブレッカー兄弟(Sax,Trumpet)
デビッドサンボーン(as)
ドンアライラス(Perc)
ウエインショーター(ss)

他にもいろんな方が演奏されています。


これはウェザーリポートの3曲目です
Weather Report - Teen Town

スタジオ盤は、幻想的…怪しげな雰囲気も漂っている感じですけど
ライブ動画では、より疾走感があって!
こっちバージョン、個人的にかなり好きです~~


ライナーと、ウィキペディアによると

1951年12月1日ペンシルベニア州ノリスタウン生まれ。
7歳で、フロリダに移住。
初めはドラムを叩いていたそうなんですけど
腕の骨折のため、15歳でベースに転向したそうです。

小さい頃からカリプソ、キューバミュージック、ジェームスブラウン
チャーリーパーカー、マイルスデイビス、ジミヘンドリックスなどなど…
様々な音楽を聴いてこられたようです。

(カリプソ、キューバ音楽はフロリダならでは…ですよネ)

プレイスタイルも、ベースにあるのはジャズスタイルかなあ、とも
感じたんですけれど
この人のアルバムは、「 何々風 」…っていうのは
あんまり当てはまらないかも…

この方も、1987年に亡くなっているんですよね

直接の死因は
クラブでの乱闘が原因で、強く頭を打ち付けたことによる、
脳挫傷…だそうです
35歳という短い生涯でした。

私が驚いたのは
彼が、躁鬱病にかかっていた…ということ。
(知らなかった)

なんで精神を病んだのか、
直接の原因はよく分からないらしいんですけど

ウエザーリポート脱退、離婚などのあとに
ひどくなっていったそうです。

それに伴って
お酒とドラッグも絡まって
そういう精神状態と、身体の状態から、乱闘…ということみたいです。
(詳しくは、ウイキペディアへ)

私が持っているアルバムは、多分絶頂期の頃のものだと
いうこともあり

個人的にはあまり、そういう雰囲気…
演奏からは、まったく感じられません。
とっても伸びやかでイキイキした感じです。

もう少し、長生きされてたらなあ…
なんで、こう、ミュージシャンの方、短命が多いのかな
う~~ん…

早熟だったから、短命だったのか
短命という運命だったから、早熟だったのか

答えは、出ませんね

-------------------

ここまで読んで下さって、ありがとうございます。
ジャコさんは、早弾きもされますけれど
個人的には、あまり気にならないんです。

(私は、早弾き、あんまり好きじゃないんですけど)

やっぱり、曲や曲の展開に合わせて弾いている…ということと
早弾きするための、早弾きではないから、だと
思います。

今は、こういうスタイルも
そんなには珍しくはないのでしょうが
曲のためのライン…ということを
忘れないで演奏することは、とても大事なことのように思います。


今日の東京は晴れてます~~
最高気温は、24度。これから夜にかけて雨の予報になってます


今日の公園の森は、むしむし…っとした湿気が多い感じで
じと~~~っと汗、かきました


だいぶ、緑が多くなってきて、うっそうとした感じになってきました。

それでは、また!

2009年4月13日月曜日

ハーレムスクエア1963( SAM COOKE )


今まで、サムクックさんは、実は私…

ベスト盤でしか聴いたことがなく
最近聴き直してみた、アルバムの中に
実は、サムクックさんもありまして。

あ~~、これこれ、こんな感じだった…懐かしいなあ…と
思いながらも
そのアルバムを聴く限りでは

とってもソフトな声と歌で、曲調もオールディーズみたいな感じで
(…というか、英語の意味通りでいけばそのままオールディーズなんですけどネ)

浜辺で聴いたら、気持ちいいだろうなあ…って
思いながら、懐かしく聴いていたのですけれど

最近、少しずつですが、いろんな人のアルバムを
購入するようになりまして

そういえば、サムクックさんって… 
ベスト盤しか持ってないけど、ライブ盤って、出てるのかなあ…
な~んて
軽~い気持ちで探してみたら、

ちょうど
「 ハーレム・スクエア・クラブ1963 」というライブアルバムが
あったので、購入してみまして。

音楽を聴くようになって
いろんなミュージシャンのインタビュー、音楽記事に
サムクックさんの名前が、チラチラ挙がる…というのも
理由のひとつ、でした。

何週間もかかってや~っと、サムクックさんのライブ盤が
最近やっと届きまして
聴いてみたら…

ええっ???
これ、ホントにサムクック?!

…というくらい、今までの印象と違っていまして…

(…ていうか… ぜんぜん、スタジオ盤とは別人のようですヨ!)

なんていうか
しょっぱなから、もうすごい熱気と迫力で。

しかも、聴いてると、「 汗 」とか「 つば 」とかが
スピーカーを通して、飛び散ってくる感じなんです。

(本当に、飛び散ってくるかと思った)

激しくて、オーラが出まくってる感じ。
とにかく、観客もそうですけれど、彼らが全開全力で演奏してる、と。
もう、音が全てを伝えている…といいますか。

しかも、年代見てまたビックリ…で。
1963年のもの、なんです。このライブ。
全然、古くない…というか、古く感じない。

リマスターのせいではなく、このライブ全体が古さを感じさせないものです。
びっくり…しました。

サムクックさんって、本当はこんな人だったのね…と
初めて知りました。

(うう…またまた 知らなくてすみませんでした…)

これは、なんといいますか
こんな知らない私が言うのも、なんですけれども

サムクックさんのスタジオ盤買うなら
まず、このライブ盤を聴かれた方が、いいかもしれません。
それくらい、本当に良かった。

サムクックさん…という方も、やっぱり何も知らなかったので
今回は、日本語レビューがついているものを買ったのですが
私にとっては正解、でした。

このアルバムは、問題作、衝撃作、名盤… と
当時から、いろいろ言われてきたアルバムのようで

サムクックさんは、好きな方も多いし、有名な方なので
細かいことは、割愛しますが

私は、何の予備知識もなく、このアルバムを聴いたので
とにかく、凄いアルバムだな、とビックリでした。

(買って聴いて、良かった!!)

1985年に発売されたそうですが、2005年にリマスター盤が
新しく出たみたいで、今回購入したのはそっちみたいです。

このアルバムは
ロック、ブルース、ソウル、ジャズなど…ジャンル関係なく、
音楽が好きな人であれば、一度は聴いてみるべきアルバムだったのか…と
(私が言うのも、なんですが)

本当に、そう思いました。
(もっと、早くに聴くべきだった…)

個人的には、全10曲、どれもすんごくたまらないのですけど(笑)

6曲目「 Twistin' The Night Away 」のイントロで
強制的に、耳がスピーカーに、戻されてしまう!!
どうしても、耳に残るんです、この曲とイントロ。

1963年に録音されたものなのに
1985年に初めて発売。

時代がまた、もう少し違っていたら
もうちょっと長生きされていたら

もしかしたら、いろいろなサムクックさんが聴けたのかもしれません。

SAM COOKE NOTHING CAN CHANGE THIS LOVE LIVE!!!
このアルバムの9曲目です。


Sam Cooke ,feel it live
このアルバムの2曲目です

本当は、6曲目も聴いて欲しかったけど、見つからなかった… (残念!)
-------------------

ここまで、今回も読んで下さった方、ありがとうございました。

本当にこのアルバムは、ビックリ…でした。
怒濤のようにあっという間に、聴き終わってしまったアルバムで
何回も、飽きることなく、今もループして聴いています(笑)

本当に、まだまだ
知らない、素晴らしいアルバムがあるのだ、と
痛感させられた、1枚でした。

聴いている方も多いと思うのですけど
もし、聴いていない方がいらっしゃったら、ぜひ聴いてみて欲しいなあ、と(笑)

理屈ではなく、五官すべてで感じることができるアルバムでした。
名盤、と言われているのも、納得…です!

今日の東京は、またまた晴れててイイ天気、です~~~
公園の桜は、やっぱりほとんど散ってしまっていましたが
ここだけ、少し残っていましたので。


最高気温は25.4度。
今度は、桜のかわりに緑の新芽がたくさん出てきています~~~


他の花も、こんなにキレイに咲いています~~
あじさいも、葉が大きくなってきていました



それでは、また!

2009年4月8日水曜日

ハイレコードつながりで( ANN PEEBLES )


ハイレコードつながりで、アンピーブルズさんを。
この方は、少し前に聴き返して懐かしいなあ…
な~んて思っていた人です。

この人も、何となしにジャケット見てたら
すっごくかわいい笑顔の女性が写っていて、かわいいなあ…って
思って買ってしまった人。

よく聴いていたのは、セカンドアルバムの
「 PART TIME LOVE 」(1970年発売)でした。

特に3曲目の「 I STILL LOVE YOU 」はとても印象が強くて
聴き返したときも、懐かしい…って。

以前も曲紹介したことがありますけれど、とりあえず。
Ann Peebles - I STILL LOVE YOU


この時、アンピーブルズさんは23歳。
ライナーによると、1947年4月27日生まれ、もうすぐ62歳ですネ
今も、現役だそうですヨ。

(You Tube にも、お元気そうな姿が見られます~~)

ファーストアルバムは、セカンドと6曲もダブっているため
あんまり出回っていないそうです。
なので、実質的にはセカンドが、ファースト…ということになるのでしょうか

アンピーブルズさんも、やっぱり幼い頃から教会音楽、
ゴスペルグループで歌っていたそうです。

一時、子育てやレコード会社などの事情で、第一線からは
退いていたそうなのですが、
教会などで歌を歌い続けていたそうです。
(1989年に復帰されています)

You Tube を見ていると、
4作目の「I CAN'T STAND THE RAIN 」からの曲が、圧倒的に多いので、
こちらの方が有名なのでしょうネ

個人的な印象は、
2作目「 PART TIME LOVE 」は初々しくて、
一生懸命さがよく伝わってくる…という感じ。
曲調も、挑戦的なものとか、明るい感じのものが多い気がします。

3作目「 STRAIGHT FROM THE HEART 」は、
力強さが増している、というか強調されてる、というか。
曲調もバラエティに富んできているというか。

え~…っとごめんなさい、写真はセカンドからの流用デス
(めんどくさかった)
3作目の中から、特に力強い!…と感じたものを。

HOW STRONG IS A WOMAN



4作目1973年の「I CAN'T STAND THE RAIN 」になると
かなり洗練されてきてるなあ…という印象です。
歌も、曲調も、流れるよう…というか。

Ann Peebles - Until You Came Into My Life
4作目から。
こういう、流れるような、優しさがうかがえるような歌い方に
変わってきています。
曲調も優しい雰囲気と懐かしさを感じます


Keep me hangin on - Ann Peebles
こちらも、4作目から。
全体的に、アルバムを通して歌の力強さはそのままに、
肩の力が抜けて柔らかさが出ている感じです。


こちらは、復帰後のアンピーブルズさん。
もっと、新しい映像もありましたが、とりあえず~~
Ann Peebles w/ Paul Brown feat; Malcolm Cullen on Guitar


こうやって、復帰して、また音楽活動を続けていけるって
本当に、良いですよね。

最近の動画も見ましたけれど、表情がとても柔和になっていて
本当に楽しそうに歌っている姿を、嬉しく感じながら
見ていました。

これからも、バリバリで活躍して欲しい~~~

-----------------

今日もここまで読んで下さって、ありがとうございました。
アンピーブルズさん、ちゃんと書いてなかったなあ…と
思いまして(笑)

…とはいっても、あまり参考になることは
相変わらず書いてません(笑)

私は、当時2作目~4作目までしか聴いたことないのですけど
そのわずか数年で、歌も曲調も、すごく進化してるなあ…という
印象を受けました。

今日の東京、またまた晴れてます~~
今週は、比較的お天気が安定してますね~~


昨日よりも、桜吹雪がすごかった~~


今日は薄着で出かけたんですけれど、暑かった!最高気温22.4度。
おにぎりでも、持って行けば良かったかなあ(笑)



それでは、また!

2009年4月7日火曜日

バー紹介( ROCKIN' CHAIR )


今回は、新宿です~~~
歌舞伎町の、さくら通り沿いにあるバーです。
「 ロッキンチェアー 」といいます~~

今回、なぜ新宿なのか…といいますと

実はわたしが20代の頃、よく通っていたお店で、1か月ほど前に
フ…っと思い出しまして(笑)

当時は新宿で働いていたので
歌舞伎町や2丁目、3丁目などを中心にして、
みんなで仕事後に飲みに行ってた場所のひとつ、でもありました。

まだ、あのお店、残ってるのかなあ…な~んて
すんごい軽い気持ちで検索してみたら… あった!!!(笑)

すごいですよね~~
だって、もう15~16年か、それ以上経ってるのに
不景気も何のその!
まだちゃ~んと、続いているんですから~~~

今は、こんな看板になっています。
なんか当時は、木材の看板でつり下げられていたような気がするなあ
ロゴも、面影はあるんですが
ちょっと変わってるように感じます~~


しかも、いつのまにか姉妹店が!(笑)
ロッキンチェアーは、B2ですけど
その上のB1には、ソウルバーが出来てました…
シャッフルビート、と言うんですネ


今回は、両方とっても魅力だったんですけど
やっぱし、懐かしや~~…のロッキンチェアーへ行きました。


入り口前に、中の様子がわかるように写真が飾られてます
ここ、よく見ると… 創業32年…と何気に書いてあることに
気がつきまして!

中に入ったら…
すえた匂い、薄暗い明かりの雰囲気は、当時のまま!

カウンターとは別に、
大きなテーブルを菱形にレイアウトしたカウンターみたいな席が
あるんですけど

それも、そのまんまで(笑)
(よくその席に座っていたんです)

奥は一段、床が高くなってる作りも相変わらずで
懐かしかった~~

カウンターは、菱形テーブルも入れて15~18席くらいかなあ、
テーブル席も6席くらいはある感じで
割と席には余裕があるので
お一人様でも、4人くらいで来ても大丈夫な感じです。

入り口付近のカウンター席。

ここは、いつも混んでいるイメージがあったのですが
今回は、やっぱり時間が早かったため、空いていました。

でも、やはり夜遅くになればなるほど混むのは
今も相変わらず…だそうです
(相方さん・談)

朝5時までやってるので、終電逃したら、ここで粘って
始発で帰るか、仕事場に泊まる… んで、またそのまま仕事する…
なんてことを毎日、ヘーキでやってました(笑)

(ロッキンチェアーに限らず、なんですけどネ)
(若いから、何でもできちゃうのだ)(笑)

でも、当時はロッキンチェアー、薄給の私たちには
毎回、飲みに行くことができるほど、安いお店ではなかったので(笑)

お給料が出たら…とか、
ちょっと小金が入ったら…とかいう時に、行ってた記憶があります。

メニュー見たら、お酒の値段が、多分…ですけれど
当時と金額、あまり変わってない気がしました。
種類には、困りませんので大丈夫です(笑)

全体的にはごくごく普通のお値段で、飲むことができると思います。

チェーン店の居酒屋さんほどは安くないけれど
バーとしては、ごくごく普通の、良心的なお値段。

フードも、わりと種類があるので、1軒目に行ってもいいし
夜遅くまでやっているので、2軒目、3軒目に行っても良いのでは。


テーブル席の横の壁。いろんなラベルやステッカーがびっしりデス

各テーブル、カウンター席には、写真にもありますけど
リクエストカードがありまして

ドリンクメニュー、フードメニューの他に
ミュージシャンメニューもあります(笑)

その書いてある名前の中から、リクエストして音楽をかけてもらう
システムになってます。
ちょっと忘れてしまいましたが
ロックやポップス、ソウルミュージックなどがありました。
わりと有名どころは、ちゃんと押さえられてます~~

私の当時のイメージはジャズとか、ジャニスジョプリンとか
いろんなジャンル、かかっていたような気がします~~

今回は、とにかく懐かしくって
いろんなことを思い出したりしてました。
(ホント、懐かしかった)

今度は、B1にあるお店も入ってみたいなあ(笑)

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今日も、ここまで読んで下さって、ありがとうございました!
なんだか、一番何も考えずに、
楽しいときを過ごした時期でもあるので
いろいろと思い出深いこと、たくさんでした。

昔は、ホントに場末のバー…みたいな(笑)
隠れ家っぽい雰囲気の、お店でもありましたが
今は、かかっている音楽も、ちょっと洗練された感じでした(笑)

(場末のバー…って、もちろん良い意味ですヨ!!)(笑)

今日の東京は、またまた見ての通り、イイ天気!


今日は、ちょっと暑いくらいの最高気温22度!
桜は、すでに散り始めています~~


今日は、お散歩中、あまりにも気持ちよくて(笑)
でろ~~んとダレながら、木陰で2匹と1人、お花見しながら
はなちゃんが、落ちてたカケラをガム代わりに遊んでいたのを
ボヘ~~っと見てなごんでおりました(笑)


それでは、また!

2009年4月3日金曜日

なんだか切ないBOTTOM LINE ( O.V.WRIGHT )


最近、久しぶりに O.V.WRIGHT さんのアルバムを
聴いています。

この方が、こんなに有名な方…というのも
実は、ここ数ヶ月の間に知りました。

(私は、適当に買ってきては、聴いていただけなので)

当時から思っていたことを
また聴き返したことで、思い出したのですけど

この「 THE BOTTOM LINE 」というアルバム…

当時も今も、思うのですが
どうして、こんなにもの悲しいの…というか
せっぱ詰まってる…というか

いつもこのアルバムを聴くと、そういう雰囲気が
漂っていることを、思い出して
聴いているときの自分の心境と同調してしまうと、
離れられなくなる。

そういったアルバムのイメージは、今も変わりませんでした。

以前から言っているように、
私は、ろくろくバックグラウンドとか…見たり調べたり
しなかったので、何も知らないまま、今まで来ています。
でも、良いものはいいから…という気持ちです。

このアルバムは、 O.V.WRIGHT さんのアルバムの中でも
個人的には、とても心に、ずしん…と来るものがあります。

鬼気迫るような、歌です。
でも、決してどろ~ん…とか、暗くてどよ~~ん…という
曲や雰囲気では、ないんです。

だけど、耳が離せない… そんな感じです。
何か、訴えるものを感じるから。
(言葉はわからないけど)

せっかくのレビューがついていたので
久しぶりに見てみたんですけど

(買ったときにも多分見てるだろうけど、完全に忘れているから)

ライナーを書いている方も、
デビューアルバムに比べて
一歩下がったような、柔和な歌い方は
かえって切なさを助長しているようで不思議…と、あります。

やっぱりみんな感じるところは、同じなのですネ

O.V.WRIGHT さんは、Overton Vertis Wright さん、と
言うそうです。(オヴァートン・バーティス・ライト)

このアルバム「 THE BOTTOM LINE 」の3年後、1980年に
病院へ運ばれる途中で
心臓発作(心不全?)のため、亡くなっています。

このアルバムの頃は、体調も思わしくなかったようで
一度、心臓の手術を受けているようです。

(確かにそれ以前の、Hiレコードじゃない時の声とは
 雰囲気も全然、違って聞こえる)

そのときに、医師から告げられたのは、あと1~6年。
その1年後に他界…とライナーには書いてあるので
1979年、このアルバム収録の後に、手術したのでしょうか。

もともと、教会で歌っていたとのことで
ゴスペル音楽が、彼の音楽の出発点みたいです。

私生活でも、麻薬、妻の浮気… 服役…
レコード会社とのトラブル…
いろいろあったようです。

特にライトさんが5年間、服役しているあいだに
奥様が、他の男性の子供を妊娠、出産していて
その相手の男性は、ライトさんの実の兄弟だったそうで。

それでも、自分の子供として育てる決意、だという
歌もあります。
(このアルバムではありませんけど
 今回、ライナーで初めて知ったので、聴き直した)

以前… You Tube の動画の中で
妙にやせ細った、O.V.WRIGHT さんがいて
スポットライト1本で歌っているビデオがあったんですけど
見ていて痛々しかった…

(その動画は規約違反で、もう今は見られなくなってます)

この「 THE BOTTOM LINE 」というアルバムは
自身が歳を重ねれば、重ねるほど
多くを感じることができる、とても深い感情を伴うアルバムです。

絶頂期の、満ち足りた感じのライトさんも好きですけど
このアルバムには、そういうものは少ないけれど
気持ちがずん、と入っていて
わたしのお薦め、でもあります。
(ゴスペルの香りが、少し漂う雰囲気の曲もあります)

ちなみに、このアルバムの3曲目
「THAT'S THE WAY I FEEL ABOUT CHA 」は
ボビーウーマックさんの曲だそうで。

(この曲はカバーしてる人多いのかなあ?
 なんだか、ウーマックさん、ライトさん以外でもよく聴きます)

O.V.WRIGHT - THAT'S THE WAY I FEEL ABOUT CHA
この曲は、両方聴いていますけど
ボビーウーマックさんよりもO.V.WRIGHT さんの方が
なぜか個人的には印象が強いんです。
この曲、ギターをコピーして、よく一緒に弾いていました。


3~5曲目までは、他人のヒット曲のカバーだそうで。
(4曲目はメイブルジョン、5曲目はラティモア)

ハイレコードのサウンドも、いろいろなハイの方を
聴いていると
独特のサウンド、特徴がやっぱりありますよね。

ハットがけっこう前に出ていて、大きめ。
シンバル系も含め、とっても限りなく生音。
ドラム自体が、ハッキリしています。

キーボードやギターも、ちゃんと前に出てますけど
全体に音の分離が、キレイに別れている感じなので
各パートが、とても聴きやすいんです。

個人的には、懐かしさを感じる音…という感じがします。
大好きなアルバムのひとつです。

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今日も、ここまで読んで下さってありがとうございました。
ちゃんとライナーを読んで、なおかつ覚える…って
とても苦手なことでもあるんですけど(苦笑)
書き残すことで、少しでも記憶にとどめておこう、と思います。

今日の東京は、晴れ。桜も満開ではないですけれど
6~7分咲き、という感じです。週末はお花見でにぎわうでしょうね~~


最高気温は18.7度! 暖かい、というより身体動かすと
暑いくらいですよ~~ん

それから、このブログを読んで下さっている数少ない皆様へ。
いつも本当にありがとうございます。
私のブログは、コメントの制限はしていませんので
どなたでも、コメント入れられます。

嫌がらせや、悪意のあるもの以外であれば
例え、反対意見でも、真摯に受け止める心づもりがありますので
気軽に、意見があればコメントを残していってくださいネ
匿名でも、全然かまいませんから!

それでは、また!